USDJPY
日銀発表前でドル円144円で横ばい、そして未来へ~トレードとイチローに学ぶ心の持ちよう~どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。
今週もマーケットの海を渡る航海士たちへ、
ひとつ現実的な話をしておきましょう。
現在のドル円、144円あたりをウロウロ、ウロウロ。
お散歩コースを決めかねた犬みたいなもんですね。
なぜこうなっているかと言えば、
もちろん、来週29日の日銀金融政策決定会合を待ってるわけです。
相場は、基本的に 「イベント待ち」 になると膠着(こうちゃく)します。
まるで、結婚式の入場待ちで緊張してる新郎のように、動けない。
この状態、個人トレーダーにとっては、案外チャンスでもあります。
「13の戦術」の中でも、「アノマリー戦術」や「スキャルピング戦術」が有効になる局面なんですよ。
⸻
アノマリー戦術・スキャルピング戦術を活用しよう!
まずアノマリー戦術って何かというと――
これは、カレンダーに隠された「クセ」を使う戦い方です。
「イベント前は横ばいになるよね」とか、
「月末はポジション整理で売られるよね」とか、そういう“市場のクセ”を読むわけです。
今回なら、
• 金融政策発表前=横ばい
• 発表後=方向が出る
っていう、超シンプルな読み。
まるでパターゴルフみたいに、
障害物なしでまっすぐ狙えばいい、
そんなシンプルさです。
一方、スキャルピング戦術は、
「小刻みにコツコツ取る」作戦。
「動きが小さい=スキャルには最適」というわけですね。
144.00〜144.80くらいのレンジ内で、ビシバシ抜いていく。
地味な作業ですが、今週はこれが正解でしょう。
⸻
では発表後はどうなる?
で、29日の発表が終わったらどうなるのか。
結論から言えば、僕は「下」だと思っています。
具体的には、142円台を目指す展開になる可能性が高い。
その理由ですが、ちょっと専門的に言うと、
「先物のストライクプライス」がそのあたりにあるんですね。
つまり、142円あたりに向かってヘッジの売りや先物の解消が出る可能性がある。
しかも、CFTCが毎週土曜日に発表する「円の投機的ネットポジション」――
これが、なんと4週連続で円買い(ショート縮小)に動いてるんです。
つまり、市場全体が
「ふたたびドル売り、円買いモードに傾いてきた」ということ。
もちろん、植田日銀総裁が超ハト派発言をしてきたら話は別ですが…
例えば、
• 「いやー、やっぱり利上げ無理だわ〜」
• 「賃金も物価も伸びないし〜」
みたいな弱気な発言をしてきたら、
一時的に円安(ドル高)になるかもしれません。
でも、よほどのことがない限り、
方向は「円高」で見ておくべきでしょう。
⸻
トレードとモチベーションの話をしよう
昨日、たまたまテレビをつけたら、
面白いシーンに出くわしました。
ドジャースの若きエース、山本由伸投手が、
レジェンドイチローに質問するコーナー。
由伸くんの質問はこうでした。
「モチベーションを下げないコツってありますか?」
これ、めちゃくちゃ深い質問ですよね。
プロでも、いやプロだからこそ、
モチベーションの維持が課題になる。
イチローの答えはもっと深かった。
「才能だけでやってきた選手は、
モチベーションが急に落ちる。
若い頃に無我夢中で努力した人は、
変化に対応できるモチベーションを持ち続けられる」
これを聞いたとき、僕は思わず「うんうん」と頷きました。
だって、トレードも全く同じなんですよ。
⸻
無手勝流(むてかつりゅう)は続かない
相場の世界でも、「にわかトレーダー」という存在がいます。
• アベノミクス相場で、ただ買えば儲かった。
• ビットコインバブルで、ただ持っていれば増えた。
• コロナバブルで、適当に買っても勝てた。
• ひたすら数ピップス抜きで勝ち逃げしてるだけの人。
こういう
「何も考えなくても儲かる時期」って、
確かに存在します。
でもね、問題はその後なんです。
相場の状況が変わると、途端に勝てなくなる。
そしてモチベーションがガクンと落ちる。
「なんで俺、勝てないんだろう?」
「やっぱ俺、向いてないわ」
「疲れた、もうやーめた」
ってな具合に、フェードアウトしていく。
こういう人たち、ネット上のブロガーを
僕は何百人も見てきました。
• 自己流で運よく勝った人
• 楽して儲けようとした人
• 高額なインジケーターだけ買って満足してる人
• 書籍やYouTubeだけで何とかしようとする人
…全部、似たような結末を迎えます。
⸻
地味な努力が未来を変える
地道に訓練した人だけが、変化に対応できます。
• ちゃんと検証した。
• ちゃんとリスク管理を学んだ。
• ちゃんと負ける練習もした。
• ちゃんと継続した。
この「ちゃんと」が積み重なった人だけが、
相場環境が変わったときもモチベーションを保って、
戦い続けることができるんです。
努力の「質」と「量」。
結局、これがすべてなんですよね。
イチローがあれだけの成績を残せたのは、
まさにここに秘密があった。
そして、トレーダーも同じ。
毎日毎日、地味な作業を積み上げる。
面倒でもチャートを見る。
めんどくさくてもエントリールールを守る。
これが未来を作る。
⸻
最近の若者たちへ
ところで、最近の若者たちはテレビをほとんど見ないらしいですね。
だから、こういう人生のTips――
イチローみたいな先人たちの叡智(えいち)に触れる機会が少ない。
YouTubeやTikTokでサクッと流れてくる
「お金持ちになれる3つのコツ!」みたいな動画ばっかり見て、
大事なものを見落としている。
まあ、これは仕方ない時代の流れかもしれません。
でもね、本当に大事なことって、めちゃくちゃ地味なんです。
それこそ、手を真っ黒にしながらグラブを磨くとか、
誰も見ていないところで1000回素振りをするとか、
相場で言うなら、毎日トレードアイデアを立てて
TradingViewに公開し演習を重ねる。
失敗したら自分の手法がまだ未完成なんじゃないかと
検証を重ねる。優れたトレーダーから学ぶ姿勢をもつとか。
派手さはない。
誰にも褒められない。
SNSに投稿しても「いいね」はつかない。
でも、そこにしか「本物」はないんです。
⸻
まとめ:来週までの戦い方
というわけで、まとめますね。
• 来週29日までドル円は144円前後で横ばい。
• 戦術は「アノマリー戦術」か「スキャルピング戦術」で。
• 発表後は「円高方向」、142円台を目指す可能性。
• 無理にポジションを持たず、堅実に、冷静に、待つ。
• 地道な努力を惜しまないこと。
• 「才能だけで勝とうとするな」、地味な修行こそ未来を作る。
さあ、みなさん。
今週も、自分を信じてコツコツと、いきましょう。
トレードは裏切らない。ただ、努力を裏切ることはない。
来週、相場が動き出すそのときまで、地味に地味に、いきましょうね。
【週間展望】USJDPY 2025-04-27140.00近辺は過去に何度も支えられてきた重要なライン
月足レベルのサポートだったので割れれば大きな下落となる可能性があったものの、強いレジスタンスとして機能し反発
一時144.00の高値を付け143.63でクローズとなっている
これまでの下落が強烈だったため、短期的には戻りの場面
中期のトレンドでは158.88を高値にFIB38.2%戻しとなる147.14あたりが戻り目途
この近辺は過去のレジサポもあり、短期トレンドの半値戻しとも重なるためターゲットとして意識される
短期的には151.30から引いたFIB38.2%戻しとなる144.00近辺が意識され、日足のMA、4時間足のレジサポが重なり、ここで反落する様なら再度安値割れを試す展開となりそう
まとめると、まずは144.00のラインを上にブレイクするか、失敗するかに注視
ブレイクできれば次の節目が147円近辺がターゲットとなるためロング狙い
失敗となれば、再度安値を狙ったショート戦略
中長期的にはドル高円安トレンドは変わらずとみているため、反転ショート狙いがメインシナリオ
ブレイクしてロングする場合はあまり引っ張らず、ターゲットを意識しながらも利食いを着実に
週間ポジティブクローズに向かう – トランプ発言と東京CPIが後押し!📌 タイトル
🚀 USD/JPY、週間ポジティブクローズに向かう – トランプ発言と東京CPIが後押し!
📋 要点まとめ
ドル反発
米ドル指数(DXY)は木曜日の調整後、99.75近くまで回復。トランプ大統領が日本を含む複数国との貿易協定が「順調に進んでいる」と発言したことが背景。
米中関係の不透明感
トランプ氏は習近平国家主席から電話があったと主張したが、中国側は「いかなる交渉も行われていない」と否定。米中間の緊張感が継続。
東京CPIが予想上振れ
4月の東京CPI(生鮮食品除く)は前年同月比+3.4%(予想+3.2%、前回+2.4%)を記録。これにより、日銀の利上げ観測が強まる可能性。
🎯 トレード戦略
🔵 BUYセットアップ
エントリーゾーン:143.440
損切り(SL):142.800
利確ターゲット(TP):145.000
現在のファンダメンタルズとテクニカルを組み合わせると、押し目買い戦略が有効に機能する可能性が高いです。
USDJPY、下降トレンドが明確に継続中現在、USDJPYは明確な下降チャネル内での下落トレンドを維持しています。高値は次第に切り下がり、安値もまた低下しており、売り圧力が依然として市場を主導している状況です。
価格は何度も145円付近のレジスタンスゾーンに挑戦していますが、その都度拒否されており、加えて34EMAや89EMAといったテクニカル指標も上回ることができていません。これにより、現在の反発は一時的かつ限定的であり、トレンド転換には至っていないと考えられます。
このままいけば、USDJPYは今後140円、138円、さらには135円といったサポートラインまで下落する可能性が高いと見られます。
今のような反発局面は、下降トレンドに従った「戻り売り」の好機と捉えることができます。特に価格が下降チャネルの上限に近づいた場面では、エントリーポイントとして慎重に検討する価値があります。
USDJPY:下落圧力がなお継続中です本日、USDJPYは引き続き緩やかな下落基調を維持しています。これは、米国経済指標の発表結果が市場予想を下回ったことにより、FRBによる早期利下げ観測が強まっていることが一因と考えられます。加えて、米国債利回りの低下や、世界的な不透明感の高まりによるリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる日本円に資金が流入しています。
今後の展開としては、下降トレンドチャネルが継続している間は売り優勢の地合いが続く可能性が高いと見られます。また、EMA 34および89の動きも、トレンドの下向きをサポートしている状況です。短期的なターゲットとしては、チャネル下限のサポートゾーンの試しが意識される展開になるかもしれません。
引き続き、相場の変動に十分注意を払いながら、慎重なトレードを心がけましょう。
ドル円はIMM先物の円買いポジションが増大 #トレードアイデアラボどうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。13年前からTradingViewでドル円の分析をしていますが、全てのトレーダーがかつてないボラの高さに悩まされる状況ですね。ドル円の一日の平均ボラティリティが177ピプスなんて殺人的です。浅いストップロスでは “損切り貧乏人” が多発する状況です。
さて、ドル円の投機筋のポジションは今週さらに買いが増えています。下方向への攻めが先行するかもしれないですね。ドルフラン(USDCHF)も強く下落しておりますから、ドル円と相関性がありますので同時に監視することをお勧めします。
140円にはオプションがありますし、かなり先日付の先物をみても140.80円付近にありますので、底堅そうです。
主な戦術:下方向には素直についていき141円を下にブレイクしたら短期的に売り。140円に達したら逆張りの買い目線に切り替えます。
【ドル円・米株】不安定な市場、パウエル解任?【2025年4月21日-】引き続き、不安定な市場です。
先週は米株やや下落、ドル安でした。
ドル円142円台、ゴールドは17日(木)に3357ドル最高値更新しました。
トランプ大統領がパウエルFRB議長解任を検討と米国家経済会議ハセット委員長が表明、実際に可能か微妙ですが、利下げへの強烈な圧力で市場への影響は避けられないと思われます。
イースター明けの今週は、PMIとミシガンなどの指標、テスラやアルファベットなど米企業決算に注目です。
【今週の指標など】
4/21(月)イースターマンデー(日本と米国以外の多くの国が休場)
4/22(火)テスラ決算
4/23(水)製造業&非製造業PMI
4/24(木)日米財務相会談、アルファベット決算
4/25(金)米)ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】
※米企業決算つづく
※来週は雇用統計をはじめ指標目白押し
【ゴールド週末終値】
4月17日(木)最高値3357ドル。
4/18(金)3327ドル※金曜休場
【ビットコイン定点観測】
大統領選後急騰、12月10万ドル突破。
4/20(日)19時頃、BTCUSD84537ドル・BTCJPY1204万円付近。
---
TradingViewでは同時に複数のチャート表示が可能です。
※無料プラン1つ、PROプラン最大2つ、PRO+プラン最大5つ、PREMIUM最大8つまで表示可能です。
現在、ドル円(USDJPY)、ドルインデックス(DXY)、米国債10年利回り(US10Y)、NYダウ(US30)、ナスダック(NAS100)、日経225(JP225)、金(XAUUSD)、ビットコイン(BTCUSD)の8つのチャートを同時に表示させています。
米祝日直前、ドル円はオプションが密集した場所で硬直 #トレードアイデアラボどうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。13年前からTradingViewにて相場の分析をしているのですが、年々オプションの影響が強くなっているようです。
株やオプションのスペシャリスト持田先生がおっしゃっているように、オプションは現物をやるより効率が良い(方向を当てなくていい)。当然ながらヘッジファンドだってアルゴリズムに現物とオプションの複合戦術を組み込んでいるでしょう。
僕らは “”場所の情報理論“” として、チャート上の9つの場所の情報、特にオプションや先物の価格も参照しているので良いのですが、知らないと、今相場で何が起こってるのかわからなくなりかねません。
オプションはCME(シカゴマーカンタイル取引所)やForexLIveさんのページなどで無料で見れるわけですから使わない手はないですよね。
◾️ドル円の状況は?
さて!昨日からお伝えしておりますが、142.75円、142.80円のオプションが効力を発揮し硬直しています。
今後上にいくか下か?短期的にどちらもありえますね。米国は金曜から3連休。主要な各国も明日から火曜日まで入れ替わり祝日になりますので、様子見が吉かと思っております。
「休むも相場」です。
ドル円はドルフランと方向性一致で買いエントリー #トレードアイデアラボドル円は下がりにくいとお伝えしておりましたので本日のドル円は買い目線。ターゲットは144円のオプションでしたね。
日中は下押ししておりましたし、ドル円と相関性のあるドルフランとの方向感がまちまちでなかなか上がらない状況ではありましたので、アラートを設定ししばらく放置する時間帯が続きました。
21:30頃から上昇し始め、ドルフランの 追い風 が吹き始めましたので、買いエントリーしました。
22:30に無事ターゲットに到達です。
規則的なわかりやすいトレンドが発生している時はシンプルなテクニカルだけでも勝てるでしょう。
しかしこのようなボラティリティの高い、方向感はあるが変化率の少ない(乱高下しているだけ)の相場では “追い風理論” が必須です。トレードする銘柄と追い風情報を同時にチェックする必要がありますので、勝率を高めるにはTradingViewは必須だと思っております。
MT4ではドル円と米国債利回りとか、ドル建ての金と円建ての金などを同時に見れないですよね笑
スマホのMT4ではアラートを設定することもできない。
また、インジケーターなんて最低限のものがあれば十分です。ましてや有料のインジケーターなどは不要。金の無駄です。
そのドル円のエントリー、風向きは確認した?──追い風理論のすゝめどうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。13年前からTradingviewで相場の分析をしておりますが、先週のドル円、一晩で400ピプスの急騰がありましたね。これだけでもう、ちょっとした事件レベル。
しかし驚くのはそれだけではなく――
翌日にはまさかの全戻し。
つまり、2日間で合計800ピプスものボラティリティが発生したということです。
僕らはというと、先物が下にあったのでトレードアイデアにて予想しておりましたが、まさか一日で下落するとは思わなかったなぁ、、くらいの感想です。
「戻ってくるんだからスルーしておこう」と静観したトレーダーは、2日でチャンスを2回もスルーしたことになります。
◾️さて、来週はどうなるか?
400ピプスもの急落があったので、相場は痛んでおりますから、下落のペースはゆるみます。上方向のオプションにトライする可能性が出てきましたね。投機的ネットポジションの円買い残高は今週も伸びておりますので、月末にかけてさらに下方向への余力があります。今のところ下値の目処は141.36円華と思っております。
■ 一般的な教え:「飛び乗るな、戻りを待て」
この局面で、よくあるアドバイスがこちら。
「こういう時は飛び乗らずに、戻りを待ちましょう」
「急落は“落ちるナイフ”です。拾ってはいけません」
はい、いかにも“安全指導”な感じですね。
でもね――この通りにやっていたら、チャンスを永遠に見送るだけなんですよ。
なぜなら、強いトレンドが出たときに「戻り」が来るとは限らないからです。
戻りが来る前に、次の急落が来てしまうこともある。
待って、待って、待って、気がつけば…ノートレード。
⸻
■ じゃあ僕らはどう見るのか?――「追い風理論」の出番です
さぁ、ここからが本題。
僕らがこの相場をどう見ていたのか、どんな根拠があって“戻りを待たずに売り”を選択したのか。その答えが、追い風理論にあります。
【追い風理論:基本の考え方】
相場の急激な動きには、「それを支える外部の環境情報」があります。
つまり、複数の要因が同じ方向を向いている時だけ、強い一方向のトレンドが発生するという考え方です。
僕らはその“複数の要因”を 追い風情報 って呼んでいます。
⸻
■ ドル円の急落に吹いていた「6つの追い風」
では、実際にこのドル円の急落局面で、どんな追い風が吹いていたのか?
確認してみましょう。
1. 米国債利回りの下落
2. クロス円の全面下落(特にユーロ円・ポンド円)
3. ドルフランの急落(ドル売りの本丸)
4. ドルチャイナの下落(ドル安の裏付け)
5. 金(ゴールド)の上昇(リスクオフ)
6. 日経平均の下落(日本株売り)
この6つの情報がすべて「円買い・ドル売り」に 追い風を吹かせていた わけです。
この状況で、チャートが急落してるからといって「一時的かも…戻りを待とう…」なんて判断をしていたら、完全にチャンスを逃します。
⸻
■ ドルフランが“主役”だったという事実
ちなみに、この局面で特に注目すべきはドルフランの動きでした。
ドル円だけ見ていると、なぜ急落してるのかピンと来ないこともあります。
でも、ドルフランのチャートを開いていた人はこう思ったはず。
「あ、これはドル売り主導の流れだな」と。
ドルフランが主導していて、ドル円が後追い。
さらに、クロス円がそれに引きずられている構図です。
つまり、ドル売りと円買い、両方の風が同時に吹いていたわけです。
この状況下で「戻りを待つ」という判断は、ナンセンスだったと言えるでしょう。
⸻
■ 追い風を見てから仕掛ける
では、僕らが何をしていたか。
まず、事前にトレードアイデアを立てていました。
「SQ前なので、オプションの143円に向けてドル円は引っ張られる可能性あり」
そして実際に急落が始まったら、チャートを開く前に追い風情報をチェック。
6つすべてが揃っていたので、GOサイン。
戻りなんて待たずに、即エントリーです。
⸻
■ 最後に:戻りを待つだけでは一生「中級者」
トレードって、「待つ技術」も大事です。
でも、 「飛び乗る技術」 はもっと大事。
とくに、今回のような一辺倒の相場では、戻りが来る保証はどこにもないんです。
戻りを待ってる間に、何百ピプスも持っていかれるなんてザラ。
そして、そんな時にしっかり利益を取れるのが「プロのトレーダー」。
追い風情報を読み、エントリーの判断を下す。これができて初めて、“教える側”のステージに立てるのです。
⸻
■ まとめ
• 急落=ナイフではない。追い風があれば“チャンス”になる
• 複数の情報が同じ方向を向いている時だけ、急落に飛び乗る価値がある
• 戻り待ち=安全ではなく、機会損失になることもある
• トレードに必要なのは、チャートよりも情報の整理力
あなたも、次のドル円の大きな動きで、追い風を感じてください。
そして、恐れずに一歩踏み出す判断力を育てていきましょう。
※この「追い風理論」の詳しい使い方も、追記していきますのでフォローしていただくと通知が届いて便利です。
【ドル円・米株】日替わりトランプ相場つづく…?【2025年4月14日-】トランプ関税に翻弄です。
先週も日替わりで相場の方向が変わりました。
週末金曜日は、株・金利・原油・ゴールド・ビットコインそして円上昇(ドル下落)でした。
ローソク週足で確認すると…株は先週の大陰線いや大大陰線を受け安値更新するも結局大大陽線、原油も先週今週株と似た動きですが大陽線ではなく長い下髭実体の短い陽線、ドル円は先週下髭陰線からの上髭眺めで連続大陰線(一時142円台も143円台で週末)、ゴールド3245ドル最高値更新の大陽線、ビットコインは80000ドル台でレンジ陽線…と、なんとか世界的な破局は免れそうな感はあります。
そして、この週末もスマホなどの電子機器が相互関税除外の報。
米中関税戦争が和らぎ、今週はブラックマンデーの心配はなさそうです。
引き続きトランプ関税ヘッドラインに注意しつつ、今週は4/16(水)米3月小売や、連日要人発言や米企業決算にも注目です。
なお、週末からはイースター休暇入りです。
【今週の指標など】
4/14(月)トランプが対半導体関税の詳細を公表か?
4/15(火)米)シティグループ決算など
4/16(水)米)小売売上高
4/17(木)米)ネットフリックス決算など
4/18(金)グッドフライデー(イースター休暇入り)
※米企業決算つづく
※日米要人発言連日注意
※18日は日本以外のほとんどの国が休場
→週明け21日も日本と米国以外の多くの国が休場
【ゴールド週末終値】
4月11日(金)最高値3245ドル。
4/11(金)3237ドル
【ビットコイン定点観測】
大統領選後急騰、12月10万ドル突破。
4/13(日)19時頃、BTCUSD84893ドル・BTCJPY1218万円付近。
---
TradingViewでは同時に複数のチャート表示が可能です。
※無料プラン1つ、PROプラン最大2つ、PRO+プラン最大5つ、PREMIUM最大8つまで表示可能です。
現在、ドル円(USDJPY)、ドルインデックス(DXY)、米国債10年利回り(US10Y)、NYダウ(US30)、ナスダック(NAS100)、日経225(JP225)、金(XAUUSD)、ビットコイン(BTCUSD)の8つのチャートを同時に表示させています。
ドル円は明日のメジャーSQを控え146円オプションの攻防 #トレードアイデアラボどうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。13年前からTradingViewで相場を分析しています。さてドル円は週末のメジャーSQを控えてオプションや先物に絡んだ攻防が発生します。
昨日は145円で一旦下げ止まり戻り高値を試す上昇を待っていました。日付も変わり午前2時、今日はもうお開きかな?と思っていたところにまたしてもトランプ関税のニュースヘッドライン。
日経とドル円が吹き上がりました。ニュースの出どころをチェックしてからでも十分間に合いましたので、すかさず私もドル円の買いを仕掛けあっという間にターゲット147円に到達市利益を取りました。
147円のオプションとミスピボットに絡んだ上昇なので深追いはしませんでした。
本日は、日中に146.65円のピボットポイントに絡んでから、146円のオプションの攻防に移っておりますね。NY時間にまたピボットポイントまで戻る可能性はありますが、そこは絶好の戻り売りの場になるかと思っています。
インジケーターをあれこれ組み合わせて眺めてみても、そこに相場の真実はありません。要するにテクニカルアナリストは単なる予想屋さんってことです。
また、上と下に矢印を描けば当然どちらか当たるでしょうが、精度の高いトレードアイデアとはそんなものではありません。一番確度の高い方向と場所を描かなければ、タイミングを図ることができませんのでせっかくのアイデアも絵に描いた餅になってしまいます。
リーマンショックの記憶が教える、ドル円の“翌日(the day after tomorrow)”の戦い方どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。週明けのドル円、ギャップを伴ってスタートしましたね。
お伝えしていた「ギャップ戦術」を仕掛けてくださったトレーダーも多かったことでしょう。私自身も、こうした“意図的なズレ”に乗るのは大好きです。なぜなら、とても確度が高いからです。
ギャップ発生後の値動きというのは、マーケットメーカーが「急いでポジションをニュートラルにしたい」というサイン。ギャップを起点に勢いがつくと、素直に流れに乗るだけでも十分取れる相場になります。
さて、そこからドル円はどうなったか?
ギャップを埋めた後、147円に控える大きなオプションに絡む攻防に入りました。
オプションの権利行使価格、いわゆる「ストライクプライス」が意識される局面では、まるで見えない壁にぶつかったかのように、値動きが不自然になります。
この日もそう。147円を前に強く抵抗するような動き。その背後では先物の大口勢が売り仕込みを進めていたことが、先物チャートを見れば明らかでした。ロンドンフィックスを通過し13:30を過ぎる頃には147円の防戦の買い圧力が削げ延々と下落していきました。
僕らも断続的に売りを仕掛けて午前3時頃には手仕舞いしました。
本日は先物と次のオプションが重なり合う145円に向かって攻防が発生します。
⸻
株式市場は暴落からの“買い戻しモード”
一方で、株式市場はというと──
前週の暴落を受けて、「戻り」を試すタイミングでした。であれば、ドル円も簡単には下がりません。リスクオンに傾けば、円は売られやすくなる。これもまた、トレーダーとして押さえておきたいポイントです。
そして…ドル円はその後、148円まで上昇。
「あれ? こんなに戻すの?」と感じた方も多かったのでは?
でも、これは驚くことではありません。
リーマンショックのときと全く同じ動きなんです。
⸻
暴落の翌日に売り向かうな
暴落が起きた翌日、なぜかマーケットには楽観論が漂います。
「悪材料は出尽くし!」「今が買いのチャンス!」という声が溢れ、信じられないくらい買い戻されるんです。これはもはや、“相場のあるある”と言ってもいいでしょう。
なぜそんな現象が起きるのか?
それは、暴落を起こした本物のプレイヤーたち──巨大ファンドや機関投資家たちが、もっと高いところから何度も売りたいからです。
だから、あえて買い戻しのムードを演出する。彼らの売り場を作るために。
つまり、暴落の翌日に売り向かうのは素人のすることなんです。
これは、絶対に覚えておいてください。
⸻
本能でトレードしていませんか?
こうした相場の仕掛けや罠にまんまとハマってしまう人たちには、ある共通点があります。
それが、「本能のままにトレードしている」ということ。
「怖いから損切りできない」
「悔しいからナンピンする」
「上がると思ったのに!」と怒りながらポジションを握りしめる。
──これらは、すべて「四毒」です。
⸻
トレーダーを蝕む“四つの毒”
トレードで生き残り、継続的に勝ち続けるためには、
この「四毒」を排除する必要があります。
1. 欲(よく) – もっと取れるかも、という欲が利確を遅らせる
2. 恐(おそれ) – 負けるのが怖くて、エントリーができない
3. 怒(いかり) – 相場に対して感情的になり、冷静さを失う
4. 慢(おごり) – 自分の分析に固執し、マーケットの声を無視する
これらの毒が、あなたのトレードのパフォーマンスを確実に蝕んでいきます。
⸻
技術ではなく、心が先
結局のところ、相場で勝つためには
テクニックの前にマインドの修正が必要です。
どれだけうまくチャートが読めても、どれだけ正確に指標を予測できても、
心に毒があれば、勝てるトレードも勝てません。
マーケットの裏側にある「意図」を読み解く力と、
それに乗るための冷静なメンタル。
このふたつを手に入れたとき、ようやく本物のトレーダーになれるって思います。
自動で抵抗帯を示してくれる!無料の“Supply and Demand“インジケーター #トレードアイデアラボ週明けのドル円はオープニングでギャップダウンするかもしれないですね。145円にはオプションや先物が密集しておりますし、日足の800MAつまりトレンドの終着点でもありますからね。
具体的な戦術:トレンド方向(下)にギャップが発生したら窓埋め戦術。そうでない場合は東京仲値まで一旦様子見です。
トレードにおいてライン(場所の情報)は重要ですよね。チャート上には9つの場所の情報があるため、それを特定していく必要があるのですが、知っていればとても簡単です。しかし、ラインを引くのがめんどくさいという物臭太郎もいらっしゃるようです。
僕らはラインそのものよりも、そのライン同士が密集した場所(ゾーン)を重要視していて、それを自動で描画してくれるインジケーターがあります。
Supply and demandインジケーターは支持帯、または抵抗帯になりそうなゾーンを自動で特定し色のついた帯で描画してくれるのでトレードの補助となります。
しかも、TradingViewを使えばPCでもスマホでも同じチャートのセットアップで分析できて便利ですね。
【USD/JPY】146.30で戻り売り狙い|日足・4Hで下落トレンド継続中ドル円テクニカル戦略|戻り売り指値待機中|AM8:00時点
2025年4月7日(月)の時点で、ドル円は明確な下落トレンドを維持中。
現在の価格帯は145円前半で推移しており、
146.30円に「戻り売りの指値注文」を設定して待機中です。
■戦略の詳細
・売り指値:146.30円(4時間足の戻り高値+50MA)
・損切:146.80円(直近高値の上)
・利確:145.00円(心理的節目・サポートゾーン)
・想定リスクリワード比:およそ1:2.6
■チャート環境
・日足&4時間足ともに下落トレンド継続中
・移動平均線(5日・20日・4H20本)すべての下に価格が位置
・145円台前半は一時的な反発があっても不思議ではないが、
大局は戻り売り優勢と見ています。
■コメント
ポジションはまだ未約定ですが、
「追いかけず、価格が戻ってくるのを待つ」という静的な戦略です。
シナリオ崩れ(146.80突破)で戦略撤回予定。
📌 トレードは感情より構造重視。
売るべき場面で売れる準備ができているかが鍵です。
【ドル円・米株】「解放の日」世界が一変、強烈なリスクオフへ【2025年4月7日-】先週は4/2(水)、「解放の日」から世界が一変したかのよう、強烈なリスクオフとなりました。
世界各国はトランプ関税に対し、報復措置かディールか、まだまだ影響が続きそうです。
米株・ドル・原油・ゴールド・ビットコインすべて下落しています。
今週は、トランプと上手にディールし緩和される国、屈せず報復する国、ヘッドラインに要注意です。
4/9(水)にトランプ関税発動、4/10(木)米CPI(消費者物価指数)、4/11(金)米ミシガン消費者信頼感指数など、引き続き、相場が大きく動きそうです。
【今週の指標など】
4/7(月)米)注目度の高い指標なし
4/8(火)米)注目度の高い指標なし
4/9(水)米)トランプ関税発動
4/10(木)米)CPI
4/11(金)米)PPI、米)ミシガン
※週後半から米決算
【ゴールド週末終値】
4月3日(木)最高値3168ドル。
4/4(金)3037ドル
【ビットコイン定点観測】
大統領選後急騰、12月10万ドル突破。
4/6(日)19時頃、BTCUSD83018ドル・BTCJPY1220万円付近。
---
TradingViewでは同時に複数のチャート表示が可能です。
※無料プラン1つ、PROプラン最大2つ、PRO+プラン最大5つ、PREMIUM最大8つまで表示可能です。
現在、ドル円(USDJPY)、ドルインデックス(DXY)、米国債10年利回り(US10Y)、NYダウ(US30)、ナスダック(NAS100)、日経225(JP225)、金(XAUUSD)、ビットコイン(BTCUSD)の8つのチャートを同時に表示させています。
【ドル円テクニカル分析】戻り売り継続?147円台後半の攻防に注目(2025年4月8日~12日)2025年4月8日
週のドル円は、週足・日足・4時間足のすべての時間軸で下落トレンドが継続中。
現時点(146.86円)はフィボナッチ・リトレースメントの16.1%戻しライン(146.85円)付近にあり、反発は限定的と見られます。
次の注目ポイントは23.6%戻しの147.92円で、20日移動平均線や過去のサポートラインと重なっており、戻り売りの狙い目として機能する可能性があります。
🔍 注目レベル(戦略メモ)
レベル 意味・使い方
147.92円 フィボ23.6%戻し。売りエントリー候補
145.00円 短期安値。割り込めば下値拡大の兆し
140.80円 週足の主要サポート。中長期の下落目標
環境認識を秒速で行うアリゾナルールとは #トレードアイデアラボドル円の環境認識は800DMA(日足の移動平均線)に収束する最終フェーズです。
この最終フェーズでは一気に収束していきますので、戦略も戦術も売り(または買い)の一方向になります。
先週の急落でにわかに円高論が出てきておりますが、円高はだいぶ前からスタートしておりますので、今から売りに気づくのは遅すぎです(Tradingview上にはそんな人はいないでしょうが)。
145円近辺には先物と800DMAが密集しておりますので一旦ドル円の下落は終了。フェーズはニュートラルになりますね。そこから本格的な下落トレンドに入っていくか、それともアップトレンド再開か?それは今議論する必要はないでしょう。
※僕らはロブ・ブッカー氏の提唱するアリゾナルールをアレンジして秒速で環境認識を行っています。環境認識は天気予報のようなもの。分析に時間をかけたり有料インジケーターを購入するのはやめた方がいいですね。書籍などで格安で学べますのでぜひご参考になさってください。