TRYJPY
【TRYJPY】相場分析20200425 15円割れ、最悪10円台まで下落可能性あるトルコリラは買ってはいけない 初のトルコリラ円相場分析です。
コロナウイルスの感染者拡大が続くトルコ。トルコ中銀は8会合連続での利下げを発表し、トルコリラ安に拍車がかかっています。
トルコリラ円ももともと長期にわたって下落トレンドにありましたが、今後も下落の可能性が高まっています。
長期足に基づく環境認識から、今後のトルコリラの展開を考察します。
<長期足>
月足
2008年からの超長期下降トレンドです。
赤の下降チャネルに沿った下落が続いていることが確認できます。
週足
週足では3つのラインを引くことができます。
・月足の下降チャネルの内側の下降トレンドライン(オレンジ斜線)
・2018年8月につけた史上最安値ライン(青の水平線)
・2018年8月最安値からの安値切り上げライン(緑の斜線)
上記の通りラインを引くと、
・オレンジの下降トレンドラインを上抜けたのち、再度トレンドラインに接近し、レジサポ転換の可能性
・緑の斜線を下抜けたことによるさらなる下落継続の示唆
・青の水平線に価格が到達し、水平線を下抜けの可能性
と単純なラインを引くだけでもこれだけ相場の状況を可視化して読み取ることができます。
<中期足>
日足
日足では以下の点に注目です。
#1. ローソク足がオレンジの下降トレンドラインと2018年8月の史上最安値ライン(青の水平線)の交差点に位置している
->ここを下抜ければオレンジの下降トレンドラインと青の水平線という二つの意識ラインがレジサポ転換し、一気に下落の可能性が高まります。15円割れは時間の問題でしょう。
#2. 日足直近の下落の谷に対してフィボナッチエクスパンション(ピンクのレベルライン)を引くと、1.618ラインがちょうど14円ラインと重なります。
#1による下落が継続する場合は14円までは下降し続けることが予測できます。
またフィボナッチエクスパンションの4.236ラインが10.070に位置しており、最大下落の底が10円台になることも考えられます。
<今後のシナリオ>
ファンダメンタル的要素では下落が続いていく可能性が高いです。
テクニカル的には、日足で述べたように、下降トレンドラインであるオレンジ斜線と史上最安値ラインである青の水平線の交差点を下抜けるかどうかが大きな分岐点と言えます。
ここを下抜け、15円を割れ、14円までは落ちる可能性は非常に高いと考えます。
絶対に買ってはいけない通貨ペアです。
【トルコリラ/円 日足 03/18】ボリンジャー1σ内側に潜り込むか。昨日前倒しでTCMBは政策金利発表を行い、1%の利下げで9.75%。エルドアンの目標であった一桁台の金利へ到達した。
発表後は一時的にリラは売られ6.5手前で切り返し現在は6.4台で推移している状況を踏まえて、個人的な今後3ヶ月程度のリラ円の展望を書いてゆきたい。
コロナウイルスがトリガーとなり世界的に金融市場の動揺が続く状況でTCMBが利下げを行ったのは、大義名分があったにせよ各国と結果的に協調して利下げを行ったことは正しいと判断している。トルコ国の失業率の悪化や、今後の世界的な経済状況の展望を踏まえると金利が高い状況はファンダ的に悪影響を及ぼすのは必須である。
重ねてTCMBはリラ通貨防衛策として継続してドル売りリラ買い介入を実施してきた。TCMBの腹心は財政的に厳しい状況であり、利払いを増やす高金利は現状大きな負担になることが容易に想像できる。したがって今後もTCMBは世界経済の減速を名分とした低金利政策を継続してゆくことをシナリオとして考えている。そもそもリラという通貨の下落要因の一つに市場との対話をエルドアンが行わず、独自の金融政策を持ち込んだことも一素因としてあるため、世界経済と対話を行いながら金融政策を行うことは市場の安心材料の一つになる。
通貨展望に関しては、この1ヶ月は世界的なドル需要の高まりやトルコ国内のコロナウイルス感染者の増加リスクで頭の重い展開が続く。しかし同時に原油価格の下落や米国の誘導目標が0に近い状況へと利下げを行ったことが今後追い風となり、リラは投資妙味がある通貨になる可能性が出てきた。今後の連鎖的な金融不安へを前提とし、新興国は好材料と悪材料が交差する状況となると見ているがトルコについてはエネルギーコストが改善することで悪材料を消化する好機ととらえ、個人的にはここ数日で押し目は買う方針へと転換した。
したがって今後3ヶ月の トルコ/円の位置としては16.00円−18.00円、ドルリラについては6.0−6.5を中期的レンジ として予想。
直近1週間であれば、矢印で記載した日足の21日ボリンジャーバンドの1σへの内側に入り込むことと、ADX&STDDEVが下がり始めて買いのエントリーとして捉えたい。加えてドル円、VIXの状況が垂れ始めてきてからの打診購入が円売りの安心感を誘う。
高ボラティリティ、1日の値幅が1ヶ月ほどの状況の中でエントリーを行うのなら先にストップポイント置いて取引を置く事、自身の資産管理の徹底。この手段以外に大相場は勝ち抜く術は限られている。ストップと資産管理、この2つこそがリーマンショックで僕自身が学んだ唯一の資産を残す手段であることを肝に銘じ集中力を維持したい。
【トルコリラ/円 2時間足 1/24】今後は18−18.50円レンジっぽい。おはよ。
昨日の値動きを見てたけど、今日からは見通しをショートから中立へと移行し今週節目の18.50円を終値で超えられなければ、18-18.50円のレンジで推移すると見ることにした。リラは18.60円を下回ってくると18-18.50円ゾーンに移行する確率がかなり高いというのが分かったので、ダラダラ感満載でレンジ相場かな〜ってね。
だから売り持ちもマイナススワップ大きいから、当面の投資戦略は「急落時の押し目買い」に焦点を当てるつもり。
利下げしTCMBのリラターゲットも6.0を超えてきてるだけに、通貨安政策を継続して輸出を上げる方針に当面は変更はないんじゃないかな。なので中長期で20円を超えるような場面はしばらくは難しいよ。ドル円も持ち合い離れするか微妙だし。上げることもあるかもしれないけどね。。
といっても逆に一気に17円を下回ってくるかは悩ましい、政府介入がある間はドルリラも5.95付近から介入している感もあるし今のところは新コロナウイルスの猛威が落ち着いた頃、2月頃のTCMBの政策金利発表1週間前ぐらいからぼちぼち買えば良いんじゃないかな。って思ってる。
こんな相場は無理せずチャートをジーッって見てるのが一番の戦略かもしれない。と思う今日このごろです。
関係ないけど、毎予想チャートがかなりいい感じ♪俺って天才w
【トルコリラ/円 4時間足 01/18 18.80円を明確に超える事ができるかな?】久し振りの寄稿で恐縮ですが、当面のトルコリラのポイントはメモ的に書いてゆこうと思う。かしこまった事を書くスタイルではなく今年は楽な感じで寄稿予定。よろしくです。
【ポイント】
・去る1/15にTCMBが発表した政策金利は12%→11.25% 0.75%の利下げ
・発表後は18.85円付近まで上昇、しかしその後週クローズにかけて下げが始まり18.70円付近で終了
・CPIから政策金利を引いた実質金利は▲0.59%
・WTIは先週高値をつけた65.70付近から反落し、今日時点では58.78ドルで終了
・18.80円付近からは過去戻り売り相場へと転換しているケースが多く、ポイントは18.80円を明確に超えられるか
・トレンドは一旦終了、今後は下げも限定的だがドル円と原油価格がリラの動きを決める。
今週のチャートの動きとしては政策金利発表後一旦は持ち上がったが、どちらかというとドル円に引っ張られたような印象を受けた。週クローズでは18.70付近となったが、個人的に上記内容を結論づけると実際のトルコのフェアバリューは現時点では18.50円付近と見ている。
他のアナリストが評価した内容と意見は同一だが、通常金利下げというのは景気回復を狙う中で実施するものだが先進国と開発国では金利の問題がありセオリー道理には行かない。特にドル建ての債務を多く抱えているトルコにって、利下げに伴う通貨安リスクの悪循環を生じる可能性が大きい。
そして半年前に比べ大分落ちた低い利回り、そして市場が実体経済への評価へ目を向け始め原油価格のネガティブな影響が意識され始めると、ドルリラ売りの再燃を来週以降の市場テーマとして意識するところ。
「トルコリラを取引してるのワタナベばかり」という話もあるので低い金利からミセスが愛想を尽かせ、ますますリラの上昇は抑え込まれることも頭の片隅においておこう。
矢印で記載した場所は18.80円付近からの動きを記したが、戻り売りが多発しており今後安定したリラの上昇に際しては18.80円を明確に抜けることが条件としてのトレード戦略。ドル円も達成感感じちゃってるから、今後上がるのはちょっと大変そうだけど。笑
【ドルリラ 12/24 6.0を目指す流れだが・・】ドルリラはレジスタンスゾーンの5.8を超えてから一気に相場が持ち上がる形となっている。
米国の国防承認法の可決にトランプが署名したことにより、6.0を一気に超えるのではないかとも予想していたが現時点では5.94-5.95付近で推移しており保ち合いで上がるか、それとも年末にかけてリラが若干買われ5.9付近で落ち着くか。
現時点では6.0以上での売りも見られないことから引き続きドル買いメインの傾向が強い形のため、安易なトルコリラ買いは控えたい。
ちなみに緑のラインは2018年から揉み合いで推移した部分を表示した。
もし逆張り的に打診購入を行いたいのであれば日足のトレンドが収束し、ボリンジャーバンド内にチャートが入り込んでからが望ましい。トルコ/円も同様でドルリラ主体の相場展開のため、ドルリラをよく吟味してからのエントリーがリスク的にも少ないと見ている。
トルコリラは「下がる下がる」と思いつつも、実際は良く分からないというのが正直なところ。長期的目線では精度が落ちるので先のことは考えずに取引することが火傷を負わない秘訣のように思う。
【トルコリラ/円 12/14:イベントをこなし翌週以降は上値が重いレンジか】【概況】
各国の金融政策や選挙など重要なイベントが多い週となった。
・FOMC:金利変更なし、来年以降の金利引下げは現在様子見
・TCMB年内最後の政策金利発表で予想外の1.5%引き下げで12.0%へ
・英総選挙で保守党の過半数議席獲得でEU離脱賛成派が多数
など、これだけ多くのイベントがある週というのはかなり久し振りだったのではないか。
ドル円もポンドの強い上げで109円後半まで持ち上がったがニューヨークタイムになるとトランプ大統領の弾劾裁判の可決や、日中通商交渉の第一段階の内容などの不透明感から夜間にかけてドル円は下げ幅を強め、トルコリラ/円も巻き込まれる形で18.96円付近から18.84円で取引が終了となった。
来週は12月15日からスタートする米中関税問題を中心に通商交渉の見極めとなるかと考えているが、12月中旬からは市場流動性も少なくボラティリティが上がる傾向にあることを留意したい。
【テクニカル】
・ボリンジャーバンド21日 MAラインから押し戻され−1σ上の位置、一目均衡表では雲上限、基準・転換線を下回る形でクローズしている。
・標準偏差ボラティリティ、ADXは日足では週明けの下落で一時立ち上がったもののポンドの急騰につられて上昇し一旦は中立。
【シカゴIMM CFTC円】
円 -43682 +4141
【注視するイベント】
・12月16日(月) トルコ:失業率 米国:製造業指数(PMI)
【来週以降のトルコリラ】
上記振り返りから来週のトルコリラ/円は上値は重いもテクニカル的には雲の上限、下限で止まりやすく、18.65円−18.95円付近でのレンジ相場を予想する。
19円台の上値の重さを確認し下落に転じていることから、方向感としては下方向へのケアを重視しトランプ大統領の弾劾裁判の進捗状況でダウ下げに転じるのであればドル円下落→リラ/円は売りが加速する可能性がある。
特にリラは5.7後半でサポートが機能し5.81で終了となっている。2018年のリラ暴落からの長期レジスタンスラインを超えてきている為に、リラ安が今後進行する可能性が高くなっていることに加え、政策金利も引き下げられたことから下方向へ動く地合は整っている。来週は突発的な動きには警戒したい。
【トルコリラ/円 日足】バンド拡大期とトレンド発生の兆候。【今週の相場転換ポイント】
①12/11(水)米国 FOMC
②12/12(木)英国総選挙に伴うボラティリティの拡大
③12/12(木)トルコ中銀政策金利
以上、12月相場は市場流動性が低い状況にも関わらずトルコリラにとってはかなりのイベントをこなす必要があります。
トルコリラは日足のボリンジャーバンドが拡大を呈しており、一目均衡表の雲上限を明確に割り込んできました。
また標準偏差ボラティリティ、ADXが低い位置から立ち上がり始めており円高相場への移行が強いものになりつつあります。
一旦は18.70円付近での位置で揉み合いとなる事が予想されますが、明確に下回ると18.60,18.50円を意識した状況が予想されます。
引き続きテクニカルを眺めつつのリスク管理が重要かと捉えていますので、ポジションを軽く運用するアクションが必須。
無論、ストップ前提の取引であることは言うまでもありません。
【トルコリラ/円】ドルリラ5.8を超えて来る相場には要注意。トレンドが出始めたので久しぶりに投稿します。
今週のTCMBの発表を控え市場は大幅な利下げを警戒したのか、金曜日の市場は米国の雇用統計発表後からトルコリラ/円は値を下げ始めて一時18.73円付近まで売られました。ドルリラも5.76を超え始めており今後警戒するドルリラの水準は5.8付近、去年の暴落水準からの抵抗線を超える可能性が出てきたのでリラは売り目線に切り替えています。
4時間足では14日ADX,26日標準偏差ボラティリティが立ち上がり、既にリラ売トレンドが出ているのですが日足までADX,STDEVが立ち上がると、今回は大きなトレンドになる可能性があります。トルコリラ/円トレーダーは今後のドルリラの動き注視する必要があるかもしれません。
【 11/20 トルコリラ/円日足】低ボラだが打診購入に妙味を感じる相場。ジリジリと、牛歩のごとく下値を切り上げているトルコ/円ですがまれに見る低ボラで投稿するのも億劫なほど。
ただこの相場、個人的には打診買いを続けておりジリジリと上げる相場は強さが有る。という視点から18.90付近から購入を続けています。
トレンドは出ていませんがチャート的には上方向への動きを呈しており、下方向へのケアを意識しながらの取引を行う分には悪くない
のではないでしょうか。ちょっと面白くなってきました。
19.10円付近には週足の一目均衡表の雲の下限や、21ボリンジャーバンド+1σの上限など複数のテクニカルが交差していますが
これを明確に抜けるのであれば、現時点の19円前半の価格は今後ある程度のサポートして機能するのではないかと考えています。
【11/1 トルコリラ/円 日足】今回もリボン上限で弾かれるのか!?11月相場に入りました。今月も集中力を維持して収益を上げたいですね。
過去のチャートを振り返ると以前にも紹介したことが有るのですが、移動平均リボン上限でリラは弾かれる傾向にあるようです。
矢印の部分は過去のチャートで弾かれた部分を引き合いに出しましたが、バンド上限でほぼ押し戻されていることがわかるかと思います。
さて今回の上昇相場は弾かれて下に行くか、それともエネルギーを貯めて上方向か。。短期的な相場上昇のエネルギーはドル円と同じく一旦終了な印象ですので
ロングから中立の方へ投資戦略を切り替えます。当方は当面スワップ稼ぎでポジション維持です。
【10/28 トルコリラ/円 日足】21日ボリンジャーバンド1σを抜けるかがポイント。今週も取引が始まりました、宜しくお願いします。
先週はトルコとロシアとの協議でクルド人掃討作戦の一旦の停戦、TCMBの政策金利発表などトルコにとって大きなイベントが重なりました。
昨日の夜にはIS指導者のバクダディ氏が自爆したニュースが報じられ、月曜オープン時の相場を気にしていましたが大きな変動もなく現在は 18.86円付近と比較的堅調な相場展開になっています。
今週の相場ですが金曜日の米国雇用統計の発表以外にトルコ国内の指標としては、11月1日に製造業PMIが予定しています。利下げの効果などを確認する
前哨戦として意識したいところですが、トルコ国内の景気は前回の指標では芳しくない状態であったために指標の振れ幅を気にしたいところです。
テクニカル的には15時現在、日足の21日ボリンジャーバンドの1σを抜けるかの瀬戸際に来ており明確に抜ければ19円台への回復が期待されます。
しかしADX,STDEVともにトレンド発生の傾向は見られず、19円を大きく超えての取引は意識せずに今週のレートを見る予定です。
週間予想
コアレンジ:18.60-19.00円
広めに見ると:18.50-19.10円
程度を予想致します。
【10/26 トルコリラ/円 月足】 上方向へ相場が行く場合、中期的にリラ/円は21円を目指す。現在月足で見るトルコリラ/円ですが、6月以降レンジ相場を形成し相場の方向を伺うチャート形状となっています。
しかし徐々にですが21ボリンジャーバンドの−1σの内側に入り込む形状となり、今後ですが上方向への可能性も出てきました。
仮に上方向へリラが動く条件があるのであれば
・ USD/TRYが単独でリラ買いトレンドが発生する
・EUR/TRYでもリラ買いトレンド
が強く出ることが重要かと考えます。
リラ/円が単独で上がることでリラは持ち上がらないのか?という疑問も出るかと思いますが、リラ/円は別の会社のグラフを見て頂くとわかるのですが
常に円建てでは「買い」の偏りが強く、逆にリスクオフになる場合足がリラ/円だけ下落スピードが早くなるのは円建ての偏りが強い事が背景にあります。
したがって単独でリラだけが買われることがトルコリラ上昇の鍵であり、今後はリラ/円だけ見るのではなく、ドルリラの方向性も同時に見る必要が
有るかと思います。
中期的に見てボリンジャーバンドの21MA付近までの相場展開を考えて、21円付近までの上昇を考慮し、現在のポジションを構築してゆこうかと目論んでいます。
【10/24 トルコリラ/円】短期上昇目処と今後の転換ポイント。クルド人掃討作戦についてはロシアとの協議で恒久的な停戦、という形で決着となりました。
チャート的には買いで反応し、18.90円付近でクローズ。今朝は同水準での取引で開始となっています。
短期的な上昇のポイントですが、矢印に示す移動平均リボンのバンド上限で日足の方は弾かれる傾向があり今後上昇余地があるとするならば
明確に19.03円付近を越えてくるかが焦点となりそうです。
本日はTCMBの金融政策決定が控えており20時の発表時間までは概ね価格は同水準での推移し、発表以降の状況で上下にボラティリティば大きくなる可能性が
あります。利下げ幅の市場コンセンサスは−1.0%を予定しており、市場の予想の利下げ幅であれば19円台が見えてくるかと考えています。
短期的には上記ポイントは上記のレートを意識しつつ、下値のケアは上昇に弾みが付いた8.65円をサポートとした値幅を本日は予想しております。
長きに渡り18−19円台でのレンジで推移しているため、そろそろ上方向に進んで欲しいところですが。
【トルコリラ/円 10/23】トルコはロシアとの協議で撤退し、安全地帯の確保。リラ/円は下値は固い。クルド問題についてトルコはロシアと協議し、共同での安全地帯の確保を行うことで一旦は今回の問題は山場を迎えたような印象を受けます。
チャートは日足ですが21日ボリンジャーバンドの21MAを超えて終了。今日は18.70円付近を伺う形のチャートとなっています。
ADX、標準偏差ボラティリティが下がり始めてきておりボリンジャーのバンド内で当面は動く形を予想。下値は今回の侵攻が落ち着いたのを
境目に徐々に固くなりつつ有るのではないでしょうか。
今週木曜日にTCMBの金融政策決定会合が控えているため、今日は大きな動きはないかと見てますが市場との対話がうまくいくようであれば金融政策発表後は徐々にではありますが上目線でのチャートを意識してます。
【10/18 トルコリラ/円】120時間限定の円安時間・・か。午前2時頃から米国上院のトルコ制裁決議案の採択で一時18.35円付近まで値を下げ、今度は「120時間限定でシリアへの攻撃を停止」という停戦合意で
再びリラは18.60まで値がジャンプ。リラ円投資家としてはなんとも頭を抱える相場に翻弄されながら14時20分現在、トルコリラ/円は18.65円付近での取引が続いています。
今回のトルコリラの下げでは大きなサポートラインであった18.55円付近を割り込み、18.20円付近を至現したため相場予想としては18円は割り込むことは必須と考えていました。
しかしTCMBの暴落を防ぐための流動性供給の制限が功を奏したか、シリア侵攻といいう大きな出来事にも関わらず18円は割り込まずにショートカバーで押し戻されることが多く、今回の戻り相場で一旦は円高圧力は終了したのでは。と解釈しています。
今後の展開ですが、停戦合意の時間は120時間という期間限定であり、時間が迫るに連れ再び緊張が走る中での円安一辺倒な相場にはなりづらいと推測しています。シリア侵攻関連情報が落ち着き、相場が経済指標や金融政策に目を向け始めるとトルコ国内の景況感の悪化が再びクローズアップされるのではないでしょうか。
チャートは1時間足ですが、ボリンジャーバンド1σをジャンプし当面はバンドウォークを維持できるか。目先の目標は18.70円で越週し、来週以降現在の水準を保てるかが焦点になるのではと考えています。
相場シナリオとしてのコアレンジ18.20-18.50は明確に越えたため、当方はショートからロングへ切り替え。この相場が今後19円程度まで続くのを期待したいところです。
【10/16 トルコリラ/円】ドル円連動相場、トルコ概況のポジティブな進展は無し。米国は本日10/15より銀行が保有する短期米国債を月600億ドルを購入するという、実質的な量的緩和がスタートしました。
NY時間に入りドル円は109円にタッチするような場面がありましたが、現在は押し戻されて108後半で本日はクローズになる予定です。
トルコリラ/円もドル円の動きに連動し一時18.55円付近までの上昇を示現。中国との貿易交渉よりも今日は短期米国債市場の盛り上がりが、結果的にドル円の上昇に繋がったと見ています。
量的緩和では教科書的には通貨の価値は下がる傾向にあるのですが、今回は株価上昇と連動してのドル円の上げという、イメージしたものとは異なったため感情的に違和感を感じる次第。しかし理屈では説明がつかないのが相場であり謙虚さを持って取引を行うには偏見を持たず、ひたすらチャートとの対話という部分に集中したいところです。
私の方は前日にストップを入れていた18.46円は一旦消滅し次のエントリー待ちのスタンスですが、引き続き18.20-18.50円をコアレンジとしており引き続き本日の動きを見てショートでトルコリラ/円は取引を計画しています。
ショート目線の根拠となるのは先日発表になった以下の指標です。
9月失業率は悪化:12.9% (前月12.0%)
8月鉱工業生産(前月比)は-2.8%
と明らかな景気悪化の兆候が見られます。
今週のトルコの経済指標は先のクルド人掃討作戦のニュースで影に隠れがちですが、一旦落ち着き始めると再び国内の経済指標へ市場は目を向けることになるかと考えています。したがってファンダ的には何も変わらず、単純にドルの動きに追従で調整が入れば再び下落に見舞われる可能性が高いのではないでしょうか。
テクニカル的には日足以外の短期ではトレンドは一旦は上昇に転じていますが、日足は引き続きトレンドは消滅しておらず-1σの下限にタッチしている状況です。
ボリンジャーの内側に入り込むか、再度弾かれるようであれば再び売り目線でエントリーを行う予定。
5時現在、ダウの方は堅調となり+237.30ドル上昇。今日の日経はその流れで上昇に転じドルも再び109円を目指す流れを感じます。
トルコリラも追従すると見ていますが、18.50円付近がまだまだ重い。
今週のレンジ、18.00-18.60円の相場目線は変更なしです。
【10月15日トルコリラ/円】順張りで取引するのがリラトレードの最適解か。先週まではクルド勢力との戦い。しかし今週に入りクルド側がシリアとの協調を取る形となり、今後はシリアVSトルコという最悪のシナリオになるのでは?という重苦しい印象を拭いきれずには火曜日を迎えています。
ファンダメンタル的には上記の内容の通り、現状では個人的に「トルコリラに投資のチャンス」というムードには全くならない環境です。
テクニカル的な視点で見ると引き続き日足は売り目線、4時間足のチャートではボリンジャー-1σの内側にやや入り込む形状となっており、レンジに移行するような印象です。
しかし日足のトレンドは継続して発生しており、今後のポイントとしては18.20円を下回ると売りが加速しやすく、18.50円を明確に越えてくるようであれば中立。
というシナリオを考えています。週初でコアレンジで18.20-18.50円としていますが方針は変えずにポジションを構築しており、ファンダメンタル&テクニカル的にも引き続き 中立よりのショート というスタンスで取引を行います。
トルコリラ投資で気をつけたいことは、スワップポイントを目当てにナンピンでの購入される方が一定数いるようですが、過去のリラ相場で退場してゆくプレーヤーはほとんど 「ここまでは下がらないだろう」 という前提があったのではないかと考えています。
私も残念ながらその一人だったのですが、以後トレンドフォローでのリラ円の取引を覚えるようになり飛躍的に損失が少なくなりました。
スワップポイントが以前よりも少ない環境であれば買いで放置。などではなく、積極的に順張りでのトレード戦略も行う技術も覚えていただく事も悪くないかと思います。おせっかいで恐縮ですがご参考頂けたらと思います。
設定
・ボリンジャーバンド(21,close,1)
・ADX(14)
・STDEV(26)
【10月14日トルコリラ】日足のドルリラはトレンド発生中。6.0を目指す流れ。9日に始まったシリア北東部のトルコ側部隊によるクルド人勢力への攻撃は拡大を見せています。
14日時点で民間人の死者は60名以上、トルコ側は更に勢力を拡大していますが米国サイドは先程シリア北部に駐留している米兵1000人に対して撤収を指示したようです。
今回トランプが指示した撤収については、Daishへの掃討作戦に貢献したクルド人を見殺しにした。と米国サイドでは相当な批判を受けており、対してクルド人勢力は今回のアメリカの対応に業を煮やしシリアへの支援要請を行ったようです。
シリアとトルコとの戦い、という構図になれば一気に紛争ではなく戦争という厳しいシナリオを想定する必要があり、トルコリラ市場も現状ではリラは買う余地はない。と考えています。
テクニカル的にもドルリラではSTDEV&ADX双方が下方向から立ち上がり強めのトレンドを呈しており、今後6.0付近を目指す流れとなりそうです。
ドル円が108円の場合、ドルリラが6.0であれば
108/6.0=18円となりさらなるドルの上昇があるようならストップを巻き込み、相場が走る可能性があります。ドルはロングでの
保有が堅実と受け止め本日はリラは売り、のみです。