週末は大きな足を確認しよう ~大局を見失わないように~DXY(ドルインデックス) 月足
ドルインデックスは、US Dollar Indexと書いて「ドル指数」とも呼ばれています。
FRB(米連邦準備制度理事会)もこのINDEXを算出していますが、
最も一般的なのは取引所のドルインデックス「DXY」ですね。
「DXY」は、6つの主要通貨で構成して指数化しています。
(ユーロ、日本円、英ポンド、カナダドル、スウェーデンクローナ、スイスフラン)
では、チャートを見ていきましょう。
移動平均線大循環分析で見ると、第1ステージの安定上昇期となっているのが分かります。
そして、200EMAがサポートラインとなっているのも分かります。
チャネルラインを入れると、チャネルラインの真ん中よりも下のところで推移しています。
1990年代の上昇トレンド(ドル高)が終わり、2000年代に入ってからはリーマンショックまでは下降トレンド(ドル安)の流れでした。
そこからは再度上昇トレンド(ドル高)の流れになっています。
青色の点線のところの高値の線のところと、200EMAのところでサポレジ転換しているように見えますのでチャートは良い形に見えます。
現在は直近の高値と安値の間で推移しており、上下のどちらに抜けてくるのかが注目となっています。(赤色の水平線のところ)
このように相場が動いていないときは、それぞれの大局の動きを確認することで方向感を確認できますので、
皆さんも大きな足のチャートを見て流れを確認してきましょう。