【オージーニュージー (AUDNZD)】月足上昇3波を狙うロング戦略マイ・フェイバリット・ペアであるオージーニュージー(AUDNZD)の長期トレードのシナリオです。
月足ベースなので、数ヶ月から数年スパンを念頭に置いた、ポジショントレードに近い位置付けのものとして書いています。
環境認識と長期での相場の流れ
月足
オージーニュージーは2014年ごろから、チャート上部に示した通り金利差非連動の動きや中国の景気減速懸念といった材料を受けて豪ドルが圧迫される相場展開が継続していました。(チャート上、丸文字A-Eで現した三角持ち合い部分に相当)
ところが2021年後半になり、当時強気な利上げを繰り返していたNZ中銀が、利上げ幅を削減する観測が生まれると相場は反転し、6年弱継続していた三角持ち合いを上方ブレイク。
2015年以来7年ぶりに高値を更新するまで上昇が継続しました。
その後節目価格である1.1500から反落を開始し、現在まで押し目を形成している場面と捉えています。
今回狙うのは、三角持ち合いブレイクから押し目を形成した後の上昇3波。(青の波線矢印)
ターゲットは30年レンジの中心値である1.200から1.215付近。
AUDNZD
【オージーニュージー🇦🇺 🇳🇿】 月足三角保ち合いブレイクで豪ドル高フェーズ到来か?月足、週足に基づく長期トレードのアイデアです。
数年のサイクルで豪ドル高フェーズ、NZドル高フェーズを繰り返している通貨ペアですが、
月足、週足両方で豪ドル高フェーズへの移行の可能性が読み取れる場面に来ています。
月足・週足の状況
チャートはオージーニュージー(AUDNZD)の月足です。
2015年から続いてきた長期三角保ち合い(黒の破線、実線)上限を4月のローソク足がブレイク。
これまでは三角の上限・下限到達で綺麗に折り返しを見せていましたが、ここに来てローソク足実体でブレイクする動きを見せたことはリスペクトすべき事実の一つでしょう。
月足(長期)
こちらはより長期スパンで捉えた月足です。
一定の周期で豪ドル高フェーズ、NZドル高フェーズを繰り返していることがわかります。
週足
すでに今年に入ってから上昇トレンドが続いていますが、5月に入ってからオレンジの丸で示した週足の戻り高値もブレイク。
これによって一層買いが入りやすい状況になったと見ることができます。
押し目を形成するような場面では豪ドル買いのポジションを持ち、長いスパンで引っ張るのが面白いのではと見ています。
エリオット波動
長期のエリオット波動はチャートに黒字でプロットした通りです。
月足
下降Ⅰ〜Ⅴ波から調整波abcを形成する段階と見ており、その中のb波トライアングル(A~E)をブレイクし、これからc波へ移行する可能性が見て取れる場面です。
【AUDNZD🇦🇺 🇳🇿 】 相場分析20211210 日足上昇トレンド転換を狙うロング戦略【サマリ】
オージーニュージーは今年4月以降続いている下降トレンドが終了の兆しを見せています。
日足・週足レベルで上昇トレンド転換を狙うロングのシナリオ考察です。
【環境認識】
月足
赤と黒のラインで挟まれた三角保ち合いの中にあり、下限がサポートとして意識されていることがわかります。
週足
週足の波を見ると3波構成での推移が継続しており、月足三角の下限で底値固めをしている場面と見ることができます。
今週のローソク足が大陽線になりつつあり、強い反発が確認できることが注目ポイントの一つでしょう。
日足
日足の注目ポイントは以下の二つです。
1.ネックライン(レッド水平線)をブレイク
->週足で見たWボトムの右肩部分が日足では逆三尊となり、そのネックラインをブレイクしたと見ることができます。
2.4月以降の下降トレンドのガイドとなってきた下降トレンドラインをブレイク
これらの事実に加え、ダウ理論的にも日足クラスがすでに上目線であることから、日足レベルで上昇トレンド転換していく可能性が考えられます。
ロングの戦略は以下の二つ。
1.日足ネックラインから週足ネックラインまでの値幅を狙うロング
=>1.060付近に示したパープルのバンドが週足レベルのネックラインです。
2.週足ネックラインブレイク後週足レベルの上昇トレンドを狙うロング
=>週足ネックを超えてくれば、最大で月足で見た三角保ち合いの上限まで折り返す動きが出ることが考えられます。
週足レベルでの大きな波を捉える機会につながるでしょう。
【AUDNZD/オージーニュージー🇦🇺🇳🇿】 相場分析20210809 現状整理と波動分析(週足3波&日足3波進行中)【サマリ】
前回投稿からのアップデートとしてオージーニュージー(AUDNZD)の現在の状況と波動の最新状況を整理します。
タイトルの通り、現在は週足下落3波及びそれを構成する下位足日足の3波が進行中と捉えています。
ファンダメンタル的には、オーストラリア中銀が金融緩和を継続する一方、ニュージーランド中銀は金融引き締めに向かっていることも踏まえ、NZD高の流れが継続する可能性が高いと見ています。
【環境認識&詳細】
月足
2014年以降は赤と黒の斜線で示したように三角保ち合いを形成中。
30年間のレンジの中心値である1.2134より下での推移が続いています。
チャート上部に示した様々な要因により、ここ7,8年はNZD高の相場が続いていると言えるでしょう。
下値に注目すると、ブラックの安値切り上げラインはコロナショックの下落でも実体では抜けなかったラインであり、強く意識されている支持線と見ることができます。
波動の観点では、三角保ち合いが継続する限り修正波(a)(b)(c)が連なる形になることを想定してプロットしています。
週足
2020年8月につけた高値1.10410(パープル破線の安値©️)から高値切り下げを伴い、下降3波目(パープル©️波)が進行中。
次の節目として
・2020年11月の安値(パープルA)と
・その下に控える、前述の月足安値切り上げライン(ブラック斜線)
までの下落を最初のマイルストーンとして見ています。
月足の安値切り上げライン(ブラック斜線)は前述の通り過去5年以上に渡り意識されているラインであり、月足ローソク足ではコロナショックによる急落でも実体ブレイクはされなかったライン。
ここを超えられるかどうかが、週足3波がどこまで伸びていくかを決める最初の関門と見ています(付近にはラウンドナンバー1.04000も控えている)
下抜けすれば、さらにその下のラウンドナンバーである1.0300から1.0250までの下落が射程に入ってくるでしょう。
この辺りは冒頭に記載したオーストラリアとニュージーランドの両国の金融政策の緩和度合いの差も大きく影響しそうです。
日足
日足ではオレンジで示した下降波の3波目が進行中。
(1)波のフィボナッチ1.618がちょうど月足の安値切り上げラインに重なっており、このライン付近でのプライスアクションには要注目です。
【AUDNZD/オージーニュージー】相場分析20210526 週足上昇トレンドラインをブレイクする下落/下目線継続本日2021年5月26日、RBNZが政策金利を0.25%で据え置き、資産購入プログラムの規模を据え置いたのを受けてNZDが急騰。
オージーニュージーはコロナショック以降続く週足上昇トレンドラインを大きくブレイク。
豪中関係が悪化しているファンダメンタルズ的要因もあり、NZドルの対豪ドル高が継続しそうな気配。
長期投資用通貨ペアとして引き続きショート目線をキープ。
週足
2020年3月から続く上昇トレンドラインをブレイクする動き
日足
高値Cからの下落後、半値戻しを経て下落継続の動き。
週足トレンドラインをブレイクする動きで下方向への動きが加速し、日足の押し安値:1.634付近(レッド破線)を目指す動きが考えられる。
【AUDNZD/オージーニュージー🇦🇺🇳🇿】相場分析20210324 仕切り直しで再度ショート狙い【サマリ】
前回の週足ビッグウェーブ狙いの投稿から少し状況が変わってしまったので、一旦仕切り直しの意味も含めてもう一度シナリオを考察してみたいと思います。
狙いは変わらずショートです。
この投稿を書いている時点では、ニュージーランド中銀が住宅市場の過熱抑制措置を発表したことで利上げ観測が後退。NZドルが売られ弱含みの状況ですが、いつ反転するのがわからないのが相場。
特に本件は週足の波を狙う長期トレードなので、ファンダ的要素は意識しつつも、チャートの形で戦略を練っていきます。
まずは再び環境認識から。
【環境認識&詳細】
月足
5-6年に渡るレンジであり、若干下がり気味のチャネルが引けてこの中で推移しているわけです。
まもなくその上限に到達しようかというところ。
ここでブレイクして上昇していくか、折り返して下落していくかが注目ポイントです。
週足
週足全体の波動認識は以下の通り。
グレーの波は変更なしですが、パープルを修正しています。
元々はグレーの(A)高値付近で反落したため、ここからパープルの3波目発動かと期待していたのですが、再び上昇していき現在に至っています。
考えられるシナリオとしては、このまま月足のチャネル上限まで到達して、そこから反落してくるというケース。
その場合、(C)の高値を超えてはいないので、3波発動のための根拠は崩れていないということになります。よって狙いはこれからもチャネル上限からの反落を期待したショートです。
逆に、(C)高値を週足実体で上抜いてきたらショート狙いは潔く諦めです。
日足
日足では週足の波との対応をみてみます。
現在、週足では2波目を形成中と捉えていますが、これが日足で見ると大きな3波構成(赤の波動)。そしてその中にさらに副次波として3波が構成されているという捉え方をしています。
5波動で下降して、3波動で調整上昇をしているという形ですね。
今は調整3波のさらに3波目というわけですが、オレンジのABC波に対して引けるチャネルと月足のチャネルの交差点(オレンジゾーン)あたりが現在の上昇の終点となる可能性をみており、ここで上げ止まるようであればショートを狙っていけるだろうとみています。
このゾーンでのプライスアクションに要注目です。
【チャートはアートだ】芸術的な寸法に収まったオージーニュージーの波動サイクルこんにちは、サバイサバイFXです。
今回の投稿ではチャートアート的な観点で、オージーニュージー(AUDNZD)の波動を取り上げたいと思います。
普段投稿している相場分析の中でも度々触れていますが、僕は波動全体のバランスや見た目の綺麗さ、特に縦軸と横軸のバランスをかなり重要視して見ています。
波が綺麗に出ているチャートというのはテクニカル分析が効きやすいですし、反発のポイントが予測しやすいためトレードがしやすいからです。
今回紹介するオージーニュージーは昨年8月から開始した日足レベルの一つの波動サイクル(=エリオット波動理論で言う推進5波,調整3波の8波1サイクル)が終了し、新たな波動サイクルに突入したと考えられる局面にあります。
その完結した一つの波動サイクルを取り上げてみたいと思います。
チャートは2020年8月から2021年2月までを表示した日足のチャートです。
青の下降5波から調整3波を経て、オレンジの高値切り上げラインをブレイク。安値(B)を更新したことで、推進5波、調整3波からなる一つの波動サイクルが終了し、今後は安値(B)の切り下げに伴う新たな下降波動が形成されていく展開となるのではと見ています。(この辺りはトレード戦略として別の投稿でも取り上げています。(下記のリンク参照))
さて、今回の注目はこの波動サイクルが収まった縦横の寸法です。
波動サイクルの終点、つまり修正3波の終点(C)が、(A)波のフィボナッチリトレースメント1.414水準にあります。
一方、横軸に注目すると、推進5波全体のフィボナッチ比率1.414水準にやはり(C)の価格があるんですね。
幾何学的と言うか、何かこう定規か何かを使って意図的にデザインしたんじゃないか?と思わせられませんか?
今回の波動は縦横それぞれ1.414という比率に支配されている様ですが、この比率は波動サイクル毎に異なり、縦横が1.618で収まるケースもありますし、縦横が異なる比率になっているケースもあります。今回の例はむしろ綺麗にまとまっているケースであり、このように綺麗な比率にならないケースも当然のことながらあります。
チャートの左側にはグレーでスケールしたフィボナッチを表示していますが、これは推進5波と調整3波を縦軸の観点で見た比率です。推進5波全体の価格差の約60%戻しの水準で調整波が終了しています。これも押し戻りの水準として頻出の数字ですね。
これも一つ時間軸をあげて週足を見ると、異なる時間軸間のつながりがわかります。
以下はAUDNZDの週足チャートですが、日足の推進5波、調整3波がパープルの1波、2波に該当します。
つまり、週足というより大きな時間軸の波を捉えた時に、下降の1波目が形成されてそれが60%ほど戻したのが今の状況ということであり、その中に日足で見た5波、3波が形成されているフラクタル構造と見ることができるわけです。
今回、波動サイクルを縦と横の比率の観点から注目して見てみました。
解説で用いたフィボナッチ数、フィボナッチ比率は自然界を始め、建築物や美術作品にも見られます。
ちなみに冒頭説明した推進5波、調整3波の8波1サイクルの数字ですが、5も3もフィボナッチ数。それらを足した8もフィボナッチ数です。
自然界の法則はこのような形でチャートの至る所に出てきます。
今回の例はそれが波動に現れた一つの好例と言えるでしょう。
チャートをこういう視点で眺めてみるとトレードがもっと面白くなるかもしれませんよ。
【AUDNZD】相場分析20210207 ビッグウェーブ🌊到来!? 週足3波と日足3波のフラクタルを狙うショート戦略【サマリ】
1月頭に「週足巨大三尊/週足下降3波を狙う長期ショート戦略」と題したアイデア(下記リンク参照)を投稿してからその通りの展開を見せているオージーニュージー。
すでに週足3波はスタートしたと見ており、これから本格的な下げが期待できる局面にあります。
タイトルにもある通り、週足の3波を日足の3波で狙いに行くという、最も伸びる3波同士のフラクタル構造を考慮したショート戦略です。
週足
週足全体の波動分析は前回投稿から変わっていません。興味のある方は前回投稿を見てみてください。
安値(B)を更新し、その後の戻りが高値(A)ライン:1.080で止められた後陰線2本をつけ下げて来ました。
安値が切り下がり、高値も切り下がったということで、下降3波が発動したと捉えています。
日足
週足で見た1-2波に該当する部分の日足チャートです。
ABC波の調整上昇から、オレンジの安値切り上げラインを連続陰線でブレイクし、安値(B)を更新しました。これにより日足レベルでも下目線転換。
調整の上昇が上げ止まったところで日足の下降3波目発動を狙います。
上げ止まりの目処ですが、オレンジ1波の半値からFR6割戻り水準、(A)の高値ライン付近を想定。
下降3波発動すれば、1.04(安値(5))から1.039(週足サポートライン)あたりまでの値幅を狙っていきたいところです。
【AUDNZD/オージーニュージー】相場分析20210106 週足巨大三尊/週足下降3波を狙う長期ショート【サマリ】
週足で巨大三尊の形成が見られるオージーニュージー。(超)長期でトレードできる可能性として監視しています。
5年以上に渡って下降チャネル内での値動きをしている通貨ペアですが、昨年度にチャネル上限に到達後折り返すように下落。その過程で週足の押し安値を更新し、下目線になっています。
日足レベルでは直近上昇していますが、週足レベルでの戻りとなったところから超長期でのショートを狙いたい考えです。
【環境認識&詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足(最上部チャートに同じ)
2015年から継続する下降チャネル内で動いています。
2020年8月にチャネル上限へ到達後に大きく下落して、当時の押し安値(B)をブレイクしたことで、下目線転換。
現在は戻しの上昇と捉えられる局面にあります。この一連の動きで(A)(C)(2)の巨大三尊を形成する可能性があり、仮に現在の戻しが(C)の高値を超えなければ、押し安値割れ三尊となり、次の下落(パープルの(3)波)が発生する可能性が非常に高いものになると考えています。
パープルの(1)波目のFR6割戻しの水準がちょうど(A)の高値と重なることからも、このラインまでの上昇を期待し、そこからのショートを狙いたいところです。週足レベルの波を狙うのでかなり長期のトレードです。
<週足チャート>
続いて日足で直近の動きを見てみます。
日足
週足で見たパープルの1波目に該当する部分が日足の下降5波で形成されていることがわかります。(オレンジの波動)
現在はその下降に対する調整の上昇としてABC波が形成されている場面なのではないかと見ています。日足の直近高値を更新してきているので、まだ上昇は続きそうです。
オレンジの(A)波のFR1.272水準に週足パープルの(1)波目のFR6割戻しが重なります。このあたりを目安に待ち構えて上げ止まりが見られれば売りを狙っていきたい考えです。
<日足チャート>
【AUZNZD/オージーニュージー】上昇転換狙い【サマリ】
ドル・ユーロ・円・ポンドという米国・欧州の経済影響を受けにくくまったりとトレードできることから好きな通貨ペアの一つです。
さてオージーニュージーは下落が続いていて、前回の相場分析からシナリオが崩れてしまったため再度長期足の振り返りから今後の見通しを検討します。
4H、1Hレベルでは下降の勢いが弱くなってきており、そろそろ上昇トレンド転換が起こりそうな兆し。上昇トレンド転換を狙います。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
過去から現在、そして将来までの波動の推移として以下の二つのシナリオを考えています。
1) 下降5波が終了し、現在は上昇5波の4波目を形成中。これから5波目で上げて行くというシナリオ
今は4波目というわけですが、すでに1波に侵食していることから、ダイアゴナル型5波での上昇が考えられます。4波目が3波目の全戻し近くまで下降してきており、そこが少し気持ち悪いところです。
2)下降5波が終了し、3波調整が終了。現在は下降の1波目で、次は2波で上昇して行くというシナリオ
このシナリオだと下降の5波に対する調整3波の時間軸が短く推進波と調整波のバランスが悪いのが少し気持ち悪いですが可能性としては見ておきたいです。
いずれにせよ次は上昇波が想定できることからも上昇転換を狙います。
<中期足>
日足
2波の終点でもある日足の押し安値ラインにまもなく価格が到達。
押し安値を割って来るようであれば、下目線転換するのに加え、ライン以下には目立つ抵抗線が殆どないため、さらに大きく下落して行く可能性があります。
ただ4波目もすでに下降5波まで進行しており、そろそろ下げ止まってもおかしくありません。
ここからどう動いて行くか要注目です。
4時間足(最上部チャート)
日足で見た下降5波の5波目の中に4Hレベルの下降5波が確認でき、かつ下値が揃い始まっていることから下降の勢いは徐々に弱まっていると観ることができます。
1Hレベルの戻り高値を更新したあたりでロングを狙って見たいところです。
【AUDNZD/オージーニュージー】相場分析20201008 上昇5波と下降C波両方の可能性をみる前回の投稿で5波発動を想定後下げてきたオージーニュージー。
改めて環境認識から現在の波動の位置、今後の見通しを考えてみます。
週足
週足からわかるのは下降5波の後上昇3波までが終了。
ここから
1)4波5波と上昇していく
->超長期サイクルで豪ドル高のサイクルへ突入(下記リンク参照)
2)下降5波に対する調整の上昇3波(ABC波)が終了し
、これから再度下降5波がスタートして週足下降チャネル下限を目指して落ちていく
という二つのシナリオ。
週足チャート
日足
日足で波動を見たときに下のパターンも考えたのですが(1)-(5)の全体の波のバランスがしっくりこなかった((1)が短すぎる)ため、今は最上部チャートの波動に落ち着いています。
日足チャート(別パターン): 上昇5波は終了し現在は調整ABC波を形成中という捉え方
ということで、今は上昇5波目がスタートしたのではと思いつつも、下降C波の可能性も捨てきれないため、
1)日足の戻り高値を抜けてくれば5波の確度が高まったものと判断し、ロング
2)日足の戻り高値で現在の上昇が高止まりするようであればC波発動の可能性が高まったとしてショート
というように5波・C波二つの可能性を追ってみようと思います。
【AUDNZD】相場分析20200911 日足5波を4時間足3波で狙うロング戦略【サマリ】
長らく続いていた下降チャネル上限を上にブレイクし、さらに上への伸びを期待させる局面にあるオージーニュージー。
実は超長期的にAUDNZDのトレンド(以下の環境認識参照)を見ると5-10年単位で、豪ドルが強い時代、キウイドルが強い時代のサイクルを繰り返しており、これから再び豪ドルが強いサイクルに入っていくのかなという展開を見せています。
直近の日足の動きでは上昇の5波を形成しようかという場面。この5波を4時間足の3波で狙うロング戦略を解説します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
月足
Tradingviewでのヒストリーデータに限界があったので、Investing.comのチャートのリンクを以下に貼ります。
これを見ると、ずっと豪ドルが強い時代、キウイドルが強い時代を繰り返していることがわかります。
直近はキウイドルが強い価格圏内でのレンジとなっており、これが次第に豪ドル強のトレンドへ変わっていくのではと見ています。
<月足チャート(超長期)>
drive.google.com
週足(マクロ)
週足を長期スパンで見ると、今まで下降トレンドのガイドとなっていた赤の破線チャネルが上方にブレイク。
今は少し角度を緩やかにした赤の実線チャネルでモニタリングしています。
下降チャネルの角度がだんだんと緩やかになっていることも、今後超長期トレンドが豪ドル高に向かっていくシナリオと方向感があっています。
<週足マクロチャート>
週足(ミクロ)
もう少し短いスパンで週足を見たものが以下のチャートです。
底値圏からの上昇3波で赤の破線チャネル上限をブレイク。これによって4波>5波と継続して上昇していく動きが想定できます。
<週足ミクロチャート>
<中期足>
日足
日足の波の単位も週足同様にパープルで示しています。
直近の上昇トレンドのガイドとなっている緑のチャネル下限で反発し、現在はちょうど4波目が終了か?という場面です。
<日足チャート>
4時間足(最上部チャート)
下降が終わって反発上昇して4Hの戻り高値を更新。4時間足でも上昇トレンド転換して、ちょうど青の波動で示した3波目がスタートした場面。
この4時間足の3-4-5波で日足の5波を狙うのが今回のトレードです。
青の5波がシナリオ通り伸びて週足下降チャネル上限に到達すれば一旦利確を考えています。
【AUDNZD】相場分析20200911 超長期目線では豪ドル高のサイクルへ突入か?超長期的(10年単位)にAUDNZDのトレンドを見ると5-10年単位で、豪ドル高の時代、キウイドル高の時代のサイクルを繰り返しており、これから再び豪ドルが強いサイクルに入っていくのではという展開を見せています。
以下は超長期で見た月足チャートです。
月足
Tradingviewでのヒストリーデータに限界があったので、Investing.comのチャートのリンクを以下に貼ります。
これを見ると、ずっと豪ドルが強い時代、キウイドルが強い時代を繰り返していることがわかります。
直近はキウイドル高の価格圏内でのレンジとなっており、これが次第に豪ドル強のトレンドへ変わっていくのではと見ています。
<月足チャート(超長期)>
drive.google.com
【AUDNZD】相場分析20200806 月足下降トレンドライン到達/下降トレンド転換を狙うショート戦略【サマリ】
前回の相場分析で上昇5波の解説をした通り(下記リンク参照)、月足下降トレンド上限に到達したオージーニュージー。
月足下降トレンド上限到達後、上ヒゲで反応し4時間足では高値切り下げの動きも見え始めました。
そこで今回の相場分析では、上昇トレンドから下降トレンドへの転換を狙うショート戦略を考察します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
月足
長らく緩やかな下降トレンドが続いています。
今回の上昇で下降トレンドラインの上限に到達しています。
週足
現在の価格は1.0818水準ですが、これは過去の高値水準でもあり、月足下降トレンドラインと同様に、このラインも抵抗線として意識される可能性があります。
<中期足>
日足
日足では月足下降トレンドラインに対して上ヒゲをつけ始めていることがわかります。
4時間足(最上部チャート)
上昇の終点となった(5)の点を最高値として高値の切り下げが始まったことが確認できます。
これまでの上昇トレンドで買いポジションを持っていた勢力の利確により、上げの勢いが薄まってくる一方、月足下降トレンドラインという節目であることから、長期投資家勢を含む新規の売りも参入してくることで、これから売り圧力が高まってくることが考えられます。
ということでそろそろ下目線を意識しながら、チャートに示した(A)-(C)という下げを見据えてショートを狙っていきたいところです。
【AUDNZD】相場分析20200729 綺麗な5波上昇で月足チャネル上限へ向かうロングシナリオ【サマリ】
4時間足レベルで続いていた下降トレンドが上抜けされ、日足レベルの上昇トレンドへ回帰したオージーニュージー。
模範となるような上昇3波を形成しており、このまま5波上昇を形成して、次の節目である月足下降チャネル上限までの上昇シナリオを描いています。
実はすでにロングを保有しているのですが、今後想定される5波の上昇と押し目買いのポイントを考察していきます。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
月足
オセアニアの隣り合う同士の二つの国の通貨は似たような動きをすることが多く、オージーニュージーもレンジになることが多いのですが、実は月足レベルでは緩やかな下降トレンドを形成しています。
<月足>
週足
オージードルもキウイドルも、対米ドルではコロナショックからのV字回復の過程で顕著に買われてきた通貨です。
オージーニュージーの通貨ペアも3月末4-5月にかけて、AUD/USD, NZD/USDと同じように急上昇しています。
2年移動平均線(青のカギ線)、5年移動平均線(黒のカギ線)を上抜けた後、それら二つの移動平均線の間でレンジを形成し、再び5年移動平均線を上抜けようとしているという局面です。(最後のローソク足は未完成)
<週足>
<中期足>
日足
3月半ばを始点に、緑の上昇チャネルに沿った上昇を継続してきました。
5月の半ばからは、この上昇チャネルの中において、一時的に赤の破線で示したサブの下降チャネル(これが4時間足レベルの下降トレンド)に沿ってし、それが直近で上抜けされてきて、日足の本流上昇トレンドに回帰してきたという流れです。
この日足チャート、20MAが綺麗にレジスタンス、サポートとして働いているとても美しいチャートで個人的には最近のお気に入りです。
赤の破線チャネル上抜けに至った直近のN字の波にについて4時間足で詳しく見ていきます。
<日足>
4時間足(最上部チャート)
チャートに青で示したように、現在エリオット波動で言う(0)-(3)波まで形成されていることがわかります。
日足で見た赤の破線チャネルが突破されていることから、今後も目線は上。
ここから、(4)-(5)波と形成していく動きを想定して順張りロングで狙っていきます。
チャートに示した(5)の位置(これが0-2波のフィボナッチエクスパンション)が月足の下降チャネル上限にピタリと一致しているのも美しいですね。
こういう動きを見るたびに、本当に誰かが操作しているんじゃないかという、偉大な存在に思いを馳せるに及びます。
実はすでに(2)のあたりからロングを保有しているので、今後の(4)の押し目での押し目買いを狙っていきます。
(4)の候補は(2)-(3)のフィボ0.382-0.618のゾーンです。
直近の山のラインと0.618が一致しているので、この辺りで反発するかもしれません。
それでは綺麗な波が完成することを願って。
Good Luck!!
【AUDNZD】相場分析20200621 週足下降チャネル上限でのダブルトップ完成からのショート戦略【サマリ】
オージーニュージー(AUDNZD)は普段トレードはしませんが、オージーとニュージーの通貨強弱を見るために定期的にチェックしています。
現在週足の下降チャネル上限で、日足ダブルトップが完成し、ショートチャンスが到来したためショート戦略を解説します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
2017年から下降トレンドが発生中です。
6月はじめに赤の下降チャネル上限に達した後、下降し始めています。
<中期足>
日足(最上部チャート)
上昇トレンドからの下降チャネル上限でのダブルトップと、非常に綺麗なチャート形状です。
日足で見ると赤の下降チャネル上限でダブルトップが完成していることがわかります。
ネックラインを一度下抜けたのち、ネックライン付近で上ヒゲをつけてもみ合っている状態です。
<トレード戦略>
オージーとニュージーはもともと似たような動きをする通貨であり、それほど突飛な動きをすることはありません。その中で出現した綺麗なチャート形状でのダブルトップ完成ということで王道通りショートを狙って行きたいところです。
エントリーはネックラインギリギリまでひきつけたところでエントリー。
利確はポジションの半分は一旦200日線(パープルライン)で、様子見て伸ばせるようなら残りのポジションをさらに引っ張っても良いでしょう。
200日線はちょうど直近上昇に対して引いたフィボナッチの0.618ラインでもあるため、ここでサポートされて上昇してしまう可能性もあり得るためです。