ナスダック100先物、トレンドライン割れ今週の振り返り
7月15日(月)こそ上昇したが、高値20,790に到達できず失速した。
売り圧力が高まり週末まで4日連続の下落が続いた。
7月17日(水)の出来高を伴った長大陰線で21日出来高加重移動平均線を突き抜けて、その後も売られてトレンドライン(白)を割り込んだ。
落ちた先は、6月24日の安値19,476付近。
先週末に下落シナリオで「21日出来高加重移動平均線を下回る場合は、19,476前後が浅めのサポートライン候補」と書いたが、今週末は19,476の手前19,488まで下落している。
このあたりで止まっているところを見ると意識されているラインのように見える。
次週はこの19,476のライン(黄色の水平線)を割り込むのか、反発できるのかが最初に見るポイント。
フィボナッチ38.2%も軽い値幅調整ならちょうどいいサポートラインだが、果たして止まるかどうか。
次週はGOOGL、TSLAの決算発表があり、次週以降はM7の決算結果がでてくるため、ナス100への影響は大きい。
決算結果と市場のリアクションは注視しましょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
19,476前後で反発できる場合は、まずは21日出来高加重移動平均線の上に戻せるかを見届けたい。
特に右下がりのトレンドライン(白)を上抜けられるかまた跳ね返されるかは、短期的には分岐点となるだろうか。
②下落する場合
19,476がサポートにならず下抜ける場合は、フィボナッチ38.2%がサポート機能するか見て、下抜けるなら19,000が値幅調整の目処。