大局を見ることで大相場を狙うチャンスが生まれるドルインデックス 月足チャート
ドルインデックスが年初来の高値を更新しました。
日足で見るとチャネルを形成しながら堅調な動きとなっています。
月足チャートでも移動平均線大循環分析で見ると、第1ステージを維持しており綺麗な上昇トレンドとなっています。
月足などの大局を見ることで、過去にあった物凄い高値や安値などが分かり、
もし、大相場になった時の価格の可能性をイメージすることができます。
投資家の多くは安定した静かな動きが続くと、値ごろ感を持ちます。
その期間が長く続けば続くほど、値ごろ感が鉄板的な価格になっていきます。
そして、
「●●円になれば買えば絶対に儲かる」などといった考え方が頭を支配します。
ところが、相場は忘れたころに大相場がやってきます。
そのときに、値ごろ感トレーダーは根こそぎ持っていかれ、場合によっては市場から強制撤退となってしまいます。
そうならないためにも、大木流れの動きを確認しましょう。
上記のチャートを過去から振り返ります。
上昇トレンドから下降トレンドとなりました。ここは、トレンド転換ですね。
そして、暫くトレンドの無い時間帯が続きます。トライアングルのような形状ですね。
帯が細く横這いになっています。今のドル円相場のような形状です。
そこから、上放れて上昇トレンドとなります。
200EMAを上抜けていきます。
直近は2017年の高値、2018年の安値の間で推移しています。
この間で推移しているのであれば大局のもみ合い相場、どちらかに抜けてくればトレンド相場が発生しますね。
日足で見れば、現状がものすごく高く見えるかもしれません。
ところが、俯瞰的に見れば決してものすごく高い水準ではないことが分かります。
目先の動きをしっかりと獲るためにも、大局の動きもしっかりとチェックしておきましょう。