BTCUSDについて分析していきます。 まず移動平均線から言えることはEMA5を除けば全てが密集している点。 密集からの急騰or急落は非常に多いパターンです。(強いて言うならば急落が特に多い) よって、今後動意づく展開も視野に入れておく方が良いでしょう。 チャートパターン分析からはヘッドアンドショルダーズ(三尊天井)という、定石の形状が出ており下方向を示唆しています。 一方ライン分析の観点からは S1で示したラインが反発の回数が多く、かなり強固であることが確認できました。 よって上昇トレンドへ向かう可能性も捨てきれなくなりました。 三尊天井のネックライン(N1)を上方ブレイクし、リターンムーブからの上昇を見せていることからも、ネックラインがサポレジ転換した可能性も考えておきたい所です。 (つまり、今後はサポートラインと...
2021年初めから始まったトレンドを眺めることで今後のスイングトレードの戦略を考えてみましょう。 ①まず考えられるのが、2021 年7月から見れば下降トレンドではあるがもっと大きなトレンドの中で見れば1波の後の調整局面にあり、2021年4月安値(S1)を割らずに上げていくというシナリオ。(黒ライン) ②もう一つ考えられるのが 2021年4月と2021年7月高値をトップとしたダブルトップが形成されるシナリオ(オレンジライン)この場合、S1を割り込むことが条件になります。 ①のシナリオでいくならば、 これから買いの力は必要になってきますが、丁度フィボナッチリトレースメントの38.2%押しという点も意識され、買いやすくはなっているでしょう。 そして上昇を続けた結果、R1を上方ブレイクした場合には青の四角がありますが、こちら...
今回はドル円1時間足を見ていきたいと思います。 まず過去のチャートを振り返ると 2021年6月21日から7月8日にかけてへっドアンドショルダーズを形成。 (右ショルダーはかなり小さいのでダブルトップと見てもいいかもしれませんね。その場合のネックラインは青ラインとなります。) いずれのチャートパターンで見てもネックラインを割ってから大きく下落しています。 さてその後の展開ですがダウ理論が成立し高値安値共に切り下げる展開となっています。 現在値も引き続き切り下げていますが、価格帯別出来高から見ると5月下旬の建玉が集中している場所でもあります。 建玉の溜まり場、かつラウンドナンバーである108.700円を抜けるなら再度円高方向へ加速すると考えています。 ひとまず目線としては下目線。 ただ、一つ過去の溜まり場が反発するラ...
2021年7月29日3:00にFOMCの声明がありました。(図の赤で塗りつぶした時点) 今回はその少し前の欧州時間を起点としてドルの強弱の変化を見ていきましょう。 29日3:00のFOMC声明を受けて、一旦はドル高に振れたものの、その後はドル安の展開となりました。 今回のFOMCでは テーパリング(資産買い入れ縮小)の時期が焦点となっていましたが、明言を避けました。 一方で、着実に経済は回復してきており、今後も都度精査していくとの声明があった為、ドルが買われる展開が一時的に発生したものと考えられます。 しかし、落ち着きを取り戻しマーケットの受け止めとしては当面のテーパリングが回避されたことからドル売り→ドル安に戻っていったものと推察します。 このようなマーケットに大きな影響を与える"イベント"は起こった時点では色ん...
6月28日に投稿したアイデアの続きです。 (6/28アイデアは「関連するアイデア」の載せておきます。 ・ダウ理論から分析 5月下旬を起点として下げ継続。 本日、大きな陽線出るも2営業日前の上ヒゲ陰線の高値を越えきれていません。 ・移動平均線から分析 全てのEMAの傾きが下方向となっていることは注目しておくべきでしょう。 かつ、長期トレンドを測る上で大切な200EMAも下向きが明確化してきました。 よって移動平均線からは下げ継続。 ・価格別出来高分析・ライン分析...
2021年3月から2021年5月にかけてへっドアンドショルダーズ(三尊天井)を形成して、ネックライン(オレンジの丸)を割ってからは大きな下落となっています ・ライン分析 S1とR1の間で動いています。 ただし2021年6月中旬以降は高値を切り下げ、三角保ち合いの形状となっています。 この場合、それ以前のトレンドが継続しやすいです(あくまでも100%はなく、可能性の話です) よって下方向へブレイクしたなら、更なる下降トレンド継続と判断します。 ・価格帯別出来高からの分析...
WTI原油 先物が上がり続けています。 原油は経済の潤滑油ですので需要が高まる分には良いのですが、 あまりに上がりすぎると今度はコストとして重くのしかかります。 現在値は2011年から2012年にサポートライン(赤丸)と働き、2018年にはレジスタンスライン(青丸)に転換して機能しています。(サポレジ転換、英語ではrole reversal(ロールリバーサル)と言います。) ローソク足自体は非常に強い値動きを示していますが、マーケットの誰もが意識する76.9ドルで反発できるのかが大きな焦点となります。
AUDJPY 豪ドル円 日足を分析していきます。 2019年から2020年末にかけて逆三尊を形成し、その後は上昇。一旦は85円台までのびたものの現在は一服。 それでは個別に分析していきましょう。 ・移動平均線での分析 5EMAが90EMAを下に抜けています。 また25EMA、75EMAも傾きは下方向 ただし、90EMAはほぼ水平 200EMAは上昇中ということで 短期的には下げ、中期的にはもみ合い、長期的には上げと期間によって判断が異なってきます。 よって様子見と判断します。 ・ダウ理論からの分析 青丸以降は高値、安値の切り下げが起こっていることから 下降トレンド入りの可能性も視野に入れたいところです。 ・ライン分析...
ドル円 週足は 2012年9月から2015年6月まで上昇した後、保ち合いに入っていました。 一般的にトレンドの過程で出る、中間波動は以前のトレンドを引き継ぎやすいです。 (オレンジ色で描画した様に) 日柄という面で 2012年から2015年の上昇に対して 今回の保ち合いは長すぎる感はありますが、中間波動ブレイクであった可能性は十分あります。 EMA90、EMA200も傾きが上向いていることも好材料と言えます。 とすると 今後、上昇の可能性は高いと判断できます。 (勿論、繰り返しお伝えしているように 相場に絶対はないので反対方向へ動いた時のリスク管理は必須となります。 それはどんな時でも変わりません。) 本日は以上です。ありがとうございました。
USDJPY(ドル円)は意識されている2021年3月31高値付近にあります。 上抜いていることは確かなのですが111円というラウンドナンバーの大台が意識されているように感じます。 それを踏まえて今後の展望を考えていきます。 ・移動平均線での分析 上から綺麗に 5EMA 25EMA 75EMA 90EMA 200EMA の順となっており、安定上昇局面と考えられます。 また、注目したいのは 25EMAと75EMAの間が安定した間隔を開けており、力強さを物語っています。 よって移動平均線からは買いと判断します。 ・ライン分析...
先ほどは日足を分析しましたが、今度は1時間足を題材に、どのような場合に下落トレンドが発生しているかを見ていきましょう。 EMAは先ほどと同じままです。 というのもEMAのパラメーターを「いくつ」で採用するかは人によって違ってきます。 ------------パラメーターについて-------- もちろん意識されやすい数字はあります。 日足なら 5,25,75,200 週足なら 13,26,52 というように。 ただ、それより短い足ではあまり意味を持ちません。 よって自分が使いやすい足をセレクトする(探す)というのがベターだと感じています。(もちろん、そればかりにとらわれて、聖杯探しになってはいけませんが。) ------------パラメーターについて...
2021年1月にかけて上昇を続けた相場が天井を打ち、2021年3月31日にかけて下げました。 再び上昇したものの、以前の高値を越えられず再び下落という現状です。 ・移動平均線からの分析 5EMA 25EMA ともに90EMAを割り込んでおり、下落基調が強まっていますが、ローソク足は200EMA付近でもみ合っています。 200EMA自体もほぼ水平になっていることから、様子見と判断します。 ・ライン分析...
上にはクロス円 下にはドルストレート を並べてみました。 多くの通貨で加速度が付く転換点となった4月を起点に取っています。 また、6月も後半へ差し掛かるということでおよそ四半期の動向を調べたいという思惑もあります。 それでは見ていきましょう。 クロス円 <見方> 基準となる通貨(ここでは円)に対してどうなのか を見るので、 0.00%より上ならその通貨は円より強い。下なら円より弱いということになります。 ドル以外は他国通貨が円より強いです。 つまり円安が進行しているという証拠です。ドルも4月後半からは上げてきています。 ドルストレート <見方> クロス円と同じく0.00%より上ならその通貨はドルより強い。下ならドルより弱いということになります。 全ての通貨がドルより強くなっています。 まとめ...
GBPUSDは週足でわかるように 2018年4月に高値をつけた後、下落しています。 2020年3月にコロナショックの際に最安値をつけた後は上昇トレンドへ。 直近の相場では 2021年2月24日に高値をうかがうも、上ヒゲ長く反落。 その後再び上昇し 2021年6月1日に2月24日高値を少しだけ更新するも下落。 現在はオレンジ色で示したボックスに収まる保ち合いとなっています。 水平線からの分析 過去の高値をみると 週足の青の水平線R1(1.43770)は2018年以来付けていない値なので重要な高値と言えます。 かつ、R1を上抜くとダブルボトム完成となり、再び上昇トレンドが継続するものと考えられます。 まとめ...
今まではあまり触れてこなかった1時間足を見ていきます。 今回分析するのはドル円です。 日足レベルで見ると 2021年1月に安値をつけ、それから上昇を続けてきました。 2020年3月31日に高値をつけたあとは大きく下落し、徐々に上へ戻している局面と言えます。 それを踏まえて1時間足をシンプルに見ていきたいと思います。 ライン分析...
GBPUSDは週足でわかるように 2018年4月に高値をつけた後、下落しています。 2020年3月にコロナショックの際に最安値をつけた後は上昇トレンドへ。 直近の相場では 2021年2月24日に高値をうかがうも、上ヒゲ長く反落。 その後再び上昇し 2021年6月1日に2月24日高値を少しだけ更新するも下落。 現在はオレンジ色で示したボックスに収まる保ち合いとなっています。 水平線からの分析 過去の高値をみると 週足の青の水平線R1(1.43770)は2018年以来付けていない値なので重要な高値と言えます。 かつ、R1を上抜くとダブルボトム完成となり、再び上昇トレンドが継続するものと考えられます。 まとめ...
ドル円ですが、 前回投稿時より明確に上方向継続の可能性が強くなってきました。 日足で見ると 高値(青丸)、安値(赤丸)共に切り上げで上昇トレンドを継続 4時間足で見ると意識されていた水平線(黒)を5月末にブレイクした後 一旦は6/1-6/3までリターンムーブで戻したものの、再度水平線(黒)付近まで上げてきている。 移動平均線から判断しても安定的な上昇を描いている。 依然上下動の幅が大きく明確なサインは表れていないが、優位性としては十分であろう。 総合的に「ロング」と判断。 目先の目標は 重要な高値である110.201円とする。
2021年3月31日111円にタッチせず、以降は下降へ。107円台で下げ止まり。 現時点では上昇ダウを形成しています。 (日足の赤丸が安値、青丸が高値) 4時間足でのトレードを前提に分析していきます。 ・移動平均線での分析...