ナスダック100先物、新高値を更新今週の振り返り
今週はCPI・PPIの通過、景気減速を想起させる経済指標の発表によりそれらを織り込む展開で金利低下・ナスダック100には上昇影響が大きく反映された。
株価は18,675まで一時上昇し、最高値を更新した。
先週は「新高値を更新して上がるなら18,600が次のターゲットだが、18,700くらいまで短期的には狙える可能性もある。」と書いてたが、近しい着地となったようだ。
新高値を更新後、再び標準偏差+2σに到達していたことから一時的には利益確定売りで下落しているようだ。
しかし、下落は金曜日に黄色のボックゾーンの高値(=3月21日の過去の最高値)付近で値止まりして反発し、ローソク足は十字線となった。
次週のNVDA決算発表まで大きく動きにくいだろうが、決算発表後のリアクションにより短期的な方向感は決まるだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
木曜日の新高値を上抜けるなら18,800が短期的なターゲット。
一時的に勢い強く上昇する場合は19,000~19,100が狙い目。
②下落する場合
7日出来高加重移動平均線を下抜けて下落していく場合は、75日出来高加重移動平均線がサポートラインとなるか確認したい。
黄色のボックスゾーン安値を下抜けない限りはレンジ内の値動きと見て良さそう。