NZD/USD 2024年10月 第二週長らく日足以上の方向感がつかみづらい値動きが続いているNZD/USDペアですが、
9月末で、若干ですが2023/12/28の高値を捉えることができ、上方向にトレンドが11月初旬の米大統領選までは伸びていく可能性を考えてましたが、その際戻りからの押し目買いのリミットとして、ブレイクした長期足の水平線、0.61968より上でバウンスして上昇を考えてました。
しかしながらあっさりと下に強く割れて現在の価格まで下落しております。
また、今週はRBNZ(ニュージーランド中銀)が0.5bpの利下げを実行したことも下値押しの圧力を高めております。
このような状況を踏まえて、波動をみてみると、結局は2022/10/13日からの横ばいのレンジ相場はトライアングル波形が一番妥当だと考えてます。(B)波と(C)波が横に複雑化し長期化したものとみてます。
もしこのような波動となれば、現在の波はトライアングルの(D)波として、トライアングルライン下限の0.58750付近へ下落していきますが、現在の下落は(D)-A波なので、この辺りからB波の戻りが、長期足の水平線0.61968辺りへ戻りからのC波で再下落し、(D)を完了させに行くのではないかとみてます。
ハイライト表示してますが、ちょうど右肩下がりのヘッドアンドショルダーズの右肩をつけに行くような形です。月足のMA(黒線)も過去から効いているのでブレイク失敗でまたMAの下へ落とされていますね。
今週は終盤なので、来週にかけて戻りを確認しながら、シナリオに近い形であればショートを検討するペアの候補としてます。