ナスダック100先物、上昇トレンド回帰今週の振り返り
今週は週足で高値・安値切り上げの上昇だったが、S&P500に比較すると弱めの値動きに見える。
先週末に「フィボナッチ61.8%を下抜けない限りは78.6%をまずは目指していく」と書いていたが、フィボナッチ78.6%一歩手前で失速して横ばいな動きとなった。
8月8日からの反発上昇が一服し休憩タイムの週でしたね。
私が見ている特殊なボリンジャーの+2σの上限近くにきていたので、上昇の勢いが削がれたのだろう。
とはいえ黄色の水平線の上は維持しており下落の勢いがでているわけでもない。
パウエルのハト寄り発言で金曜日に反発しているのも影響したようだ。
7日出来高加重移動平均線は75日出来高加重移動平均とゴールデンクロスして上昇トレンドに戻ってきた。
一時的には下がることはあっても上昇トレンドをキープしていってくれると期待している。
ここからもう一度フィボナッチ78.6%の壁をコツンコツンと試し打ちしに上昇する余地があるだろう。
一度ヨコヨコしたおかげで登りやすい環境は整い始めた。
エヌビディアの決算結果へのリアクション次第で上下方向性や勢いは変わるだろうから、その波に乗っていくのが良いでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
フィボナッチ78.6%を上抜けすれば、7月11日最高値を目指す。
最高値のやや上に更新するか、一歩手前で利益確定売りに押されるかはその時の勢いで見立てるほうが良さそうだ。
7月11日最高値を超えても、21,200くらいが短期的な上値目処ではないだろうか。
②下落する場合
75日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、フィボナッチ50%で値止まりできるか要確認