【USDCAD/ドルカナダ】相場分析20201103 日足C波狙い第2章 ここからが上昇の本丸か?【サマリ】
前回の相場分析で解説した通り、日足レベルで上昇トレンドが継続しているドルカナダ。波動の観点では、現在は日足レベルの下降5波が終了して、調整3波のうちC波が発動中。
直近の下落は上昇トレンドにおける調整局面であり、再度ここから上げていく動きを想定すると共に、実はここからが上昇の本丸ではと思われる局面でもあり反発上昇のタイミングを注視しています。
日足C波狙い第2章と題して、引き続き日足C波を狙っていくロング戦略の考察です。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
週足レベルでの環境認識は以前の相場分析を参照(下記リンク)
<中期足>
日足
マクロ視点
・長く続いた下降トレンドから日足レベルで上昇トレンド転換。
・波動の観点では、下降5波を終えて調整波動がスタートし、現在は調整3波のC波を形成中と捉えています。
・B波の終点で Wボトムを作って上昇。現在はWボトムのネックラインまで押してきたという局面です。
・この上昇トレンドが継続した場合の伸び代としては、最大で赤の帯で示したレジサポゾーン付近までの上昇を想定しています。ここは週足の戻り高値とも重なるポイントであり強い売り圧力が働くことが考えられるためです。またA波のFR1.618とも重なり、伸びの最大ポイントとしての一つの目安となります。
マクロ視点チャート
この後C波がどのように推移していく可能性があるか、ネックラインブレイクからの動きにフォーカスしてミクロ視点で見ていきます。
ミクロ視点
あくまで上記解説したABC波と推移していくことを想定した場合のシナリオですが、ピンクの波動で示したように、日足のWボトムのネックライン割れの波で日足の戻り高値を更新しているので、これを1波と定義。現在は2波で押しを形成しており、ここから3-4-5波と上昇していき赤のレジサポゾーンまで到達という動きを想定しています。このシナリオに基づいてぜひ3波目を狙っていきたいところです。
ミクロ視点チャート
日足のC波、それを構成する5波の波動イメージを持った状態で4Hを見にいきます。
4時間足(最上部チャート)
・4Hでは先週10/29まで継続していた上昇トレンドから下降トレンドに切り替わっていることがわかります。
・4Hでの上昇5波が終わって、今は調整波を形成中。今後反発上昇し、日足レベルのC波の3波目を狙いたいというわけです。
・さて、現在の下落の下げ止まりの目処ですが、日足でみたWボトムのネックラインは一つの候補として、その一段下にある日足の20SMA(ピンクの丸点線)をもう一つの候補。日足の20SMAは過去の値動きでもレジサポとしてよく機能していることから、今回もサポートとして機能する可能性は高いです。
さらにはその下に控える青の上昇5波の1波終点まで下落してくる可能性も持っておきたいところ。
・1HでWボトムや逆三尊形成などのトレンド転換の兆しが見えたらロングエントリーを狙います。
4H