暴落は避けることができないのか?(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ 日足
このチャートを見ると、24年の雇用統計ショックと、25年のトランプ関税ショックで2回暴落相場に遭遇しています。
この暴落は避けることはできないのでしょうか。
結論から申し上げますと、避けることができる部分と、致し方ない部分があります。
チャートに2か所、丸印をしています。
残念ながら、その印以前のところで決済するのは、なかなか難しく、その時点で暴落予測は出来ません。
しかし、丸印のところでは、暴落予測ができないとしても、チャートに変化が起きてきたので決済をするととは可能です。
移動平均線大循環分析のステージを活用することで、暴落に遭遇することを概ね回避できるようになります。
丸印のところの背景が薄い青色は第3ステージといって、下降相場の入り口です。
濃い青色は第4ステージで下降期です。
その青色の前の薄い黄色のところが第2ステージといって上昇相場の終焉を示唆しています。
ということは、第3ステージになりそうな第2ステージのところまでに決済ができれば、暴落は回避できるという事になります。
今後も、どこかで暴落はやってきます。
その際に、暴落が来てから泣き言をいう前に、移動平均線大循環分析のステージを見て、暴落を回避していきましょう。
IOスクリプトを含む
【週間展望】日経平均先物 2025-08-31月足の状況
バブル期高値の30,342円でレジサポ転換して目線は上。2度の急落もこの水準でサポートされ最高値を更新。
週足の状況
昨年付けた史上最高値の42,500近辺をブレイクして44,000円手前まで上昇
強い上昇トレンドとなっているが、直近の値動きが強すぎるので調整の可能性。
長めの陰線で、前回高値を下回ってクローズしていることもあり要注意。
日足の状況
先日掲示した陽線を否定する大陰線を啓示。
サポートラインも若干割り込んだため非常に危ない展開。
日足のMAも下抜けたため深い調整となる可能性も否定できない。
4時間足の状況
三尊形状を啓示してネックラインを割ったものの、ダマシとなって反発していたが、再度下を試してネックライン割れ。
安値更新となっているため42,000円でサポートされなければ続落に注意。
買いは様子見。
【週間展望】USDCHF 2025-08-31月足の状況
大きな下落トレンドが継続し、重要なサポートだった0.8330を下抜け目線は下。
週足の状況
下抜けた0.8330のサポートでのレジサポ転換を確認して安値更新。
0.7875を安値にいったん反発もFIB23.8%戻しで止められ再度下を攻める展開。
日足の状況
短期的にはダブルボトムを付けて反発し、一時0.8200付近まで上昇したが、そこから徐々に高値を切り下げ下降フラッグを形成。
このフラッグを抜けるまではレンジトレードしかできない。目線は下も、フラッグ上抜けではトレンド転換も意識したい。
4時間足の状況
下降フラッグ内での推移も細かく見るとレンジが一段下がった印象
ザラ場で0.8000を下抜けているものの終値では0.8000をキープ。
週明けにしっかり0.8000に乗せれば様子見も、下への動きがあればショートしたい。
ターゲットは0.7870
損切は0.8050
【週間展望】EURUSD 2025-08-31月足の状況
大きな下降トレンドから1.0000を割り込んだ後に反発。
再度下を攻めたものの1.0176の安値を付けて今年に入ってから大きな上昇となってダブルボトムを形成。
1.1275がレジサポで、このラインを上抜けたことでトレンド転換の可能性がありこのラインを割り込むまでは上目線。
戻り高値が1.2350で、このラインまでの上昇を期待したい。
週足の状況
1.1275でレジサポ転換しており目線は上。
ただ、今年に入ってからの上昇が強く高値圏で乱高下し一旦調整の可能性。
押し目の目途は深ければFIB38.2%の1.1200-1.1300あたりか。
日足の状況
下降トレンドラインブレイクの動きがあったが反落したものの、1.1570でサポートされて陽線を啓示して再度上値ブレイクを狙う動き。
1.1700を明確に上抜ければ高値更新をうかがう展開となるため目線を切り替える必要があるが、それまではまだ下方向への動きも否定できないため様子見。
4時間足の状況
MAに絡みながらの推移で方向感に欠ける値動き。
短期足では直近上昇の動きをしており、前回高値の1.1742をブレイクできれば上昇トレンド継続。
ターゲットが1.1830となるが、かなり近いのでスイングとしてはブレイク後の押し目を待ちストップはタイトに設定したい。
逆に上値抵抗に跳ね返されるようなら1.1570を明確に抜けるまで様子見抜ければショート狙い。
【週間展望】USJDPY 2025-08-31月足の状況
昨年の7月に付けた高値162.00を天井、140.00をサポートに乱高下しており、上昇トレンドもネックラインの140.00を割り込むと高値圏からの下落に注意が必要なチャート形状
152円がレジスタンスとなって陰線を啓示したため140.00を目指す展開か
週足の状況
140.00のサポートラインで3度止められているが、高値を切り下げている状況のため、割り込むと大きな下落につながる可能性が高い
MAにサポートされているものの上値は重く、長い上ヒゲのローソクがここ数週間続いているため、どちらかといえば140.00を目指した売り目線
140.00を割れた場合、次の節目は127.00近辺がターゲット
日足の状況
年初の高値158.90から140.00まで大きく下げた下降トレンドの調整中
151.00手前まで上昇したが叩かれて146.50-148.50のレンジ
細かく見ると145.85が押し安値で、このラインを割り込むと日足レベルでの下落トレンドが確定する
そうなるとショート戦略を実施できるが、現在はもみ合い中のため様子見
4時間足の状況
146.30-60あたりのラインがかたく何度もサポートされている
このラインを下抜けると、ライン際で買っていた勢力の損切を大きく巻き込み下落する可能性が高い
レンジを下抜けてからショートを検討したいため、現在は様子見
しっかりと抜けないと戻ってきてしまうので抜けるまでエントリーは禁物
【週間展望】USJDPY 2025-08-24月足、週足レベルでは天井圏での乱高下となっており方向感はないものの反転を示唆している形状
日足レベルでは平行チャネル内での動きではあるものの、安値切り上げ高値更新となっているため上目線も、短期的にはレンジだが包み足が発生して下落を示唆
4時間足では安値を割り込みトレンド転換147.00がレジスタンスとなれば日足レベルの安値である145.76を目指す展開かまずは直近安値の146.23割れを目指す展開
拡大型のトライアングルとなっており最も難しい形状なので、無理してトレードするよりも方向感が出てからでよいもしくは、ファンダでドル安円高が加速する様なら、日足のチャネル下限を狙ったショートトレード
20日EMAと株価の関係(9984)ソフトバンクグループ 日足
このチャートの20日EMA(移動平均線)と株価の関係についてみていきましょう。
4月から順調に上昇しています。
4月の前半は株価は20日EMAの下で推移していました。
そこから、20日EMAを超えてきます。
しかし、6月には再び20日EMAを割り込みます。
ただ、相場は崩れずに、再度20日EMAを超えていきます。
そこからは、20日EMAを割ることなく、順調に上昇トレンドを形成します。
この移動平均線と株価の関係をみていると、相場展開がどうなっているかが見えてきます。
もう一度振り返ります。
始めは20日EMAの下で推移していましたので、20日EMAの役割は抵抗線です。
しかし、突破した後は支持線に切り替わります。
6月に割ったのは、まだ支持線として機能していなかったことが分かります。
その後は、20日EMAは支持線としてしっかりと役割を果たしています。
何が言いたいか。
今、株価はマドを空けて下がってきました。
20日EMAが支持線としての役割を果たすかどうかが、今後のこの株価の明暗を分けるという事です。
どのチャートでも移動平均線が役割をはたしていれば、綺麗なトレンドになります。
役割を果たしていない銘柄のチャートには綺麗なトレンドは在りません。
そういったことも意識しながらチャートを見ていきましょう。
史上最高値はどこまで続く?(NI225)日経平均株価 日足
43,000円を超えて、史上最高値を更新してきました。
日経平均はどこまで上昇するのでしょうか?
いずれにしてもトレンドには、上昇トレンドと下降トレンドがあります。
上昇トレンドは、移動平均線の並び順が、上から20日EMA、100日EMA、200日EMAとなります。
これを「買い方の陣地」と呼んでいます。
25年の7月から買い方の陣地になっていますね。
売り方の陣地の並び順は、当然、その逆ですね。
移動平均線の並び順が、下から20日EMA、100日EMA、200日EMAとなります。
ポイントは、そこから、20日EMAが100日EMAや200日EMAに対してゴールデンクロスするところです。
その辺りから、徐々に買いにエッジが発生していきます。
こういった小さな変化に気づけるかどうかが流れに乗るカギとなります。
皆さんも、様々な銘柄をチェックして、陣地を確認してみましょう。
トレンド転換の流れ(9501)東京電力HD 日足
トレンドが転換するときに、移動平均線(EMA)の並び順の変化をみることで、トレンド転換が成功するかどうかがわかります。
3本の移動平均線の並び順をみれば、現状を分析することができます。
20日移動平均線(EMA)
100日移動平均線(EMA)
200日移動平均線(EMA)
上から、20日EMA>100日EMA>200日EMAになっているところを「買い方の陣地」と呼びます。
買いを積極的に、売りは慎重になるところです。
上から、20日EMA<100日EMA<200日EMAになっているところを「売り方の陣地」と呼びます。
売りを積極的に、買いは慎重になるところです。
今年の4月と6月でダブルボトムのような形状になってから、20日EMAが100日EMAに対してゴールデンクロスしました。
その後、20日EMAが200日EMAに対してゴールデンクロスしました。
ここから、100日EMAが200日EMAに対してゴールデンクロスすれば、買い方の陣地に移行します。
現状は綺麗なトレンド転換に向けた動きになっています。
皆さんも、色々なチャートで移動平均線の並び順で陣地を確認してみましょう。