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20日EMAと株価の関係(9984)ソフトバンクグループ 日足
このチャートの20日EMA(移動平均線)と株価の関係についてみていきましょう。
4月から順調に上昇しています。
4月の前半は株価は20日EMAの下で推移していました。
そこから、20日EMAを超えてきます。
しかし、6月には再び20日EMAを割り込みます。
ただ、相場は崩れずに、再度20日EMAを超えていきます。
そこからは、20日EMAを割ることなく、順調に上昇トレンドを形成します。
この移動平均線と株価の関係をみていると、相場展開がどうなっているかが見えてきます。
もう一度振り返ります。
始めは20日EMAの下で推移していましたので、20日EMAの役割は抵抗線です。
しかし、突破した後は支持線に切り替わります。
6月に割ったのは、まだ支持線として機能していなかったことが分かります。
その後は、20日EMAは支持線としてしっかりと役割を果たしています。
何が言いたいか。
今、株価はマドを空けて下がってきました。
20日EMAが支持線としての役割を果たすかどうかが、今後のこの株価の明暗を分けるという事です。
どのチャートでも移動平均線が役割をはたしていれば、綺麗なトレンドになります。
役割を果たしていない銘柄のチャートには綺麗なトレンドは在りません。
そういったことも意識しながらチャートを見ていきましょう。
史上最高値はどこまで続く?(NI225)日経平均株価 日足
43,000円を超えて、史上最高値を更新してきました。
日経平均はどこまで上昇するのでしょうか?
いずれにしてもトレンドには、上昇トレンドと下降トレンドがあります。
上昇トレンドは、移動平均線の並び順が、上から20日EMA、100日EMA、200日EMAとなります。
これを「買い方の陣地」と呼んでいます。
25年の7月から買い方の陣地になっていますね。
売り方の陣地の並び順は、当然、その逆ですね。
移動平均線の並び順が、下から20日EMA、100日EMA、200日EMAとなります。
ポイントは、そこから、20日EMAが100日EMAや200日EMAに対してゴールデンクロスするところです。
その辺りから、徐々に買いにエッジが発生していきます。
こういった小さな変化に気づけるかどうかが流れに乗るカギとなります。
皆さんも、様々な銘柄をチェックして、陣地を確認してみましょう。
トレンド転換の流れ(9501)東京電力HD 日足
トレンドが転換するときに、移動平均線(EMA)の並び順の変化をみることで、トレンド転換が成功するかどうかがわかります。
3本の移動平均線の並び順をみれば、現状を分析することができます。
20日移動平均線(EMA)
100日移動平均線(EMA)
200日移動平均線(EMA)
上から、20日EMA>100日EMA>200日EMAになっているところを「買い方の陣地」と呼びます。
買いを積極的に、売りは慎重になるところです。
上から、20日EMA<100日EMA<200日EMAになっているところを「売り方の陣地」と呼びます。
売りを積極的に、買いは慎重になるところです。
今年の4月と6月でダブルボトムのような形状になってから、20日EMAが100日EMAに対してゴールデンクロスしました。
その後、20日EMAが200日EMAに対してゴールデンクロスしました。
ここから、100日EMAが200日EMAに対してゴールデンクロスすれば、買い方の陣地に移行します。
現状は綺麗なトレンド転換に向けた動きになっています。
皆さんも、色々なチャートで移動平均線の並び順で陣地を確認してみましょう。
長い上ヒゲには注意が必要!(8058)三菱商事 日足
ローソク足にはそれぞれ意味があります。
大陽線や大陰線は流れの変化や相場の加速を意味します。
今回は長いヒゲのローソク足の意味を考えてみましょう。
ヒゲはローソク足にある細い線の事です。
ローソク足の実体の上にあるヒゲを「上ヒゲ」、下にあるヒゲを「下ヒゲ」といいます。
上ヒゲはその日の高値を意味しますので、長い上ヒゲは、その日に高値を付けてから相当下がったということです。
つまり、その意味は、高値から下がってきたことで、下げ圧力が強まったことを示唆しています。
ただ、ポイントは1本のローソク足で決めつけないという事です。
翌日以降のローソク足が安値更新してくれば、流れが変わった可能性が高まります。
一方で、上ヒゲの高値を更新できるようであれば、そのヒゲはダマシとなります。
これだけのヒゲであれば流れが変わった可能性に注意が必要ですが、決めつけずに見ていくようにしましょう!
価格と移動平均線の関係を意識しよう!(6501)日立製作所 日足
買いに優位性があるか、売りに優位性あるかは、移動平均線と価格の関係でわかります。
まず、大局の買い方の陣地は「20移動平均線>100移動平均線>200移動平均線」
大局の売り方の陣地は「20移動平均線<100移動平均線<200移動平均線」となります。
次に買い方の陣地で、安定上昇するときは価格は20日移動平均線がサポートとなり上昇します。
売り方の陣地で、安定下降するときは価格は20日移動平均線がレジスタンスとなり下降します。
日立製作所を見ると、買い方の陣地ではあるものの、20日移動平均線を割ってきました。
これは、安定上昇が終わる可能性を示唆しています。
ここで、トレンドが終わるのかどうかに注意してみていきましょう!
アステラス製薬!トレンド転換の流れを理解しよう(4503)アステラス製薬 日足
下降トレンドから上昇トレンドに転換するときの流れを理解しよう。
チャート上のハイバンドやローバンドと記載しているのは「HLバンド」もしくは「ドンチャンチャネル」といいます。
20(緑色)は20日間、100(青色)は100日間のHLバンドとなっています。
このHLバンドを見ているとトレンド転換のステップがわかります。
チャートの左側に①から⑤をつけています。
まず、底打ちをしたら、
①必ずローバンドが横ばいになります。
②ハイバンド20が右肩上がりになります。直近のトレンド発生となります。
③ローバンド20も右肩上がりになります。(②と③は入れ替わることもあり、③が先に来ると②の予兆となる)
④ハイバンド100が右肩上がりになり、大局のトレンド発生をなります。
⑤ローバンド100も右肩上がりになります。(この時にハイバンド100も右肩上がりがトレンド継続の条件となり、ハイバンド100が横ばいの時は、もみ合い相場か、トレンド転換に注意)
直近を見ると④の段階まで来ています。
⑤となりハイバンド100が右肩上がりであれば大局のトレンド転換になりますので注目ですね。
また、上昇トレンドが終わる際は、必ずハイバンドが横ばいになりますので、ハイバンドが横ばいになったら、高値を付けたか、一時的な調整課を見極めましょう。一時的な調整なら再度ハイバンドが右肩上がりになります。
どのチャートでも上記の流れで推移することが多いので、是非、ご活用ください。
大局の上昇トレンド発生となるか!?(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ 日足
チャート上の「ハイバンド20」、「ローバンド20」というのは、HLバンドといい、期間が20日間です。
「ハイバンド100」、「ローバンド100」といういのも、HLバンドで期間が100日間となっています。
上昇トレンドが発生すると、まずは、ハイバンド20(緑色)が右肩上がりになります。
次に、大局の上昇トレンドが発生すると、ハイバンド100(青色)が右肩上がりになります。
この銘柄の直近を見ると、緑色のハイバンド20が右肩上がりになっていますが、まだ、青色のハイバンドは右肩上がりになっていません。
また、ハイバンド20が横ばいになってきましたので、高値更新をしていないことがわかります。
もし、ここから、価格の下落が続くようであれば、今度はローバンド20が右肩下がりになります。
ローバンド20が右肩下がりになると、上昇トレンドが終焉したことを示唆します。
このように、HLバンドを見れば、今、どいうった投資行動を取ればよいかがわかります。
ハイバンド20が横ばいになってから、ローバンド20が右肩下がりになっているにも関わらず、買いポジションを持っていてはいけないという事を教えてくれています。
また、ハイバンド100が右肩上がりになれば大局の上昇トレンド発生を示唆しますので、買いで対応すべきことを教えてくれています。
HLバンドを活用しながら、チャートの推移に素直に対応していきましょう。
トレードは分かりやすいところを狙おう(3778)さくらインターネット 日足
トレンドは人気銘柄をすればよいというものではありません。
チャートを見て、トレードしやすいか、トレードが難しいかの判断が必要です。
今回は移動平均線に焦点を当てて、「買い方の陣地」「売り方の陣地」という話をしていきます。
チャートの表示している3本の移動平均線の並び順で、陣地を判断します。
買い方の陣地は、並び順が上から、20日移動平均線、100日移動平均線、200日移動平均線となります。
売り方の陣地は、並び順が下から、20日移動平均線、100日移動平均線、200日移動平均線となります。
ということは、2023年後半からは買い方の陣地となっていますね。
ここは、買いを積極的に、売りは慎重になるところです。
では、直近はどうでしょうか。
7月22日から、売り方の陣地になっていますね。
つまり、並び順は、20日<100日<200日となっていますね。
ここは、売りを積極的に、買いは慎重にというところです。
記事を記載している日(25年7月29日)は、現在ストップ安となっています。
売り方の陣地になってから1週間が経過してからのストップ安ですから、買いを検討する局面は無かったということですね。
陣地という考え方はシンプルな考え方ですが、ものすごく大事な考え方です。
陣地を意識してトレードしましょう!
トレンドの有無を確認する!(4063)信越化学工業 日足
今回はHLバンド(ドンチャンチャネルとも言います)について見ていきましょう。
HLバンドとは非常にシンプルなインジケーターです。
ある期間の高値を結ぶ。ある期間の安値を結ぶものです。
チャートには緑と青のHLバンドがあります。
緑は20日間(1か月)のHLバンドとなっています。
つまり、20日間の高値どうし、安値どうしを結んでいます。
ハイバンドは、高値更新したら右肩上がりになり、高値更新しなければ横ばいになります。
20日間以上高値更新しないと、右肩下がりになります。
ローバンドは、安値更新したら右肩下がり、安値更新しなければ横ばいになります。
20日以上安値更新しないと、右肩上がりになります。
青は100日間(1か月の5倍)、つまり、週足のHLバンドになっています。(考え方は同じです。)
この信越化学工業の直近相場を見ると、「ハイバンド20」が右肩上がりになったとに、「ハイバンド100」も右肩上がりになってきました。
しかし、その後、「ローバンド20」が右肩下がりになりました。
ということは、週足の上昇トレンドが発生してきたが、そのトレンドが終わった可能性が出てきたという事です。
HLバンドを見ると、トレンドの有無がわかります。
上昇トレンドが発生すると、ハイバンドが右肩上がりになり、トレンドが一休みになると横ばいになります。
上昇トレンドが終わると、今度はローバンドが右肩下がりになります。
こうして、現状を分析することができますので、是非とも、HLバンドを活用してみましょう!
日柄調整を制覇しよう!日経225(JPN225) 日足
上昇が続くことを上昇トレンドがあると表現します。
下降が続くことを下降トレンドがあると表現します。
しかし、上昇トレンドも下降トレンドも一直線では上昇しません。
必ず、一休み(調整)を入れながらトレンドを作ります。
その一休みには2種類の調整があります。
一つは「日柄調整」、もう一つは「値幅調整」といいます。
値幅調整とは、上昇トレンドの場合は、上昇した分に対して、それなりに価格が下がります。
値幅がそれなりの大きく下降しますが、トレンドが崩れない程度に下降します。
そして、再び上昇を再開し、高値を更新して上昇トレンドが継続します。
日柄調整とは、大して下降はせずに、時間(日柄)を掛けて横ばいに動いていきます。
絶対ではありませんが、値幅調整よりも時間の経過は長くなる傾向があります。
そして、再び上昇を再開し、高値を更新して上昇トレンドが継続します。
特に、値幅調整は買いを決済するかどうか判断が難しいとことが多いです。
しかし、日柄調整は決済せずにポジションを持ち続けやすい動きをします。
なので、日柄調整を制覇すると、大きなトレンドを持ち続ける確率が高まります。
皆さんも、日柄調整を制覇して、大きなトレンドを狙っていきましょう。
逆Cカーブとは?(9302)三井倉庫ホールディングス 日足
チャートをご覧ください。
非常にわかりやすく上昇しており、買い相場で利益を上げやすいチャートとなっています。
こういう銘柄に遭遇すれば、自身の判断で決済せずに、買いにエッジがある限り持ち続けなければいけません。
大きな利益を上げるチャンス銘柄になっているからです。
背景が濃い黄色になっているところは、買いにエッジがあり買いを持ち続ける局面です。
背景が薄い黄色や薄い青色になれば決済を検討する局面になりますので、それまでは、利益を上し続けましょう。
ただし、現状の上昇の確度を見てください。
非常に鋭い上昇となっています。
こういった上昇のことを「逆Cカーブ」の上昇といいます。
これは、利益を上げるときには、一番美味しい上昇の事であります。
なぜなら、上昇スピードが速いので、短期間で大きな利益を狙えるからです。
ただし、逆Cカーブの上昇が終わり、天井を打った時は、素早く決済しましょう。
なぜなら、逆Cカーブの上昇が終わると、下げ幅も大きくなりやすいからです。
逆Cカーブの上昇をしっかりと利益に変えながらも、その反動には注意しましょう。
もみ合い放れの流れを理解しよう!(8053)住友商事 日足
チャートを見れば、現在、トレードしやすいチャートか否かがわかります。
チャートの真ん中に200日EMAがあります。
上昇トレンドは200日EMAが右肩上がりになり、その上で価格が推移します。
下降トレンドは、その逆となります。
左側は200日EMAが右肩上がりでその上で価格が上昇しており、安定上昇トレンドとなっており、トレードしやすいチャートであることがわかります。
ところが、その後は200日EMAは右肩下がりとなっていますが、価格は横ばいになっています。
こういったところが、トレードし難いところです。
このもみ合い相場がどう変化しているかを見ていきましょう。
高値と高値を結んだトレンドライン、安値と安値を結んだトレンドライン、2本を描画しています。
そこでは、価格が下降帯を上抜けたり、下抜けたりと下降帯が支持線、抵抗線として機能していないのがわかります。
しかし、下降帯から上昇帯に変わってきて、徐々に、上昇帯が支持線として機能し始めています。
この動きがトレードしやすい動きにつながり、これが継続すると安定上昇トレンドにつながっていきます。
上昇帯が支持線として、下降帯が抵抗線として機能するかどうかが見極めポイントとなりますので、注目していきましょう。
200本EMAとの関係(5401)日本製鉄 週足
価格は上昇したり、下降したりします。
その動きを的確にとらえるのは至難の業ではありますが、移動平均線を活用することでエッジを浮き彫りにすることができます。
また、どの移動平均線を活用するかによって、エッジの捉え方は変わってきます。
グランビルの法則でも使われる200本移動平均線を活用することで大局のトレンドを捉えることができます。
ざっくりと区分けするのであれば、200本移動平均線の上に価格があるところを大局の上昇トレンド、200本移動平均線の下に価格があるところを大局の下降トレンドと判断します。
そうすると、大局の上昇トレンドでも一時的な下降期になることがありますが、そこは慎重に売りを作ろうという判断ができます。
大局の上昇トレンドでは買いを中心に、大局の下降トレンドでは売りを中心にトレードすることで大きなミスを減らすことができます。
こういう考え方が「チャートに素直にトレードする」という事です。
チャートに素直にトレードしていきましょう。
トレードルール②狙う場所を決めるトレードルール①で狙う向きがルール化できたので、
(別投稿参照)
次はどんな場所でエントリーするか、をルール化します。
結論から言うと、
上位足を見て売買判断を行う投資家と、下位足を見ている投資家の
両方が仕掛けて来そうなポイントを狙います。
(過去の投稿「移動平均線を使い上位足の押し目買い」も参考にしてください)
このチャートで4時間足(下段)を上位足と見立てた場合、
4時間足投資家はこの時間足の軽い戻りで売りを仕掛けて来ます。
しかしその軽い上昇シーンは下位足30分足(上段)で見ると、上昇トレンドかのように
見えます。
30分足投資家は、これがトレンドに逆行していることを理解した上で短期的な上昇に対し
押し目買いを入れてきます。また、下位足の動きしか見ていない素人投資家は
値動きに釣られ高値を買って来たりします。(トレンド方向と逆向きでしかも高値掴み)
上位足の4時間足では前述の通り、軽い戻りをつけているに過ぎない状況ですから、
価格がある程度上がれば4時間足投資家は売りを仕掛けてきますので、高値に手を出した
素人投資家は梯子を外され、含み損を抱えます。
ではそれが理解できた我々は、どのように取引すべきでしょうか。答えは、
下位足で見れば上昇トレンドだが上位足で見れば逆行上昇である、短期的な動きが
終わるのを待ち、逆行が終わり、4時間足投資家が売ってくるタイミングで、
下位足30分足のトレンド転換(下落転換)を狙う戦略を取ることになります。
この戦略に慣れるには、上位足下位足に同時描画されるモードで、4時間足チャートに
フリーハンドの波型を書き込み、上位足の軽い戻しである短期逆行上昇が、下位足では
上昇トレンドに感じてしまうような値動きに見えることをまず理解します。
慣れてくると、下位足(トレードで使うために見ている時間足:この場合30分足)で
上昇トレンドだと感じてしまっていた動きは、上位足の4時間足では軽い短期逆行に過ぎない
ということを自然に感じとれるようになります。
理解できれば、下位足での上昇が続いている時に、その終わりを待って売ってやろう、
と考えることができるようになります。
こうして、30分足で上位足トレンドに回帰する転換下落シーンで売りを入れ、、上位足の
4時間足投資家も売ってくる力を借りて、
「30分足で見ると深めに戻してきた所(つまり値幅が期待できる所)でエントリーし、
「かかりにくく近い場所」に損切りを置ける、リスクリワードの高いポイントで優位性の
高いトレードを実現できるルールが確立できます。
大体の狙い所がこのルール②で決まったので、次はエントリー直前のタイミング取りに
ついてのルールを決めていく段階に入ります。
(それは次回以降とします。)
どっち向きにポジションを持つべきかトレードルールを決めるにあたり、一番初めに取り掛かるべきが、この
どっち向きにポジションを持つべきか、と言うテーマだと思います。
チャートの形を見て、自動的にどっち向きにポジションを持つ方向でウォッチしていこう、と考えることができたら、とても楽ですし、
そこが決まれば次のステップ、つまり
どのタイミングでエントリーしようとか、決済しようという段階の
ルール決めに入って行くことができます。
例えば僕の場合、このチャートの中に書き込んでいるようなことを
頭の中で考えながら、眺めています。
詳しいことは、もっと単純なところから詳しく書いていこうと思いますが、
まずは機械的に方向を決めるルール作りにまず取り掛かろう!
と言うことだけ伝わったらと思います。
200日EMAの役割(7201)日産自動車 日足
200日EMAとは約1年間の移動平均線となります。
200日EMAで売買サインとすることはありませんが、大局の方向性を見るうえでは非常に重要な役割を果たしています。
200日EMAが右肩上がりの場合は、大局の上昇トレンド
200日EMAが右肩下がりの場合は、大局の下降トレンドとなります。
このチャートは、大局の下降トレンドが継続していることが分かります。
大局の下降トレンドの場合は、買いサインが出現しても、上昇トレンドになるまではダマシが多くなります。
よって、200日EMAが右肩上がりの時に買いを中心に行い、200日EMAが右肩下がりの場合には売りを中心にトレードするほうが、無理なトレードや無駄なトレードを減らすことができます。
皆さんのトレードしている銘柄も200日EMAがどうなっているかをみていきましょう。
同じ銘柄でもチャートの形状は違う(9984)ソフトバンクグループ 日足
トランプ大統領が就任して、真っ先に米国に渡った孫正義氏。
米国に莫大な投資をするという約束をしましたが、チャートは大歓迎しているというよりは、辛うじて上昇トレンドを維持しているようです。
チャートには、分かりやすく推移する時期と、難しい時期があります。
この違いは何か、ということを考えてみましょう。
トレードしやすい時期は、3本の移動平均線が右肩上がり(下降の場合は右肩下がり)で3本の移動平均線の間隔が広がっていきます。
しかし、難しい時期は、3本の移動平均線の間隔が狭く、右肩上がりが続きません。
これを理解しているだけでも、無理なトレードは排除できます。
難しい時期だと感じたら、トレードを控え、どうなればわかりやすくなるかを考えて、その考え通りに推移してきたらトレードしていきましょう。
分かりやすい時期と難しい時期の違いを列挙して研究してみましょう!