NYダウ ブルトラップを形成高値圏でブロードニングディセンディングウェッジの保ち合いを形成していたNYダウは、24日に保ち合いを上抜け高値更新となりました。
しかし、その翌日直ぐに下落に再度転じ保ち合いの域内へと戻って来ています。
一度上限を上抜けた後に直ぐに下落に転じる場合、ブルトラップとなり、その後は弱く推移する可能性があります。
現在はブルトラップ形成後ウェッジの下辺付近で反発、過去のレジスタンスライン付近でもみ合っている状況です。
保ち合いの形状が拡大型のため、時間が経ち幅が広くなってくると、ブレイクの判断が難しい状況になります。
下落の場合のサポートとしては、フィボナッチリトレースメントで50%、61.8%ラインが過去の値位置と若干重なる部分があるように考えられるかと思います。
また早いピッチで到達となった最高値圏ということもあり、もっと大きな時間軸でのチャートで下落となる可能性もあるため、その場合は大きな動きとなる事も想定しておいた方が良いかもしれません。