よくいえば安定してきたビットコインの理由どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。先日急落した暗号通貨界隈ですがオプションなど大量の買いポジションの清算が持ち込まれたとのことですね。
以前は現物を買うしかありませんでしたが、最近ではレバレッジをかけることはもちろん、先物やオプション、ビットコイン建てのETFなどもありますし、自動マーケットメーカー(AMM)の機能もあるため、急落しても何事もなかったように戻ってきます。かといってぐんぐん上昇することもない。よくいえば安定してますね。
数年前からステーブルコイン化する暗号通貨が増えてきています。テザーを始めサークル、True、バイナンス、ペイパルコイン、リップルなど。これからも増えてくるでしょうし、それらは米ドルおよび米国債を担保として価値を補完しています。その発行額も簡単に◯◯兆円のレベルになってきていますね。
新たな米国債の受け入れ先として暗号通貨が主体となっていくのは間違いなさそうです。国際間の送金手段としても地位を確立しており、今後私たちは経済活動を通じてステーブルコインを使用し、知らず知らずのうちに米国債を支えることになりそうです。米ドルに変わる送金手段、投資対象として、SECの審査もありますし暗号通貨は乱高下させるわけにはいかないので、より安定的な動きが求められます。
とはいえ使う人が増えれば流動性も上がるため、価格も下支えされて上昇傾向になるとは思いますが、爆上がりということは無くなっていくでしょう。トレーダーも、よりFXに近い形で暗号通貨をトレードするようになるはずです。
欧州や中国は最後まで反対するでしょうけれど、ロシアはトランプさんの暗号通貨政策に賛成しており、仮にロシアから欧州への石油、天然ガスの支払いをテザー建てにされたりしたら欧州も拒否できませんね。
以前からお伝えしていた通り、トランプさんは暗号通貨で米国債をチャラにしようとしており、暗号通貨業界がその作戦に乗っかりトランプさんを当選させ、着々と物事が進行しているのだろうと推測しております。