ドル円の月足での長期チャートです。年始なので遠い過去から振り返るには良い機会かと思いました。 グラデーションのラインがドル円ですね。 オレンジのラインは自分のフリーハンドでドル円の軌跡を抽象化したつもりのラインです。カップウィズハンドルになっていきそうに見えますね。 白色の水平線は直近のレンジ幅はここだろうというエリアを表しました。現在はレンジ上限と見れそうです。 下段にはMACDを表示しました短期的な上下の波を表示しています。現在は短期的には上昇した後に上昇の勢いが弱まってきていると見れそうです。 上記の項目を見ると長期的には上昇トレンドに入るかもしれない。けれども、現在は一時的に上がった後なので今から上昇すると判断するのは気が早そう。と見れそうです。 また、上昇トレンドに入りそうだけど実際はただのレンジ中だっ...
米国長期債ブルETFの週足です。アメリカ10年債利回りも表示しています。 ETFは下落していますね。底がどこなのか探りたい所です。 10年債利回りを見ますと下落チャネルの上限っぽいとも見れますし、基本的には最高値を突き抜ける要因は無いと思いますのでレンジの上限付近ではあると思います。 それを踏まえるとETFはそろそろ買い時と言えるんじゃないでしょうか?
ドル円の日足です。 今、前回高値の156円位を上抜けてきました。その後金曜日に下落したのでまだブレイクしたと言い切るのは早いかもしれませんが、長期的な流れを見ると現在は上昇トレンドの押し目からの上昇過程と見るのが自然だと思います。 156円付近を上抜けると短期的な波(黄色の水平線で描いた高値安値です)が完成してしまって次は161円が目標になるだろうという事は予想がつきます。 ただ、上記はあくまでテクニカル分析でして、今後の金利差見通しが拡大し続けると予想できるとは現時点では思えませんし、大きくポジションを張っていく時ではないと思います。 テクニカル分析はあくまで後付けでの結果発表なので例えば今後長期でWトップになったらその後ではいかにもWトップになりそうな形に見えるものです。 私としてはショートを塩漬けしているので少...
天然ガスの週足です。あとボリンジャーバンド、下段にはボリンジャーバンドワイズ(BBW)を載せています。BBWはボリンジャーバンドの上と下のバンドの幅を示す指標です。 天然ガスが上昇しています。年末らへんのこの時期は寒い冬前の天然ガス在庫状況によって上昇相場を描くことがちょこちょこあります。今年もそういう動きかと思います。 CFTC先物ポジションを見ると、実需筋はネットではまだ売り越していません。そこを見るとまだ上昇していきそうにも思えますね。必ずあたるようなものではありませんが。 BBWはそれなりに天井を示すことがあります。特にBBがエクスパンション(幅が広がっている状態)から反対側のバンドが収束する時期がトレンドの天井になる事が多いからです。 今回で言えば天然ガスは上昇トレンドですので、下のバンドが上昇してバンド幅と...
EURUSDの週足です。 1年以上のレンジ相場ですね。現在はレンジ下限にいます。 もっと長期で見たら下落からの半分戻したところとも言えますね。レンジを上に抜けていくのか下に抜けていくのかハッキリと判断はできない状況かと思います。 ただ、レンジ相場がブレイクするまではレンジが続くと仮定してロングしていくという事は良い戦略ではないかと思います。損切ラインは近いですしね。
プラチナCFDと金CFDの週足です。 ゴールドの上昇と比較してプラチナは明らかに弱いですね。それはシルバーにも言えることなんですが、最近はシルバーも少し上がりだしたようにも見えます。 トレンドフォローをするならゴールドで良いのでシルバー、プラチナの出番は有りません。 しかし、上がっていないという事には高所恐怖症を感じないで済むというメリットもあると思います。貴金属は商品ですのでその価格には投機的な意味合い以外の実需の需要もあります。 なので値下げ幅は常識的には少ないと見て良いのじゃないかと思います。逆にある日需要と供給の偏りから跳ね上がる事はあり得ると思いますが。 という事でプラチナは安値を低レバで難平しながら拾っていくというプランが相性が良さそうです。 地味なトレードなので興味は沸きづらいですが、難易度は上昇トレ...
アメリカ10年債利回りの週足です。FF金利も載せてます。 最近は上昇していますね。インフレ再燃懸念が理由かと思っています。 テクニカル的には下落トレンドラインと見れそうなラインに当たっています。 FF金利から見ると今後は下方向ではあると思うので長期債の利回りもそれにならって強くは上昇しないんじゃないかと思うのですが、FF金利も含めてインフレ再燃がどうなるか次第でしょうか。そのインフレ率も共和党政権が始動してから本格的に動くのかもしれませんし。現状では不確定要素というか思惑だけが動いているんじゃないかと思います。 いずれにせよ今の段階で大きく動いていく時でもないかと思いますので10年債利回りも天井が近いんじゃないかと思います。 一旦は債券利回りの反転を注視しながら待ちたいです。 そして、反転が始まればドル高も反転する...
原油先物の週足です。 1月以上レンジ下限にいますね。 70ドルは下抜けないだろうと仮定してロングしていけそうですね。損切ラインも決めやすそうです。 ただ利確目標は悩ましいですね。85ドル近辺なのか?95ドルまで行ってくれるのか?今後インフレが本当に再燃するなら125ドルまで目指せるのか? 今の段階では判断しかねます。
ドル円の週足です。 ドル円は安値を切り下げられてはいないので長期的にはまだ上昇トレンド中です。 現在は押し目ですね。 50日単純移動平均線と10、50パラメーターのMACDも載せました。 このテクニカル指標を載せた理由は長期的な上昇トレンドの勢いが弱まっているという事を表現したかったからです。 MACDに黄色のトレンドラインを引きました。高値を切り下げています。これは時間当たりのトレンドの上昇率が弱まってきているという事を表しています。 以上を踏まえてドル円はテクニカル的には上昇トレンド中なんだけど、そろそろ息切れしてきているので高値更新するのかどうかは怪しくなってきているが、あくまでもトレンドが転換しているわけでは無いので短期的にはロング優勢だろうと判断しています。 ファンダメンタル的な意見としてはアメリカ10年債...
S&P500とFFレートの月足です。 先週に0.5%の利下げがありました。 景気に問題は無いのに0.5%の利下げをしたという矛盾を感じる結果になりました。 今後、景気後退局面が来るのかどうかは今の段階では判断できませんが、少なくとも過去の利下げ後の株価の推移を見るに、利下げした時からすぐに株価が動き出すという事は少なそうです。 (今チャートに載っている部分のドットコムバブルとリーマンショックの時は株価は動いていますがそれらはあくまでも一例だと思います。) 2~3か月は様子を見た方が良さそうかと思います。 ただ、本当に株価は強いですね。経済指標も悪い数字が思ったほど出ていないような印象です。 私は景気後退が来るんだろうな。と思っているんですが自信を無くしそうです。 ただ、個人の貯蓄率はかなり低い水準ですしクレジット...
エヌビディアの週足です。 今週も下落ですね。嫌な感じです。 PERが割安に見えるのですが。本当に割安と評価してよいのか解らなくなりました。 というのも今エヌビディアのGPUのH100というモデルは店頭価格で570万円だそうです。で、エヌビディアがこのH100を作るのにかかるお金が3000ドル(約50万円)だそうです。これはやっぱりバブルと言って良いんじゃないでしょうか? バブルだとすればその内にこんなに美味しい売上高を維持できなくなり、当然利益も下がることになるのかもしれません。今後悪くなるというより現在が良すぎるんじゃないかと心配しています。 その時に今のPERは本当に割安と言える水準なのか?という事が言えると思います。 今すぐに下落トレンドが始ますとは言えませんが買うのも怖いし、悩ましいですね。
NVIDIAの週足です。 すごい上昇していますね。株価の上昇もすごいですがPERがこのチャートでは69倍、マネックス証券の銘柄スカウターでは56倍でした。全然高くないですね。 今日、youtubeでNVIDIAの決算を分析した動画を観ました。 その中で印象に残ったこととして、今の生成AIブームの中身に関しての話がありました。 アマゾン、マイクロソフト、アルファベットなんかの大手テック企業はGPUのH100が日本円で570万円と手数料等か何かのプラスアルファで購入できるそうです(今は仮にコミコミで600万円としておきます)そのGPUを搭載したサーバーを月額60万円で貸し出しているそうです。実際にはサーバーにはGPUを10基載せるそうなのでレンタル代は月額600万円でしょうか。 GPUの代金を10か月で回収できる金額です。...
新規失業保険申請件数と失業率のグラフです。 新規失業保険申請件数は棒グラフです。赤色のラインは新規失業保険申請件数の移動平均線です。 黄色のラインは失業率です。 失業率は前回の数値が上昇基調だったので一時的にリスクオフムードが高まりました。 ただその後に新規失業保険申請件数や小売売上高などの数値が市場予想より良かったので私の印象では大分と市場のムードは改善してきていると感じています。 棒グラフの直近らへんに黄色の楕円を描きました。これは新規失業保険申請件数が良いという事で市場に問題ないよ。というニュースが出回っていた期間です。 私としてはそういう安心を煽るようなニュースには違和感を感じていました。チャートを見てもらうと解るかと思うのですが直近だけのちょっとした下落だからです。過去にもこの程度の下落は起こり続けています。...
ポンドドルの週足です。 今週は勢いよく上昇している印象です。ドルが全面安といった感じでしょうか。 ユーロドルはレンジの上限といった所ですが、ポンドドルは安値も切り上げていますしこのまま上昇トレンドしていきそうな印象のチャートの形です。 アメリカの利下げ観測が影響しているんでしょうがユーロ、イギリスも利下げの確立が高いはずですけどもどうなんでしょうか?チャートはドルが安くなるんだと言っているようなので素直に従うのが良いということですかね。 ただユーロに関してはレンジの上限ですし、ポンドも前回高値を一応抜けたよ。といった状況ですのでダマしの可能性も低くないかと思います。なのでもう少しだけ様子見をしたいと私としては思います。 ユーロドル、ポンドドルに関しては金利差が逆転する事は普通にあり得るのでドルロングを塩漬けにしてお...
ドル円の週足です。 テクニカル的に見てまだ上昇トレンド中ですね。急激な下落の1波が来た後の押し目買いの局面と見るところだと思います。 その急激な下落からもう2週間くらい経ちそうですが押し目買いするにはまだ遅くないように見えます。 テクニカル分析としてはそう見えるんですが私はドル円のキャリートレードが終わりの局面だという事もあり今後は上昇トレンドは終わりで、関心としてはいつ下落トレンドに移るのか?という状態です。 ただし、アメリカの景気後退懸念なんかも今すぐにどうこう動くというのは気が早いかと思います。まだ失業率は高い水準ではありませんし、その他の指標もまだ悪くなっていません。金融機関等が破綻したといったような事象も起きていません。 景気後退という予想が当たったとしても今後1年前後の時間をかけて悪くなっていくんじゃない...
日経平均の月足です。 50移動平均線(MA)も表示しました。 テクニカル分析で見て今までが強く上昇しすぎていたと言えそうなのでMAとの乖離を埋めるまで下がるとしたら30000円位でしょうか。まあ、単なるテクニカル分析なんですけど。 ただバブル後の最高値という目標になりそうなポイントも達成したことですし、このチャートで言う所の短期としてはMAより上昇しすぎてもいましたし、アメリカの景気後退予想や株価と関係あるのかはちょっとわからないんですが日米の金利差も埋まっていきそうですので海外からの資金は抜けていってるんじゃないでしょうか?そして抜けた資金がまた全額戻ってくるという根拠は見いだせないんじゃないでしょうか? 外国株も同じですが日本株に投資していた人は最近は儲けやすかったと思いますので株に対するイメージが甘くなっている...
ドル円と日米の長期金利差の週足です。 白い水平線は抵抗線になりそうかと思うところに引いた線です。テクニカル分析です。 赤い水平線は2021年からの上昇トレンドの50%のラインです。ここも抵抗線になる可能性がありそうだと思います。 日米の金利差はアメリカの利下げで小さくなっていくんだろうと思います。なのでスワップポイントも小さくなっていくと思われますし、金利収入を根拠とした強気の円ショートポジションも小さくなっていくと予想しています。 このチャートを見ていると150円以上の上昇は金利差を無視した上昇だったんですね。きっとお祭りの最後のから騒ぎだったんじゃないでしょうか。 金利差の水準から言えば今の金利差なら130円ちょっと位が妥当かと思います。以前のもっと金利差が広がっていた時でも140円位が過去比では妥当かと思って...