【GC1! 金先物】月足 高値更新へアタックか?金が上昇を続けています。
通常金は「有事の金買い」と言われるほど、リスクが高まってきた時に買われる資産です。
普遍の価値があると見なされているから。
なのでリスク資産である株式とは、通常逆相関関係を持ちます。
しかし、株価(DJI、IXIC、日経225など)は上げ続けています。
この関係をどう見れば良いでしょう?
金と株式が共に上がる例外的状況は2つ考えられます。
①インフレが進み、物価が上がり、株も金もその他の資産も上がり続けるケース
②量的緩和政策を続けてきた結果、カネ余りが生じており、向かう先がなくなり金へと流れているケース
今回はインフレが進んでいる訳ではないので②に該当します。
カネ余りの状況は各国金融政策を考えると、すぐに解消されることはないので当面続くことが予測されます。
金価格の今後の展開
チャネルラインからは大きくはみ出して上昇を続けています。前回高値だった青線をクリアしてきており
今後は
青線をクリアして、赤線の高値を抜いていくのか、が焦点となります。
仮に抜いて行った場合、
他にリスク要因が無くとも、
リスク回避資産である金が高値を付けたということで株価への下圧力がかかる可能性も出てくるとみています。
株式市場への影響も大きいので今後の展開を注視しておきたいところです。
平行チャネル
【XAUUSD ドル建て金価格】チャネルラインとサポレジ転換について【チャネルライン】
A、B共にチャネルラインで分かる綺麗なトレンド
Cは2020年3月中旬に大きな下落があったものの切り返し、上昇トレンドを形成
サポレジ転換
2で抵抗帯になっていたラインが2020年1月にブレイクされると
4で支持帯として機能。
サポレジ転換しています
また、
1で抵抗帯になっていたラインが直後にブレイクされると
3、5で支持帯として機能。
サポレジ転換しています。
【まとめ】
支持帯がブレイクされると抵抗帯へ転換する場面、
抵抗帯がブレイクされると支持帯へ転換する場面は、チャートの中に多く存在するので意識してみると良いですね。
(もちろん、必ず転換する訳ではない点には注意しておきましょう。)
【7203 トヨタ自動車】日足 ダウ理論、チャネルライン、移動平均線から見た今後の見通しTSE:7203
今回はトヨタ自動車を
・ダウ理論
・チャネルライン
・移動平均線
の3つの観点からいきます。
2月から3月初旬にかけて大きく下落してから3月13日に底をうっている。
・ダウ理論の観点から
上昇トレンドにおいては
前回の高値、安値共に上昇しなければならない。
その点でみると黒丸で示した通り、
高値切り上げ、安値切り上げでダウ理論は成立していると言える。
ダウ理論は
「トレンド転換が決定的になるまでは続くものと判断すべきである」
「トレンドは出来高でも確認されなければならない」
など
他の条件もあるが
今回は一番重要とも言える高値切り上げ(切り下げ)、安値切り上げ(切り下げ)にスポットをあてて考えている。
・チャネルラインの観点から
チャネルラインはトレンドが強くなっているのか弱くなっているのかという、トレンド転換の予兆を感じとるものである。
具体例でいうと
当初引いたチャネルラインより大幅に切り上げて上昇している場合にはトレンドは強くなっていると言える。
反対に当初引いたチャネルラインの上限に満たない場合(未達)にはトレンド転換の予兆が感じられる。
今回のケースでは
6/8の高値がチャネルラインの上限に達せず下落していることから後者となる。
よってチャネルラインの観点からは下方向と予測する。
・移動平均線の観点から
2月から3月初旬にかけて形成された下落トレンドからの転換の動きはあるものの、5日EMAは200日EMAの抵抗を受けて反発している。
現状、明確な下落トレンドへの再転換の動きはないが、もみ合いもしくは下方向の可能性が高いと見て取れる。
今後はEMAが上から長期、中期、短期とパーフェクトオーダーをきれいに描くかを注視しておく必要がある。
パーフェクトオーダーとは
①上から短期、中期、長期となった場合
②上から長期、中期、短期となった場合
のことをいう。
①では上昇トレンドになることが多い
②では下降トレンドになることが多い
まとめ
ダウ理論の観点からは上方向継続
チャネルラインの観点からは下方向
移動平均線の観点んからはもみ合いもしくは下方向
であり、総合的には下方向の可能性が高いと考えられる。
2020年6/29からの相場分析 USD/JPY週足:2016年2月から始まった超長期の下降トレンドチャネルに滞在中。センターラインよりやや高い価格帯。
日足:方向感のないレンジ相場。106円から109円を行って戻ってきた。107.500付近に強いサポレジがあり接近中。
4h足:中期の下降チャネルを形成中。その下限にぶつかり調整の上昇中。上には200MA、センターライン、107.500のサポレジと控えているためショート目線。
1h足:短期上昇チャネル形成中。107.492でふさがれアセンディングトライアングルを形成するとみている。短期上昇を下抜けするようであれば107.492を背にしてショート。すぐに下抜けした場合は106.792を意識して戦略の立て直し。
アセンディングトライアングル形成後セオリー通り上抜けしたら短期上昇チャネル継続とみて107.5までの戻りを待ってロングエントリー。