エリオット波動 ~リーディング・ダイアゴナル・トライアングル?~ 米国10年債利回り 週足チャートです。
三角持ち合いが大好物な私にとっては、
このチャート形状はしびれますね。
リーディング・ダイアゴナル・トライアングルのような形状ですよね。
このチャートは対数チャートにしていますので、通常よりも上昇の1波の動きが強調されています。
対数チャートとは、100円から150円への動きの50円と、10,000円から10,050円への50円とでは全く50円の重み(変動率)がちがうので
そこを修正したのが対数チャートです。
エリオット波動で分析するときは、この対数チャートの方が綺麗に表示されます。
さて、移動平均線大循環分析でも、大循環MACDでも変化の兆しはありませんが、
ここからの動きがどうなっていくかに注目しています。
リーディング・ダイアゴナル・トライアングルだとすれば、ここからの展開ははっきりとしています。
だとすれば、凄い展開になりますが、果たして・・・・
US10Yのトレードアイデア
世界の金利も見てみましょう米国の10年債利回りを中心に、世界の金利を比較することで為替の流れのヒントを探してみましょう。
各国の10年債の利回りチャートの右側の数値を通常とすれば、通常の金利チャートが比較されますので
上記のように金利の高さ、低さが一目瞭然で分かります。
一方で、右側の数値をパーセントにチェックを入れると、チャート左側の時期からの価格の変遷を比較することができます。
為替は各国の力比べの側面もあります。
その比較の一つが金利となりますよね。
マーケット全体の流れを頭に入れておくと、資金の流れがイメージできるようなります。
株だけ、為替だけ、ではなく、金利もコモディティも流れを把握しておくように致しましょう。
その全体像を一つのチャートシステムで見ることが出来るのはトレーディングビューだけです。
トレーディングビューを使いこなして、トレード技術の向上に役立てていきましょう。
米10年債利回り だからチャートは面白い!!米10年債利回りの日足チャートです。
移動平均線大循環分析でみれば、第6ステージです。
第6ステージは上昇期の入り口ですね。
赤い線を2本入れました。
三角持ち合い(トライアングル)になっているのが分かります。
詳しい方は、ディセンディングトライアングルでは?と思われた方もいらっしゃると思います。
私はその可能性もありそうだと思っていました。
そうであれば、教科書通りに動けば「下降」ですね。
でも、これは、上に抜けました。
ありますよね、こういう展開。
私は大好きです。
持ち合いの基本は「放れにつけ」です。
上抜けたのであれば、ダマシに警戒しながら一先ず軽く追随。
上の赤い線が抵抗線から支持線に変わりました。
この支持線が上手く機能して高値更新するかどうかに注目です。
小次郎講師の「よそうはよそう」
この言葉は本当に奥が深い!!
私はいつも予測はします。しかし、その予測に拘ってはいけません。
拘れば拘るほど裏目にいったときに墓穴を掘ることになります。
チャートの流れに素直になりましょう。
それは、移動平均線大循環分析を大切にすることですね。
FEDには逆らうな(ウォール街の相場格言)Don't fight the FED(FEDには逆らうな)という相場格言がありますね。
FEDとは米連邦準備制度理事会(FRB、米国の中央銀行)が打ち出す金融政策には逆らうな!という意味です。
日本時間の今日の夜中にFOMC(米連邦公開市場委員会、金融政策を決める会議)から金融政策が発表されます。
今回は米国の10年債利回りの日足チャートを掲載しました。
移動平均線大循環分析では第4ステージの下降期です。
ステージが「4→5→4の戻り売り」の動きになっていますね。
今夜は政策金利の発表もそうですが、パウエルFRB議長の発言内容に注目となります。
利上げを続けていたFRBが方針変更を打ち出し、パウエル氏の発言も二転三転しています。
日本時間午前4時半からの記者会見の内容に注目しましょう。
国債のイールドカーブについて よくニュースで用いられる「イールドカーブ」。実を言うと、自分もあまりよくわかっていません。なので、今回は「イールドカーブ」について勉強してみたいと思います。なお、勉強すればするほど奥が深そうなので、チャートに反映できる程度にしたいと思います。
本来用いられるイールドカーブとは、縦軸が債権の利回りの変化、横軸が残存期間としてグラフ化したものだそうです。このイールドカーブは経済情勢などを反映して変化するようです。具体的には
・長期金利が上昇し、短期金利との差が拡大する「イールドカーブのスティープ化」
・長期金利と短期金利の差が小さくなる「イールドカーブのフラット化」
・長期金利が小さく、短期金利が大きくなる「逆イールド」
があげられます。教科書的には
・イールドカーブのスティープ化:景気が上向いているときに起きる現象、景気後退から上向きかけた状態に起こりやすい。
・イールドカーブのフラット化:景気が先行き不透明なときに起きる現象。好調な景気が変化し下り坂に傾きかけた状態に起こりやすい。
・逆イールド化:景気後退のときに起きる現象。
とあげられます。なお、なぜこのような現象が起きるかを考えることは、実務であるチャートから離れてしまいそうなので、今回は勉強しません。
自分は、TradingViewで「イールドカーブ」を出すことができませんでした。しかし、簡易的に出すことができます。アメリカ債券利回りで考えたいと思います。米10年債利回り(シンボル:US10Y)と米2年債利回り(シンボル:US2Y)を用いて、シンボル欄に
US10Y-US02Y
で表示させると、10年債利回りと2年債利回りの差が表示されます。
赤いラインで示した「米10年債利回りと米2年債利回りの差」が大きければ大きいほど、イールドカーブのスティープ化ということになります。逆に小さくなるほどフラット化し、0より小さいと逆イールド化になるということになります。
今回、この米10年債利回りと米2年債利回りの差と青いラインのドルインデックス(シンボル:DXY)で比較してみました。ドルの強さと利回りの差に何か相関性らしきものを探ってみましたが、優位な点は特にみつかりませんでした。当然、利回りだけですべてわかるものではありません。参考程度に見てみるのもいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。もう少し何かわかれば、また報告したいと思います。何かアドバイスがあればありがたく頂戴いたします。