移動平均線大循環分析 ~中級編~野村総合研究所の日足チャートです。
今日は日曜日で株やFXは休場ですのでじっくりとチャートを見ていきましょう。
今回は移動平均線大循環分析で一歩踏み込んだ分析をしてみましょう。
直近の第1ステージのところではなく、昨年の200EMAを下回る局面のところと、二番底を付けて切り返す二つの局面を見ていきましょう。
この二つの局面の意味を理解することが出来れば、初心者の方は中級者にレベルアップできます。
ここは非常に重要なところですので、理解できていない方は何回も読んでチャート何回も見て理解できるようにしましょう。
そうすれば一気にレベルアップできます。
まずは、200EMAの局面を見ていきましょう。200EMAは大局の強気と弱気の分岐点となるといわれています。
この200EMAの流れに沿って素直にトレードすることが大事です。
一般的に強気相場が継続しているときは200EMAが支持線(サポートライン)となって反発します。
弱気相場の場合は200EMAが抵抗線(レジスタンスライン)となって反落します。
トレンド転換する相場は今まで支持線(サポートライン)だったところが、抵抗線(レジスタンス)にかわります。
このサポートがレジスタンスになることを「サポレジ転換」といいます。
ここが重要なポイントになり、この変化は絶対に気づかなければいけません。
200EMAの動きを理解することはトレンド相場を味方につけることに繋がります。
次に、大きく下降した相場が切り返す局面のところも見ていきましょう。
大底を打った相場が「V字」上昇することもありますので、ダマシ覚悟で試し買いを出すべきところだと私は感じています。
(ここのロスカット設定と利確は通常よりも厳しくします。)
しかし、V字上昇することなく二番底を付けることもあり、最初の転換がダマシになって反落することがあります。
見通しが甘い場合は完全底抜けして下降相場が続きます。(それが続く場合は週足や月足なども含めて色んな銘柄のチャートを数多くみていきましょう。)
見通し通りの二番底であればまず最初に大きな抵抗線(レジスタンス、今回は黒色の点線)を上抜けて一つ目のサインが出ています。
ところが、その後のダマシにより多くの投資家が振り回されて、次に上昇した時に追随できなくなっています。
そして、二番底を付けてから直近の上値抵抗線(青色の点線)を超えてきて更なるサインが出てきます。
1回ダマシに合っている投資家は臆病になって参加できなくなっていますが、そういう時に限って、さらに上昇して直近の戻り高値も超えてきます。
理想形はその戻り高値を超えてから買うのではなく、戻り高値を超えたときに増し玉をするイメージです。
それが200EMAを超えてくれば大局のトレンド転換となります。その時にはまとまった利益が出ています。
ローソク足を消して移動平均線だけで相場を見ることを普段からの習慣にしましょう。
そうすることで素直にトレードする習慣が身につきます。
トレンドが続く銘柄はトコトン利益を伸ばす。トレンドが終わればポジションを解消する。
これだけのことですが、これがなかなか理屈通りにできないのです。
なぜなら、お金が絡んでいるので目先の動きに振り回されるからです。
相場の流れに沿ってトレンドを獲りに行く手法を「順張り」といいます。
安いときに買い、高いときに売るのを「逆張り」といいます。
逆張りが理にかなっていると思っている方は注意が必要です。(ベテランの方は別ですよ。)
相場に「聖杯」(こうすれば絶対に儲かる手法)はありません。
地道な学びと訓練が勝てる投資家への近道です。
一緒に学びながら訓練して勝てる投資家を目指しましょう。
移動平均線
チャートはじめの一歩⑤ ビットフライヤーとBITMEXで一番意識されている移動平均線についてお話しします。ビットフライヤーとBITMEXで一番意識されている移動平均線、
それは、ズバリ1時間足の100EMAです。
でも1時間足の100EMAをどんな時間足でも常時表示しておくのは面倒ですし、現実的ではありません。
そこで、 1時間足の100EMAをどんな時間足でも常時表示してくれるインジケーター を使いましょう。
このリンクの説明欄の下の方に 「★お気に入りスクリプトに追加」 というボタンがありますので、そこをクリック。
すると、インジケーターの「お気に入り」に追加されて、いつでも呼び出すことができます。
インジケーターの検索欄から探す時は「FXBTC」と入力すれば見つかります。
BTC証拠金取引では見逃すことのできない移動平均線ですので、お気に入りの一つとして登録しておいてはいかがでしょうか。
あなたのオススメインジケーターも教えてくださいね。
それでは、また。
チャートはじめの一歩 ④インジケーターの数を節約する方法無料プランであれ、プレミアムプランであれ、使えるインジケーターの数は限られています。
効率的にインジケーターを使うために、
オススメしたいのが 「節約系インジケーター」 。
たとえば、
1つのインジケーターで 移動平均線や指数平滑移動平均線を5本まで出すことができるインジケーター なら
インジケーターを5つ節約できるんです。
これを使えば、無料プランの方でも
短期・中期・長期などの移動平均線を出しながら、RSIやMACDも同時に見ることができますよ。
お気に入りに追加しておくと便利ですよ( ´ ▽ ` )ノ
他にも「節約系インジケーター」というのは
公開ライブラリーでたくさん紹介されていますので、
ぜひ、自分に合ったインジケーターを見つけてみてくださいね。
それでは、また!
検証とはムズカシイものなのか?(チャートの帝王 その2)ポンド円日足みなさん、こんにちは。
FXズボラトレーダー吉野です。
このサイトでは
チャート分析で利益を上げたい
個人投資家のみなさんに
重要なヒントをお伝えします。
このチャートの中に
非常に大切なポイントがあります。
【インジケータのクロス】
チャートに表示されている
移動平均線、MACDともに
ラインがクロスしたところから
次に再度クロスするところまで
きちんと自分の指で追いかけてください。
なにか気が付くことはありませんか?
【検証とは】
検証はEAやシステムツールのために
行なうムズカシイものだと考える人がいます。
しかし、今回のポンド円のチャートを
しっかり自分の目で確かめること、
これが検証なんですね。
本日はココまで。
May the powers of God be with you!
FXズボラトレーダー
初心者が3年でプロトレーダーになったコツ
というアメーバのブログ書いています。
グーグル検索でスグでますよ。
トレンド相場からレンジ相場に変化するときの移動平均線・MACD・ストキャスティクスの特徴2018年10月15日くらいから明確なレンジ相場に変化して、その状態が現在も続いているといえます。
トレンド相場からレンジ相場に変化するときのそれぞれのテクニカル指標の典型的な動きをまとめます。
【 レンジ相場・もみ合い相場の時の特徴 】
< 移動平均線 >
トレンドがあるときは、移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)が少しずつ広がって大きくなっていく。
レンジ相場になると、移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)が少しずつ狭まって小さくなってくる。
また、レンジ相場では、ローソク足や短期の移動平均線が、
移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)を簡単に下から上に上抜けたり、上から下に下抜けたりする。
< MACD >
トレンドがあるときは、0ラインから少しずつ離れていき、0ラインから離れた状態を維持する。
レンジ相場になると、0ラインにかなり近い状態を維持して、0ラインを大きく離れることはほとんどない。
レンジ相場では、0ラインを交差することがよくある。(下から上に上抜けたり、上から下に下抜けたりする。)
< ストキャスティクス >
トレンドがあるときは、0%付近を維持して横ばい状態が継続する。(下降トレンド)
もしくは、100%付近を維持して横ばい状態が継続する。(上昇トレンド)になる。
レンジ相場になると、中間の50%付近を維持することが多くなったり、
0%付近にある状態と100%の付近にある状態を短期間に何度も入れ替わる。(⇔この状態になることの方が多い印象)
トレンド転換になるときは、1回だけ 、0%付近にある状態と100%の付近にある状態が入れ替わる。
何度も入れ替わるときは、レンジ相場の特徴 です。