$NDX インフレピークアウト示唆でナス続伸NVDAの利益警告で始まった前半は下落したがCPIが予想下振れとなった3日(水)から上昇を始めた。
重要なコアCPIも予想下振れで、インフレピークアウトを示唆。
結果、9月75bp利上げ可能性が後退、50bp予想に縮小➡株買いへとつながった。
4日以降にはPPI・ミシガン大学消費者態度指数が発表され、PPI予想下振れ・ミシガン大指数が予想上振れとなった。
CPIに続きインフレピークアウトを示唆する結果となり、株買いの後押しとなり続伸。
■チャート
・NVDAショックの前半はレジスタンスライン(紫色直線)で反落した
・CPI発表の中盤からレジスタンスラインを超えて、EMA200(水色曲線)と上位足の20週EMA(ピンク曲線)を上に抜けてきた。
・紫色のボックスが上値のテストラインとして見てきたが、週末の引けは頂点を若干上回った。
・長め設定のMACDはまだ上昇中だが、そろそろどこかで一服しそうではある。
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8/15週は、しっかりとボックスを上抜けていくのか確認の週となる。
13,750~13,01(フィボナッチ50%ライン)を超えていくようであれば、複数のテストラインを超えてる力強さがある。
より強い上昇トレンドのシナリオに変更となる。
次は、SMA200(赤色太線)が重要なテストラインとなる。
ボックスの下へ反転する場合は、黄色直線のサポートラインを下回るか要確認。
一度押し目をつくりにいく可能性が残っている。
押し目は12,945(黄色点線)まで下がるか、さらに下回るかが観測ポイント。
このあたりの分岐はFRB高官が利上げ牽制発言により金利を織り込ませにいって、10年金利がやや上昇している点も合わせて確認が必要。
さらに金利上昇を狙ってくるかと、金利に株価が反応するかを見た上で8/15週を過ごすことになりそうだ。