Eurusd-3
8/9〜13 ユーロドル 基本下落もショートカバーに注意【概要】
先日の米国雇用統計関連指標は軒並み予想を上回る数値でした。
9月のFOMCに向けた3つの重要イベント、8月発表雇用統計・ジャクソンホール・9月発表雇用統計のうち
最初のイベントを良い結果で通過し、本格的なドル高に向けての幸先の良い出発となりました。
【現状】
現在、ユーロドルは7月安値の1.1752に迫るところまで下落して来ており、
先ずはそこが明確に割れるかどうかが直近の見るべきところです。
今週については、3月の今年最安値1.1704にいつトライするかどうか、そして抜けた場合、
それ以上行くのかどうか、もしくは大きく戻すかどうか、を見極めたいと思います。
【ポジション】
早速月曜日のアジア時間で現状付近で停滞し、欧州の動きを見て大きく戻さないようであれば、
再度ドル買い方向 (ショート) で入るかもしれません。できれば戻りを待ちたいところではありますが。
ターゲットは1.1704手前あたり。一旦手前で利確し、1.1704を抜けた後大きくショートカバーしないようであれば、
戻りを待って再度慎重にショートを入れたいと思います。
【懸案】
今回の雇用統計で方向性に偏りが出て、ショートポジションが相当増えて来ていると思います。
6月の大きな下落を見てショートが多く溜まり、7月下旬に1週間下げが止まりその後大きく上に戻したこともあり、
今回もどこかでそうなることが予想されるので、ショートカバーには十分注意が必要となると考えます。
【EURUSD/ユーロドル】FOMC=>雇用統計で行って来い/今後の見通しとシナリオユーロドルは7月末のFOMCを受けた上昇から一転、8月6日の雇用統計によるドル高で行って来いの形となりました。
この投稿では現在の相場状況を振り返るとともに、今後の見通しとシナリオについて共有したいと思います。
【環境認識】
週足
注目しているのはチャート上にブルーの破線水平線で示した1.1700のネックライン。
3月末にこの1.170をつけた後上昇したものの、結局高値(C)を超えることはできず、再びネックライン付近まで下げてきたという場面です。
日足
前回投稿では赤の安値切り上げラインでの攻防に注目としましたが、結果ロング側が勝利して上昇するも、雇用統計を受けて再度切り上げラインを抜き返すという結果に。
再びこの安値切り上げライン付近にまで戻ってきてはいるものの、前回投稿からは状況が大分変わっているので、その辺りを4時間足で考察します。
4時間足
4時間足では以下の2点に着目しています。
1.7月FOMCを受けての上昇の起点となった青丸の安値(当時の押し安値)を下抜けしたことで下目線転換
2.加えて、青の平行チャネル付近では上昇の押し目買いを狙っていた勢力の未決済の買いポジションが蓄積されていることが想定される。
以上から、基本的には売り狙いで以下2つのシナリオを考えています。(この投稿では50pips以上を狙う想定で書いています。)
1.雇用統計の下落の戻り売り
ただし既に十分下げた後なので、少なくとも雇用統計の半値近くまで戻さないと、下に1.1700というラインが控えている以上、反発のリスクがあると見ています。
雇用統計の半値近くまで戻せば、週足で見たネックライン1.170水準までの値幅を狙う価値があるかなというところです。
大きく下落した後なので、時間調整の横ばいで終わるようであれば期待値も見込みづらく、2のシナリオを優先的に考えます。
2.ネックライン1.70割れからのショート
1.170を明確に下抜けるような展開となれば、さらに一段下のキリ番1.165 や1.1600を目指したショート狙い。
【ユーロドル】雇用統計の結果次第 3つのシナリオ【概要】
2021年1月6日に2019年以降の最高値を付けた後に始まった下降基調は3月31日に一旦の底を付け、
5月25日に戻り高値となり再度下落も、1.1750手前のレジスタンスを抜けきれずに反発、
現在はその反発が上にどこまで戻すかに焦点が当てられています。
【前提】
数年以内に利上げの可能性が高い現状で、金融緩和前の金利水準での値を参考にしてドル高を織り込んでいくのは、
利上げがより遠のくような事態にならない限り自然なことでしょう。
よって、大きな流れでの下降トレンドと考えていますが、現在はその中での短期上昇のサイクルと考えています。
【予想シナリオ】
8月前半の重要指標として米国雇用統計があります。それまでは現在の上昇がじわじわと進むと思われますが、
その後の流れは雇用統計での数値次第となるのではないかと考えています。
シナリオ ①
雇用統計にて予想を大きく下回った場合です。
1月最高値と5月の戻り高値を比較すると80%以上まで戻していました。
もし雇用統計の数値が悪く利上げ時期が遠のくとの憶測が広がれば、
下旬のジャクソンホールの時期まで1.22近くまで戻すこともあり得ると思います。
シナリオ ②
雇用統計にて予想を多少下回った場合です。
シナリオ①と同様に上昇は継続すると思います。目安としては1.20の節目あたりでしょうか。
1.20付近には、50日、100日、200日、250日の移動平均線が集まって来ており、
大きなレジスタンスになる可能性が高いです。
シナリオ ③
雇用統計にて予想を上回った場合です。
下旬のジャクソンホールや9月発表の雇用統計の結果にも寄りますが、
この時点では今回の上昇前の水準に戻り再度1.1704を目指すのではないでしょうか。
非農業部門雇用者数の前月比予想は85万人ですが、100万人を超えてくるとより動意が付くと思います。
【ポジション】
大きなポジションを置くのは雇用統計の結果を見てからでしょう。
シナリオ①と②であれば、上がり切って何度かレジスタンスに戻されて来たらショート、
シナリオ③であれば、不用意に上がったところで戻り売りショートとなります。
損切りに関しては、利上げが時期が大きく遠のくような事態が発生すれば行います。
【EURUSD/ユーロドル】反発のターンユーロドルがようやく1.18付近からテイクオフ。
1.185を超えて日足が確定すれば、さらに買いの地合いが強まりそう。
4時間足レベルで1.18を割る公算は低く、仮に短期で突っ込んできた場合は絶好の買場になりそう。
(※もし4時間足が1.18を大きく割り込んで確定した場合は撤退することに)
さすがにこのまま上昇というわけにはいかないはずなので、1.184以下から広いゾーン をみて買っていきたい。
もしそのまま上昇していくなら、1.19までは高値を買ってすぐ売るというチキンレースに付き合うしかないか。
下落期間が長かったので、同じ期間かけて上がっていくと仮定すると、終点がちょうどジャクソンホール前後になりそう。
1.18を割るまでは、1か月程度の強気相場を想定して回転させていきたい。
【EURUSD/ユーロドル🇪🇺🇺🇸】相場分析20210722 日足の安値切り上げラインでの攻防に注目【サマリ】
ユーロドル環境認識です。
日足レベルの安値切り上げライン付近(下記日足チャート)での攻防が継続中。
下値は1.175付近が底堅いですが、上値も限定的で方向感のない動きが続いています。
6月FOMCを受けた下落トレンドの底値圏を形成する動きとも捉えられます。
日足切り上げラインを下抜けすれば三月末につけた1.170水準までの下落、抜けずに上放れすれば4時間足レベルの戻り高値が控える1.185付近までの反発上昇の動きが出る可能性を見ています。
日足
赤の安値切り上げラインで底堅く推移。ただし上値も限定的です。
下抜けすれば三月末につけたオレンジの安値Cを目指す動きが生まれると見ています。
4H
日足の安値切り上げラインで反発上昇した場合、4時間足レベルの抵抗である1.185付近の戻り高値までの動きが出ると見ています。
【ユーロドル予想2分解説】来週はECBに注目 6日に18年ぶりとなる金融政策戦略の見直しを発表したECB。
インフレターゲットをこれまでの2%に届かないが近い水準から2%に引き上げ、また、オーバーシュートについても許容することを示して、柔軟性を確保する形となりました。
22日に戦略見直し後初となるECB理事会が開かれます。
政策金利は現状維持見込み。
パンデミック対応での量的緩和であるPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)についても総額及び期間は現状維持が見込まれています(8月は債券市場での流動性が下がるので、購入ペース自体は減少する可能性がありますが、こちらは技術的要因です)。ただ、声明などでの政策金利やPEPPに対する表現はある程度の調整が必要と見られます。
世界的にテーパリングへの期待が広がる中、ECBは今回の戦略見直し後に、来年3月までのPEPPにおいて、予定された全額を使い切るとの見通しが高まるなど、緩和姿勢を強めるという見通しが広がりました。
足元では、デルタ変異株による感染拡大が世界的に広がる中、政策を変更する場合は、今後の状況を見極めてからという見方が強まりつつあります。
ECB理事会の翌日にはユーロ圏及び主要加盟国のPMI(購買担当者景気指数)が発表されます。
ユーロ圏及び独・仏のPMIに関しては、新型コロナの感染拡大の影響から製造業よりも回復が鈍くなっている非製造業のPMIに、今回は回復が見込まれています。
✅今週のEUR/USD(7/19〜)✅
①一旦は様子見
→ユーロドルはここ1ヶ月ジリ下げの展開。その間、4時間足の21MA&50MAで4回反発している。テクニカル的にはジリ下げに対する調整の上げ、あるいはもみ合いの展開がそろそろ来てもおかしくない🤔
② 1.1900前半での戻り売り目線📉
→ただ、メイシナリオは1.1900〜1.1935(直近戻り高値)まで調整してきたタイミングでの戻り売り。
③米株の調整入りによるリスクオフ
→ユーロドルと逆相関になりやすいドル/円が先週から上値の思い展開。ただ米株(S&P500)のチャートを見てみると、現在4時間足で三尊を形成中...。米株の調整入りによるリスクオフまで考えると、ユーロドルの上値余地も限定的になりそう。
✅ユーロドルの目線(7/12~)✅①戻り売り目線は継続👀
→週足チャネル(水色)&日足200MAを下抜けている点から、戻り売り目線は継続。ただ日足を見ると1.1850を起点にV字回復していて、今すぐ売りで入ろうという気はしない🤷♂
②1.19350〜1.2000のゾーン
→日足200MAが推移するこのゾーンまで引き付けてからショートを狙いたい👍
③金利と米株
→ここ最近は「金利↗米株↗」、「金利↘米株↘」という連動した動きになっている。そのせいか、ユーロドルはリスクオン・オフに反応するときもあればしないときもあり、まちまちな動きになっている。方向感が定まらない地合いなので、テクニカルを重視しつつこれらの動きに惑わされないようにしたい🤔
✅ユーロドルの目線(7/4~)✅
①スイング的には戻り売り目線👀
→1.1930〜1.2000のゾーン(日足200MA)で売り場を探したい。
②短期的には調整の可能性📈
→日足が1.1850を起点に下ヒゲピンバーで確定。また、直近の下落も勢いが強いため(2週間で約-300pips)、一旦調整が入ってもおかしくない。
③日足レベルのもみ合い
→上記の2点を踏まえると、長期的な1.2000〜1.1850間でのもみ合いに転じる可能性は高い。その後調整が完了し、再度1.1850ラインを下抜けるようであれば、本質的な下落につながるのではないか🤔
④明確な損切りの目処
ただ市場の流れが「ドル高↗︎ ユーロ安↘︎」一辺倒に傾くとは思えないので、損切りの目処を明確にできるよう、①のゾーンの中でなるべく引きつけてショートを仕込みたい👍