4500にトライしたS&P500は金曜日に利確売り今週の振り返り
4,400を上抜けた後、十字線が出て売り買い拮抗の場面もあったが、買い優勢となって、4,500を目指す流れとなった。
FOMC通過後、ドットプロットの上昇は無視して4,500にトライしたが、4,493.75を天井に利確売りが始まる。
金曜日はクアドルプル・ウィッチングのメジャーSQ日で、利確売りが優勢となって引けまで売りが続いた形だ。
トレンドライン(白)の接点&VWAPラインからだいぶ空間をあけているため、一定の売りがあってもおかしくない状況かもしれない。
とはいえ、金曜日が利確売りだったからと言って、まだ上昇トレンドラインを割っていない状況。
売りの流れがどの程度続くかを見定めるタイミング。
次週のシナリオ
①上昇する場合
先週書いたテストラインは、4,400を超えて、4,500の手前で失速。4,500に再テストして上抜けることができると、次は22年3月高値4631.5が次の意識ライン。
②下げて調整する場合
今週上抜けた4,400か上昇トレンドライン(黄)を下抜けると、売りがより強くなりそうか。
さらに下に掘ると22年8月高値4,327.5~4,300のゾーンが次の目安か。
ちょうどVWAPもそのあたりに上がってきそう。