【ドル円・米株】米CPI、ECB政策金利など【2024年12月9日-】先週は12月に入り、米ISMや米雇用統計など重要指標が続きました。
株高・ドル高の大きな流れは変わらず、S&P500とナスダックは連日の高値更新、ドル円は150円前後で推移、ゴールドは10月末最値から停滞、そしてビットコインが節目10万ドルをついに突破しました。
韓国戒厳令が一旦注目を集めましたが、世界経済を揺るがすような地政学リスクの動きはありませんでした。
今週は米CPIに注目です。
また、ECBをはじめ各国の政策金利も発表されます。
日銀と米FOMCの政策金利は来週です。
【今週の指標など】
12/9(月)注目度の高い指標なし
12/10(火)豪RBA政策金利
12/11(水)米CPI(消費者物価指数)、加BOC政策金利
12/12(木)米PPI(生産者物価指数)、スSNB政策金利、欧ECB政策金利
12/13(金)日本株メジャーSQ、第4四半期日銀短観
※日銀と米FOMCの政策金利は来週
【ゴールド週末終値】
10月末2790ドルから調整中。
11/29(金)2633.33ドル
【ビットコイン定点観測】
大統領選後急騰、ついに12/5(木)10万ドル突破(104000ドル)。
12/8(日)19時頃、BTCUSD98948ドル・BTCJPY1483万円付近。
---
TradingViewでは同時に複数のチャート表示が可能です。
※無料プラン1つ、PROプラン最大2つ、PRO+プラン最大5つ、PREMIUM最大8つまで表示可能です。
現在、ドル円(USDJPY)、ドルインデックス(DXY)、米国債10年利回り(US10Y)、NYダウ(US30)、ナスダック(NAS100)、日経225(JP225)、金(XAUUSD)、ビットコイン(BTCUSD)の8つのチャートを同時に表示させています。
コミュニティのアイデア
ナスダック100先物、新高値を約1か月ぶりに更新今週の振り返り
今週は高値・安値切り上げの上昇で11月11日の最高値を超えて、新高値を更新しました。先週末時点のnoteで上昇する場合は「21,000を上抜ければ最高値超えにトライ。その場合の短期ターゲットは21,400が目処」と書きました。12月2日(月)から21,000を上回り連続陽線で11月11日高値をあっさりと上抜けしましたね。
短期ターゲットの21,400は12月4日(水)時点で上回り、12月6日(金)には最高値21,624まで上昇しました。私が別で見ている特殊設定のボリンジャーバンドの+2σを上回り、+2σの上に張り付いてボリンジャーバンドを拡大する流れで強い上昇トレンドを作っています。
+2σを上回る上昇は過去を見ても続かず日柄調整やヒタヒタゆっくり上げでペース調整が起きます。また上値追いの場面では利益確定が出てくるので売り優勢となれば、短期的には行き過ぎた価格は調整されることもしばしば。
ごく短期ではもう少し伸ばす余地は残すが、小休憩がありそうでレンジ形成に移るのではないかと想像している。
とはいえ、現状は経済環境が良くEPSが伸びると予想されるため、大きな値幅調整は今のところ心配する必要がないだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
勢いが続くなら21,800が上限ではないだろうか。
②下落する場合
トレンドライン(白)がサポートライン継続して登ってきた上昇なので、まずはこのトレンドライン(白)を下抜けるか再びサポートされるか。
トレンドライン(白)を下抜け21,000を貫通する場合は、20,800~20,900付近でサポートされるか様子見。
S&P500先物、6,111の最高値記録今週の振り返り
今週も高値・安値切り上げの上昇トレンドが続きました。先週末のnoteで上昇シナリオは「上昇継続する場合は引き続き節目の6,100が短期ターゲットと見たい」と書きました。結果としては、12月6日(金)に高値6,111の最高値を記録し、短期ターゲットに到達しました。
先週末の下落シナリオには「フィボナッチ23.6%(カラー)を割り込まない限りは特に気にする必要なし」と書きましたが、今週は接近することもなく下値の堅さもありましたね。
先週末noteに書いてたとおり過熱感はなく、上昇・下落セクターが程よくでている状況でM7の上昇が今週の指数上昇にも影響していた模様です。
経済指標は好調な景気に対して、雇用統計も今のところ心配する必要がない十分な結果でした。GDPNowが3.2%予想と好調で、指数にとってプラスな状況ですね。
高値を結んだトレンドライン(上・白色)に株価が接してきました。また私が別で見ている特殊設定のボリンジャーバンドでも+2σに到達しており、ごく短期的には上値が重くなりそうな水準まで上がっています。もう少し伸びる余地はあるが一過性でやや日柄調整が必要なタイミングに差し掛かっていると思います。
高値を伸ばしてきたので利益確定売りが優勢となるなら、短期的には少し下落に付き合う時期になる可能性も出てきているため、値動きには注意。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まだ上昇を継続するなら、6,135~6,140前後が次の目安だろう。
②下落する場合
次週、利益確定売り優勢となったとしても、まずは21日出来高加重移動平均線あたりまでが目処ではないだろうか。21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落するまでは特に気にするほどの下落ではない。21日出来高加重移動平均線のサポート具合を確認したい。
6,000の節目がサポートで意識される可能性もある。
2024 12 第1週クロス円振り返り +893Pポン円 +230P
週足波サイズのWBのネックでの上昇反発を否定したことで、ダウントレンド継続と見、月足20MAへの下げ余地もある。4H20MA寄り付きSエントリー。月足20MA到達、3連続陽線決済
スイス円 +230P
ポン円がダウントレンド継続を見て、元々下目線だったスイス円もSエントリー
月足20MA到達決済
キャン円 +40P
スマホで監視してた時、スマホのMAはズレている事を失念して間違えて決済。
時間を作ってスマホのMAは消そうと思った。
ユロ円 +150P
月足下抜けていたのでエントリー
週足直近安値まで狙うも、WTと4H20MA上抜け上抜け、押しをつけた所で決済
ニュジ円 +100P
週足逆三尊警戒ラインで、4Hダウ20MA上抜けた所で決済
おじ円 +23P
月足20MA下抜けSエントリー
月足アップトレンドライン付近なのを失念
4H20MA上抜けビビり決済
シンガ円 +120P
月足20MAに到達し、4H直近安値、4H20MA上抜けたので決済。
反省
即エントリーしたい気持ちで浮きチャートを見ていたつもりだけど、雑な所があった。
キャン円は伸ばせたのにスマホのMAで勘違い。おじ円は上位足のTLを見落とし。
エントリーする時に1度上位足を見る余裕の心を育てたい。
2024 12 第1週 振り返り +70Pポンカナ ノーエントリー
日足のダウ塊が上抜けたので、ノーエントリー
反省
日足ダウ上抜け=月足ダウアップトレンド継続という視点が抜けていた
この視点があれば、日足ダウ上抜けの後、4H20MA寄り付きエントリーなどのトレードを展開できたかもしれない。
ユロシンガ ー10P
エントリー後、4Hダウでアップトレンドの安値を下抜けずに上昇
直近高値へ移動してたSLに掛かり終了
4Hダウアップトレンドが右肩、その前のダウントレンドを左肩の逆三尊を警戒し、左肩の安値を下抜けたので逆三尊否定と見ていたが、アップトレンドの安値が固く下抜けなかった。
ドルかな
1回目 ー40P
2回目 保持中
エントリー後、4Hアップトレンドのダウの安値を下抜け、ダウでダウントレンドを築き始めたので決済
その後、1Hで2番底になり、20MA越えで先のアップトレンドダウの安値の硬さを見て、再エントリー。
反省
決済を引っ張り過ぎた。
4Hダウ直近安値を下抜けた時点で切っても良かった。
月足の波のエネルギーと日足WT否定に気持ちが頼り過ぎて、決済に踏み切れなかった。
ユロポン 保持中
月足安値下抜け、週足安値下抜けたエネルギーを日足WTネック下抜けでエントリーした為、日足ダウで追いかけるトレードをしている
4Hなら決済している所、保持中。
今、4H20MAを上抜けたので、4Hダウのアップトレンド形成し、日足20MAに絡んだ所で日足ダウントレンド再開と見ている。
仕事が忙しく、日足ダウで追いかける事でチャート監視の負担を減らす目論見だけど、金額的に4Hダウで利確しても良かったかも。と思った。(PIPSではない。)
ニュジスイ 保持中
エントリー後、順調に下落中。
これも月足のエネルギーを週足ダウで監視して、日足ダウで追いかけているトレード。
取りあえずは週足ダウの直近安値までは追いかけたい。
シンガ円 +120P
月足20MAに到達し、4H直近安値、4H20MA上抜けたので決済。
週末のビットコイン12/8(日)
ビットコイン市場のテクニカル分析レポート
1. 三尊の形成とネックラインの下抜け
現在、ビットコインはチャート上で「三尊天井」の形状を形成しており、直近ではネックラインを下抜ける動きを見せています。三尊は、相場の転換を示唆する強力な売りシグナルとされるパターンであり、多くのトレーダーが警戒する局面です。ネックラインの下抜けは、さらなる下落のトリガーになる可能性が高く、売りの圧力が増す展開が考えられます。
2. ショートエントリーの検討
ネックラインの下抜けを受け、ショートエントリーの戦略が浮上しています。テクニカル的には、三尊のパターンが明確であれば、このタイミングでのショートはリスクとリターンのバランスが取れたエントリーポイントと考えられます。
3. 20・40・75MAの交錯によるリスク要因
一方で、20MA、40MA、75MAの移動平均線が交錯している点には注意が必要です。通常、短期・中期・長期の移動平均線が明確な方向性を示している場合、トレンドの継続が期待されますが、現在のように交錯している局面ではトレンドが不明瞭な可能性があります。これにより、ネックラインのブレイクが「だまし」に終わるリスクも否定できません。特に、過去の相場でも移動平均線の交錯は、トレンド転換やレンジ相場への移行を示唆するケースが多いです。
4. リスク管理と戦略の提案
このような不確実性の中でのエントリー戦略としては、小ロットでのショートエントリーが有効と考えられます。小ロットであれば、だましのリスクが顕在化した場合でも損失を最小限に抑えることが可能です。また、移動平均線が交錯している間は、強いトレンドが発生しにくいことを念頭に置き、短期的なリバウンドにも警戒が必要です。
5. まとめ
•三尊の形成とネックラインの下抜けはショートの根拠として有効。
•ただし、20・40・75MAの交錯により、下降トレンドが明確ではない点はリスク要因。
•だましの可能性を考慮し、小ロットでのエントリーが推奨される。
トレード戦略としては、「だまし」を想定した柔軟な対応が求められます。損切りポイントを明確に設定し、トレンドの明確化を待つのも一つの手です。今後の相場動向に引き続き注視が必要でしょう。
リップルはまだ買える!2.35ドルで仕込み、3.0ドルで利益確定を狙う【リップル(XRP)の戦略:仕込みのベストタイミングとターゲット価格】
どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。リップル(XRP)は、現在強い買い支えが入っている状況にあります。そのため、2.2ドルまでの深い下落は考えにくいでしょう。
現時点での理想的な仕込み価格は、平均仕入れ価格2.35ドル付近です。この水準で買いを仕込むことができれば、リスクを抑えつつも効率的なポジションが取れます。
短期的なターゲットは3.0ドルと見ています。この価格帯は心理的節目でもあり、利確ポイントとして多くのトレーダーが意識する可能性が高い水準です。
戦略のポイント
• 仕込みの目安:2.35ドル前後
• 下落のリスク:2.2ドルまでの下落は考えにくい(強い買い支えがあるため)
• ターゲット価格:3.0ドル(短期的な利益確定ポイント)
まとめ
リップルは現在、堅調なサポートを受けており、2.35ドル付近が絶好の買い場と考えられます。仮に短期的な調整があったとしても、2.2ドルまでの下落は起こりにくいと見られます。目先のターゲットは3.0ドルであり、短期的な利益を狙うには魅力的な局面と言えるでしょう。
戦略はシンプルに。理想の買い場を逃さず、3.0ドルを目指す。これが今のリップルの戦い方です。
【週間展望】USDCHF三尊ブレイクから雇用統計での下落により短期のターゲットである強いサポート帯の0.8730まで下落
その後すぐに強い買いが入り反発してネックラインの0.8800手前まで上昇してクローズとなっている
絵にかいたようなきれいなチャートで、これまでの上昇で買っている参加者のショートポジションはまだあると考えると、ネックラインまでの戻りで再度売りが入ると考えられる
0.8800での反転を明確に確認できるようならショート構築損切はその直上
ターゲットはもう一度0.8730までの下落は想定できるが、もう一段安となった場合は半値戻しの0.8665あたりだが、想像できず
基本的にはまだ上昇トレンド中と考えると、あまり欲張らずに時間軸を短くしたトレードの方がよさそう
【週間展望】EURUSD 2024-12-08強いレジサポラインである1.0600が意識されている
雇用統計でドル売りに傾いた際にブレイクするも続かず、その後売られて反転結果、長い上ヒゲを付けた陰線を啓示して下落していることから目線は下日足のMAも若干抜けるもまだ下向き
4時間足では上昇トレンドが継続となっており、短期的なレジサポの1.0540とMAがチャートポイント重なっており、サポートとして機能するかどうかのポイント
ここを下抜けると一気に売り圧が強くなり日足のトレンドに回帰する可能性
逆にサポートされて1.0600を明確に越えてくるようだともう一段上の1.0660とFIB38.2%が意識される
俯瞰では下目線のため、中期のショートポジションはホールドも、直近でどちらに動くかを注意しておきたい
【週間展望】USDJPY 2024-12-08雇用統計ではほぼ市場の予想通りの結果で発表後は円高ドル安に振れるもトレンドはでず
週間を通しても方向感のないレンジで一時148.50近辺まで下げるもブレイクできず、148.50-151.50での値動きに終始
俯瞰ではまだ下げ局面で、このレンジを下抜ける方向にエントリーを継続
日銀の利上げ観測の折り込みはまだ進んでおらず、半値押しとなる148.17がまずは最初のターゲットもし売り圧力が強くなるようなら、週足の水平線が引ける140.00近辺までの下げも見ておきたい
実際に利上げしても前回の日銀利上げ時のような暴落にはならないと考えると、下げ幅も限定的か
ただ、日足の状況はまだ下げ幅を拡大する可能性は大いにあるので、目先のトレードは売りをメインで考えたい
金が売られる本当の理由!中国の脱ドル構想崩壊、トランプの圧力が鮮明化【金(ゴールド)に下落の兆し、ファンダメンタルズとテクニカルの両面から解説】
どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。金(ゴールド)は、現在下落の兆しが見え始めています。先月だけでもインジケータートレーダー数千名の爆死が確認されました。先週の値動きでは、三角保合いの下限を切り下げて終了しましたが、これは対中国元の金価格や金ETFにも共通する動きです。さらに、先物価格も上昇できなくなっていることから、テクニカル的にも金の弱含みが確認されています。
テクニカル的な弱含みの要因
1. 三角保合いの下抜け
先週の金価格は三角保合いの下限を割り込み、下落の兆しを見せました。これにより、これまでの「上昇トレンドの調整」から「下落トレンドへの転換」が意識されやすい状況です。
2. 金ETFの同調的な動き
金ETFも同様の動きを見せており、投資家のリスク回避行動が示唆されます。ETFは機関投資家の影響を受けやすく、彼らの動きは市場の先行きを映し出す鏡のような存在です。
3. 先物価格の上昇が鈍化
金の先物価格も、これまでのような上昇の勢いが見られなくなりました。通常、先物価格は現物市場の先行指標となるため、先物の上昇が止まるのは、将来的な金の需要が後退するサインと考えられます。
ファンダメンタルズ的な要因
金の下落は、テクニカル面だけでなくファンダメンタルズ的にも明確な根拠があります。
1. BRICS通貨の動向と中国の金爆買いの終焉
これまで、中国は「脱ドル」を目指すBRICS諸国の盟主的存在として、金を大量に購入してきました。その理由は、BRICS通貨の価値の裏付けとして金の保有量を基準にする方針があったからです。これが金の需要を押し上げ、価格の高騰を支えてきました。
2. トランプ大統領の姿勢転換
ここで新たな動きが出てきます。トランプ大統領の復帰が想定される中、米国は“脱ドル”の動きに強く反発しています。彼のスタンスは明確で、
• 米ドル以外の通貨は許さない
• 金の購入を認めない
• これからはビットコインだ
という姿勢が鮮明になっています。この政策的な圧力は、BRICS諸国の金需要を減少させ、金の価格に下押し圧力をかける要因になります。
3. ビットコインとの逆相関が明確化
これまで、金とビットコインは逆相関関係にあるとお伝えしてきましたが、今まさにその構図が表れています。トランプ氏の影響もあり、ビットコインは現在非常に強いトレンドを形成しています。これは、資産の避難先が金からビットコインに移りつつあることを意味します。資金の流れが金からビットコインへとシフトしていけば、金はファンダメンタルズ的にも弱含みとなり、テクニカル的な下落トレンドが鮮明になるのは当然の流れといえるでしょう。
まとめ
• テクニカル面では、三角保合いの下抜け、金ETFの動き、先物価格の上昇鈍化が、金の弱さを示唆している。
• ファンダメンタルズ面では、中国の金爆買いの鈍化、トランプ大統領の脱ドル政策、ビットコインの強さが金の売り圧力を強めている。
• ビットコインと金の逆相関が鮮明化しており、今後は**「金 vs ビットコイン」**の構図が一層際立つ見込み。
今後の注目ポイント
今後は、金の下落トレンドがどこまで続くか、そしてビットコインの上昇がどこまで続くかが焦点になります。これまで金を避難先資産としてきた投資家が、ビットコインへのシフトを加速させる可能性があるため、今後は金とビットコインの逆相関がさらに強まるでしょう。
「金からビットコインへ」──これが今後の新しい資産の流れです。
ゴールド レンジだが、戻り売り日足→トレンドレス
4時間足→トレンドレス
※矢印に沿ったトレードを推奨
図はゴールド1時間足です。
ゴールドは1時間、4時間、日足と全ての時間軸でレンジです。
コメントもつけましたが、基本的に大きな下落への準備期間と考えてます。
ただ、全時間軸でレンジなので当然上昇する可能性もあります。
どちらに動くかわかりませんが、全体の環境認識をすると下落方向に向かいそうな雰囲気は感じます。
レンジなのでその上限下限を意識し、抜けた方へついていくのが◎
そして金曜日は下抜け失敗になってますが、基本的に黄色BOXを下抜けると大きく下落する可能性があります。
下抜け騙しには注意しつつ、エントリーのタイミングを待ちましょう。
ドル円 レンジ日足→トレンドレス
4時間足→下落トレンド
※矢印に沿ったトレードを推奨
図はドル円1時間足です。
ドル円も1時間足はレンジですね。
4時間足は今のところまだ下落トレンド中ですが、下落しきれずに横ばいにもなってきてます。
つまりここから1時間4時間足がレンジになっていく可能性があるということです。
4時間足単位のレンジだと、そこそこ大きな値幅の動きになるので、ポンド円同様上にも下にも大きく動く可能性があります。
現時点では4時間足はまだ下落トレンド中なので、戻り売りの方がやりやすそうです。
金曜日の動きを見ていても下落の勢いの方が強いのがわかります。
とはいってもレンジなので下がれば底堅い動きもしてます。
まずは金曜日の高値安値の間でのレンジを想定しておいて、それを抜ければ次のラインまでの動きに乗っていくのが良さそうです。
方向感がないので欲張ったトレードはしないほうがいいですね。
USD/JPY 2024年12月 第二週12月第一週からの引き続きです。
ドル円1時間足。
雇用統計も週末に大きなイベントとして迎えましたが、150.50の現在のレジスタンスラインを抜くことができずに下落しましたが、現在の価格は時間足でのレンジゾーン(グレー)(149.674 - 150.50)での推移となり、このゾーン(グレー)を下抜けると価格が走りやすいと考えてます。
ただし、レンジ上限の150.50を日足レベルで抜ける場合はショート方向注意と見てます。
この150.50ライン付近には、週足と4時間足MAがダブルで上昇の圧力の重石になっている格好です。
先週からお伝えしているように下落として2パターンを考えていて、一つは軌道に書かれているような(w)-(x)-(y)の複合修正波のパターン。この場合だと下落してもまだ横調整が続いてからの5th波の下落。このケースのT.Pラインは5th波の始点にもよりますが、146円中盤まで。
もう一つは、(w)のポイントから5th波がすでに進行中のエンディングダイアゴナルパターンですが、このケースだと直近安値(L.L(148.639)を若干抜いて、148.30あたりまでがT.Pラインとしてみてます。
*上記2パターンのT.P目標位置は始点からの値幅が1st波の値幅を用いてます。赤いボックスで表示
どちらのケースになるのか現段階ではわからないため、私の場合は150.50付近のレジスタンスラインからのショートポジションを持ち越しているので、直近安値を少し割り込めば利確する予定です。
その後の推移と波形を見ながらもう一度ショートが狙えるような形になれば、(特にw-x-yパターンのような)再度ショートを仕込む用意はありますが、どちらかというと、下落も一旦の終焉に近づいているようにもみえますので、ロング方向も考えていきたい場面です。
ポンド円 レンジ日足→下落トレンド
4時間足→トレンドレス
※矢印に沿ったトレードを推奨
図はポンド円1時間足です。
ポンド円は方向感がありませんね。
4時間足のトレンドがなくなってきました。
今までの下落トレンドを崩しにきてるといえばそうなのですが、金曜日の動きで上昇トレンド中だった1時間足のトレンドも同時に崩してます。
方向感がわかりにくいので、上にも下にも大きく動く可能性があります。
ただし、中期的には4時間足の下落トレンドを崩して上昇しそうな雰囲気です。
1時間足の方向感がないので、上昇方向に動くなら4時間足の下落トレンドを崩す動き、
1時間足が下落方向に動くなら4時間足の下落トレンド継続、というふうに考えておくのがいいですね。
わかりにくい相場なので水平線を意識して、下げ止まったところからの押し目買い、
上げ止まったところからの戻り売りが機能しそうです。
ただ、方向感がない分欲張ったトレードをすると行って来いになってしまうので注意が必要です。
ブレイク戦術は“誰でも考える”が、1.0600がターゲットだと知る方法は限られている【ユーロドルは先物価格を見ていれば分かる“買いのチャンス”だった】
どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。ユーロドルは、先物価格が1.0500から1.0600に上昇していたため、押し目買いの戦略が有効な局面でした。
このような局面では、「どこで買ってもよかった」と言えるほど買いの優位性が明確でしたが、特にわかりやすいエントリーポイントは「直近高値のブレイク」でした。これは、多くのトレーダーが意識する価格帯であるため、心理的にも強い支持を受けやすいポイントです。
その後、ユーロドルはしっかりと1.0600に到達しましたが、ここがターゲットである理由は単純ではありません。ブレイク戦術自体は誰にでも思いつく手法ですが、「1.0600がターゲットだ」と理解するためには、Tradingviewでユーロドルの先物市場の動きを確認する必要があります。
なぜ1.0600がターゲットだったのか?
多くのトレーダーは、チャート上の水平線やフィボナッチを基準に目標を設定しがちですが、先物価格の動きも大きなヒントになります。先物価格は、現物のFX市場よりも早く動き出すことが多いため、相場の行方を先に示してくれる「リーディングインジケーター」として活用することができます。
今回の1.0600という価格は、TradingViewの先物チャートを確認していた人だけが把握できた情報です。もし先物価格を見ていなければ、「次の目標はどこか?」という判断に迷いが生じていたかもしれません。
ユーロが強いのではなく、ドルフランの動きが鍵
今回のユーロドルの上昇は、「ユーロが強かったから」と考える人が多いかもしれませんが、実際にはそうではありません。鍵を握っていたのはドルフランの下落(フラン高)です。
FX市場はクロス取引の影響を受けるため、ドルフランが下落すると、相対的にドル安が進行し、ユーロドルが上昇するという構図が生まれます。
ここが初心者と上級者の違いです。初心者はユーロドルのチャートだけを見て、ユーロが強いと判断しがちですが、プロは他のクロス通貨の動きや相関関係も考慮します。今回も、ドルフランの動きを見ることで、ユーロドルの上昇が「ユーロの強さ」ではなく、「ドルの弱さ」によるものだと理解できたはずです。
まとめ
• ユーロドルは先物価格の上昇(1.0500→1.0600)を見ていれば、押し目買いが有利だった。
• 直近高値のブレイクがわかりやすいエントリーポイント。ブレイク戦術は多くのトレーダーが考える手法だが、重要なのは「次のターゲットがどこか」を知ること。
• ターゲットの1.0600は、TradingViewの先物価格を見ていればわかる情報であり、現物チャートだけでは把握が難しい。
• 今回のユーロドルの上昇はユーロの強さではなく、ドルフランの下落(フラン高)が主導していた。
「チャートだけを見ていても、相場の全ては見えない」ということが、今回のユーロドルの動きでよくわかるはずです。現物市場の動きだけを見ているトレーダーと、先物市場の動きを把握しているトレーダーの間には、情報の差が存在するのです。
次回からは、TradingViewで先物の価格もチェックする習慣をつけましょう。ターゲットの「見える化」が、他のトレーダーと一歩差をつけるポイントになります。