ナスダック100は13,500の節目をブレイクアウトで勢いづく今週の振り返り
ジリ高を続けてたナスダック100は、5/1の山付近(赤い長方形ゾーン)を下抜けなければ調整もあるかと思ったが、ピッタリ止まってさらなる上昇へ向かった。
節目の13,500を火曜日に突っついて、水曜日には債務上限問題でバイデン大統領とマッカーシー下院議長が「デフォルトしない」発言でポジティブに捉えた後は、一気に13,500をブレイクアウトした。
ブレイクアウト後はその勢いで8月高値も軽く超えた。
次の節目である14,000を目指した形だが、金曜に債務上限問題の交渉が一時停止となったことで、株価も水を差された。
次週は、債務上限問題の進捗次第で株価の動きも変わるのだろうか。
決着がつけばポジティブだが、延期などネガティブ材料が出たときの反応は要チェック。
FOMC議事要旨とPCEにも注目が集まるか。
次週のシナリオ
①上昇気流が続く場合
先週上げたテストラインは2つとも上抜けた(13,500と8月高値)。
次の意識されるラインは14,000の節目ですね
14,000を上抜けるようであれば14,400付近が高値止まりしやすいラインに見える。
②下落調整される場合
以下の順でテストされる見込みライン。下値の目処を測りたい。
ごく短期的な浅い調整:13,500
レジスタンスラインだった節目が次のサポートラインとなる
赤いゾーン:13,290~13,260
5/10安値:13,145
上記3つを下抜けると紫色ボックスゾーンまで押し戻される見込み。