ADX
ダウ先物週足チャート分析 20190616ダウ先物は赤1年間移動平均線を一時割った後短期間で強く反発し、上昇のパーフェクトオーダーを維持している。
高値切り下げを見て下落したが、中心バンドがマゼンダで表示している3年移動平均線のボリンジャーバンド+1σより上での推移を継続しており上昇トレンドは終了していない。安値切り上げの形にもなっており、高値更新していく可能性がある。
ただ最下段の期間14設定の緑ADXを見るとボラティティーは低下している。また、ADXは上昇エネルギーを示す赤が下落エネルギーを示す青を下回っており、上昇の弱さを示している。史上最高値圏では当然売り圧力も高まる。また中東情勢の不安定化、米中関税問題も燻っており、リスクオフの展開も十分考えられるので注意が必要だ。
TRYJPY本日も上値は重いが、下落でも16円はキープできるか。日足ではもちろん下降トレンドが継続しているトルコリラ円ですが、本日を通して目先は底堅い動きを想定します。新たな材料がなければ17円やや下をサポートとして緩やかに上昇。悪材料追加となれば、ASKレートの16.75割れあたりから一気に下落して、15.70~16.00での推移と想定します。
通常ならば逆指OCOでのエントリーもアリと思いますが、ワイドスプレッドを考えると逆指はあまり使いたくないところ。ロングの方はポジションを縮小し、その分を16円割れに指値などという考え方が有効かもしれません。
(判断根拠:1時間足)
・17円、16円前後に累積出来高が集中し、因果玉による抵抗が想定される
・MACDはプラス水準でシグナルと逆転。上値の重さを示唆
・STD-ADXは低下し、レンジ相場を示唆
STD-ADXの詳細は こちらを参照
(補助材料:4時間足)
・MACDはマイナス水準で好転。底値の堅さを示唆
・一方、ヒストグラムの低下から上方向の硬直性も認識→レンジ
・STD-ADXは多くのシグナルがエネルギー発散中。トレンド形成は困難
・足元の出来高が低下し、レンジ形成を示唆