今週はファンド勢が 1.2761 近辺で一気にロングを積みにきており、ネットポジションは目を疑うほど一気にネットロング が増加。これはイギリスが市場予測の 0.25%の利上げに対して 0.5%上げたことが原因だと考えられます。 現状はこの水準を下回っているので 1.2761 近辺を再び超えてくればまた上昇が継続しやすそうですが、ネットロングも偏 りすぎの水準に到達していることから上値が重くなる可能性はあります。基本的にはファンド勢はロングバイアスです。 とりあえず、今週の注目ポイントはファンドがロングを行った 1.2776~1.2808 を超えられるかで、ここを超えられないと一旦失速して 1.2552~1.2625...
コロナ収束後は引かされる側となっている小口とアセマネがまだ大量にショートを積んだ ままとなっていることから下落すれば「買い戻し」によって底堅い展開となり、ショートカバーでジリジリと続伸しており、先週は 0.6766 近辺で小口はロングとショート増加、大口はロングとショート減少、レバファンドはロング減少、ショート 増加、アセマネはロング増加、ショート減少となっており、バラバラな動きでした。ネットポジションは全てのファンドがネットショートが拡大しており、アセマネは特にネットショートに偏りすぎの水準 まで到達。 中国の景気が悪化していること背景にファンド勢は AUDUSD に対しては弱気姿勢ではあるものの、...
日銀は16日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和の維持を決めました。足元の物価上昇率は日銀が目標とする2%を大幅に上回っているものの、賃金上昇を伴っての「持続的・安定的な物価上昇には至っていない」として、金融緩和を継続し、物価や賃金の動向を見極める姿勢。 ファンドポジション動向は、今週は140.21近辺で小口はロング減少、ショート増加、大口とレバファンドはロング増加、ショート減少、アセマネはロングもショートも減少。ネットポジションは大口、アセマネ、レバレッジファンドはネットショートが若干減少、小口だけネットショート増加。大口はネットショートがやや減少しているものの、まだ積み上がりすぎの水準となっており、小口もネットショートが増加したことで頭を打たれた水準に到達。 エリオット波動の観点から言えばC-5-5波目形成中、さら...
BTCUSDの先行指標となることもあるEURUSDの動きですが、EURUSDが1.0940~1.100に到達するとビットコインは一旦利確される傾向があります。EURUSDがこの水準を超えてくれば話は変わりますが、1.0940~1.100にもう少しで到達することからEURUSDがこの水準に到達して下落するのであればBTCUSDも利確が入る可能性が入りそうです。既に独長短金利差が底割れをしているため、もしかすると下落に転じるのであれば2019年~2020年前半頃よりもBTCUSDは早く頭打ちになる可能性もたいのではないでしょうか。EURUSDもBTCUSDも一時的に下落しても何らかの緩和策等で下落相場が終焉に向かっていくのではないかというシナリオも想定しております。
現状、米ドル流動性の増加はビットコインにとってはポジティブであるため買い支えはされやすい環境ではあるものの、金利動向はビットコインにとって逆風となっていることから、金利が低下しない限りは早々に頭打ちとなりやすい。 ファンドのポジション動向を分析すると、大口はロングもショートも減少、先週に立てたヘッジ的な売りをまだそこまで大幅に減らしていないため、未だにやや下落には警戒している様子。小口は逆にロングもショートも増加、大口に比べるとショートを積んでいます。再び$25941まで下落してくると「買い戻し」が起こり一旦サポートになる可能性。 $27130~27800と、さらにその上の$28120~28875はアセマネの平均売買価格が集積していることもあって、やはりここは上値が重くなりやすそうで、日足では50SMAと100SMAのデ...
ETHのアセマネ大口の動向は、 建値:$1740近辺 ロング−138枚 ショート±0枚 ETHは逆指標になることが多く、ここ直近はショートは全く積んでいないため売る気はないもののロングが割と積まれた状態だったため、BTCやETHの上値は重い展開で今週はロングがやや解消されています。それでもまだロングが積んであることから、多少は、上値は軽くなったように見えるものの引き続き上値が重い展開は続きそうです。
債務上限引き上げ合意によって大量の債権が発行されるわけですが、これによって銀行はこの債権を購入しなければならないため現金の量は減り、流動性は減少する可能性が高いです。つまりは、過剰流動性に支えられたビットコインが徐々に崩れているという景色は米株の先行指標になっていると考えられ、そろそろ米株も上値が重くなってくるように見えます。 以上の観点から買いを検討するのであれば$24375~25895で下値が固いようであれば短期的な買いもありですが、過去1年の高値と安値の半値や日足200SMA+週足50SMAが位置する$22160~23795に引き付けて買いを検討するのが無難そうです。 売りを検討するのであれば$27130~27800もしくは$28120~28875に引き付けて売りを検討するのが無難そうです。短気的には$26285~...
エリオット波動の観点からは以下の2つのシナリオを想定。 1 C-5-5-4で現在の調整後に140.94近辺の高値を超えてもう一段上昇する展開 - 現在は5波目に移行する段階の4波目調整となるため、ここからいくつかの調整パターンを想定して売買ポイントを考えていく必要があります。 (1) ABCDEで三角持ち合い形成後に140.30~141.15もしくは141.65~142.85まで上昇 (2) 三角持ち合いを形成せずに、そのまま月曜日オープニングから続伸 (3) ABC調整からの反発 (4) 少し深めの調整で上昇トレンドラインまで下落 とりあえずは大まかな動きとしては以上の4つを想定しています。 2 C-5-5-5で既にトップを打って反落する展開 -...
大きなABC調整と短期的なABC調整が既に完了し100SMAでサポートされているため、ここから$27395~28125まで戻す展開もしくは、C波がまだ3波目後の4波形成中という可能性もあり5波構成で下落する可能性もあるので一応続落シナリオも想定。短期的な下落ですめば現在サポートされている$24765~26055範囲内での下落調整。もし勢いよく下落するのであれば$22740~24160までの下落が次の目安となりそうです。 ねじれ議会によるデフォルトリスクが織り込まれてビットコインもゴールドも底堅い動きとはなっているものの、仮想通貨は規制リスクが意識されているということになり、暗号資産は今後の米国の規制リスク次第となるため不確実性が高いと言えます。 米国の規制によりbittrexは破産申請を行ったわけであり、これにより市場も「...
現状日足100SMAと大きなABC調整の着地点がある$24820~26725まで引き付けて買い検討には変わりなく、やや売られすぎ感も出ているためゾーンとして機能しそうです。 今は踊り場であり積極的に買うにしても売るにしてもポジティブとネガティブな材料に挟まれた八方塞がりの環境であることから一方的なバイアスを持つには危険な場所です。現在はちょうど過去1年の高値安値の半値近辺まで来ていることも踊り場となる要因となりましょう。ちなみに、日足ベースではまだ確定していないものの、これまでは半値を上回っていましたが、現在は若干下回っています。
株価もビットコインもドン下げがあるかは別としても上値は重くなりやすいように見え、どちらかといえば下押し圧力がややかかりやすいような雰囲気でしょうか。現状は米長短金利差は若干の下ザヤですが、ほぼニュートラルではあるものの、米ドル流動性指標をはじめとするその他の指標に対してはまだ上ザヤであるため、大きなABCの着地点とボラ下限がある$24820~26725に引き付けて買いを検討するのが無難ですが、$26810~27510は短期と中期ABCが重なるポイントなのでロスカットを入れた上で買いをトライするのも悪くないのではないでしょうか。
強さを維持している GBPUSD ではありますが、引き続き反落を警戒しながら取引をする必要がありそうです。 買いを検討するのであれば最低でも1.2517~1.2589 に引き付けて買いを検討。先週は 1.2464 近辺で一部のファンドがショートを増加させているので、ここまでくると「買い戻し」が入りやすいため、 強めに下落した場合は 1.2392~1.2461 に引き付けて買いを、もし続伸していった場合、次は 1.28851~1.2977 を目指す展開になるでしょうか。
ファンドのネットロングが積み上がりすぎになっているということもあって、高値圏でしばらく動きがない状況が続いているため、とりあえず、現在の上昇が5波目の9波目を形成しているのであれば目先のターゲットは 1.1126~1.1218、もし、ここを 明確に突破した場合は 1.1296~1.1393 となりそうです。 どこで上値を抑えられるかにもよりますが、1.1126~1.1218 で上値を抑えられて失速した場合、買いを検討するのであれ ば 1.0806~1.0909 に引き付けて買いを検討したい。
ファンドのポジション動向は今週136.53近辺で小口、大口、アセマネ、レバファンド全てがJPYロングとショートを増加。ネットポジションはアセマネだけJPYネットロング、その他はネットショート。ここ最近はアセマネと小口は引かされる側になりやすく、その小口は大口とレバファンドと足並みを揃えてネットショートとなっている一方で、まだアセマネはネットロング。アセマネ以外はJPYショート(USDロング)となっていることから基本的にはUSDJPYは買いのバイアスを持っていることになります。 しかし、FOMC前のデータということを加味すると今回で利上げを一旦打ち止めすることが示唆されていることに加えて、まだ上昇トレンドラインにタッチはしていないものの小口が値 ネットショートに偏ってきたことからUSDJPYの上値が重くなりやすい可能性。5月...
EURUSD は FOMC 前ということもあって、先週からほぼ動いていないので、そこまで大きな戦略の変更はありません。現在はエリオット上昇5波目形成中であり、5波目の内部がエクステンドした9波目を 形成中の可能性があり、さらにはファンドの EUR のネットポジションがネットロングにかなり偏りすぎとなっていることから、いつトップを打ってもおかしくないため反落に注意する必要があります。4月 14 日つけた高値で既に9波を形成して、現在の上昇でダブルトップをつけて反落する可能性にも一応警戒しておきま しょう。 とりあえず、現在の上昇が5波目の9波目を形成しているのであれば目先のターゲットは 1.1126~1.1218、もし、ここを 明確に突破した場合は 1.1296~1.1393...
そろそろ高値波乱が起こりやすい場所には来てるので注意が必要ではあるものの、このまま順当に上昇すれば ABC を形成しに 138.75~140.45 まで続伸する可能性がありそうです。短期的にはエリオット3波目に見え月曜日オープニングからどこまで続伸できるかに注目すべきでしょう。今週は 137.20~138.10 まで続伸した場合は 135.25~136.25 に引き付けて買い検討が良さそうで、138.75~140.45 まで続伸した場合は 136.65~137.95 に引き付けて買いを検討したい。
本日分析で述べたように135.45~136.45まで続伸しまだ短期的には3波目なので、 まだ続伸する可能性がありあそうです。
132.70~133.25ではABCの着地点でありファンダメンタルズ的にも日銀が緩和を維持することが示されたこともあって上昇しており135.45~136.45まで伸ばしていくイメージですが、今晩の21時30分にPCEが発表され、この結果によっては景色ががらりと変わる可能性がある点には注意が必要。