S&P500先物、サポートライン付近まで下落今週の振り返り
今週は2週連続の高値・安値切り下げの下落でした。特に10月31日(木)は直近では出来高が多い長大陰線の下落で売り圧力が強かった。
10月30日(水)までトレンドライン(右上に上がる白色ライン)に沿って上昇を試したが、先週の10月25日(金)の高値を上抜けられず、トレンドラインを下抜けて下落してしまった。
先週末時点のnoteでは「次週は火曜日アフターから木曜日アフターまでGAFAM決算が続くので、ボラティリティが拡大した値動きになるかもしれません。」と書いていましたが、水曜日から木曜日にかけて大きな値動きとなりました。
また下落する場合、「21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落していく場合は、先週から変わらず5,700~5,724がサポートゾーンになるか確認したい。」と書いていました。
今週の安値は11月1日(金)に5,732.5で、5,724まで降らず反転しました。しかし11月1日(金)は反発後、戻しきれず失速し上ヒゲをつけています。まだ上値の重さが抜けていない可能性があります。
次週も5,700~5,724で支えられるか、下抜けて値幅調整するのか様子見ではないでしょうか。大統領選とFOMCがあるので、イベント通過までは動きにくいでしょう。
次週のシナリオ①上昇する場合
21日出来高加重移動平均線を上抜けて5,850付近まで上がれるなら、5,927.25の最高値をトライするか様子みたい。
②下落する場合
5,700を下抜けると、フィボナッチ61.8%や75日出来高加重移動平均線のあたりまで下げていくのではないだろうか。