S&P500先物、2023年YH更新今週の振り返り
先週のポジティブな流れを引き継ぎ、月曜日から木曜日まで出来高を伴った上昇が続いた。
その勢いで7月高値を上回り、23年高値を更新。
先週金曜日から5日連続の高値・安値切り上げの上昇でした。
先週コントロールプライス付近でベース構築して売りを吸収してから買い圧力優勢となって上昇した良い流れとなった。
7月高値で止まらず、水曜日に力強く上抜いたのは買いが失速していない証左か。
パウエルからは24年は利下げ3回が議論されている話が挙がり、思ったほどタカ寄りな牽制がなかったことで、利下げシナリオの織り込みが今後も続くかが焦点。
来年は大統領選で株価上昇が期待される年だが、バイデン再選の行方次第で上昇期待の幅も変わってくるのだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次は2022年1月の最高値5028.25が目指す先となるが、少し距離がある
②下落する場合
23年新高値更新で利確売りが優勢となり失速すると、短期的には下げることもある。
下げる場合は、コントロールプライス(赤色の水平線)の4,625前後が最初の値止まり確認ポイント。
コントロールプライスは直近の出来高が最も多い価格帯で意識されやすい可能性。
大きく下げる材料があるならば、VWMA75が次の目安。