ビットコイン半減期の翌年にバブルを繰り返すというパターンが本当なら、次回半減期2024年の翌年2025年が大幅上昇の年となります。まだまだ先の話ですね。 さて、2021年後半から2023年現在までのビットコインを俯瞰します。 【2021年末~2022年1月】 昨年11月の高値69000ドル付近(2021/11/10)から、今年1月の安値33000ドル付近(2022/1/24)まで約50%の下落でした。 【2022年2月~5月】 2月は月の前半こそ上昇したものの、後半はロシアのウクライナ侵攻で金融市場が混乱するのと歩調を合わせるように、ビットコインも下落基調。その後3月は一旦48000ドルまで戻す場面(2022/3/28)もありましたが、4月は下落、5月は30000ドルを挟んて...
インフレ警戒が再燃しています。ダウ9カ月ぶり4週連続下落、米株は先週の下げで、2月の月足はおそらく陰線となりそうです。また金曜日に行われた注目の植田日銀総裁候補の所信聴取は、海外勢などにハト解釈されたようでドル高が進み、ドル円は136.50台で週を終えました。 今週月曜日に、金曜の衆院に続き参院で植田日銀総裁候補の所信聴取があります。こちらは先週ほどの反応はないかと思われますが、このままドル買いが続くのでしょうか。 注目の経済指標は、水曜日のISM製造業景況指数と金曜日のISM非製造業景況指数ですが、後者の方が反応が大きくなるかと思われます。 なお雇用統計は今週ではなく、来週3/10(金)です。また3/12から米夏時間となります。 ■今週の主な予定 2/27(月)金曜の衆院に続き参院で植田日銀総裁候補の所信聴取 2/2...
ビットコイン半減期の翌年にバブルを繰り返すというパターンが本当なら、次回半減期2024年の翌年2025年が大幅上昇の年となります。まだまだ先の話ですね。 さて、2021年後半から2023年現在までのビットコインを俯瞰します。 【2021年末~2022年1月】 昨年11月の高値69000ドル付近(2021/11/10)から、今年1月の安値33000ドル付近(2022/1/24)まで約50%の下落でした。 【2022年2月~5月】 2月は月の前半こそ上昇したものの、後半はロシアのウクライナ侵攻で金融市場が混乱するのと歩調を合わせるように、ビットコインも下落基調。その後3月は一旦48000ドルまで戻す場面(2022/3/28)もありましたが、4月は下落、5月は30000ドルを挟んて...
先週は14日(火)の日銀総裁(正副)後任人事案の国会提示、そして同日の米CPIが注目されましたが、日銀新総裁もすでに報道されていた通りで相場の混乱は特になく、CPIもやや予想上回りましたが、ここ数か月続いたような発表直後の大きな動きはありませんでした。 ただCPIの後も、PPI、米小売と良好な指標結果が続き、インフレ警戒感が再び高まってきました。FRB高官発言からも、3月FOMC0.5%利上げの声も聞こえてきました。 今週月曜はワシントン大統領誕生記念日で米市場は休みとなり、21日(火)PMI(購買担当者景気指数)、22日(水)FOMC議事録、23日(木)四半期GDP(改)、24日(金)PCEコアデフレーターといった指標が注目です。 2月に入って方向感のない米株になっていますが、やや下方向へと向かっているかもしれません...
政府は日本銀行の黒田東彦総裁(78)の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏(71)を起用する方針を固めました。 ※副総裁は内田真一理事(60)、氷見野良三前金融庁長官(62)。 この報道があった2/10(金)のドル円は1円超の乱高下、一旦129.80円まで円高となったものの、その後は131.40台まで戻して週末を迎えています。 これまで雨宮氏なら円安、山口氏・中曽氏なら円高と言われてきましたが、植田氏というサプライズに市場は一旦戸惑いを見せたものの、落ち着きを取り戻しつつあります。 植田氏が日銀の新総裁に就いた場合、緩やかに金融緩和の出口を探るとの見方が広がっているようです。 今週は副総裁の内田氏・氷見野氏のキャラクターも含めて、総合的にどう市場が解釈していくのかを見ていくことになりそうです。
2/14(火)のCPI(消費者物価指数)を控え、先週は米株にとって大きなイベントはありませんでした。米株は1月に上昇した後、2月に入ってナスダックを中心に停滞が続いています。 一方、ドル円は、日銀・黒田総裁の後任人事を巡り、先週はヘッドライン相場となりました。そしてついに2/10(金)、日銀新総裁は学者出身の植田和男氏とのサプライズ報道で、為替市場はやや混乱した後、多少落ち着きを取り戻して週末を迎えています。 今週はCPI、そして同日、日銀総裁(正副)後任人事案が国会に提示されるほか、小売売上高、PPI(生産者物価指数)の発表、また米企業の決算もピークを迎えます。今週は大きく相場が動く可能性があります。 日銀の総裁・副総裁のキャラクターを市場はどう解釈していくのでしょうか? ■主な予定 2/13(月)注目度の高い経済...
米株は2022年10月に底を打ったと言われていますが、本当でしょうか? それとも節分天井? 直近安値:10427.0(2022年10月) 直近高値:13722,6(2022年8月) コロナ時の最安値:6629.3(2020年3月) 緩和後の最高値:16771.6(2021年11月)
先週はイベント尽くしでした。 注目を集めたFOMCは予想通り0.25%利上げとパウエルさん鳩で株↑ドル↓、雇用統計・ISMはサプライズで株↓ドル↑、となりました。ただ米株は週を通して方向感なく、結局週の始まりと似たような位置に戻って終わり、一方、ドル円は131円台まで上昇して、週末を迎えています。 今週は大きな指標はありませんが、米企業の決算がピークを迎えるのと、連日の連銀要人発言に注意です(特に火曜日のパウエルさん)。このまま米株は本格的に上昇するのでしょうか?それとも節分天井? 先週のFOMCと雇用統計・ISMを経て、来週のCPIという流れの中で、今週はテクニカルなトレードでよいかもしれません。 なお、日銀総裁人事は10日前後かと言われており、ドル円の想定外の急騰・急落には要注意です。 ※本命雨宮氏→円安、中曽氏→...
今週はFOMCにGAFAM決算と注目イベントが目白押しです。 FOMCでは0.25%利上げが確実視されていますが、仮にFOMCが予想通りで、GAFAM決算が良ければ、米株はさらに上昇するかもしれません。 相場がかなり変動する可能性がありますので、米株(S&P500)とドル円(USDJPY)の、2022年からの高値安値を再確認しておきたいと思います。 【S&P500】 直近高値:4141(2022/12/13火) 直近安値:3763(2022/12/22木) 2023年高値:4097(2023/1/27金) 2022年高値:4820(2022/1/4火) 2022年安値:3489(2022/10/13木) 【ドル円】 直近高値134.77(2023/1/6金) 直近安値127.23(2023/1/16月) 202...
米株復活? 先週米株は上昇を続け、ドル円は130円あたりで膠着状態となりました。 さていよいよ、今週は注目のFOMCです。そして、ADP全米雇用、ISM製造業、JOLTS求人、雇用統計、ISM非製造、GAFAM決算とイベント盛りだくさんです。 FOMCでは0.25%利上げが確実視されていますが、パウエル議長の発言が注目です。仮にFOMCが予想通りで、GAFAM決算が良ければ、米株はさらに上昇するかもしれません。 さて?! ■主な予定 1/30(月)中国春節明け、注目度の高い経済指標なし 1/31(火)雇用コスト指数、他 2/1(水)ADP全米雇用★、ISM製造業★、JOLTS求人★、FOMC&パウエル会見★★★、メタ決算、他 2/2(木)アップル・アマゾン・グーグル決算、他 2/3(金)雇用統計★、ISM非製造★、他...
先週はまたまたドル円が大きく動きました。 18日(水)日銀会合で政策変更なしとなったため、一時は131円台まで円高となったもの即127円台まで下落、このまま落ちるかと思いきや20日(金)ダボス会議に出席した黒田日銀総裁の発言で再度130円台まで。その後129円56銭で週末を迎えています。 長期的には150円目指して円高なのでしょか? 逆のことを言っている賢人もいて悩みます。 週末の流れだとドル円は一旦上かもしれませんが、ドルも弱いので、やはり来週半ば以降は下目線かと思っています。さて? ■主な予定 1/23(月)BOJ議事要旨公表(12月19日・20日開催分) 1/24(火)PMI※独欧英米、マイクロソフト決算 1/25(水)テスラ決算 1/26(木)第4四半期GDP 1/27(金)PCEデフレーター ※連日米企業決...
先週は金曜日こそ反発したものの、ダウはそれなりに下落しました(S&P500とラッセルの下落はダウほどではなく、ナスは陽線)。 今週は、来週のFOMCと雇用統計に向け、先週から始まった米企業の第4四半期決算に一喜一憂といった感じでしょうか。 ■主な予定 1/23(月)BOJ議事要旨公表(12月19日・20日開催分) 1/24(火)PMI※独欧英米、マイクロソフト決算 1/25(水)テスラ決算 1/26(木)第4四半期GDP 1/27(金)PCEデフレーター ※連日米企業決算あり --- TradingViewでは同時に複数のチャート表示が可能です。 ※無料プラン1つ、PROプラン最大2つ、PRO+プラン最大5つ、PREMIUM最大8つまで表示可能です。 現在、NYダウ(US30)、S&P500(SPX50...
先週の木曜日の米CPIは、予想通りの結果でインフレ鈍化確認、利上げ観測後退でドル円は一時128円台になりました。さらに翌金曜日には127円台まで円高となり週を終えています。 そして今週18日(水)には、大きな注目を集める日銀金融政策が発表されます。 心理的な節目の125円もすぐ近く。政策変更なら円高、変更無しなら円安に。乱高下必至です。 ■主な予定 1/16(月)「キング牧師の日」で米休場 1/18(水)日銀政策金利 1/19(木)TCMB政策金利、ECB理事会議事要旨公表(12月15日開催分) 1/20(金)五十日(20日) --- TradingViewでは同時に複数のチャート表示が可能です。 ※無料プラン1つ、PROプラン最大2つ、PRO+プラン最大5つ、PREMIUM最大8つまで表示可能です。 ...
先週は、消費者物価指数(CPI)が予想通りの結果となり利上げ観測が後退、米株は続伸しました。 今週は、週明け月曜日は「キング牧師の日」で米休場、そして先週金曜日に大手米銀から始まった第4四半期の決算が続きます。 今年のテーマは「リセッション」とも言われていますが、1月に入って米株は上昇中です。昨年末からの流れを見ていると底は超えたのかもしれません。 なお、昨年10月後半に一時151円まで円安が進んだドル円ですが、ついに127円台まで円高に戻ってきています。水曜日の日銀政策金利も大きな注目です。 ■米国の主な予定 1/16(月)「キング牧師の日」で米休場 1/17(火)NY連銀製造業景気指数、ゴールドマン・サックス決算、他 1/18(水)生産者物価指数(PPI)、ベージュブック、日銀政策金利 1/19(木)Philly...
年明け、警戒されていたようなフラッシュクラッシュはありませんでした。 年明け早々130円を割るプチクラッシュ的な動きはありましたが、逆にその後、ドル円は132円台に。さらには5日(木)ADP雇用統計・新規失業保険申請件数で堅調な雇用を確認し、ドル円一時134円台となりました。 ただ翌6日(金)には米雇用統計・ISM非製造業の結果を受け、前日から一転ドル安となり、132円付近で週末を迎えています。 今週のドル円は下値を模索する展開、ドル売り・円買いが予想されているようですが、個人的にはちょっと逆も警戒しています。 ■主な予定 1/9(月・成人の日)米・注目度の高い経済指標なし 1/10(火)パウエルFRB議長発言 1/11(水)米・注目度の高い経済指標なし 1/12(木)米・消費者物価指数(CPI) 1/13(金)日米...
2023年の年明けは、1/3(火)米株下落でスタート、さらに1/5(木)にはADP雇用統計・新規失業保険申請件数で堅調な雇用が確認されると、米株は1%超の下落となりました。ところが翌1/6(金)、米雇用統計・ISM非製造業の結果を受け、前日の下落基調から一転、大きく米株買いとなり、結果的に1月第1週は陽線となりました。 年明けから重要指標で一喜一憂する展開となっていますが、今週は1/12(木)消費者物価指数(CPI)が注目です。引き続きボラティリティの高い相場となるでしょう。 また、1/10(火)にはスウェーデン中銀主催の国際シンポジウムが開催されます。ここでパウエルFRB議長の講演と討論会が予定されていますので、こちらも注目です。 ■米国の主な予定 1/9(月・成人の日)注目度の高い経済指標なし 1/10(火)パウエ...
2022年12月の最終週は、ドル円が134.50円から130円台へ…例年に比べ大きく動いた年末相場となりました。 2022年は歴史に残る為替相場、ボラティリティも相当でした。2022年の通貨強弱、最強は米ドルで最弱は円だったようです。 2023年はどうなるでしょうか? 3月には日銀総裁後任政府案が国会提出され、4月には黒田日銀総裁が任期満了となります。日銀はYCC継続するのでしょうか。 さて、年明けフラッシュクラッシュが懸念されていますが…個人的にはたぶん大丈夫だろうと思っています。 --- TradingViewでは同時に複数のチャート表示が可能です。 ※無料プラン1つ、PROプラン最大2つ、PRO+プラン最大5つ、PREMIUM最大8つまで表示可能です。 現在、ドル円(USDJPY)、ポンド円(G...
2022年最後の週は例年に比べ、やや動いた年末相場となりました。そして、2022年は年間通して、金利の引き上げ(緩和からの正常化)の影響で「全部売り」となった一年でした。 2023年はどうなるでしょう? テーマはリセッションでしょうか。中国の影響や地政学リスクも気になります。 さて、年明け1月2日(月)は米市場を始め多くの国が休場です。しかしながら、4日(水)ISM製造業景況指数、JOLTS求人、FOMC議事録公表、5日(木)ADP全米雇用報告、6日(金)雇用統計と、指標イベント目白押しです。 波乱の幕開けとなるのでしょうか? ■米国の主な予定 1/2(月)ほぼ全ての国が休場 1/3(火)注目度の高い経済指標なし 1/4(水)ISM製造業景況指数、JOLTS求人、FOMC議事録公表 1/5(木)ADP全米雇用報告 1...