104円中盤の年初来安値をつけて以降、堅調な推移となり109円台にまで戻しているドル円は、逆三尊ターゲットに到達後、フィボナッチリトレースメントの78.6%戻しまで到達となっています。 またこの付近は、更に一つ大きな波でのフィボナッチリトレースメントの50%戻しとも重なる位置となっています。 複数の目処が重なる位置となることもあり、意識される付近となる可能性が大きいかもしれません。
ユーロドルは1.22前半の安値以降、欧州通貨高やドル安の影響もサポートし1.23後半まで戻りを試しています。 現在はフィボナッチリトレースメント61.8%戻しへ到達、頭を若干抑えられている形となっています。 この付近は過去にサポートされたレートと重なる位置となっており、意識されやすい位置となるかもしれません。 下落に転じた場合は、上昇の波のフィボナッチリトレースメント、38.2%、61.8%戻し付近が上昇時に保ち合いを形成した位置と重なり、意識されやすい付近となる可能性があります。 また上抜けた場合、78.6%戻しが下落時の戻り高値と重なる付近となっており、再度意識される可能性が考えられます。
3月末に128円後半の年初来安値をつけて以降は、戻り基調となっているユーロ円は短期チャートにてダブルトップを形成の可能性があります。 トップを132.60付近、ネックラインはフィボナッチリトレースメントの38.2%戻しが重なる付近である132.25付近となっています。 現在ネックライン付近での推移となっています。 これを割り込むとダブルトップ形成となり、ターゲットはフィボナッチリトレースメントの78.6%戻しと重なる付近である131.90付近となります。
3月上旬に105.25付近の年初来安値をつけて以降は下値を切り上げる展開と鳴っているドル円は、下降フラッグを形成中と見える形となっています。 セオリー通りとなれば下抜けの形となりますが、現在はチャネル内での推移となっています。 下抜けとなっていないため、ターゲットは未定となりますが、直前の波と同等の値幅がターゲットの一つとなります。 また、直前の下落の幅がそれまでの下落に比べ小さなものとなっていることもあり、チャネルと同値幅も意識されるかもしれません。
チャートは円建てビットコインの月間の価格帯別出来高を5,000円毎に表示させた4時間足になります。 買いが緑、売りがオレンジとなり、最大出来高を含む70%の範囲は青と紫の表示となっています。 赤いラインは最大出来高の価格帯です。 四角の表示は、ピンク矢印で示すように、前月に出来高が膨らんだ価格帯を次月に対応させた形で描画しており、次月にその価格帯をこなさなかった場合はその後も続けて表示させてあります。 ぱっと見でも分かるように、出来高が膨らんだ部分がサポートやレジスタンスとなる事が多く確認することが出来ます。 出来高が膨らんだ価格帯というものは、そこで売買が多く行われた事を示すため、その後にその価格帯に到達した際に、ポジションがどう処理されるかを推測することに役立つのではないでしょうか。 価格帯別出来高の表示は、チャート...
年初来安値更新後、保ち合いとなっているドル円は、ペナントを形成中の可能性があります。 セオリー通りとなれば、直前のトレンドを引き継ぐ中段保ち合いの形となります。 今回の場合は直前の波は下落となっているため、下抜けがセオリーとなります。 現在はまだどちらにも抜けていないため、ターゲットは未定となります。 またターゲットはチャートに記した抜けたところから測るものと、抜けた波の頂点から測るものがありますが、私は基本的には抜けた所から測る事が多いです。
昨年の1.035付近の安値から約一年程の上昇となっているユーロドルは、1.255付近の高値にて5波終了、修正波へ移行する可能性が考えられるかもしれません。 A波は5波幅のフィボナッチリトレースメント50%戻り付近としてありますが、これは3波の高値付近と重なる位置となります。 B波はA波の50%戻りであり、A波と同様のリズムかつ、A波の下落の途中で数日保ち合いのあた位置と重なる付近となっています。 C波は5波全体の50%戻り、また4波の到達位置、過去のレンジ上限、かつA-B波のフィボナッチエクスパンション1.618%が重なる位置となっています。 エリオット波動の細かい条件等理論まで把握していないため、その点ご了承ください。
ECBの政策転換への思惑やドル安の流れが強く、強含みとなっていたユーロドルは1.25を超えた辺りでダブルトップを形成となった可能性があります。 現在は1.220付近のネックラインを割り込んだところでの推移となっています。 ダブルトップターゲットとしては、1.186付近となるでしょうか。。 また、その手前にあるフィボナッチリトレースメントの61.8%戻し付近が、過去に何度か意識されたレート付近なるため、今回も意識される可能性があると考えられます。
156円後半の高値から弱含みとなっているポンド円は、下降フラッグを形成中の可能性があります。 まだ抜けていないのでターゲットは未定となりますが、セオリー通りとなれば下抜けの形となります。 また、直前の波がそれほど綺麗な形ではないため、チャネル同値幅のターゲットも意識されるかもしれません。 現在は以前投稿した週足チャートでの上昇ウェッジ内での推移と見られますが、下降フラッグのセオリー通りの下落となった場合は、ウェッジを下抜ける形となります。(156円後半の上昇で一旦は上抜けるかのように見えましたが、フェイルとなっています。)
105.55付近の安値をつけ反発となっていたドル円は、108円手前まで上昇後一服となっています。 先日の東京タイム及びNYタイムに107.90付近の高値をトライしましたが上抜けとは成らず、現在はネックラインを割り込みダブルトップを形成した形となりました。 現在は、小さな保ち合いを上抜けた上昇の78.6%戻し付近(更に小さな保ち合いの下限付近)で反発となっています。 ダブルトップのターゲットは106.80付近となり、この付近は105.55付近安値で反発後の最初の保ち合いを上抜けた以降の上昇61.8%戻し付近と重なります。 また、105.55付近から107.90付近の上昇50%戻し付近が106.70付近となっています。
昨年の春、初夏にNYダウ長期の投稿をしましたが、1波と同値幅の波では止まらず、26,500ドルを超えるところまで上昇となっていました。 5波目は歪むと言われる事が多いですが、今回の尋常ではない上昇も終わってみれば歪みが出ていたと言われるのかもしれません。 毎度毎度のことながら、エリオット波動の細かい条件等理論まで把握していないため、その点ご了承ください。 A波は5波値幅の78.6%としてありますが、これは3波の高値付近で5波の上抜けの位置と重なるところとなります。 B波はAの下落幅の38.2%付近であり、2波、4波がそれぞれ1波、3波の38.2%戻しの同リズムで、また5波上昇中に少し保ち合いを作った場所付近とかさなる位置となっています。 C波は全体上昇の61.8%と王道の数値ですが、リーマンショック前の高値付近であり、意識...
以前投稿しました、90.3付近の高値からの下落78.6到達後に反落となったオージー円は、フィボナッチリトレースメントの38.2%戻しでサポートされ反発となっていました。 現在、大小2つのヘッド・アンド・ショルダーズを形成中と考えられる形となっています。 小さい方のH&A(A)はネックラインは既に下回っており、87.7付近となっています。 またH&S(B)は、前回反発の38.2%戻しライン付近である、87.2付近がネックラインと考えられますが、割り込んでおらず形成とはなっていません。 形成となった場合のターゲットは85.35付近となり、この位置は84.35付近からの上昇78.6戻しと重なる位置となっています。
今年に入りとてつもない上昇を見せていたビットコインですが、大きなダブルトップを形成となりそうな形となっています。 ネックラインを割れた場合のターゲットは、67万付近となっており、過去のサポート(11月12,13日安値付近)と重なる位置となっています。 また、フィボナッチリトレースメントの61.8及び78.6%戻しにおいても、過去に意識されたレートと重り、今回下落した場合も意識されやすいかもしれません。
同じオセアニア通貨のオージー円と同様に、昨年11月末より堅調な推移となっていたニュージーランドドル円は、78.6%戻しに到達となっています。 前回の戻りも78.6%戻し付近で高値をつけており、同じリズムでの動きとなった場合、ひとつのポイントになるかもしれません。 また、82.7付近からの下落の際の戻り高値とも重なる位置となるため、意識されやすいのではないでしょうか。
11月末より堅調に推移しているオージー円は、90.3付近から84.3付近の下落78.6%戻しに到達となっています。 この付近は下落開始後の戻り高値と重なる付近となっており、意識されやすい水準となるかもしれません。
年末にレンジ上限を突破し上昇となっていたユーロ円は一服、ヘッド・アンド・ショルダーズを形成の可能性があります。 現在は136丁度付近のネックラインを割り込んだ水準で推移となっています。 H&Sからのターゲットとしては、135.3付近となりますが、135.5付近がフィボナッチリトレースメントの61.8%戻し付近と過去の高値が重なる位置となっており、意識されやすいかもしれません。
H&Sの形を形成後、比較的素直にターゲットに到達となったニュージーランドドルドルは、変形のリバースヘッド・アンド・ショルダーズを形成した可能性があります。(逆三尊) R-H&Sからのターゲットは0.71付近となり、9/20高値の0.745付近からの下落50%戻し付近と重なる位置となるでしょうか。
堅調な動きが続いているWTI原油ですが、変形ですがヘッド・アンド・ショルダーズを形成している可能性があります。 現状ネックラインを割っていないためターゲットは未定としていますが、52.5~53付近はフィボナッチリトレースメントから見てもよいターゲットになるかと思っています。