トレードアイデア
水平線のゾーンの基準「サポートやレジスタンスは、
ゾーンで考えた方がいい」と言われます。
今回は、水平線のゾーンの基準について、
お話します。
白色の長方形は、高値や安値を作った、
1本のローソク足の上下のヒゲに合わせて、
引いています。
つまり、1本のローソク足全体を、
ゾーンと考えています。
高値、安値がサポートやレジスタンスのゾーンと、
なりそうな時に有効です。
赤色の長方形は、
4本以上のローソク足が、存在している価格帯の、
目立った、始値と終値、つまり、実体を基準に引いています。
レンジをゾーンと捉える時、また、
ヒゲが上下に伸びている時に、有効です。
水色の長方形は、
安値を作ったローソクが、大きいので、
安値のヒゲと、1本前のローソク足の、
高値のヒゲを、ゾーンと捉えています。
状況によって、1本のローソク足、
複数のローソク足、ヒゲ、実体と、
使い分けていますが、
結局は、どこかのヒゲか、実体の2か所を基準にして、
ゾーンと捉えています。
また、ゾーンは、抜けたかどうかより、
ラインと同じく、一旦、抜けた後、どう動いたかが、
大切です。
例えば、水色の長方形の部分では、白色のゾーンを、
抜けて、赤色のゾーンでサポートされたとも、
言えます。
白色のゾーンに対し、『崩れ』、赤色のゾーンで、
『重ね』を、起こしたとも言えます。
EUR/USD 2025年8月 第四週EUR/USD 4時間足
●前回に引き続き下方向。現在ダイアゴナル ii波の上昇の場合、66 - 81%がダイアゴナル2波の修正範囲のガイドラインから、上限である81%ライン、1.17486を上昇範囲としています。
●この81%ラインを上抜いていく場合、さらに上昇して高値を超える動きになる可能性があると思いますので、下方向の戦略としてはこのラインを上限として見ています。
●DXYを今週は投稿していますが、ユーロドルもそれにならってダイアゴナル下落のゴールと期間およそ9末か、10月初旬の動きとしてあわせています。
●よって、基本的に秋初旬まではドル高目線でシナリオを構築していますが、ユーロドルの81%ライン超えでは、他通貨ペアを含む全体的なドル高戦略を見直す時期になるかもしれません。
ユーロドル 大型ダブルトップ型の三尊形成中かチャートは4時間足です。
タイトルの通りですが、描画したようなダブルトップ型の三尊を形成しているように見えます。
また、200SMAがレジスタンスされていること、ダブルトップ部分のネックラインを下に割っているので、目線としては個人的な基準で行くと現在下落トレンド(転換したばかり)です。
よって、1.16ドルミドル付近の200SMA+フィボナッチが二つ重なるクラスターポイントを背にショート戦略が良いかなと思っております。
ターゲットは1.14ドル台あたりです。
ただ、200SMA付近はフィボナッチが二つ重なるクラスターポイントで反転しやすいポイントですが、これを明確に上抜けると再度1.18ドルの高値を目指すと考えているので、その際には随時戦略変更は必要になるかなと思います。
EUR/USD 2025年8月 第二週EUR/USD 4時間足、日足MA(赤) + 4時間足 MA(緑) 表示
●雇用統計などの重要指標の結果で金曜日は大きく反発引けましたが、テクニカル的に見れば、前回から指摘しているように、1.13835の長期足のSRでしっかり押し目と機能して上昇したものと見ています。多くの場合、重要な(等に長期足)サポレジをしっかりブレイクしてからのファーストタッチの戻りは少なくとも一度は結構な確率で反発します。
●この1.13835をブレイクして行けば中期的な下目線確定のポイントになると見ていますが、短期的な流れでは、1.10655の安値までの戦略を考えています。
●現在4時間足MAとネックライン(1.15729)、日足MAと長期足SR(1.13835)の強い両方の抵抗帯に挟まれておりここを下に抜けるのか上に抜けるのかの攻防です。
●表題の戦略は下方向についてですが、もし第二週で4時間足MAとネックラインの抵抗帯で抑えられれば、まずは日足MAと長期足SRまでの間のショート。ここは波線のようにレンジになる可能性もあるので。もし、実線のように日足MAを綺麗に抜けていけば、戻り売り。
落ち方によって、波形のナンバリングが変わりますが、とりあえずはジグザグ波かダイアゴナル波の下落を想定しています。ただ、もし大きめな下落となる場合は、高値からインパルス落ちも可能性としてはあります。
●下方向の戦略なので、4時間足MAをきっちりブレイクして上昇推移の場合はこのアイデアは却下とします。