日経平均は29,000円を大きく超えてきました。 昨年の11月以降は、1日に500円くらい上昇することも何回かあり、その流れについていくことが重要だと改めて認識しました。 直近の動きを見ると、1月中旬に高値を付け、レジスタンスライン(黒実線)で何回か反落していました。 しかし、前回記載した11月からの上昇のフィボナッチの0.236である27,555円(赤破線)を下にブレイクできず、そこで反発した形となっています。 その後は、1月中旬からのレジスタンスラインを先週末にブレイクし、そこで1回レジスタンスラインまで戻り(サポートラインに転換)、本日の上昇となりました。 ブレイク後の動きには結果的には教科書通りの動きでした。 今後はやはり、30,000円の大台を目指すことになると思います。 2月上旬の下値を起点としたフィボ...
1月24日に頭打ちかと記載した日経平均ですが、そのとおり下落してきました。 そこで次の下値の目安を考えたいと思います。 ①まずは11月からの上昇のフィボナッチの0.236である27,555円(赤破線)あたりになると思います。 実際1月29日(金)もこの水準で反発をしています。(下のチャート4時間足参照) この水準ですが、年末年始の上昇の段階でもいったん止まっている水準で、過去意識されていたという意味でもポイントになりそうです。 ※年末年始時点ではこの水準がフィボナッチの0.236と確定していたわけではないですが、この水準でもみ合っています。チャートとは不思議なものです。 ②次は前回も記載した、27,000円弱がポイントになりそうです(紫線)。 ここはバブル期の最高値からリーマンショック時の最安値のフィボナ...
ビットコインは1月上旬からのサポートラインを下にブレイク後、当該ラインまで戻り下落を繰り返す教科書どおりの動きになっています。 このまま下落すると考えると、いったんの下値目処は、 ①1月下値 兼 フィボナッチの0.382(2020年3月下値~2021年1月高値) 27,400ドル ②フィボナッチの0.382(2020年3月下値~2021年1月高値) 23,000ドル でしょうか。ここら辺まで下がれば一度ロングで入りたいと考えています。 COINBASE:BTCUSD
日経平均は1月14日以降、上昇相場がいったん落ち着いている状態です。 日経先物のチャートを見ると、1月14日からのレジスタンスラインに頭は抑えられています。 また、1月7日からのサポートラインを1月22日に下にブレイクし、戻りを試しましたが跳ね返され週末が終わっている状況です。 (いずれも黒線) 4時間足のRSIではダイバージェンスが発生しており、ここも下落のサインになり得るかと思います。 ちなみに日足でも2020年11月中旬からのダイバージェンスは継続しています。 加えてNT倍率が15以上であり、高水準になっています。 基本的にはアメリカの株か次第だとは思いますが、下落目線で考えても良いのではと思っています。 下値としては、27,000円弱がまずはポイントです(紫線)。 ここはバブル期の最高値からリーマンショック...
私の尊敬する現役ファンドマネジャー、石原順氏のトレンドフォロー手法の検証を行いました。 今回はビットコインを検証してみました。 検証条件は下部に記載してあります。 ■検証結果 ○ビットコイン/米ドル(COINBASE:BTCUSD) ・プロフィットファクター: 3.213 (ロング:5.53、ショート:1.325) ・勝率36.36% (ロング:40.32%、ショート:31.25%) 参考に4時間足と週足の検証結果も記載します。 ◇4時間足(2020年の1年間) ・プロフィットファクター:1.736 (ロング:2.484、ショート:0.869) ・勝率24.31%...
2020年11月に11,000ドルをつけ、その後上昇基調のナスダック100は11月中旬からのトレンドライン(黒線)を昨日にローソク足の実体ベースで上抜けました。 教科書的な解釈で言えば、まだ上昇は続きそうです。 目安としては、2020年3月の下値からのフィボナッチ・エクステンション(破線)の4.764が13,884ドル近辺にあり、ここまでは上昇する可能性があるのではと考えています。 ただ、ナスダック100をS&P500で割った数値(オレンジ色線)がドットコムバブルを超える水準まで上昇しており、流石に過熱感から調整も入るとも考えられます。 (そんな状態が数か月は続いて上昇を続けてはいるのですが。) 金利が上昇した際に、まずはグロース株が崩れるのが一般的であるため、金利の動向にも注意したいと考えています。
下がりそうで下がらない、11月以降上昇が続いているダウですが、フィボナッチとトレンドラインの観点から上値の目処を考えてみました。 ■日足フィボナッチ 2020年3月の底値を起点にフィボナッチ・エクステンションを引いています。 直近では2.414である31,250ドル近辺をつけて下落してきました。 ここを上抜けるかが直近ではポイントになりそうです。 ■4時間足フィボナッチ 2020年10月末~11月初めの底値を起点にフィボナッチ・エクステンションを引いています。 4.864である31,170ドル近辺を1月上旬につけて下落しました。 yenzoさんがYouTubeか何かで仰っていましたが、フィボナッチ・エクステンションは4.236や4.764を超えることは滅多にないので、ここが上限である可能性があります。 (このフィボナッチ...
2020年8月に2,100ドル近くまで上昇したゴールドですが、その後は明確な方向感がない状態が続いています(ボラティリティは大きいですが)。 そんなゴールドは現在重要な節目に差し掛かっていると考えています。 節目①2020年8月からのトレンドライン(黒線) 何回か上に下にブレイクしているものの、まだトレンドライン(2本あります)は生きているようです。 表示のチャートは日足ですが、4時間足などにするとライン上で反応していることが分かります。 節目②200日移動平均線SMA(水色線) こちらも一度下にブレイクし、1/15(金)にローソク足の実体ベースで再度下にブレイクしています。 2018年12月に200日移動平均線を上回って以降、近づいては離れを繰り返していますが、今回は短期間での再ブレイクになっています。 ...
私の尊敬する現役ファンドマネジャー、石原順氏のトレンドフォロー手法の検証を行いました。 今回は対象をFXにし、ドルストレートの日足となります(対主要通貨のみですが)。 表示のチャートはユーロドルです。 検証条件は下部に記載してあります。 ■検証結果 ○ユーロドル(OANDA:EURUSD) ・プロフィットファクター: 0.958 (ロング:1.129、ショート:0.67) ・勝率28.57% (ロング:28.85%、ショート:28.3%) ○ポンドドル(OANDA:GBPUSD) ・プロフィットファクター: 1.381 (ロング:0.883、ショート:1.992) ・勝率32.99%...
私の尊敬する現役ファンドマネジャー、石原順氏のトレンドフォロー手法の検証を行いました。 今回は対象をFXにし、クロス円の日足となります(対主要通貨のみですが)。 表示のチャートはドル円です。 検証条件は下部に記載してあります。 ■検証結果 ○ドル円(OANDA:USDJPY) ・プロフィットファクター: 0.91 (ロング:1.105、ショート:0.857) ・勝率23.23% (ロング:24.39%、ショート:22.41%) ○ユーロ円(OANDA:EURJPY) ・プロフィットファクター: 0.908 (ロング:0.805、ショート:0.991) ・勝率27.96% (ロング:26.19%、ショート:29.41%) ○ポンド円(OANDA:GBPJPY) ・プロフィットファクター:...
私の尊敬する現役ファンドマネジャー、石原順氏のトレンドフォロー手法の検証を行いました。 対象は、日経日経平均先物(CME:NKD1!)の日足です。 設定したパラメータは以下のとおりです。 ●ボリンジャーバンド(パラメータ:21) ●標準偏差ボラティリティ(パラメータ:26) ●ADX(パラメータ:14) ●ATR(パラメータ:14) ■エントリー条件 下記の①~③を全て満たした場合、次のローソク足の始値でエントリーします。 ①ローソク足がボリンジャーバンドの±0.6σラインを外側に飛び出す(もしくは外側にある) ②標準偏差ボラティリティが上昇する ③ADXが上昇する ■エグジット条件 下記の①~④のいずれかを満たした場合、次のローソク足の始値でエグジットします。 ①エントリー水準からATRの0.5倍水準まで逆行したら...
私の尊敬する現役ファンドマネジャー、石原順氏のトレンドフォロー手法の検証を行いました。 対象は、アメリカ主要株価指数(ダウ:CBOT_MINI:YM1!、S&P500:OANDA:SPX500USD、ナスダック:CBOT_MINI:NQ1!)の日足です。 ■検証結果 ○ダウ ・プロフィットファクター:0.846 (ロング:1.724、ショート:0.182) ・勝率32.32% (ロング:43.75%、ショート:11.43%) ○S&P500 ・プロフィットファクター:1.544 (ロング:0.866、ショート:2.359) ・勝率25.24% (ロング:30.88%、ショート:14.29%) ○ナスダック ・プロフィットファクター:1.193...
私の尊敬する現役ファンドマネジャー、石原順氏のトレンドフォロー手法の検証を行いました。 今回は、私が日頃から取引や監視をしている商品のまとめになります。 (表示のチャートはゴールドです) 検証条件は下部に記載してあります。 ■検証結果 ○日経先物(CME:NKD1!) ・プロフィットファクター: 1.109 (ロング:2.186、ショート:0.438) ・勝率24.39% (ロング:31.71%、ショート:17.07%) ○ダウ(CBOT_MINI:YM1!) ・プロフィットファクター: 0.846 (ロング:1.724、ショート:0.182) ・勝率32.32% (ロング:43.75%、ショート:11.43%) ○S&P500(OANDA:SPX500USD) ・プロフィットファクター:...