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【USDJPY】相場分析20200704 ドル円を買いゾーンとNo Tradeゾーンに分ける

ロング
FX:USDJPY   米ドル/円
【サマリ】
先週のドル円相場分析で解説の通り、4時間足での逆三尊完成から上昇したドル円。(先週のドル円相場分析に関しては以下のリンクを参照)

ただし、思ったほど価格が伸びず108.100ラインで失速してもみ合いに突入。
ここから新規の買いや売りを狙っていくのは上下に抵抗線候補が多く、大きな利幅を狙いにくいことから考えていません。
ということで、ドル円に関しては資金を温存し、将来買いを狙うゾーンと、(スイングとして)トレードしないNo Tradeゾーンに分けて今後のトレード戦略を考察していきたいと思います。
(今のところ売りは考えていません)

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
月足
三角保ち合いを形成しています。
106円を上端とする赤の帯が過去3年近くでのサポートゾーンとなっています。
このゾーンで大口の買いが集まっていると見え、このゾーンは底堅いと見ています。


週足
週足では大きな方向感はありません。
現在の価格がボリバンのミドルライン(20期間)よりも下にあることから、コロナショックをまたいだ過去20週間(約5ヶ月)では下降基調にあると言えます。


<中期足>
日足
日足で押さえておくべきポイントは以下の2つです。
・107.84から108円のゾーン(赤の帯)が過去何度も上値を抑えられている抵抗帯となっている。
・赤の帯ゾーンに100日移動平均線(水色ライン)と75日線(緑のライン)も近づいており、抵抗線となりうる要素が集まっている。
ということで現在の価格水準は上に抵抗帯があり、また近くに抵抗線候補となりやすい移動平均線も存在していることから、スイングとしてはなかなかトレードの難しい価格帯と捉えています。

4時間足(最上部チャート)
以上を踏まえて最後に4時間足を見てみましょう。

日足で述べたように現在の価格水準は抵抗要素が多いため、チャートに赤のボックスで示したようにNo Tradeゾーンとしています。
このゾーンに価格がある限りはスイングでのトレードは控えるべきというゾーンです。

一方で、今の価格から下落し、チャート下部に示した黄色のゾーン(106円ミドルから後半)まで到達するようであれば、ここから買いを狙っていくゾーンとして買いゾーンにしています。それより下がった場合も過去4年間の底値ゾーンがあることからやはり買いを狙っていきたいところです。

もう一つの買いを狙うゾーンとしては、現在の価格から上昇していき、200日移動平均線(太いパープルライン)を超えたところからのゾーンです。このゾーンには抵抗線となりうる要素がなく、前回の高値である109円後半まで一気に上昇していく可能性があります。

以上、今回は比較的長期でのドル円相場展望をお伝えしました。

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