S&P500先物、前週の高値を上回る上昇今週の振り返り
7月高値から引いたバリューエリアのコントロールプライス(赤色の水平線)が先週から引き続き今週も安値前後と底堅いサポートだった。
月曜日から水曜日にかけて下落したが、月曜日~木曜日まで何度もコントロールプライス付近で反転している。
11月21日安値を下回れば多少なりとも反落の流れとなったかもしれないが、安値を割ることはなくコントロールプライス付近で買いが優勢となる展開でした。
今週は経済・雇用が強いことが確認され、”Bad news is good news”から”Good news is good news”に変わってきている中、金曜日に発表された雇用統計が好結果であったため、9月1日の高値を上回る上昇を示した。
Bad news is good newsと思ったままの人は、強い雇用統計で下がると思って逆に行ってしまったように見えただろう。
VWMAは7日・75日・200日すべてが上向きで今のところポジティブ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
下落要因がなければ7月高値4734.5が足元の目安となるだろう。
②下落する場合
コントロールプライス(赤色の水平線)や11月21日安値を本格的に下抜けるなら、多少押し目をつくる過程に入る可能性がある。
その場合は、まずはフィボナッチ61.8%の4,520が最初の関門。
次が、VWMA75がサポートとなって値止まりするかを確認したい。