ゴールドはきれいな上昇トレンドを形成していますが、 足下は高値圏での持ち合い、レンジ入り。 200SMAが上昇を継続しているため、 レンジを抜けるのは上方向と見ることができます。(ピンクのライン) 過去、レンジ入りのタイミングで MACDがデットクロスしていることが確認できます。(青の丸) ただし、近年は値幅調整というよりは「日柄調整」大きく下落することはなく、 次の上昇のためのエネルギー充填期間となっています。 レンジを上方ブレイクするのもまたMACDでタイミングを見ることができます。 ゴールデンクロスとともに、水準を切り上げる大きな上昇となってきました。(黄色の丸) MACD(青のライン)がシグナル(赤のライン)に向かって上昇し始めました。 これがクロスする時、三角持ち合いを上方ブレイクするものとみています。
著名投資家ラリー・ウィリアムズ氏や伝説の為替ディーラー若林栄四氏らが提唱する 「メガホン型」チャートパターン。 下値は切り下がり、上値は切り上がるメガホンのような形状のS&P500 今日9/3のNY市場で、この上値レジスタンスを超えられずに反落すると きれいにメガホン型天井確認となる可能性。 この場合、下値支持線まで下落するリスクとされるが果たして…。
日経平均はコロナショックの暴落後、 6月8日の23178円まで大きく反騰しましたが、その後レンジが続いています。 2番底警戒が強まる中、フィボナッチリトレースメントの23.6%がサポートされており、 上昇トレンドは継続しているとみた方が無難です。 一般的には38.2%押しまでの下落があっても、 上昇トレンドの「押し目」とみなされますが、 23.6%までの下落に留まっている現状は、相場が相当に強いということ。 また同レベルを200日移動平均線が走っており、これも意識されています。 6月8日の23178円の高値を超えれば、年初来高値がターゲットとなるでしょう。 コロナウイルスによる景気後退、企業業績の低迷、米中対立など不安材料山積でも、 世界の株価は金融相場の様相を呈しており、弱気は禁物です。
マザーズ指数は6/23のザラバにつけた1065ポイントが高値となり 揉みあいが続いていますが、ヘッド&ショルダー形成過程にも見えます。 オシレーター系指標は下落を示唆。 MACDは6月初旬にデッドクロスしてから下がり続けている他、 RCIの長期線、中期線、短期戦の全てが下落に転じています。 仮にこのヘッド&ショルダーのネックラインである930Pアラウンドを 割り込めば揉みあい下離れで下落トレンドに転換。 200SMAが走る850Pアラウンドが最初のターゲット。 フィボナッチリトレースメントでも 今回の上昇トレンドの38.2%押しが858Pと200SMAと同レベル。 仮に200SMAで下げ止まらない場合は半値押しの795Pまでの下落が あるかもしれません。
連日の史上最高値更新に沸いていたNasdaq総合指数。 強烈な売りシグナルとされる高値圏です「陰の包み足」出現です。 前日のロウソク足を抱きかかえるように包み込む大きな陰線が出ること。 前日よりも強く始まり、高値を更新するも引けにかけて 強烈な売りがでて前日よりも安く終わったということで これまでの買い勢力を一掃するような強力な売り逃げがあったということ。 22日(水)に発表される四半期決算が黒字になると S&P総合500種銘柄に採用されるとの思惑で 過去10日間で56%もの急騰を見せてい「テスラ」株もNasdaq銘柄。 ブルームバーグが伝えたところによると 13日月曜は、わずか4時間に4万人ものロビンフッドユーザーが テスラ株を購入していた模様。 窓を開けて上昇し、一時は16%もの上昇をみせていましたが 引値では...
上海総合指数(中国株)の騰勢が強まっています。 その背景に当局の手が入っているとの指摘も聞かれますが 過去の中国株上昇局面も、景気刺激策や政策の転換など政策相場の色合いが強く、 今回がそうであったとしても驚きはありません。 ただ、注意したいのが上海総合指数は過去2回ほどバブル的な上昇を演じていますが トップアウトすればほぼ上げ幅の全てを失う「行って来い」相場となっていること。 今回はリーマンショック後の時のような大規模な景気刺激策を打っておらず 過去2回にみられたほどの大相場を演じるとは考えにくいですが テクニカルで見た場合、週足で短期三角持ち合いを上抜けトレンドが発生しています。 中国市場の堅調をバックに世界の株式市場が湧く可能性も。 (祭りの後には気をつけたいですが) しかし、きれいに200SMAが意識され続けて...
日経平均はよく「窓(ギャップ)」が発生します。 夜間に海外市場で大きな動きが出ると、前日の終値から乖離して始まることが多いんですね。 相場には「埋めない窓は無い」という格言があり、 日経平均の窓は中長期的にはその後の相場で埋められるケースがほとんどです。 (個別株の場合は窓埋めはしないケースが多いので順張りが有効) コロナショックで明けた大きな窓をも埋めにかかる大きな上昇をみせましたが 完全に埋め切れぬまま反落。窓埋め失敗で反落する場合、大きく崩れるリスクもありますが 現在日経平均はきれいに上昇トレンドラインを引くことができます。 トレンドラインを割らせない強さもあり、高値更新がないとも言い切れない展開。
アイランドリバーサルトップ=株価の反転下落の強力なサイン。 ギャップUP(窓開け上昇)した相場が、 その後ギャップDOWN(窓開け下落)することで、 ろうそく足が離れ小島のように高値圏に取り残される形。 200日移動平均線をサポートできるかの攻防。 少なくとも200日移動平均線は右肩上がりではないため 強気トレンドは脆弱。 コロナショックの底からの上昇トレンドラインを死守できるか? もしトレンドラインを割り込めばフィボナッチリトレースメントの 38.2%押しの 24000ドル近辺が最初のターゲット。 ここをも割り込めば半値押し22890ドル近辺までの下落の可能性。
このところGOLDは膠着が続いています。 過剰流動性マネーは株式に集中していますが かといってGOLDが大きく下落することはありません。 昨年からMACDのデッドクロスでは、上昇がストップするものの 「日柄調整」で済んでいます。「価格調整」は起こっていません。 現在もMACDデッドクロス中の日柄調整期間に入っていますが このまま横ばいで推移すると6月20日には一目均衡表の雲にぶつかります。 必ずしも雲が支えるということはありませんが、 相場が強気転換するとするならば、このようなタイミング。 20日前後には雲に阻まれて膠着が終了し上昇を開始する可能性にも注目しています。
米中対立が激化していますが、豪州と中国の対立も激化中。 中国が豪州に「報復」連発しています。 豪州にコロナ発生源の調査求められ食肉輸入停止で対抗するとしていますが 豪州の牛肉輸出のうち中国向けが4分の1を占めるため、 これが実行されれば豪州経済にとって大きな痛手となります。 豪州にとって最大貿易相手国の中国は、 豪州輸出入額の約4分の1を占めていますが 食肉、穀物など幅広い分野での豪中の報復の激化が懸念されています。 またハイテク分野でも5G導入を巡り、情報工作への懸念を深めた豪当局が 中国企業を排除するなどの動きもあり、豪中の蜜月関係は揺らいでいるのです。 にもかかわらず、豪ドルは3月以降、きれいな上昇トレンドを描いています。 この背景にゴールド高を指摘する向きも。 豪州は現在世界第2位の金生産国ですが、金高を...
ユーロドル相場は 2000年からの「月足チャート」で長い下値支持線を引くことができる。 2020年、幾度もこの支持線を試すような下落に見舞われるもこのレベルを維持。 この5月大きく反発上昇する展開へ。 一方、2008年からは上値を切り下げる形の上値抵抗線が存在する。 200EMAは長く横ばいで、トレンドを示さず。 仮にこのまま反発基調が継続しても200EMAと上値抵抗線が重なる 1.1960ドルアラウンドに阻まれる可能性が大きい。 また同レベルには過去20年高値と安値の反発の節目となってきた経緯も。 ただし、現在の価格は1.1100ドルレベル。 日足レベルで見れば1.1960ドルまでの上昇があるなら大きなトレンドの発生と言えよう。
2019年からのゴールドチャート 200EMAが上昇を続け、下値を支え続けています。 MACDのゴールデンクロスがあると水準を切り上げるパターンが繰り返されています。 この間、デッドクロスがあっても大きな下落とはなりませんでした。 (青の〇部分がMACDデッドクロス、四角で囲った部分がデッドクロス後の値動き) 価格調整ではなく「日柄調整」で切り上げた水準は守り続けてきたのです。 そして足元では、MACDがゴールデンクロスに近付いているような気配。 移動平均線大循環分析でも綺麗に帯に支えられ続けており、 そう遠くないうちに上昇が加速しそうです。
ゴールドの1450ドル 2019年夏場までは強烈な上値抵抗ラインだったが ここを抜けると、下値サポートとして機能。 1450ドルを明確に割り込まない限り、ゴールドは強気維持。 200日移動平均線も機能しているように見える。 今回、コロナショックでゴールドは高値から17%下落。 高値から20%以上下落するとベアマーケット入りとされるが ベアマーケットには入らずに反発。 上昇トレンドは崩れていない。 ダウ平均は高値から35%下落など他のリスクアセットは 軒並み20%を超える下落を示現しベアマーケット入りしている。
2020年3月3日、RBA(豪州準備銀行)が0.25Pの利下げを決定、 豪政策金利は0.5%に引き下げられました。 3月19-20日の米FOMCではすでに0.5~0.75Pの利下げを織り込んでおり、 これまで高金利であった米国もいよいよ1%を割れる事態となることも考えられます。 12日にはECBが中銀預金金利を現行のマイナス0.5%から過去最低のマイナス0.6%に 引き下げるとの観測も高まっている他、 英国でも新型コロナウイルスの影響を受け利下げ思惑が高まっています。 主要国の長期債(10年債)利回りを比較してみると、 JGB(日本国債)が0%金利に固定されて動きがない中で、 世界の金利が真っ逆さまに0%金利方向に落ちてきていることが伺えます。(ドイツ除く) 日銀がマイナス金利の深堀りに動かぬとなれば、 足下では動か...
低金利、過剰流動性相場に支えられているゴールド。 年初はイランと米国の緊張の高まりから1600ドル台まで急騰するも、本格的開戦に至らなかった安堵感から調整局面入り。 足下ではCOVID-19リスクが下値を支えていると指摘されているが、株高、金高の違和感のある相場は、株式市場に異変があればさらなる資金流入の可能性も。 テクニカルでは、三角持ち合いを上抜けか。終値でしっかりとレジスタンス超えができるかどうかに注目。 MACDはまだゴールデンクロス前だが、クロスすれば強気サイン。
新型コロナウィルスの影響で中国の石油需要、消費全体の20%に相当する日量300万バレル減少しているとの報道が出る中、2月3日原油価格は一時50ドル台大台を割り込みました。現在は何とか押し戻されてレンジ内回帰となっていますが、このレベルをサポートしようとする反発の動きが、株式市場でも買い戻しの動きにつながっているものと思われます。 しかし、オシレーター系指標を確認するとRSIは20%以下の水準に沈んだまま、MACDもまだまだ下降の中。 RCIも中期線、長期線は下降中ですので、短期的な下げ止まり反発があっても、いずれ50ドルを割り込んできそう。 そうなった場合、オイルマネーのレパトリ思惑が広がり株式市場に及ぼすインパクトはかなり大きくなると思われます。
米国とイランがすわ開戦か、という緊張はトランプ大統領の声明をもって後退、1月8日にWTI原油は上髭をつけて急落、その後レンジ半ばで反発仕掛けるも、新型コロナウィルスによる景気悪化を懸念した原油売りで、真っ逆さまにレンジ下限へ急落しています。 2018年からの長いレンジ相場、これを取るにはオシレーター系指標を活用します。 オレンジはRSI、パラメーターは14、上限70%、下限30%にラインを引いています。 70%を上抜けたタイミングではなく、再度70%を下抜けたタイミングが売りの急所。 下限30%に到達したタイミングではなく、再度30%を超えて反発したところが買いとなります。 下段はストキャスティクス、パラメーターは26、上限80%、下限20%にラインがありますが、使い方はRSI同様、上限下限に到達したポイントではなく、...