S&P500先物、リバウンドで12月高値に迫る今週の振り返り
先週末は「チャート上はもう少し下向きの余地を残しているが、現在地からフィボナッチ23.6%前後の間でリバウンドできるなら、もう一度上昇しレンジ形成を見せる可能性がある。」と書いてた。
月曜日からリバウンド上昇し、木曜日には高値が4,838をつけ12月28日高値4,841.5に迫った。高値を上抜けることはできず、木曜日と金曜日は十字線で売り買い拮抗している。時間足で見ると高値に来ると利確売りに押されるが、また買い圧力で登りだす値動きに見える。
チャートはRSIが低下する中、高値圏をキープするダイバージェンスが発生している。チャートだけなら勢いが落ちてくる可能性があるが、4,841.5を実体でブレイクする強さがある場合は、もう一段上を目指す動きに変わる可能性も残る。
CFTCの1/9までのデータでは、大口投機筋はネットショートが続いており、機関投資家・小口投機筋が買い越しで増えている。
12月中旬から直近までレンジ形成しているので、このレンジを高値と安値どちらにブレイクするかを見定める時期となりそうだ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
4,816.5を上にブレイクする場合は、2022年1月の最高値を目指す値動きとなるか。その場合もまずは平行チャネルの上限(白ライン)が目先の上値となるかもしれない。
②下落する場合
直近レンジの安値4,702を下抜ける場合は、黄色ボックス圏が最初にサポートするかテストゾーンと見る。
MES1!のトレードアイデア
S&P500先物、5営業日連続下落今週の振り返り
12月下旬の強気で強欲な人が増えていたタイミングで年始から売りを浴びせられた。大衆が一方向を向いたときは注意が必要な「相場のリズム」だったということだろう。
年末から年始にかけて5営業日連続で下落後、金曜日は十字線。
金曜日の雇用統計、ISMサービス発表後、ファーストリアクションでリバウンド上昇したがその後戻り売りで下ヒゲ・上ヒゲが形成されている。
2023年7月27日高値を一時下回ったが、十字線でこの水平線ラインでとどまっている。
現在地はバリューエリア上限の内側に戻ってきた程度で、弱い値動きだったがまだ本格的な下げには至っていません。
チャート上はもう少し下向きの余地を残しているが、現在地からフィボナッチ23.6%前後の間でリバウンドできるなら、もう一度上昇しレンジ形成を見せる可能性がある。
現在地はやや中途半端な位置ではあるので下抜けていく場合、もう一段の下落は否めない。
次週のシナリオ
①上昇する場合
反発上昇できるなら、まずは12月末の高値4841.5が上値目安となるだろうか。
②下落する場合
第1関門は、上段の黄色ゾーン(4,600前後)でここで値止まりするか確認したい。
9月1日高値があり、かつ11月下旬から12月頭で小さなベースを築いた価格帯で、出来高は厚くなっているため、黄色ゾーンがサポートとなる可能性がある。
10月27日安値から引いた短期フィボナッチでは38.2%戻しが黄色ゾーン内で良いサポートになる可能性にも見える。
第2関門は、下段の黄色ゾーン(4,300前後)だが、ここはまだ距離が遠い。
第2関門は2022年何度も山を築いた価格帯で溜まっている場所なので、下落してもこのあたりではサポートされやすい水準になるだろう。
S&P500先物、8週連続の上昇トレンド継続今週の振り返り
8週連続で高値・安値切り上げの上昇トレンドは続いている。
上値を伸ばした週だが、水曜日は利確売りで陰線の模様。
しかし、木曜日から金曜日にかけてリバウンドしてることから、買い勢力がまだ続いている可能性がある
日足では後半、安値切り上げ・高値は水曜日を上回れずレンジ内の動きと見える。
金曜日は上昇したが水曜日の高値を上回れず失速しているが、高値超えできない流れが起きると下落の流れにつながることもあるので注意。
ホリデーシーズンで出来高が減少してきている時期なので、裏付けのない値動きになりやすいことには留意。
週足ではNew High-Lowsが拡大、日足もプラス推移が続いており、上昇トレンドは継続していたようだ。
次週のシナリオ
先週から変わらず以下が目安。
①上昇する場合
次は2022年1月の最高値5028.25が目指す先となるが、少し距離がある
②下落する場合
利確売りが優勢となり失速すると、短期的には下げることもある。
下げる場合は、コントロールプライス(赤色の水平線)の4,625前後が最初の値止まり確認ポイント。
コントロールプライスは直近の出来高が最も多い価格帯で意識されやすい可能性。
大きく下げる材料があるならば、VWMA75が次の目安。
S&P500先物、2023年YH更新今週の振り返り
先週のポジティブな流れを引き継ぎ、月曜日から木曜日まで出来高を伴った上昇が続いた。
その勢いで7月高値を上回り、23年高値を更新。
先週金曜日から5日連続の高値・安値切り上げの上昇でした。
先週コントロールプライス付近でベース構築して売りを吸収してから買い圧力優勢となって上昇した良い流れとなった。
7月高値で止まらず、水曜日に力強く上抜いたのは買いが失速していない証左か。
パウエルからは24年は利下げ3回が議論されている話が挙がり、思ったほどタカ寄りな牽制がなかったことで、利下げシナリオの織り込みが今後も続くかが焦点。
来年は大統領選で株価上昇が期待される年だが、バイデン再選の行方次第で上昇期待の幅も変わってくるのだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次は2022年1月の最高値5028.25が目指す先となるが、少し距離がある
②下落する場合
23年新高値更新で利確売りが優勢となり失速すると、短期的には下げることもある。
下げる場合は、コントロールプライス(赤色の水平線)の4,625前後が最初の値止まり確認ポイント。
コントロールプライスは直近の出来高が最も多い価格帯で意識されやすい可能性。
大きく下げる材料があるならば、VWMA75が次の目安。
S&P500先物、前週の高値を上回る上昇今週の振り返り
7月高値から引いたバリューエリアのコントロールプライス(赤色の水平線)が先週から引き続き今週も安値前後と底堅いサポートだった。
月曜日から水曜日にかけて下落したが、月曜日~木曜日まで何度もコントロールプライス付近で反転している。
11月21日安値を下回れば多少なりとも反落の流れとなったかもしれないが、安値を割ることはなくコントロールプライス付近で買いが優勢となる展開でした。
今週は経済・雇用が強いことが確認され、”Bad news is good news”から”Good news is good news”に変わってきている中、金曜日に発表された雇用統計が好結果であったため、9月1日の高値を上回る上昇を示した。
Bad news is good newsと思ったままの人は、強い雇用統計で下がると思って逆に行ってしまったように見えただろう。
VWMAは7日・75日・200日すべてが上向きで今のところポジティブ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
下落要因がなければ7月高値4734.5が足元の目安となるだろう。
②下落する場合
コントロールプライス(赤色の水平線)や11月21日安値を本格的に下抜けるなら、多少押し目をつくる過程に入る可能性がある。
その場合は、まずはフィボナッチ61.8%の4,520が最初の関門。
次が、VWMA75がサポートとなって値止まりするかを確認したい。
S&P500先物、パウエル発言で9月高値超え今週の振り返り
先週から日柄調整が続く形で今週はスタート。
水曜日に一度、9月高値を超えた達成感から利確売りで上ヒゲ陰線を演出。
しかし、日柄調整のレンジをその後下抜けることはなく木曜から金曜は上げていった
金曜日には水曜日の高値を上抜けて力強さを示した。
9月高値を実体で上抜けとなった。
フィボナッチ78.6%前後が出来高が増えてたが、買い圧力が勝ったようだ。
出来高も平均近くで感謝祭の後では木曜日が最も多かった。
先週「VMWA75からは3.7%前後の乖離が出てきたが、もう少しの余裕はあるか」と書いてたが、やはり余力が残っていたような結果だ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次は7月高値4683.5が目安だが、手前の4,651付近がやや出来高が増えてる価格帯のため、この前後で利確売り圧力が強くなる可能性には留意。
②下落する場合
まずはフィボナッチ78.6%前後の出来高が多い価格帯レンジで留まれるかが焦点。
10月末から上げてきた上昇の利確売りフェーズに入るとするなら、赤色のボックス圏が値止まりを確認したいゾーン。
S&P500先物、9月高値手前までジリ高で上げる今週の振り返り
感謝祭で出来高が少ない週だが、上値抵抗線を超えた後の上昇はジリ高で続いた。
VMWA7にサポートされ、下落はほぼなかったと言えるだろう。
フィボナッチは78.6%まで戻し、9月高値に肉薄する株価まで上がった。
VMWA75からは3.7%前後の乖離が出てきたが、もう少しの余裕はあるか。
乖離幅だけ見ると、7月高値まで上がる余裕はまだありそうだ。
次は9月1日高値をうまく超えていけるかどうか。
9月1日高値を上抜けるなら7月高値の4,683.5を目指す可能性がある。
現在の株価から上は出来高が少なくなる価格帯なので、現在の買い圧力が続いていければ上昇期待できる。利確売りが増える可能性もあるゾーンなので、値動きと出来高には注意したい。
12月はQ4の利益を確定したい勢力が増える可能性あるので、いつ来るかそろそろ見始める必要がある。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上記の通り9月1日高値を上抜けるなら7月高値4683.5が次の目安だ。
②下落する場合
赤いボックス圏がサポートされやすいゾーンで、下がるとしてもこのあたりで買い戻しが起きやすいだろう
赤いボックス圏の下にある黄色ボックス圏は、出来高が多い価格帯なのでより値止まりしやすい可能性がある。SMA200・VMWA200もあるので、より強化される意識ラインだろう。
S&P500先物、上値抵抗線から打ち上げ今週の振り返り
火曜日に上値抵抗線から打ち上げて上昇
上値抵抗線で跳ね返されることなく突き抜けたのは良い兆候
New High-Lowがプラスに推移し始めてることから、M7以外の上昇がついてきたか
水曜日以降は横ばいで日柄調整中だが、固く下げずに上値も試そうとしている
現状の価格帯は出来高が多いゾーンなので、上抜ければ短期的には売り圧力が少ない領域に向かえるかもしれない。
とはいえ7月高値付近では利確売りが増えやすいだろうか。
出来高は徐々に減少しているため、上値を追いかけるには出来高増加もほしいところ
M7以外の銘柄の買い圧力が続いていくなら、上昇しやすい環境となるか?
次週のシナリオ
①上昇する場合
フィボナッチ78.6%から9月1日高値が目安。
このあたりで売り圧力が強くなるかは確認
9月1日高値を上抜けるなら、100%戻しの7月27日高値がいよいよ次の上値目標となる
②下落する場合
押し目を作るなら、赤いボックス圏がチャート上のサポートライン隣りやすい場所
赤いボックス圏はこれまで過去サポート・レジスタンスラインとなっていたゾーンでチャートの意識されやすいポイント
突破した上値抵抗線とも重なる場所で意識はより強まるかも
赤いボックス圏を下抜けることがあるなら、VWMA200付近が値止まり確認の目安
S&P500先物、10月高値をブレイクアウト今週の振り返り
- SMA200でサポートされ、金曜日の反発は赤いレジスタンスゾーンを上抜けでまた一つ買い圧力が売り勢力に勝った。
- 8月までサポート、9月からはレジスタンスとなっていた赤いゾーンを上抜けたことは良い兆候
- 出来高は少ないので、金曜日の反騰はやや信憑性に欠けている点には注意
- 週明け以降にはEMA7とEMA200がゴールデンクロスしそうだ
- 一方で、レジスタンスライン(白のトレンドライン)に接して引けとなっているが、ここで跳ね返されるともう一回もみ合うかも。
- 週明けはこのレジスタンスラインを上抜けることを確認することからスタート
- 出来高増加を伴ってレジスタンスライン上抜けできると強い値動きになりそうか?
- 跳ね返される場合は逆三尊の右側を作る可能性もあるかもね
- New High-Low(下段の棒グラフ)は今週再びマイナス圏に下がっている
- M7や一部銘柄が牽引するが、他の銘柄がついてきていない模様
次週のシナリオ
①上昇する場合
- フィボナッチ(白)78.6%
- 9月高値付近の78.6%で値止まりするか確認ポイント
②下落する場合
- フィボナッチ(白)38.2%
- 今週はEMA200付近で止まっているが、もう少し下のSMA200から38.2%付近で値止まりしてレンジになるか確認
- フィボナッチ(白)23.6%
- 押し目を作るなら23.6%付近、10月頭の安値付近が下落目処として機能するか見たい
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S&P500先物、5連騰で回帰チャネル上限まで上昇今週の振り返り
高値・安値切り上げが5連騰
昨年10月から引いたフィボナッチ(カラー)の50%戻しで下落ストップしたと見てとれる。
10月末に出来高が多い価格帯4,141前後で反発の動き。
ここの価格帯を守りたい買い圧力が初動
FOMCや雇用統計などで金利低下に動いたことも好影響
金利低下が続くかが焦点か?
金曜日には9月以来のNet New High-Lowプラス転換
といってもまだNetは小さな値なので、この流れが続くか見届ける必要がありそうだ
回帰トレンド(点線)を引くと、上限まで上がってきています。
白線のトレンドラインまではもう少し余地がある。
金曜日にはEMA200とSMA200の上まで取り戻しているが、EMA75で止められた形。
フィボナッチ(白)の50%までほぼ1週間で戻した強さがあるが、出来高は微妙な推移。
出来高が多めの価格帯である黄色ボックス圏(上)に差し掛かっているが、まだ上抜けできていない状態で引けている。さらなる上値を追いかけるには黄色ボックス圏を上抜けて上がり続ける力強さが見たい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
1) トレンドライン(白)
フィボナッチ(白)50%を上抜けていくなら、トレンドライン(白)まで上がる余地はありそう。
2) フィボナッチ(白)78.6%
②下落する場合
回帰トレンドの平行チャネルの上限前後で跳ね返されると、どの程度の下押しか見ていきたい
1) 小さな下押しならフィボナッチ(白)23.6%
2) もう少し下押し進むならまずは10月27日安値4,122付近で止まるか見たい。
S&P500先物、4月~5月レンジ安値を下抜け今週の振り返り
今週も週足は高値・安値ともに切り下げの下落トレンドが続いた。
日足でも3営業日連続で高値・安値切り下げの強い下落でした。
アックマンが国債ショート手仕舞いの報道で金利低下したが今も高水準で、指数の株価は調整が続いている。
期待していた下の黄色ボックス圏での反発は叶わず、下抜け下落した。
フィボナッチ100% 4,154も下抜け、4月から5月のレンジ安値を下回った形だ。
2週に渡っての強い下落だったため、白線の平行チャネルを突き抜け、より傾斜のある点線の平行チャネルに変化しています。
各種MAからの乖離率が高くなってきたので、もう一段下落があっても反発も期待するタイミングか
次週のシナリオ
①上昇する場合
2週間下げてきただけに反発するなら次の順か。
1) 10月4日安値 4235.5
下の黄色ボックス圏が反発の最初の目安で10月4日安値がわかりやすいライン。
ここで反発が止まるようであれば一時的な弱い反発と見える。
2) SMA200
この下落調整が終わりしっかりした反発になるにはSMA200の上を奪還する必要があるだろう。
②下落する場合
1) 節目4,100・週足SMA200前後
ごく短期的には4,100で値止まりするなら反発してほしいポイント。
止まれるかどうか確認したい。
2) フィボナッチ(カラー)38.2%の4,052から節目4,000
2022年10月安値から2023年7月高値までの長期のフィボナッチを引いた時、すでに50%を割り込んでるため、次のターゲットは38.2%か。
50%割り込んでるのは弱く見える。
4,000までストンと落ちることもあるかもね。
S&P500先物、前回10月4日安値に接近今週の振り返り
今週は、高値・安値ともに切り下げの下落トレンド。
先週の週足で長い上ヒゲが売りシグナルだったか。
月曜こそ反発で上を目指したが勢い続かず、火曜日から反落開始。
上の黄色ボックス圏を上抜けることができず、EMA75で2回目叩かれており値動きは弱いものだった。
売り圧力強く、水曜日~金曜日の下落は強かった。
チャートのポイント4,335.25(黄色の水平線)はサポートにならず突き抜けた。
水曜日から金曜日は前日に対して高値・安値切り上げで、弱さがわかりやすい。
また、EMA200/SMA200もいとも簡単に下抜けて、こちらもサポートにはなっていない。
それだけ中東情勢などに対してリスクオフで反応しているのだろうか。
金曜日には先週の安値も下抜けて10月上旬の安値水準まで下がった。
フィボナッチ78.6%ラインを下抜け、平行チャネル下限の下限に到達した形だ。
平行チャネルからの反発上昇を見たいタイミング。
下の黄色ボックス圏が、4月~5月のベースとなっている出来高ゾーンでこのあたりでの反発が起きてほしいところ。
10月4日安値(赤色の水平線)前後で反発するかが見所。
次週のシナリオ
①上昇する場合
平行チャネル下限または黄色ボックス圏から反発するなら、次の順で確認していきたい。
1) SMA200
まずはSMA200の上を取り戻すところを確認。SMA200を下抜けたままでは値動きは弱いものと見れる。
近くには4,335.25のライン、VWAPがあり上抜けたいポイント。
2) 10月12日高値 4,430.5
先週の高値でもあるが、上昇トレンドになるためには、この高値を上抜けられることが条件。
おそらく右下に下がる平行チャネルの上限超えも前後で起きる水準。
②下落する場合
10月4日安値(赤色の水平線)と黄色ボックス圏を下抜けると、落ちやすく次の順で値止まり確認したい。
1) フィボナッチ(白)100% 4,154
フィボナッチ100%前後が次の出来高が多い水準値で止まりやすい場所。
2) 節目4,100・週足SMA200前後
多少の調整なら4,100前後で止まらないか見たい。
昨年10月安値から今年7月高値までのフィボナッチを引いたときには38.2%ラインが4,047.5と4,100の少し下にある。
4,100から下に突っ込むときは4,047を見ておくといいだろう。
S&P500先物、上昇を目指すがEMA75で失速今週の振り返り
今週は、安値・高値切り上げの上昇だが、ローソク足の実体は週足では長めの上ヒゲで横ばい展開。
前半は先週金曜からの続きで4連騰。
黄色ボックス圏をグイグイ上がったので、上抜けも期待したがEMA75でストップ。
中東情勢による週末に向けたリスクオフもあると思うが、フィボナッチ50%が今週の上値目処だった模様。
黄色ボックス圏を上抜けないと上昇トレンドは挑めない状況。
上下しながらヨコヨコする展開になるか。
週末の引けはEMA200。再びSMA200下を試す可能性を残したか。
週末のリスクオフで、中東情勢が大きなネガが出てこなければ次週はもう一度上昇を試す可能性もある。
次週のシナリオ
①上昇する場合
週末リスクオフからの週明け戻すなら、もう一度黄色ボックス圏を狙うか。
1) 黄色ボックス圏の上限 4,440
今週上抜けできなかった黄色ボックス圏の上限は変わらず上目線の最初の関門。
手前のEMA75で止まるかも要チェック。
2) 右下に下がる平行チャネル上限
同じく変わらず同じ目標ライン。黄色ボックス圏を上抜けた先の値止まりが意識されるポイント。
この上限を上抜けると上昇トレンドか。
②下落する場合
リスクオフで下げる場合、先週と変わらずのポイントが目安。
さほど下げないならSMA200が目処だが突き抜けると次の順。
1) フィボナッチ(白)78.6% 4,268
SMA200を下抜けて下押しする場合は、78.6%付近で値止まりするか確認。
2) フィボナッチ(白)100% 4,154
10月4日安値を下抜ける場合は、フィボナッチ100%前後が次の出来高が多い水準値で止まりやすい場所。
S&P500先物、フィボナッチ78.6%値止まりからの反発今週の振り返り
今週は、SMA200を前半に下るところから始まった。
しかし、先週の下落シナリオで書いたフィボナッチ78.6%をやや下回ったところで値止まりした。
短期的には平行チャネル下限を下回ったところで、これ以上の下げ幅はないチャートだったと言えるようだ。
反発後は金曜日に週足高値まで戻す強さを発揮。終値はやや売られて週足高値の下で引けたが、SMA200の上&平行チャネル下限の上まで戻してアク抜けとなるか。
金曜の買い圧力を続けられるなら、黄色ボックス圏にトライしていける可能性がある。
その場合はまずは週足高値を上抜けていく勢いを示せることが条件。
ボラティリティは来週もありそうなので、下押しする可能性はまだ残っている。
その場合は週足安値を下回るかどうかが基準となるだろうか。
週足安値を下回らないなら反発狙いも可能か。
イスラエルとハマスの報道が短期的にネガティブに作用する場合、値動きを注視。
次週のシナリオ
①上昇する場合
買い優勢が続くなら、週足高値を上抜けるところからスタート。
1) 黄色ボックス圏の上限 4,440
2週変わらず上目線の最初の関門はここかな。
買い圧力の強さが続くかを測れる場所になるのではないだろうか。
2) 右下に下がる平行チャネル上限
同じく先週までと変わらず同じ目標ライン。
上を目指すなら意識されるラインとなるだろう。
②下落する場合
買い優勢が続かず再び下押しする場合は、週足安値を下抜ける下落圧力か確認する場面となる。
1) フィボナッチ(白)78.6% 4,268
下押しする場合は、前回と変わらず78.6%付近で値止まりするかを見たい。
2) フィボナッチ(白)100% 4,154
週足安値を下抜ける弱さのときは、先週までと変わらず100%ラインまで下がることは意識しておきたい。
S&P500先物、SMA200で反発今週の振り返り
今週は、EMA200を下抜け、SMA200に到達した。同時に右上に上がる平行チャネルの下限まで下落したが、意識されやすい場所だっただろう。安値はフィボナッチ(白)の78.6%付近まで下がり、一定調整されたと見る向きもあるか。
水曜日に平行チャネル下限をやや下回ったところから、週末にかけて反発した。金曜日は週の高値を目指したが、戻り売りで上がりきれなかった。
出来高を見ると、木曜日の反発は買いの出来高増加、金曜日は木曜日より出来高が増えているが、戻り売りの多さも加味される。この点では、下げ止まりとは現時点では言い切れない。
一方で、米国30日夜にみなし予算が上院・下院で可決したことで、懸案だった政府機関閉鎖は回避されたことはポジティブな材料。
チャート上のポジネガ材料と週末のポジ報道で、週明けどのように値動きするかが見ものである。買い・売りのどちらが優勢になるか見てから動くが吉なのだろうか。
次週のシナリオ
①上昇する場合
買い優勢に動くなら、まずは黄色ボックス圏の下限を上回っていくことが必要だ。
1) 黄色ボックス圏の上限 4,440
買い優勢に動いても、すぐ上で売りが強くなるなら黄色のボックス圏の上限が確認ポイント。
先週と変わらず。
2) 右下に下がる平行チャネル上限
2つ目も先週と変わらず。
まず目指す先は右下がりの平行チャネル上限だ。
ここで反落が始まるなら弱い反発で終了する。
平行チャネルを上抜けて上昇トレンドに戻れるかが見たいところ。
②下落する場合
再びSMA200を実体で下抜けていくと、売り優勢となる場面かもしれない。
1) フィボナッチ(白)78.6% 4,268
78.6%を下抜けると弱い動きとなりそうなので、ここで反発できるかは初手見たい。
2) フィボナッチ(白)100% 4,154
この辺りまで下がってくると過去の出来高ゾーンに差し掛かってくるので、値動きが重くなってくる可能性がある。
ここまで下がるとこれまでの右上がりの並行チャネルが示してた上昇トレンドは崩れたことになる。
S&P500先物、三尊天井が完成今週の振り返り
今週は、先週書いた包み足陰線による売り転換サインのとおりとなった。
黄色のボックス圏を下抜けて強い下落となりました。
木曜日の下落で三尊天井が完成となって、金曜日にはEMA200をやや下回るところまで下げています。
フィボナッチ(白)では61.8%まで戻り売りが進んだ形だ。
上記を見るところ、ここで止まれるかのポイントだが、右上に上がる平行チャネル下限(白)まではもう1段下がある。
強めの下げだっただけに、もう少し下げても一旦は短期的に反発する頃合いでもあるか。
フィボナッチ61.8%を本格的に割り込むときは78.6%まで下がることも視野に入れるといいだろう。
平行チャネル下限をやや下回って78.6%で値止まりしてくれるなら、反発期待したい。
EMA200で止まって上に戻るなら、黄色のボックス圏を上抜けることが最初の条件。
次週のシナリオ
①上昇する場合
金曜日は戻り売りだったが、金曜日の高値を上抜けていくなら、高値切り上げで黄色のボックス圏にトライする気流が生まれるかもしれない。次の順でチェック。
1) 黄色ボックス圏の上限 4,440
黄色のボックス圏はこれまでの安値ゾーンだったので、ここで戻り売りするゾーンになる場合もある。
平行チャネル上限を抜けられるかどうかが試される。
2) 右下に下がる平行チャネル上限
7月末から現在まで右下に下がる平行チャネルで進行している。
黄色のボックス圏を上抜ける買い優勢になるなら、この平行チャネルの上限がまずは上昇の目安と見える。
②下落する場合
金曜日は戻り売りの陰線なので、まだ上げさせてくれない可能性がある。
下げていくなら、次の順で確認したい。
1) 右上に上がる平行チャネル下限~フィボナッチ78.6%
平行チャネルの下限はわかりやすい目安だが、もう少し下に押すなら78.6%が目処となりそうだ。
78.6%を下抜ける可能性あるが、すぐ下は出来高が多い価格帯なので、止まるか確認したい
S&P500先物、メジャーSQは長大陰線で包み足今週の振り返り
前週安値を割り込むことなく上下動してたが、木曜日に上値を試す上昇。
しかし、金曜日には木曜日高値からはさほど伸びず反落へ。
メジャーSQの売り優勢により、株価は1日で振り出しに戻った。
フィボナッチ(白)の61.8%を今週も上抜けることができず、平行チャネル上限で値止まりした形だ。
これまで下ヒゲでは一時的に下がってた38.2%だが、金曜日の下落では38.2%下まで実体で下がっている。
崩れたとは言えないが、金曜日の長大陰線、かつ前日陽線を陰線で包んだ包み足で、これは売り転換サインとも言われている。
この値動きが本当に売り転換かは月曜日のローソク足の形で意味合いが変わるだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
金曜日の下落をものともせず反発上昇する場合は、次の順で上値を試していくか。
1) 平行チャネル上限
まずは平行チャネル上限前後で値止まりするか上抜けるかが試される。
2) 9月1日高値 4,597
平行チャネル上限を上抜けるならフィボナッチ(白)61.8%が次のラインだが、9月1日は上ヒゲでは61.8%を超えている。9月1日高値をしっかり上抜けることで上昇の強さを確かめたい。
②下落する場合
金曜日の下げを引き継ぎ、22年8月高値を下回ったまま推移していくなら、次の順。
1)フィボナッチ(白)23.6% 4,466
軽い下げならフィボナッチ23.6%付近で止まってほしいところ。
2)黄色ボックス圏 4,440~4,3998
月の下落で値止まりしている場所、かつ4,400の節目もある意識されやすいゾーン。
S&P500先物、フィボナッチ38.2%で反発今週の振り返り
月曜は休場だったので週明け開始は火曜日から。
先週木曜日・金曜日の高値で上値は抑えられていたが、今週火曜日も上値はフィボナッチ(カラー)の61.8%を上抜けしきれず、下に向かった形だ。
右上にのびるトレンドライン(ピンク)を下回ったのが下落サインとして機能したようだ。
先週金曜日から今週の火曜日・水曜日に売りの出来高が増加している。
しかし、水曜日・木曜日は下げたものの下ヒゲをつけて買いが入っている様子。
フィボナッチ(白)の38.2%で値止まりしている。
フィボナッチ38.2%で値止まり確定なのであれば、弱い下落だったのだろう。
金曜日には、反発外の上昇が続くかと思われたが、上ヒゲも下ヒゲもつけた拮抗で、上値の重さもまだ残る形となった。
金曜日の引けはVWAP付近で週末を迎えていて、下落はまだ続くとも反発上昇に切り替わったとも判断難しい中途半端な位置にいるように見える。
「休むも相場」のタイミングかも(?)
下落が終わったとは言えないので、材料への反応・織り込みを見ながら判断したほうがいいだろう。
上下どちらに行くにしても短期では引き付けてからトレードしたほうがよさそうだ。
次週のシナリオ①
上昇する場合
金曜の反発が続くなら、次の順で上値を試していくか。
1)短期フィボナッチ61.8% 4,575
まずは平行チャネル上限前後で止まるかどうか。
9/1高値を上抜けられるかのトライにもなる。
2)短期フィボナッチ78.6% 4,622
上記1)を上抜けるなら、もう1段上を目指すか。
②下落する場合
上値が重く下落が続くならば、まずはフィボナッチ(白)38.2%を下抜くところからスタート。
1)フィボナッチ(白) 50%~ 8/18安値 4,419~4,399
下げる場合はまずは黄色ボックス圏の下部で止まれるか問われる。
買いが入りやすい水準なので売り圧力と買い圧力の強さを測る場所になる。
2)EMA200前後
下げるならEMA200は一度止まるポイントではないだろうか。
S&P500先物、反発上昇が続いた週今週の振り返り
先週金曜日は、黄色のボックス圏の途中で引けだった。
今週月曜日に黄色のボックス圏を上抜けると、スルスルと上昇した。
ダブルボトムを完成させ、ひさしぶりに日足のVWAPの上に戻ってきた。
戻った先は短期のフィボナッチ(7/27~8/18、色付きの方)の61.8%の水準。
ここで止まるかどうかは極短期的にはポイント。
数日間はもう少し上に行く余力はありそう。
だが、木曜日・金曜日は上を試して下げられてる上ヒゲが2連続発生。
出来高が薄い中での上ヒゲなのでいまいち裏付けが弱いが注意。
次週61.8%を上に抜けきれるかが序盤戦。
極短期サポートになってそうなのはピンクのトレンドライン。
弱いが今のところはここを下回らなければ買い優勢に動きそうか。
下回って下がっていくともう一回押しを作るか。
次週のシナリオ
①上昇する場合
短期フィボナッチ61.8%を上抜けるなら次の順。
1)短期フィボナッチ78.6% 4,573.5
失速するかどうかを測るポイント。勢い残るなら2)まで行けるか。
2)22年3月高値前後 4634.5
7/27につけた高値に再トライ。ただし、ここは売り圧力が強まりやすいラインとなる。
3)平行チャネル上限 4,700
勢いがあって買い優勢が続けられるなら4,700も視野と思うが、現時点では結構なハードルに見える。
②下落する場合
上昇の勢いが失速し売り圧力が優位になってくると、三尊天井やダブルトップのような形を形成はじめる可能性もある。
1)短期フィボナッチ 23.6% 4,417
下げる場合はまずは4,417前後まで押すことは考えたい。
黄色のボックス圏で止まれるかどうか。
現時点ではEMA75付近でもある。
2)8月18日安値 4,350
三尊天井やダブルトップを形成する場合、このラインは意識する場所。
ここを下抜けると1段下のゾーンに落ちる可能性がある。
S&P500先物、ボックス圏の前後でもみ合い今週の振り返り
先週金曜日にフィボナッチ50%で反発していました。
月曜日は反発を引き継いた上昇。
概ねEMA75の下辺りが値止まり目処になっていた。
上昇は最終的には黄色のボックス圏を一時的に上抜けたが、勢いは続かず失速。
フィボナッチ23.6%まで戻してもおかしくないと思ってたが届かず。
ボックス圏に引き戻され、前後でもみ合っている。
週足で見れば長めの上ヒゲとなりました。
右下がりの平行チャネルを一時的には上回ったが、明確に上抜けることができず、まだ平行チャネルの中で推移している。
反発上昇するなら、平行チャネルと黄色のボックス圏を上抜けるのを見届けたい。
下落する場合は、22年8月高値はひとつの値止まりポイント。
下落で気になるのは三尊天井の可能性。
2年利回りが上昇しており、10年利回りが追随して上がるか来週以降の気になるところ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
再びボックス圏を上抜けて上昇するなら、次の目安は
1) フィボナッチ23.6% 4499.5前後
2) 22年3月高値前後 4634.5
フィボナッチ23.6%を上抜けて勢いが乗るなら、7/27につけた高値がもう一度目指す先となる。
②下落する場合
今週と同じく、もう1段の売りとなるならフィボナッチ50%を割り込むことがスタートポイント。その場合は、下記の順が目安。
1) 2022年8月高値 4327.5前後
今週と同じでチャート上は止まりやすいポイントだが、出来高が薄いため止まらない可能性もある
2)右上がりの平行チャネル下限 4,250~4,280前後
引き続き下がる場合は平行チャネル下限付近が値止まりを確認したい場所。EMA200やフィボナッチ61.8%もあり、意識しやすいものが集中している。
S&P500先物、EMA75割れの下落今週の振り返り
火曜日から下落勢い強まり、平行チャネルの下限を木曜日に下抜けて強い下げを見せた。黄色のボックス圏がサポートにならずそのまま下抜けていることも弱さの表れか。
また、日足のEMA75を木曜日に下抜けて金曜日も戻しきれなかった。反発ポイントにならず今週の値動きの弱さを物語る。
メガテックも振るわず調整局面で、指数には重石になっているように見える。
フィボナッチでは50%にタッチ直前まで下げており、この先の下落の分岐点となるところまで下げたが、金曜日は反発して耐えた。木曜日までの弱さに対しては、金曜日のSQではしっかり目の推移だった。
次週のシナリオ
①上昇する場合
ここから反発する場合は、まずは黄色のボックス圏を超えていく上昇の強さが必要だ。上がっても戻り売りされやすいポイントなので注意。
ボックス圏の上限4,440付近を上抜けることが求められる。
4,440を上抜けて、さらに右下がりの平行チャネルを上に抜けていけるなら、フィボナッチ23.6% 4499.5前後まで上がれるかもしれない。
②下落する場合
もう1段の売りが続くなら、フィボナッチ50%を割り込むことがスタートポイント。その場合は、下記の順。
1) 2022年8月高値 4327.5前後
意識されやすい場所だが、出来高が薄い価格帯なので、ストンと抜けてしまう可能性もある。
2)平行チャネル下限・EMA200付近 4,240~4,250前後
今年はこの平行チャネルで動いてきていて、7月の高値も平行チャネル上限付近で値止まりしてから反落開始している。
下落調整もまずは平行チャネルの下限が目安となる可能性がある。
S&P500先物、短期フィボナッチ78.6%まで下落今週の振り返り
今週は日足のVWAPを下回ったまま弱い推移が続いた週でした。
木曜日にはCPI発表があり、予想に対してやや下振れの結果だった。反発上昇を見せたが、買いは続かず短期のフィボナッチ38.2%を上回れなかった。
反発上昇の頂点は滞在時間が短く、絶好の売り場にされたことがわかる。
金曜日のPPIは上振れだったことから、売りが続き、短期のフィボナッチ78.6%まで下落した。
78.6%から反発を始めている最中で、一旦の調整はいいところに来ている節はある。ごく短期でみればここで上がり始める向きも可能性としてある。
しかし今はまだダウントレンド継続中のため、短期フィボナッチ78.6%を割り込む展開になれば、上の黄色ボックス圏まで下げて、そこで止まるかのテスト場となるだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
反発する場合は、短期のフィボナッチ38.2% 4,549.25付近がレジスタンスとなっていそうなのでテストされる場面だ。
4,549を上に抜けていくなら、7/27高値4634.5の再トライが視野に入るが、利確の売り圧力が強くなりやすいだろう。
②下落する場合
1) 短期フィボナッチ78.6% 4,459
金曜日に反発したラインで、ここを割り込むと次の下落につながりやすい。
2) 上の黄色・長方形ボックス圏
5月から引いたフィボナッチの38.2%前後となる場所、かつ、山を2つ作った出来高が多めの価格帯。値止まりしやすい可能性のある場所。
3) 2022年8月高値 4327.5
引き続き意識はされやすい可能性はある。
チャート上は意識されやすいポイント前後のフィボナッチ50%・61.8%付近で反発するかのテストはありえそう。ただし、今年は出来高が少ない価格帯のため、すり抜けていく可能性も十分ある。