2020年3月をはじめとした下落トレンドラインは2021年1月に上抜けし、急激に円安ドル高方向に進んでいます。 現時点では高値安値共に更新という上昇ダウを形成しており、3月10日23時時点では直近2日間は陰線という状況です。 直近数日の値動きに挟まれた2本の水色の水平線には過去のサポート&レジスタンスラインが多数存在します。(赤丸) 同様に赤の水平線にも過去のサポート&レジスタンスラインがあります。 よって、直近では2本の水色水平線で挟まれたラインをブレイクするかを注目したい所です。 また上抜けした場合には赤線及びラウンドナンバーである110円が意識される展開になると考えられます。
日米10年もの国債利回り差とドル円の週足を比較してみました。 2014年ー2016年を除いては比較的連動性が高いことがみてとれます。 直近1年では 値幅はあるものの概ね連動しています。 かつ2021年になって連動性が高まっています。 ・為替への影響 長期金利差は"その通貨への魅力度合い"を表すといっても過言ではありません。 だからこそ、マーケット参加者は代表的な金利である10年もの国債利回りの差を注視します。 一時的に為替に連動しない時期もありますが、ここ最近は連動性の高まりを見せています。 よって、為替を見る際にも長期金利差は欠かさずチェックしておくことをおすすめします。
昨年来続いてきたドル安が今年に入り一服しています。 このままドル高の方向へ向かうのかをテクニカル面から分析してみます。 今回は ・CM Super Guppy(GMMAの進化版) ・ライン分析 ・フィボナッチリトレースメント を使用します。 CM Super Guppy(GMMAの進化版)からみた考察 まずCM Super Guppyの説明から。 短期線グループ7本、長期線グループ15本、超長期線1本の合計23本で構成されています。 1.長期および短期のEMAがすべて上昇トレンドにある場合。 短期EMA群 =水色 長期EMA群 =緑 2.短期および長期のEMAがすべて下落トレンドにある場合。 短期EMA群 =オレンジ 長期EMA群 =赤 3.条件1または2...
本日(2021/2/26)の日経225の下げ幅は1000円超であったが、それが過去の上下幅と比べてインパクトがあるものなのかを検証してみたい。 ログスケール(対数)の特徴 今回はログスケールを使用している。 ログスケールを使えば10円→100円への変化と100円から1000円への変化が同じ幅で表すことができる。 よって 絶対的な値の大きさでなく、相対的価格変化が測りやすい特徴がある。 今回の検証期間 バブル崩壊後の最安値をつけた、リーマンショック後の2009年2月(7000円台)を起点として2021年2月現在を対象期間とする。 ログスケールからみえる結論と課題 結論...
今回は30年ぶりに3万円台を回復した日経平均を見ていきます。 大局的な観点からこの高値をつけている背景を見ると ・各国の金融緩和政策が当面続く見込みを背景に資金がマーケットに流れ込み、リスク資産の購入に繋がっている。 ・米国の大規模な財政支出を背景に、米国株価指数に連動しやすい日経平均が連れ高となっている。 ・外国人投資家の買いが3月のコロナショック後継続して入っている。 かつ、個人投資家は売り先行ではあるものの、投資機運は高まっており、証券口座開設数は増加。 以上を踏まえつつ テクニカル面で分析を行います。 EMAからの分析...
テスラはビットコインを保有しているとして現在、マーケットでは話題となっている企業である。 そのテスラをテクニカル面から分析していきたい。 ・一目均衡表からの考察 一目均衡表の基礎...
・チャネルラインからの考察 2020年3月末から形成してきたチャネルラインを大きく上離れた。 チャネルラインでは円安方向へ向かうと考える。 ・zig zagからの考察 2021年初頭までは比較的高値安値共に切り下げるダウ理論が成立していた。 しかし2021年1月中旬より安値の切り上げ。 そして現在高値の切り上げに差し掛かるステージにある。 zig zagでは円安方向へ向かうと考える。 ・サポートライン、レジスタンスラインからの考察 青線が以前はサポートラインとして働いており(オレンジの丸)、現在はレジスタンスラインとして機能している。(赤の丸) 現時点では上へ抜けているが完全に抜け切ったとは言えず反発する可能性を残している。 サポートライン、レジスタンスラインでは様子見と判断する。 ...
ボリンジャーバンドからの考察 1/21,22のマイナス2σから急騰して38730ドルをつけるも上ヒゲ長い。 現時点では下ヒゲ長い十字線を形成しており、マーケットの迷いが感じられる。 トレンドラインからの考察 1月初旬から下落トレンドラインが引けていたが、そのラインを1/21から上方向へブレイクしている。 ただし、実体できっちり抜け切ったわけではないので、はっきりと下落トレンドラインを否定は出来ない。 総合分析...
結論 下降トレンドor調整局面入りした可能性が高く、下目線 BBにおける考察 2020/10/10を起点に BBのプラス2σに沿ってバンドウォーク。上昇トレンドを形成 →2021/1/8を頂点にマイナス2σへ近づく →下降トレンド入りの可能性 ローソク足における考察 2021/1/8以降はダウ理論を形成しながら下降 →3度上方への反発がみられる37836ドル付近を上抜けすると再び上方向へむかう可能性もでてくるが、上抜け出来ないようだと下降・調整局面入りの可能性が高い
まず大前提として、 2016年12月から2020年3月末にかけては 安値切り上げが発生している。 今後 週足の直近高値である 1.2557の高値をブレイクしていくと、ダウ成立で エリオット波動における上昇の第3波としてユーロ高ドル安の進行が予測される。 また安値の目安としては フィボナッチリトレースメント(以下リトレースメント)の23.6%付近で反発が多く起きていることから 1.06450を安値 1.23455を高値 としたリトレースメントを引くと 23.6%の1.9442が下値めどとして考えられる。(90EMAが重なっていることから、反発ラインとして、より蓋然性を持つと考えられる。 このラインを下抜けすると、持ち合いに入る可能性を頭に入れつつ、下降トレンドへの備えもしておくべきであると考える。 まとめ...
TRYについては高インフレ通貨であることから、インフレによる減価に注意。 インフレ率については 2019年からは下がっていたものの、 2020年に入ってからは徐々に上がっている。 インフレ率とトルコ中銀の動きには注視していきたい。 (テクニカル分析)...
前回の投稿で指摘した直近安値と 重要な安値である青線を綺麗に下へブレイクしていきました。 一旦は戻していますが、下げを止めるまでの上昇力は見られません。 3月後半からのチャートを見ると 買い方が入るチャンスはほとんどありませんでした。 そして売り方は、売っては買い戻しという回転売買がかなり行われてきたと推察されます。 (加速度をつけた大幅な下落でなく、徐々に下げてきている点より) 売り方の買い戻しが都度入っている以上、急激な上昇力は見込めません。 また、下げダウが成立している現状での買い方の意欲は強くないでしょう。 この辺りのチャートから読み解ける相場から考えると、 まだ下方向と見た方が確率的には高そうです。 仮に下方向へさらにブレイクしていった場合次は黄色線、赤線となり、100円を割ることも十分想定されます。 ...
3月高値から徐々に円高が加速。 平行チャネルをとると徐々にチャネル加減に届かなくなっていることから した方向への弱まりは感じられる。 しかし移動平均線で見ると 90日、200日、800日と長期のEMAまで下落の傾きがついてきていることから 当面は下目線。 目安のラインとしては 青のラインをブレイクするかが注目である。 ブレイクするなら3月に一時的に急激に円高に振れた時につけた安値を探る展開になるだろう。 目安としてはローソク足実体安値のオレンジライン、及びヒゲ安値の赤ラインを意識したい。
訂正: 前回はタイトルを 「EURUSD 調整局面からユーロ安加速へ」 としてしまいましたが、正しくは 「EURUSD 調整局面からユーロ高加速へ」 です。 分析内の表現も「ユーロ安」→「ユーロ高」へ置き換えてみて下さい。 改めて 今回分析を行います。 EURUSDは目先の目標レートに近づいてきました。 下落トレンドからのトレンド転換、そして上昇トレンドの綺麗な構造を描いており、今後もドル安ユーロ高は当面続く見込みです。 目標価格としては キリ番の1.25000と前回高値と近い位置にあり、マーケット参加者が意識する展開になるでしょう。
EURUSDは目先の目標レートに近づいてきました。 下落トレンドからのトレンド転換、そして上昇トレンドの綺麗な構造を描いており、今後もユーロ安は当面続く見込みです。 目標価格としては キリ番の1.25000が前回高値と重なっており、マーケット参加者が意識する展開になるでしょう。
ドル円に関しては長期の下落トレンドを描いています。 週足でも200EMAが下へ落ちてきたことを考慮すると、 前回安値である青線(103.177)は大きなターニングポイントになるでしょう。 この値を下にブレイクするようなら 過去に大きな節目はないため、 101円台、100円台を意識する展開になると考えられます。
前回投稿では「ダブルトップも視野に入れつつ。」と言及しましたが ここにきて切り返しの動きが強く、10月初旬の高値、そして赤ラインで引いた高値を伺う動きをみせています。 月足(長期)、週足(中期)では依然上昇トレンドが崩れていないことを考えると 日足(短期)での小さい波動の調整とも考えられます。(赤ラインを抜いた場合ですが) また、レンジ入りの可能性も残しておきたい所ですね。 ダウに関しては10月末に前回安値(青ライン)を下抜けして、ダウ理論の下落トレンドが完成しています。 上目線ではいつつも、下へ振れても対処できるリスク管理が大事になってきます。
ナスダック、ダウ平均株価共に9月初旬の高値(赤の水平線)未達で下落しています。 表題で書いたのはもちろん9月下旬の安値(青の水平線)を割ってきた時の話ですが、その可能性も視野に入れておく必要はあります。 コロナ情勢、アメリカ大統領選を控えており、今後大きく相場の流れが変わることも予想されます。 ひとまず注視したいのは 赤、青の水平線のどちらへブレイクしていくか。