「これを使いこなせば勝率100%も夢じゃないかも!」OANDA:GBPUSD
「これを使いこなせば勝率100%も夢じゃないかも!」
今回はトレード手法の紹介です。
この手法を 習得できれば、 勝率100% も夢じゃないかもしれません。
さらに、移動平均線とジグザグを一度セットすれば、 後は何もすることはありません。 チャートを眺めるだけです。
チャートに線を引いたり、インジケーターを読み解いたり、値動きを推測したり、とエントリーするまでに
色々と儀式があって、さぁポチるぞっと、その前にお祈りしなくちゃとか。意を決してポチった後も思い通り価格
が順行するまで、気が気じゃないなんて事よくありますよね。
この手法では、エントリーのタイミングやポイントから利確まで、価格の変動に伴ってチャートに自然と現れてきます。
ライン1本引く必要はありません。本当に眺めてれば良いのです。
ただし、この手法を習得するにはダウ理論、グランビルは必須です。ダウは手法の根幹になりますので、知らないと
話しになりません。グランビルは、天底を取り損なった時などに波の途中からエントリーしなくてはならない時などに
必要になってきます。また、これらを通じておのずとエリオット波動も多少垣間見えてくるかもしれません。
それでは、トレードに必要な物を準備しましょう。
用意する物
・ 指数平滑移動平均線 20EMA 200EMA
・ ZigZag++ パラメーター 深さ 12 偏差 5 Backstep 2 ラインの太さ お好み
(深さの違う2本)
パラメーター 深さ 4 偏差 5 Backstep 2 ラインの太さ お好み
この手法の要領が分かってきたらZigZagのパラメーターを自分好みに変えてみても良いかと思います。
これだけ用意できたら、インジケーターをテンプレートに保存しておくと便利です。
具体的な手法に入る前に、インジケーターの説明をします。
・ 指数平滑移動平均線 20EMA 200EMA
200EMA で、トレンドの方向を見ます。どの時間足でも、200EMAの傾きがその足のトレンド方向になります。
トレードは20EMAの内側で行う。例えば上昇ならEMAより上の価格、下降ならEMAの下の価格。
200と20の傾きが同じ時にエントリーすることを薦めます。ただ、トレンドの転換期に入ると価格とEMAは
乖離して、向きが合わなくなる(逆張り)ので注意が必要。
移動平均線といえばグランビル。ZigZagと併用して見ていると、ZigZagが示す押し戻りが移動平均線に
絡んでエントリーポイントになることが多い。なので、グランビルを勉強して下さい。
・ ZigZag++ パラメーター 深さ12 深さ4
このインジケーターは、名前の通りチャート上の 高安値にラインを引いて、ジグザグを勝手に描いてくれる。
他に、優れた機能もある。押し戻りを明確に示してくれる。それも高安値を更新する前に判断できてしまうのです。
例えば、上昇局面で押し安値を確定するには、直近の高値を更新(切り上げ)するまで判断できないが。
ZigZagはそれを待たずに、チャート上に示してくれる。そしてその後、高値を更新出来るか否かでトレンドの
転換か継続をも知らせてくれる。
・ ZigZagを2つ使う理由
ZigZagのパラメーターで深さの違うものを2つ使うことで、エントリーポイントや利確ポイントを容易に
見つけることができる。深さを変えることで時間足で言う、長期短期の区別をつけられるからだ。
数値の少ない方が早くチャート上に反映される。それは、数値の大きい長期の指標になってくれる。
と同時にエントリーポイントと利確ポイントを教えてくれる。数値の大きい方は、押し戻りを示し、継続と
トレンド転換を明確に知らせてくれる。
その他
この手法は、明確なポイントがわかるので、無駄打ちがなくなったり。ポジポジ病が治ったり、待てるようになります。
何故なら、先が見えるから。
他にも色々伝えたいことはあるが、アイデア投稿では限界があり、あとはこれをご覧になった方が、興味があれば
ご自身で深堀りしてもらえると嬉しいです。
「 手法 」
手法は、ZigZagの特性を知ることです。
その特性がわかれば、ダウ理論とグランビルを組み合わせれば、おのずとエントリー、利確、継続、転換がわかります。
ZigZagがどのような計算式で成り立ってるかは分かりませんが、結果として分かることは、ダウの切り上げ切り下げを
もとに、ジグザグを描いているようです。そして、深さのパラメーターを変えることによって、足の長さを変えている
ようです。では具体的に、見てみましょう。チャート図の「ZigZag 水色-白 深さ12」を参照して下さい。
この模式図から分かることは、押し安値と戻り高値が確定していることを確認できることです。
1、 押し安値Aは水色②の波が発生で確定です。この時点では、まだ戻り高値は確定していません。
なぜ確定と判断できるかは、ご自身で考えて見て下さい。そうすることで、この手法をより深く理解できると
と思います。ヒントはダウ理論です。
2、 押し安値Bは水色④の波が発生で確定です。
3、 戻り高値は白色③の波が発生で確定です。
4、 押し安値A・Bが切り上がってるので、水色④の波が戻り高値を切り上げれば上昇トレンド発生。
①〜④を踏まえて、尚且つ深さ4の短期のZigZagも加えて考えて下さい。
「エントリーポイント」
天底の場合
過去アイデア投稿の「三種の神器」と「ズボラトレード」の考え方と一緒です。
1、長期のZigZagで高安値の切り上げ、切り下げを見て方向を確認します。
2、高安値が確定した時点で、その方向でエントリーできるが。三角保合になる可能性は拭えないので、
戻り高値のネックブレイクを確認後のエントリーが安全。
天底を脱してる場合
1、天底の場合と基本的には一緒。
方向は確定しているので、乱暴に言えば何処からでもエントリー可能。ただ、エントリー後穏やかな
気持ちでいたいならそれなりに工夫した方が良いですね。ヒントは、グランビルのEMAに絡ませてとか。
押し戻りをいち早く察知できるのだから・・・
「 利 確 」
利確には難しい。人それぞれ方法は違うと思う。
例えば、1波の値幅を基準にしたり、レンジの値幅だったり、キリ番だったり、左の親波の節目だったり、
リスクリワードの比だったり・・・
私の場合は、前記したようなやり方は一切しません。これらは確固たる根拠がなく、経験則でしかなく経験の浅い
者にはいかにも頼りなく感じるものです。そこで私は、過去のアイデア投稿にあるように、損切りで決済です。
ZigZagで押し戻りを自動で引いてくれるので、押し戻りが確定したら損切りを移動するだけです。
ZigZagが長期短期2つ入っているので、大きな波、小さな波でトレードスタイルが変えられます。
大きな波を狙えばスィング、小さい波はデイトレ。みたいなことができます。
だいぶ長くなったので、今回はこの辺でおしまい。
最後に、この手法は今までいろいろ紹介してきたものを、ZigZagでより簡単に実行できるように考えたものです。
簡単とは言っても、この手法を使いこなすにはそれなりの知識と経験が必要です。かといって、そんな難しい
ものでもありません。是非、ご自身でEMAとZigZagを入れて試して見て下さい。何かのヒントになれば幸いです。
注意:この投稿は、個人の見解やアイデアを紹介するもので、トレードを勧めたりするものではありません。
この手法で利益が出なかったり、損害が発生しても、責任は一切負いかねますので、くれぐれもトレードは自己責任でお願いします。