プラチナCFDと金CFDの週足です。 ゴールドの上昇と比較してプラチナは明らかに弱いですね。それはシルバーにも言えることなんですが、最近はシルバーも少し上がりだしたようにも見えます。 トレンドフォローをするならゴールドで良いのでシルバー、プラチナの出番は有りません。 しかし、上がっていないという事には高所恐怖症を感じないで済むというメリットもあると思います。貴金属は商品ですのでその価格には投機的な意味合い以外の実需の需要もあります。 なので値下げ幅は常識的には少ないと見て良いのじゃないかと思います。逆にある日需要と供給の偏りから跳ね上がる事はあり得ると思いますが。 という事でプラチナは安値を低レバで難平しながら拾っていくというプランが相性が良さそうです。 地味なトレードなので興味は沸きづらいですが、難易度は上昇トレ...
アメリカ10年債利回りの週足です。FF金利も載せてます。 最近は上昇していますね。インフレ再燃懸念が理由かと思っています。 テクニカル的には下落トレンドラインと見れそうなラインに当たっています。 FF金利から見ると今後は下方向ではあると思うので長期債の利回りもそれにならって強くは上昇しないんじゃないかと思うのですが、FF金利も含めてインフレ再燃がどうなるか次第でしょうか。そのインフレ率も共和党政権が始動してから本格的に動くのかもしれませんし。現状では不確定要素というか思惑だけが動いているんじゃないかと思います。 いずれにせよ今の段階で大きく動いていく時でもないかと思いますので10年債利回りも天井が近いんじゃないかと思います。 一旦は債券利回りの反転を注視しながら待ちたいです。 そして、反転が始まればドル高も反転する...
原油先物の週足です。 1月以上レンジ下限にいますね。 70ドルは下抜けないだろうと仮定してロングしていけそうですね。損切ラインも決めやすそうです。 ただ利確目標は悩ましいですね。85ドル近辺なのか?95ドルまで行ってくれるのか?今後インフレが本当に再燃するなら125ドルまで目指せるのか? 今の段階では判断しかねます。
ドル円の週足です。 ドル円は安値を切り下げられてはいないので長期的にはまだ上昇トレンド中です。 現在は押し目ですね。 50日単純移動平均線と10、50パラメーターのMACDも載せました。 このテクニカル指標を載せた理由は長期的な上昇トレンドの勢いが弱まっているという事を表現したかったからです。 MACDに黄色のトレンドラインを引きました。高値を切り下げています。これは時間当たりのトレンドの上昇率が弱まってきているという事を表しています。 以上を踏まえてドル円はテクニカル的には上昇トレンド中なんだけど、そろそろ息切れしてきているので高値更新するのかどうかは怪しくなってきているが、あくまでもトレンドが転換しているわけでは無いので短期的にはロング優勢だろうと判断しています。 ファンダメンタル的な意見としてはアメリカ10年債...
S&P500とFFレートの月足です。 先週に0.5%の利下げがありました。 景気に問題は無いのに0.5%の利下げをしたという矛盾を感じる結果になりました。 今後、景気後退局面が来るのかどうかは今の段階では判断できませんが、少なくとも過去の利下げ後の株価の推移を見るに、利下げした時からすぐに株価が動き出すという事は少なそうです。 (今チャートに載っている部分のドットコムバブルとリーマンショックの時は株価は動いていますがそれらはあくまでも一例だと思います。) 2~3か月は様子を見た方が良さそうかと思います。 ただ、本当に株価は強いですね。経済指標も悪い数字が思ったほど出ていないような印象です。 私は景気後退が来るんだろうな。と思っているんですが自信を無くしそうです。 ただ、個人の貯蓄率はかなり低い水準ですしクレジット...
エヌビディアの週足です。 今週も下落ですね。嫌な感じです。 PERが割安に見えるのですが。本当に割安と評価してよいのか解らなくなりました。 というのも今エヌビディアのGPUのH100というモデルは店頭価格で570万円だそうです。で、エヌビディアがこのH100を作るのにかかるお金が3000ドル(約50万円)だそうです。これはやっぱりバブルと言って良いんじゃないでしょうか? バブルだとすればその内にこんなに美味しい売上高を維持できなくなり、当然利益も下がることになるのかもしれません。今後悪くなるというより現在が良すぎるんじゃないかと心配しています。 その時に今のPERは本当に割安と言える水準なのか?という事が言えると思います。 今すぐに下落トレンドが始ますとは言えませんが買うのも怖いし、悩ましいですね。
NVIDIAの週足です。 すごい上昇していますね。株価の上昇もすごいですがPERがこのチャートでは69倍、マネックス証券の銘柄スカウターでは56倍でした。全然高くないですね。 今日、youtubeでNVIDIAの決算を分析した動画を観ました。 その中で印象に残ったこととして、今の生成AIブームの中身に関しての話がありました。 アマゾン、マイクロソフト、アルファベットなんかの大手テック企業はGPUのH100が日本円で570万円と手数料等か何かのプラスアルファで購入できるそうです(今は仮にコミコミで600万円としておきます)そのGPUを搭載したサーバーを月額60万円で貸し出しているそうです。実際にはサーバーにはGPUを10基載せるそうなのでレンタル代は月額600万円でしょうか。 GPUの代金を10か月で回収できる金額です。...
新規失業保険申請件数と失業率のグラフです。 新規失業保険申請件数は棒グラフです。赤色のラインは新規失業保険申請件数の移動平均線です。 黄色のラインは失業率です。 失業率は前回の数値が上昇基調だったので一時的にリスクオフムードが高まりました。 ただその後に新規失業保険申請件数や小売売上高などの数値が市場予想より良かったので私の印象では大分と市場のムードは改善してきていると感じています。 棒グラフの直近らへんに黄色の楕円を描きました。これは新規失業保険申請件数が良いという事で市場に問題ないよ。というニュースが出回っていた期間です。 私としてはそういう安心を煽るようなニュースには違和感を感じていました。チャートを見てもらうと解るかと思うのですが直近だけのちょっとした下落だからです。過去にもこの程度の下落は起こり続けています。...
ポンドドルの週足です。 今週は勢いよく上昇している印象です。ドルが全面安といった感じでしょうか。 ユーロドルはレンジの上限といった所ですが、ポンドドルは安値も切り上げていますしこのまま上昇トレンドしていきそうな印象のチャートの形です。 アメリカの利下げ観測が影響しているんでしょうがユーロ、イギリスも利下げの確立が高いはずですけどもどうなんでしょうか?チャートはドルが安くなるんだと言っているようなので素直に従うのが良いということですかね。 ただユーロに関してはレンジの上限ですし、ポンドも前回高値を一応抜けたよ。といった状況ですのでダマしの可能性も低くないかと思います。なのでもう少しだけ様子見をしたいと私としては思います。 ユーロドル、ポンドドルに関しては金利差が逆転する事は普通にあり得るのでドルロングを塩漬けにしてお...
ドル円の週足です。 テクニカル的に見てまだ上昇トレンド中ですね。急激な下落の1波が来た後の押し目買いの局面と見るところだと思います。 その急激な下落からもう2週間くらい経ちそうですが押し目買いするにはまだ遅くないように見えます。 テクニカル分析としてはそう見えるんですが私はドル円のキャリートレードが終わりの局面だという事もあり今後は上昇トレンドは終わりで、関心としてはいつ下落トレンドに移るのか?という状態です。 ただし、アメリカの景気後退懸念なんかも今すぐにどうこう動くというのは気が早いかと思います。まだ失業率は高い水準ではありませんし、その他の指標もまだ悪くなっていません。金融機関等が破綻したといったような事象も起きていません。 景気後退という予想が当たったとしても今後1年前後の時間をかけて悪くなっていくんじゃない...
日経平均の月足です。 50移動平均線(MA)も表示しました。 テクニカル分析で見て今までが強く上昇しすぎていたと言えそうなのでMAとの乖離を埋めるまで下がるとしたら30000円位でしょうか。まあ、単なるテクニカル分析なんですけど。 ただバブル後の最高値という目標になりそうなポイントも達成したことですし、このチャートで言う所の短期としてはMAより上昇しすぎてもいましたし、アメリカの景気後退予想や株価と関係あるのかはちょっとわからないんですが日米の金利差も埋まっていきそうですので海外からの資金は抜けていってるんじゃないでしょうか?そして抜けた資金がまた全額戻ってくるという根拠は見いだせないんじゃないでしょうか? 外国株も同じですが日本株に投資していた人は最近は儲けやすかったと思いますので株に対するイメージが甘くなっている...
ドル円と日米の長期金利差の週足です。 白い水平線は抵抗線になりそうかと思うところに引いた線です。テクニカル分析です。 赤い水平線は2021年からの上昇トレンドの50%のラインです。ここも抵抗線になる可能性がありそうだと思います。 日米の金利差はアメリカの利下げで小さくなっていくんだろうと思います。なのでスワップポイントも小さくなっていくと思われますし、金利収入を根拠とした強気の円ショートポジションも小さくなっていくと予想しています。 このチャートを見ていると150円以上の上昇は金利差を無視した上昇だったんですね。きっとお祭りの最後のから騒ぎだったんじゃないでしょうか。 金利差の水準から言えば今の金利差なら130円ちょっと位が妥当かと思います。以前のもっと金利差が広がっていた時でも140円位が過去比では妥当かと思って...
アメリカ国債の10年と2年の利回り差のチャートの月足です。 ローソク足が国債の利回り差です。またSP500をオレンジで表示して、アメリカの失業率を水色で表示しています。 真ん中らへんに2つある白い四角はドットコムバブルとリーマンショックの時期を表示しています。 また赤い水平線は国債の短期と長期の利回り差の0%のラインです。利回り差が0%ラインを上抜けたら10年国債と2年国債での逆イールドが解消されることになります。 チャートに色々載せたので見にくかったら申し訳ないです。 利回り差(ローソク足)と失業率(水色のライン)は過去の相関性が高かったように見えます。 なので今回もおそらく失業率は上がっていくんだろうと予想しています。 逆イールドの解消はFRBの利下げに起因しています。 FRBが「利下げしようかな。」と言い出す...
ポンドドルの週足です。 チャートとしてはレンジ上限と見れるかと思います。とはいえチャンスと捉えて大きく勝負するような所にも見えませんが。 CFTC先物での投機筋のポジションがポンドロングに大きく傾いています。私がチェックしている2011年からでは断トツの過去一でポンドが買われています。 なにかあったとしたらちょっと前ですけどイギリスの選挙でしょうか?ニュースを調べても他に何かがあったようにも見れませんし。 少なくとも現状で解ることはそのうちに反対売買されるであろうロングポジションがとても大きく積み上がっていそうだという事です。 今後のポンドの下落に期待できるかもしれませんね。
アメリカ長期債のレバレッジETFの週足です。 ごちゃごちゃと色々載せましたがローソク足が長期債のレバレッジドETF。オレンジの線が10年国債利回り。水色が短期の3か月の利回り曲線です。 水色の短期債の曲線はもう利回りは天井圏ですよ。という事を表すために載せています。 オレンジの10年国債利回りは三角持ち合い中ですね。今から下げると判断するのは気が早いかと思いますが、インフレはもう再発しないという前提で考えれば今後は下方向だろうと思いますので、あとは時間の問題かと思います。 以上から債券価格は今後はどこかで上昇するんじゃないかと期待しています。完全に主観なんですがローソク足が青色の移動平均線を上抜きそうに見えてしまいます。 アメリカ国債の金利はまだ三角持ち合いを抜けてないんで動きが出たように見えないんですが、先週の金...
ドル円の週足です。 上昇トレンドが相変わらず強いですね。この上昇トレンドは2021年の頭から数えてもう3年半の期間になります。本当に長いトレンドです。 最近はまた高値を更新していますが、先物のポジション動向を見るとまた円売りポジションが大きくたまってきています。そろそろロングは利確を検討しても良い頃合いなんじゃないでしょうか? 神田財務官は為替介入は必要ならやる。といったようなコメントもされていたと思いますし、そろそろ一旦の天井が来るかもしれませんね。長期的にはトレンド転換はまだしなさそうですが。 神田財務官は7月で退任されるようですので、退任前に介入してもらえませんでしょうかね。 上にも書きましたが上昇トレンドの期間がかなり長くなっています。1995年あたりからのチャートで見ますと最長期間の上昇トレンドです。 私は...
アメリカの失業率の長期でのチャートです。 最近は上昇しだしましたね。5月は0.1%上昇して4%です。 市場は非農業部門雇用者数や平均賃金なんかが意識されたのかドル高していました。 失業率のチャートに9か月間の移動平均線を載せてみました。何が言いたいのかというと移動平均線があまり役に立っている感じがしない位に失業率のチャートは上下のトレンドがきれいだということです。 上昇するときは上昇していくし下がりだしたら下がり続けるという特徴があると思います。月々の細かいブレはありますが株価や為替のようにランダム性が強くないという感じでしょうか。 こんなチャートでトレードできたら楽そうですね。 なのでやはり今後も失業率は上がっていくんだろうと予想できます。ただ、現時点ではどこまで上がるのか?どれくらいのペースで上がるのかは分かり...