加ドル円を例に学ぶトレード 〇〇理論に頼りすぎるな!トレードを勝ちに導く本質とは?カナダドル円は、ドル円クロス円の下落に乗じて下落しておりました。週末には107円で止まりましたが、先物が106.73円にありますのでこれ以上の下落は期待できず一旦戻りを試すでしょう。カナダドルというのは米ドルと同じ北米通貨ですので同じ動きをする(相関性がある)ので難しいんですよね。殺人通貨とも呼ばれてるくらい。あまり法則性や理論的なものが機能しづらい通貨ってことです。
相場のナントカ法則はただの仮説?トレードで本当に大切なこと
相場には“〇〇理論”とか“ナントカ法則”って名前が付いているもの、結構ありますよね。例えば“エリオット波動理論”とか、“ダウ理論”とか、聞いたことがあるんじゃないですか?でも、こういった理論や法則って、冷静に考えてみれば相場の動きを後から説明するためにどこぞの誰かによって作られた“仮説”に過ぎないんですよ。
そもそも相場というのは、参加者全員の心理や行動の集大成です。つまり、何百万人もの人間がどう動くかを予測するなんて、完璧にできるはずがないんですよね。それでも、何かしらの説明が欲しい。だから、“こういうパターンが見られるのでは?”とか、“こう動く理由はこういうことでは?”と考えた結果が、〇〇理論やナントカ法則なんです。しかもせっかく説明できたと思ったら時代によって変わってくる。ダウ理論なんてそもそも情報のスピードが格段に遅かった時代の、しかも株式市場に当てはめた仮説。
じゃあ、これらの理論や法則をどう扱えばいいのか?これが重要なんです。まず、理論や法則は手法そのものではないってことを理解する必要があります。例えば、フィボナッチのラインを引いたからといって、それが自動的に“ここで買えば勝てる”ってサインになるわけじゃないですよね。フィボナッチが効くのは、世界中のトレーダーがそのラインを意識しているからであって、相場の動きそのものを決定づけているわけではありません。
結局のところ、これらの理論や法則を“仮説”として使いこなすことが重要なんです。そして、仮説を検証し、実際に自分のトレードにどう活かせるかを考える。これがトレードの本質的な部分です。
私がよく言うのは、『理論を崇拝するな』ってことです。理論は、あなたの手法を補助するツールにすぎません。それをどう使うかを考えないと意味がないんです。たとえば、大工さんがノコギリやハンマーを使って家を建てるように、トレーダーもフィボナッチやエリオット波動をツールとして使って、自分の戦略を組み立てる必要があります。
最後に大事なことをもう一つ。どんな理論も、結局はその時々の相場に合わせて修正が必要です。『この理論が絶対!』なんて思ってしまうと、柔軟性を失って相場に取り残されてしまいます。理論を手に入れたら、それを活かすのは自分次第。あなた自身がその理論をどう使い、どう検証していくかがトレードの勝敗を分けるんです。」
CADJPY
2024/3/11(月) 相場分析 USDJPY/EURUSD/GBPUSDなど「押し目買い戻り売りのシンプル手法」【相場分析:一貫性かそれ以外か】
USDJPY|EURUSD|GBPUSD|を中心にドルストレート・クロス円・日経・ビットコイン・ゴールド等の相場分析をしています。
【トレード手法】
#ダウ理論
#エリオット波動
#MTF分析
をベースとした「 #押し目買い 」「 #戻り売り 」
======
■4h高値越えて安くなったら買いたいところで、上位足の節目で1hが2番底で買いを検討
■4h安値割って高くなったら売りたいところで、上位足の節目で1hが2番天井で売りを検討
ただこれだけのシンプル手法です。
======
【表示しているSMAについて】
■各時間足の20SMAを表示しています。
■全時間足オレンジSMA=その時間足の20SMA
■オレンジ以外のMAが表示されている場合、一つ上の時間足の20SMAが表示されています。(週足ー日足ー4時間足ー1時間足ー15分足)
■15分足の表示について。
=オレンジ:15分20SMA
=グリーン:30分20SMA
=ブルー :1時間20SMA
=パープル:4時間20SMA
2024/2/26(月) 相場分析 USDJPY/EURUSD/GBPUSDなど「押し目買い戻り売りのシンプル手法」【相場分析:一貫性かそれ以外か】
USDJPY|EURUSD|GBPUSD|を中心にドルストレート・クロス円・日経・ビットコイン・ゴールド等の相場分析をしています。
【トレード手法】
#ダウ理論
#エリオット波動
#MTF分析
をベースとした「 #押し目買い 」「 #戻り売り 」
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■4h高値越えて安くなったら買いたいところで、上位足の節目で1hが2番底で買いを検討
■4h安値割って高くなったら売りたいところで、上位足の節目で1hが2番天井で売りを検討
ただこれだけのシンプル手法です。
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【表示しているSMAについて】
■各時間足の20SMAを表示しています。
■全時間足オレンジSMA=その時間足の20SMA
■オレンジ以外のMAが表示されている場合、一つ上の時間足の20SMAが表示されています。(週足ー日足ー4時間足ー1時間足ー15分足)
■15分足の表示について。
=オレンジ:15分20SMA
=グリーン:30分20SMA
=ブルー :1時間20SMA
=パープル:4時間20SMA
🔴CADJPYカナダドル円のトレードアイデア 年末までキャリートレードに入るかどうかドル円に追随してクロス円も急落しておりましたが、まだ金融緩和を解いたわけではないので、下がりにくくなっております。
カレンダー的にもクリスマスイブからそのまま年末・年始に向かう流れですので、ファンドなどもポジションを積極的に傾けにくいのは間違いないでしょう。
CADJPYカナダドル円に注目しています。ポジションを傾けにくいなら金利差が大きくスワップポイント狙いのキャリー・トレードが発生する可能性があります。水曜日のロールオーバー(冬時間:NY時間の17時・日本時間の朝7時)を確認しましたがそこに向かっての買いが強く、6:58以降に下落していますからロールオーバーした勢がいるでしょう。
キャリー・トレードが発生したかどうかは事後的にみればわかりますが、発生し始めた時期に気づくのは難しいですね。しかし今後も5日HighLowの下辺を切り下げないでじりじり上昇していくならキャリー・トレードが発生したことをさらに疑っていきます。
年始まで休んでスワップ金利を得たいだけなら価格はなるべく上昇させたくない。取得コスト平均法をつかって不規則かつジリジリ買ってくるかもしれません。長期休みが終わると急激に巻き戻るのも特徴です。
僕らは、年明けまでヤラないというもの手ですし、やるとすれば高金利通貨を少ロットづつ押し目で買い増ししつづけるしかありません。
「ミスター円」榊原氏によれば「日銀は来年1月に再び市場を驚かす可能性」とのことですから、ジリジリとした買いを狙うより、むしろ年明けのドル円、クロス円の売りタイミングをじっくり待つほうが資金効率、時間効率が良いでしょう。
🔴CADJPYカナダドル円のトレードアイデア[週間相場解説]終末...ではなく週末はドル円が引き続き下落方向でしたので、クロス円も影響を受けておりました。ドルストレートが上昇でしたのでドル円のほうが素直に(他通貨の影響を受けず、米ドル売りの流れをフォローするであろうという意)下落しているのですが、いかんせん落ちすぎていて戻りもありうる状況でした。
ドルストレートが高止まりしていたため、クロス円の売りをプランAとしており、その中で米ドルと同じ動きをするCADカナダドルに注目。たとえドルストレート全体が上昇したとしても、USDCADドル/カナダドルは拮抗しますので、他のクロス円を売るよりはCADJPYを売ったほうが安全性が高いということです。
直近安値をブレイクしたところでプランAと判断し、あとは売るタイミングのみ。すぐに売っても良かったですし、ロウソク足一本下落したところを待って(ただ待っていたわけではなく他のクロス円の下落と、相場全体の米ドル売りの流れを VANTAGE:USDX ドルインデックス確認して)、売りエントリー。
あとは通常のロウソク足よりも大きいロウソク足が2~3本出たことを確認し100円付近で適度に利確いたしました。その後急騰しましたので、欲張って来週までホールドしようとしていたら、損切りに遭いかねなかったですね。大きなロウソク足が連続で発生しているときにホールドし続けるとリバースに遭う確率が高まります。ホールドしていればその後さらに利益が伸びたとしても、もったいなくはありません。もう一度エントリーすればよいのです。ホールドしていればもっと儲かったのに...という種類の後悔は危険です。悔しく思うということは、次に入るべきタイミングを自分で見いだせないことの裏返しだからです。
▶トレードは96%が技術。
これをもって11月分のトレードは終了です。+50%を超えましたので十分でしょう。事前にトレードアイデアを立ててその通りに実行しただけですから、トレードで儲けることに関して個人の天才的な生まれつきの才覚などは不要です。12月の正式なトレードは5日からになります。
▶トレーダーは自分の時間をすべて自分のために使うことができる。
先週(木曜)はサッカー日本代表の試合を朝6時まで観戦して寝不足の方もいらっしゃったでしょう。僕ら専業トレーダーは日中に仮眠して万全の体制で応援することもできますので、サラリーマンの方々が会社近くのサウナに泊まって観戦し翌朝サウナから出勤...というニュースを見るにつけ、申し訳ないような悲しい気持ちになります。
【クロス円】相場分析20211125 クロス円6通貨ペアの相場状況を一気読みこの投稿ではクロス円6通貨ペアの現在の相場状況を日足を使って概観してみたいと思います。
豪ドル円・ユーロ円・ポンド円に加え、日本人にとっては比較的マイナーなニュージー円、カナダ円、フラン円も加え、合計6通貨の状況を日足で見渡します。
豪ドル円
9月末から10月にかけてドル円・クロス円が急上昇(オレンジB=>C)しましたが、現在はその上昇の半値近くまで押してきたところ。
ダウ理論的にも上目線であり、上昇トレンド継続中と見ることができます。
まだ上昇してもう一度10月高値(C)を試す可能性は十分考えられます。
高値(A)の抵抗線がサポート転換するかどうかも要注目です。
ユーロ円
一番触りたくないのがユーロ円です。
オージー円同様に9-10月は急騰しましたが、それが全戻しとなっています。
ダウ理論的にはまだ上目線であるものの、ここから買いが入ってもう一度高値を試す形とは言い難く、弱気な形です。
また週足・日足レベルで大きなWトップにもなっています。上には月足で認識できる三角保ち合いの上限(グリーン矢印)があり、そのラインでの上値が重いとみています。
円安がこれだけ進んでいる中この全戻しなので、ユーロが相当売られていることが伺えます。
ポンド円
ポンド円は先日別の投稿で解説していますので、詳細はそちらに譲ります。
まだまだ上昇していく可能性がある形です。
【GBPJPY/ポンド円】相場分析20211117 ロング狙い(スウィング)
ニュージー円
オージー円と似ていて、こちらもまだ上昇トレンド継続中。
オージー円との大きな違いは、通貨発行国の金融政策でしょう。
ファンダメンタル観点では、主要8通貨の中で最も金融緩和縮小が進んでいるニュージーランドと最も緩和的と言える日本の通貨の組み合わせということで、ファンダ的にも上昇を後押ししてくれるのではとみています。
カナダ円
カナダ円も別アイデアを切り出して投稿していますので、詳細はそちらに譲ります。
こちらも引き続き上昇が期待できる形として見ています。
【CADJPY🇨🇦🇯🇵】相場分析20211029 カナダ中銀量的緩和終了で利上げ時期前倒し/カナダドルは買いなのか?
フラン円
9-10月のクロス円上昇で最も上昇幅が大きかったのがカナダ円とフラン円です。
一時スタグフレーション懸念が騒がれていた時はそのヘッジとしてスイスフランが買われていたようですが、現在も底堅さを見せているという印象です。
フラン円もまだまだ上昇トレンド継続中。
今回の6通貨ペアの中でも押しの幅が最も小さいことからもフランの底堅さは感じられます。
高値(3)のラインがサポートとしての働きを見せています。このラインを背に再び上昇していく可能性に注目です。
11月上旬にはスイス中銀のメクラー理事が、コロナ禍で市場の先行き不透明感が高いことを踏まえると、安全資産としてのフランへの需要は今後も続くとの見通しを示しています。
欧州ではコロナの感染再拡大が続く中、スイスフランは底堅さを見せ続ける可能性はあります。
【CADJPY🇨🇦🇯🇵】相場分析20211029 カナダ中銀量的緩和終了で利上げ時期前倒し/カナダドルは買いなのか?【サマリ】
カナダ中銀は27日にコロナパンデミック以降継続してきた量的緩和の終了を発表。
さらに利上げ時期に関しても従来の2022年下半期から22年2Q-3Qと前倒しを示唆。
これらがサプライズ発表となりカナダドルが急騰となった。
利上げ時期が前倒しになったことと量的緩和の終了宣言を受け、これから差分を織り込みに行く動きが出るのかに注目。
今回は金融引き締め方向に舵を切っているカナダと、以前超緩和的状況の日本という、金融政策の違いがより浮き彫りになったカナダ円について、これからカナダドルは買いなのかを考察。
結論、今後もまだ買いを狙っていける場面と考えています。
特に月足のチャートが面白い展開です。
【環境認識】
月足
この投稿執筆時点ではまだ10月ローソク足は未確定であるものの、高値の切り下げラインをブレイクすれば、100円水準まで目立つ抵抗がない状態。
週足
週足で見るとパープルのチャネルに沿った上昇が継続中。
再びチャネル上限まで上昇が継続できるかどうか期待させる形ではありますが、現時点で既に上昇の5波目になっていることから、途中で失速してしまう可能性も十分にあります。
特に93.20ラインは週足レベルの抵抗ラインということでこのラインには要警戒でしょう。
日足
9月末から既に800pips(!)近く上げているということで、これからもう一段坂を登って行くには相応の調整期間を挟まないと上げていくエネルギーがないだろうと見ています。
直近の上げが上昇の3波目と見れば、今は4波目。
下からは押し目買いの候補となりうる20日移動平均線(ピンク)が迫ってきていますが、前述のようにしばらく横ばいで調整になる可能性を見ておきたいです。
以上を踏まえてロングのシナリオとしては以下の二つを検討
1. 93.23を再度試す動きを狙う
週足で見た93.23ラインまで100pipsほどあるので、ある程度のリスクリワードが見込める場所で押し目が確認できれば93.23までのロングを検討(Tp1 )
高値づかみのリスクがあるので、十分に引きつけた場所で狙いたいところ。
または、
2. 週足で93.23をブレイクしてからのチャネル上限までのロング
こちらも150pipsくらいのスペースがあるので、候補の一つです。
CADJPYカナダドル円のトレードアイデア 完全なる円キャリートレード 20210507相場の方向感が無かったり、テーマ不在である場合には金利差を利用したキャリートレードが発生しますが、まさに円をターゲットにした円キャリートレードが継続しております。
とくにテーパリング(債権買い入れの縮小開始)と、将来的な利上げを明言したカナダドルと、緩和継続を明言している円は格好のターゲットです。
私達がキャリートレードをするには、場所の情報がなかなか機能しないので、どこかで乗ってひたすら持っていないと、次の乗り場も難しいですね。
環境がわかれば戦略と戦術を組み立てていけます。
FTN手法を活用してわずかな波に乗っていきましょう。
目先のターゲットは90円ですが、そこで止まるかどうかもわかりません。
キャリートレードは終わりのきっかけが難しいので、「ひたすら」ついていきましょう。
【CADJPY/カナダ円】相場分析20200105 週足下降チャネル上限からのショート/上昇トレンドライン割れショート【サマリ】
カナダ円は一応上昇トレンドですが、過去1年近くに渡って週足レベルでレジスタンスとして機能している81.64付近の上値が重たいのか、上昇に元気がありません。そこで今後考えられる二つのショートの可能性を考えてみました。
(1)直に到達する週足下降チャネル上限からのショート
(2)上昇トレンドライン割れからのショート
順番に解説します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
もう少しで赤の下降チャネル上限へ到達です。
82円の近辺にあるパープルの水平線(81.64)が直近なんどもレジスタンスとして機能していており、この辺りが重たそうです。
日足
日足を引きで見たのが下のチャートですが、過去1年近くパープルの水平線81.64付近に来ると反落していることがわかります。
3月のコロナショック以降の波動を見てみると、
黒の5波動の3波目でパープルの水平線に到達するも、次の5波目では3波高値を更新できず(3波が急激に伸びた場合に発生する形です)。そこから調整3波を経て、再度高値・安値を切り上げる上昇波動(オレンジ)が発動。
現在は5波目なのかなと見ていますが、日足のローソク足を見ても上ヒゲが目立ち、どうも上値が重たく元気がない上昇に見えます。
ということで、今後もダラダラと上げていく可能性はありますが、上がってきたら81.64付近の抵抗線を根拠に売りを考える方が優位性が高そうです。
ショートのシナリオとして、
(1)週足下降チャネル上限及び81.64付近でもみ合い、3波の高値を超えられずに下落
->緑の上昇トレンドラインを割ったらその戻りで売り狙い
(2)チャネル上限まで到達することなく緑の上昇トレンドラインを割って下落
->上と同様に戻りで直近高値を超えられないことを確認して売り
あたりを考えています。
<日足直近チャート>
【CADJPY/カナダ円】相場分析20200925 調整の上昇からの日足下降3波狙い【サマリ】
前回のカナダ円相場分析の通り、日足押し安値割れから下落。
日足100SMAを下抜けた後、週足レベルのレジサポラインで反発して上昇を見せ始めました。
日足レベルの今後の動きとしては、直近の下落に対する調整の上昇が入り、その後再度下降していく波の動きを想定しています。
そのシナリオに沿った日足の下降3波を狙う売り戦略の考察です。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
2年移動平均線(青のカギ線)に頭を抑えられて下落。他のクロス円と異なり、週足ベースで続く赤の下降チャネル上限に到達することなく反転下落してきています。
直近のローソク足の動きとしては、黄色の移動平均線である26週移動平均線に下ひげをつけて反応。週足レベルの主要移動平均線による強いサポートを伺うことができます。
<中期足>
日足
前回の相場分析で解説したのが、下記チャートに示すピンクの押し安値を割れることで日足レベルの下降(青の波動)がスタートするというものでした。
実際コロナショックから続いてきた緑の上昇チャネルを明確に下抜けており、下降トレンドです。
この後の波動のイメージを示したものが以下のチャートです。
上昇の5波が終了して、それに対する調整の下降3波(5波になる可能性ももちろんあり)がスタート。
週足で見たように、26週移動平均線(日足チャートの黄色の太い線)で下ひげをつけた反発を見せたことから、ここからは一時的に上昇してB波を形成。そしてそこから再度大きく下落という波をイメージしています。そしてこの3波を狙いに行こうという戦略です。
ここまでの流れをイメージした状態で4時間足を見ます。
4時間足(最上部チャート)
これから調整の上昇が入ってくることが想定される訳ですが、
すでに1時間足の戻り高値を更新して、1Hレベルでは上昇がスタート。Wボトムも確認できます。
上げの目処としては、4H足の戻り高値(青の水平線)やこれまで継続してきた緑の破線上昇チャネルの下限付近。
そのあたりを目指して上昇しきったところで、日足下降3波(赤の矢印)を狙います。
調整の上昇波も狙えないことはないですが、1Hの戻り高値より上では買い圧力、その上にある4Hの戻り高値以下では売り圧力が働くことを考えると、より大きい4Hの売り圧力がある中で無理して買いを狙う必要はなく、再び下げるところまで待つのがベターかなと考えています。
4Hチャート
【CADJPY/カナダ円】相場分析20200909 シンプルに戻り売りを狙う【サマリ】
上昇5波からレンジ形成による調整を経て、大きく下げてきた局面です。
1H, 4Hではすでに下目線、日足ではギリギリ上目線ですが、4Hの下降トレンドで日足を下降トレンド転換することを期待して、シンプルに戻り売りを狙いたいところ。
【環境認識】
日足
ピンクのラインが日足の押し安値です。
大陰線で下げ押し安値ラインに到達しましたが、次の足でちょうど下ひげが出始め、少し反発してところです。
4時間足(最上部チャート)
青の上昇5波の後、天井圏でレンジを形成し、一気に下げてきたという非常にわかりやすい形です。
4時間レベルではすでに下降トレンド。
日足押し安値ラインで反発して上昇し始めましたが、ここは4時間の下降トレンドで日足も下降トレンド転換することを期待して、シンプルに戻り売りを狙いたいところです。
天井圏からの大きな下げを下落のA波とし、戻りの(B)波の終点は、ちょうどA波のフィボ0.382と日足の20SMA(太いピンクの線))が重なったあたりを目処。
そこから売りを仕掛けてC波を狙います。
【CADJPY】相場分析20200818 綺麗な上昇5波形成中/5波を狙うロング戦略【サマリ】
非常に綺麗な上昇5波を形成中のカナダ円。
4波が終了し、これから5波が開始しようかという局面にあり、上昇の最後の1波に乗る絶好のポイントが到来しました。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
週足という長期トレンドでは過去3年間に渡り、赤の下降チャネルに沿った下降トレンドを形成しています。
直近で日足の200日MA(太いパープルライン)を超えてきています。
少し上に控えているのが2年移動平均線。ここは過去にも抵抗として機能していますので、今後の上昇の行く先を見るときに注意すべき点です。
<中期足>
日足
日足では緑の上昇チャネルに沿った上昇が継続しています。
週足でも見た日足の200日MAを上抜けた後、リターンムーブの動きを見せ200日MAに対して下ひげを形成しつつあるという場面です。
(以下の4時間足だとよりこの動きがわかりやすいです)
4時間足(最上部チャート)
波のカウントは青字で示した通りです。
現在4波まで終了し、これから5波を形成していこうかという局面にあります。
この上昇波動ですが、各波の比率、緑のチャネル内への収まり方など、教科書に出てくるような非常に綺麗なエリオット5波動となっています。
5波の終点メドとしては82.659あたりに落ち着いてくることが考えられ、この位置はちょうど週足の下降チャネル上限付近とも重なります。
コロナショックでの下落により週足下降チャネル下限から始まった上昇トレンドが、今回の上昇5波によってチャネル上限まで到達するという動きとなるのかもしれません。
現在ローソク足は、
・日足200日MAへ押してきたところ かつ
・3波のフィボ38.2%水準 そして
・緑上昇チャネルの下限
が交差するエリアで反発を見せ始めたところであり、絶好のエントリーポイントです。この交差エリアには週足レベルでのレジサポライン(オレンジ)も重なっています。
ということで早速ロングでエントリーしました。