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(NI225)日経225 週足
日経平均株価が30年ぶりに3万円を達成しました。
いわゆる節目の価格となりますので、多くの投資家が意識する価格でしょう。
では、チャート分析からみた場合、どういった価格が意識されやすいのかを値幅観測を使ってみてみましょう。
値幅の観測の仕方は幾つかありますが、今回は一目均衡表の値幅観測の4つのパターンのうち3つで見てみました。
値幅観測の基本は「N計算値」です。
これは、前回の上昇幅と同じ値幅の時に出てくる計算値です。
次に「V計算値」です。
これは、もみ合い相場の時に出てくる計算値ですが、今回のコロナショックの下げ幅が大きかったので、「N計算値」よりも高い数値になっています。
最後に「E計算値」です。
これは、相場の勢いが強くなった時に出てくる計算値です。
こうやって日経225のチャートから計算してみると、意識されやすい「N計算値」は達成しています。
「V計算値」や「E計算値」はもう少し上の価格となっているのが分かります。
ここで一つ申し上げておきますが、この計算値は目標価格ではありません。
あくまで意識されやすい価格であって、その計算値で相場が止まるということではありません。
では、なぜそういった計算値を出すのかというと、現状の相場が勢いがあるのか、弱くなってきているのかなどを観測するために活用するのです。
非常に便利ではありますが、使い方を間違うと大きな失敗に繋がりますのでご注意ください。
日経平均株価が30年ぶりに3万円を達成しました。
いわゆる節目の価格となりますので、多くの投資家が意識する価格でしょう。
では、チャート分析からみた場合、どういった価格が意識されやすいのかを値幅観測を使ってみてみましょう。
値幅の観測の仕方は幾つかありますが、今回は一目均衡表の値幅観測の4つのパターンのうち3つで見てみました。
値幅観測の基本は「N計算値」です。
これは、前回の上昇幅と同じ値幅の時に出てくる計算値です。
次に「V計算値」です。
これは、もみ合い相場の時に出てくる計算値ですが、今回のコロナショックの下げ幅が大きかったので、「N計算値」よりも高い数値になっています。
最後に「E計算値」です。
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こうやって日経225のチャートから計算してみると、意識されやすい「N計算値」は達成しています。
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コメント
神藤さんの気になった言葉をメモ転載 m(__)m
> なぜそういった計算値を出すのかというと、現状の相場が勢いがあるのか、弱くなってきているのかなどを観測するために活用するのです。
コメント返信の言葉より
> その値幅が重要だと考えるよりは、波動が前の波動を踏襲した「N」なのか、勢いが出てきた「E」なのか、それとも、勢いが無くなってきた「V」なのかを見極め、
より柔軟に価格変動の推移に素直に対応することが肝要...
一目均衡表に関して小次郎講師の講義を視聴させていただいたことがあります
「現状分析」を行うのだと中期的にあるいは長期的に見て「強いのか」「弱いのか」
神藤さんの今回の記事から 値幅観測 に関しても「強いのか」「弱いのか」そういう視点で見てみるとよいということがわかりました
ありがとうございます
チャートとの向き合い方が少しずつわかってきたような気がします (^^)
コメントありがとうございます。
記事作成の励みになります。
チャート分析は本当に奥が深いですね。
私も日々勉強です。
これからも宜しくお願い致します。
でも、意識されやすいとはどうゆうことか良く分かりません。
結局は、その値付近で売買されやすいということになるのではないで守か?
コメントありがとうございます。
値幅観測論ではその価格付近で売買されやすいということですね。
一目山人さんは本当にすごい方ですね。
ただし、その値幅が重要だと考えるよりは、波動が前の波動を踏襲した「N」なのか、勢いが出てきた「E」なのか、それとも、勢いが無くなってきた「V」なのかを見極め、
より柔軟に価格変動の推移に素直に対応することが肝要だと考えていますので、重要と考えるよりは意識するくらいの方が対応し易いのではないかと考えています。
宜しくお願い致します。