政策金利引き上げを織り込んで来ている今の居面では、 大きな流れは下方向と考えていますが、 今年1月にピークを付けた後の下降パターンとして、 ダブルトップを形成してから落ちて来ており、今後、 一度上昇しもう一つ山を作った後に再度下落と見ています。 底で入れたロングについては、1.1500〜1.1513間まで来たら 半分ほど利確し、その後様子を見てロングを全利確、 ショートへの切り替えを行う予定です。
ユーロドルは、10月13日に年初来安値を更新した後、それまで上値の抵抗線だった 5日移動平均線を一気に上に抜けて支持線とし上昇基調に転じました。 しかし、10月19日、21日、25日と3度連続で、9月高値と10月安値の間38.2%である 1.1670を越えることが出来ず、その後25日と26日のNY時間に大きく下落しました。 現在、5日移動平均線を大きく外れ、大きく戻すことも出来ずにいる状態です。 このようにチャートからは下落に転じるだろうと予測できます。 27日NYカット期限の大きめのオプションが1.1600にあります。 このために26日の下落後も1.1600まで戻されたように見えます。 このオプションが無くなると動きも軽くなるのではと考えます。 短期 (2年債)...
先週13日水曜日に三角保ち合いを上にブレイクしましたが、 その後14・15日と下値を抑えられ上値が切り下がる三角保ち合いを 再度形成しています。 どちらにブレイクするか、ですが、金利の動きからは下に見えますが、 そろそろ1.17くらいまでの上への調整が入ってもおかしくないと思います。 ブレイク後の動きとしては、上方向の場合は最大値で1.1715ほどまで (いくつかの抵抗線については、前回のアイデアを参照ください : )。 下方向の場合は、今年安値の1.1524を抜ければ、さらに下と思いますが、 もし、手前で反発する場合、上記の値ほどはショートスクイーズすると 予想していますので、ここの急展開の可能性は注視すべきと感じます。
"10/11-15 ユーロドル 5日移動平均線を明確に越えられなければ再度下落" () の続きになります。 上記アイデアにて、5日移動平均線を越えられなければ再度下落するだろう、 と予測し、その後その通りに下降し10月6日安値1.1529を抜けて来たので、 ショートポジションはすべて利確しました。 そして、昨日13日NY時間に5日移動平均線をローソク足の実体で 約1週間ぶりに上に抜けてきたため、短期での上昇となると考えています。 抵抗線となるのは以下の5つの値の可能性が高いのではないでしょうか。 ・1.1600 : 節目であり、現在既に抵抗線となっている場所、大きめのオプション ・1.1615 : 9月高値と10月安値の間23.6%の位置 ・1.1635 :...
先週のユーロドルは10月6日水曜日に底を付けその後上昇に転じるも戻りが弱い状態でした。 8日金曜日発表の雇用統計の結果は悪く、その後ドルは売られユーロドルも上昇しましたが、 この雇用統計を以ってしても、結局、終始5日移動平均線を明確に越えることは出来ませんでした。 上へのトライが何度か失敗すれば、次は下への動きに変わると思います。 つまり、5日移動平均線を今週明確に越えられなければ再度下落すると予想します。 先週、長期 (10年債) 金利と短期 (2年債) 金利の両方が上昇して来ていました。 長期金利は1.6の節目を越え、短期金利は9月高値を少し越えた位置に来ています。 金利の影響は少し遅れてユーロドルの下落を後押しするのではないかと考えています。
TradingViewでの予測もショートが圧倒的に多く、戻りも弱く下落続行に見えますが、 ある程度は上昇すると予想します。 大きな流れでは下であるとは思いますが、以下の理由でそれなりの上昇が来ると考えています。 ただし、ロングを入れる場合は短期トレードを心掛けることが肝要です。 1. 戻りが弱いのはドルが強いわけではなくユーロが弱い ユーロクロスは先週軒並み弱かったため、ユーロの巻き返しが出ると予想します。 とはいえ、それほど強い通貨ではないため、ドルの動きをすべて消すということは無いでしょう。 2....
木曜日NYカットまでは大きめのオプションのある1.18〜1.17のレンジを想定。 しかし、当然のことながら、水曜日のFOMCで動く可能性が高いことを留意。 もし、FOMCで動かなければ、木曜日NYカット以降と金曜日でどちらかを抜けることに期待。 上は行っても1.18を少し超えるくらいか1.1850ほど、下に行くとすれば8月安値1.1664のトライまでは行くか、 1.18、1.17、1.1664は強い抵抗があるので少なくとも一度目は反発すると想定。 FOMCでの会見内容によってすべてが変わってくるが、基本的には戻り売りのショートを入れる タイミングを見計らっていきたい。
9月FOMCの内容がまだ織り込まれていないため下落。 レジスタンスは、節目の1.1700、先週安値の1.1683、今年安値の1.1664。
以下の理由から、そろそろ (今週か) ユーロドルは短期で上昇するような気がしています。 1) 短期・長期金利が落ち着きつつある 2) 1.1700に大きめのオプション (30日期限) がある 3) 株価が反発しつつあり (指数先物から) リスクオンのドル売りになる ただし、上昇しても1.17を少し越えるくらいかとは思います。
前回の予想 () の通り、 先週金曜日のNY時間までは上昇して来ましたが、雇用統計関連の数値がマチマチだったことから その後は方向感が出ず、現在は上ヒゲをつくり少し下落して来ています。 今週は9/9木曜日のECBまでは1.19を大きくは動かないのではないでしょうか。 直近で大きなオプションも無いようです。 総裁会見で金融政策の変更に関連した言及があれば動くことになると思います。
ユーロドルは、ジャクソンホールをきっかけとして大きく上昇しました。 元々以下の2点の通り、上昇転換の素地があったため、 今後は (少なくとも9/3の雇用統計までは)、 ある程度まで上がり切るまでは落ちないのではないでしょうか。 1) 短期上昇下降サイクルの周期 今年最高値を付けた1/6から3/31まで3ヶ月間下降が続き、 その後5/25まで2ヶ月間で約8割上昇して戻し、 再度3ヶ月間下降し8/20に今年最安を付けました。 そろそろ上昇の調整が入る時期です。 2) ドル買い (ユーロドル ショート) の偏り 6月の大幅下落以降、8月発表雇用統計の結果が良かったこともあり、 極めて多くのドル買いに偏って来ていると感じます。 上昇時の最大値は1.2150...
“8/9〜13 ユーロドル 基本下落もショートカバーに注意” () にてお伝えしたとおり、9月のFOMCに向けた3つの重要イベント、 8月発表雇用統計・ジャクソンホール・9月発表雇用統計のうち、 最初のイベントである8月発表の雇用統計を予想を上回る結果で通過し、 本格的なドル高トレンドに向けての幸先の良い出発となりました。 そして、予想通り、今年最安値の1.1704を抜けてきたユーロドルですが、 以下の2点から、そろそろ何かをきっかけとして大きく上方向への調整が 入ってもよい時期だと考えています (あくまでも大きな流れは下方向です)。 1)...
勢いが弱いと思っていた上方向への戻しは先週金曜日に一気に加速、 前回のアイデア () にて 想定していた1.18でちょうど止まり、現状は20日移動平均線が抵抗線となっています。 19日木曜日に大きめのオプションが1.1800と1.1750と前後にあるため、そこまでは、 動いてもすぐに戻る展開が続くのではないかと思います。 先週からここまでは想定内とはいえ、ショートの利確に新規のロングが重なり、 さらに上へ戻す可能性もあり、また、17日火曜日に米小売売上高とFRB議長発言があるため、 そこで動く可能性もあり注意が必要です。
現在の上方向の戻りは勢いが弱く、このまま進んだとしても20日移動平均線が抵抗となり 1.18は明確に超えて行かないのではないかと考えます。 現状は一旦上がってからの再度1.17下抜けトライの動きと想定し、 1.1750〜1.1800間での戻り売りを実行します。
【概要】 先日の米国雇用統計関連指標は軒並み予想を上回る数値でした。 9月のFOMCに向けた3つの重要イベント、8月発表雇用統計・ジャクソンホール・9月発表雇用統計のうち 最初のイベントを良い結果で通過し、本格的なドル高に向けての幸先の良い出発となりました。 【現状】 現在、ユーロドルは7月安値の1.1752に迫るところまで下落して来ており、 先ずはそこが明確に割れるかどうかが直近の見るべきところです。 今週については、3月の今年最安値1.1704にいつトライするかどうか、そして抜けた場合、 それ以上行くのかどうか、もしくは大きく戻すかどうか、を見極めたいと思います。 【ポジション】 早速月曜日のアジア時間で現状付近で停滞し、欧州の動きを見て大きく戻さないようであれば、 再度ドル買い方向 (ショート)...
【概要】 2021年1月6日に2019年以降の最高値を付けた後に始まった下降基調は3月31日に一旦の底を付け、 5月25日に戻り高値となり再度下落も、1.1750手前のレジスタンスを抜けきれずに反発、 現在はその反発が上にどこまで戻すかに焦点が当てられています。 【前提】 数年以内に利上げの可能性が高い現状で、金融緩和前の金利水準での値を参考にしてドル高を織り込んでいくのは、 利上げがより遠のくような事態にならない限り自然なことでしょう。 よって、大きな流れでの下降トレンドと考えていますが、現在はその中での短期上昇のサイクルと考えています。 【予想シナリオ】 8月前半の重要指標として米国雇用統計があります。それまでは現在の上昇がじわじわと進むと思われますが、 その後の流れは雇用統計での数値次第となるのではないかと考え...
【前提】 前提として上昇トレンドの中にいると仮定します。 今年4月安値を起点とした上昇のトレンドライン (青線) が効いており、6月以降は20日移動平均線とも重なり強力なサポートになっています。 ここを明確に下に抜けないと1月の今年最安値から始まった上昇トレンドは継続していると判断します。 【シナリオ (1)】 チャートにある (1) の動きです。 雇用統計後からの下落は5日移動平均線 (紫線) にサポートされて止まり、ぐずついた動きの後に上昇するパターン。 【シナリオ (2)】 チャートにある (2) の動きです。 もう少し下落し、今年1月と4月の安値を結んだライン (オレンジ線)、110.80あたりでサポートされ、その後に上昇するパターン。 【シナリオ (3)】 チャートにある (3)...
元々溜まっていたショートにロングが拮抗して来ており三角保ち合いが形成されています。 思った以上に1.1950の節目とトレンドラインのレジスタンスが効いていますが、 早ければ本日 (日本時間では日付変わって明日含む) にもブレイクするのではないでしょうか。 予想としては下にブレイクすると見ていますが、 上にブレイクした場合は、1.2000や200日と100日移動平均線で抑えられるため、 それほど伸びないのではないかと思います。