2022年3月高値が意識されるS&P500先物今週の振り返り
4,550~4,560に超短期のサポート、反発買いが起きやすいゾーンとなっていた。
フィボナッチ78.6%付近が出来高が多少積み上がっていてコントロールプライスのように見える。
コントロールプライスを中心に横ばいの動きをしているが、上下どちらに抜けていくかが肝。
上は22年3月高値付近が意識されていて、出来高も少なくなっている。
22年3月高値付近に滞在する時間は短く、売られやすかったのが今週の動き。
しかし、金曜日のPCE発表後は、前日の下落分を取り戻すように買いが入って引けとなった。
再び並行チャネル上限に到達している。
次週のシナリオ
①上昇する場合
今週高値の4634.5を明確に上抜けるなら、4,700の節目が次の目安だろうか。
過去最高値の4807.75までは距離もあるが、強い値動きが必要と見える。
行くにしてもゆるやかに登っていくほうがイメージは近い。
②下落する場合
4,550を明確に下回っていくなら、フィボナッチ38.2%の4496.5から4,480付近が止まるかどうかの1つ目のポイント。
だが、出来高が少なめの価格帯なので止まらず抜けることも想定できる。
下抜けるなら、下の黄色・長方形あたりが止まりやすいゾーンだろう。
MES1!のトレードアイデア
やや反落も高値ゾーンで耐えているS&P500先物今週の振り返り
17日月曜日は金曜日高値付近で押さえ込まれたが、小売売上高の発表があった火曜日から上抜け(黄色・長方形)、平行チャネル上限まで上昇。
水曜日には平行チャネル上限をやや上回り、4,609.25の高値をつけるが、そこから売りが強くなっています。
木曜日~金曜日は売りが続き、黄色・長方形のゾーンまで下げています。
この黄色ゾーンに戻ったら反発→また下げてゾーンに着地と繰り返している。
上は上値が重く、下は今週は耐えていた状況ですね。
ナスダック100はわかりやすく下げたが、S&P500はディフェンシブセクターが上昇していることもミックスして下げ幅は小さかったと見える。
次週は黄色・長方形ゾーンを下抜けるかどうかで進行方向はやや変わってくるだろう。
メガテック決算を控えているので、決算への反応でぶれ幅は変わりそうだ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
反発するなら平行チャネル上限を再度目指す可能性がある。
「強い動きなら22年3月高値4631.5が意識されるライン」は先週から変わらず。
②下落する場合
黄色長方形ゾーンの下限あたり4,557を下抜けていくなら、次の
(1)4,500がサポートラインとして機能するかどうか
(2)下の黄色・長方形ゾーンが出来高が多い価格帯でこのあたりで止まるかを確認したい。
このゾーンは短期フィボナッチ50%ラインとも重なる。
本格下げでないなら、ここらへんで反発してほしいポイントだ。
S&P500は節目の4,500超え今週の振り返り
月曜日に下ヒゲの陽線から週末まで上がり続けた。
ダブルトップの形成は途中で否定した形だ。
火曜日にCPI低下で安心感を得たところで4,500超えに向かい、水曜日には4,500超えを果たした。
木曜日のPPIが0.1%とほぼインフレしていないことが確認され、ディスインフレに拍車をかけ上昇。
金曜日はミシガン大学消費者態度指数が強い結果で、 利確売りの材料とされたように見える 。
しかし、ローソク足は上ヒゲ陰線で印象は良くない。
Q2決算がビートでも指数は大きく上を狙える動きでもなさそうなので、ミスしたときにどのくらい影響あるか反応を見たい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
4,500超えの勢いが続くなら、 平行チャネルの上限いっぱいまでまずは上がる可能性 がある。
強い動きなら 22年3月高値4631.5 が意識されるラインだろう。
②下落する場合
下落調整する場合は、まずは 4,500がサポートラインとして機能するか確認 する場面。
4,500を下回るなら、黄色い長方形ボックスが安値ゾーン。
フィボナッチ23.6%(4413.75)が前回安値だったので、ここが押し目ポイント。
4368.5を下抜けると、売り圧力が強い と見える。
3度目の4,500チャレンジも利確売りで失速。4度目があるか?今週の振り返り
短縮取引だった月曜日に3度目の4,500超えを目指したが叶わず、利確売りで失速した。
火曜日は休場だったが、水曜日以降も売りは続き金曜日まで下げている。
金曜日は雇用統計が、雇用者数の下振れをこなして一時は上昇したが、やはり売り圧力に見舞われ、発表前の水準に戻ってしまっている。
ローソク足は長めの上ヒゲが結果として残った。
賃金インフレは引き続き伸長したが大きな売り圧力になるほどの数値感ではないと見える。
今週の動きを見ていると、 上は4,500の節目で売り圧力、下は買い向かいたい勢力があるようで、今だレンジの動きを想定 できる。
このまま下がるとダブルトップの形成だが、6月26日安値を下回るまでは未完成で反転もありえる。
注意したいのは、10年利回り4%超、実質金利も急騰していることから上値に重石がかかるかどうか。
しかし投機筋のネットショートは維持しているところから、大きな下げも今のところは想定しにくい。そんな状況。
サマーラリーの恩恵を今年は受けられるといいですね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まずは4回目の4,500チャレンジ。
何度も節目をトライするときは、上がりたくなってるチャート。
上に抜ける確率は高めのパターンだが今回は如何に。
次に4,500を上回り上に続く場合は、22年3月高値4631.5が意識ライン。
②下落する場合
落調整する場合は 6月26日の安値4368.5 が押し目ポイント。
4368.5を下抜けるとダブルトップ完成で下げやすいチャートパターンに。
しかし、前後で反転し、ダブルトップ否定が起こりやすいとも考えうるので圧力の強さ・値動きを見届けたい。
4368.5を明確に下回る場合は、次は 22年8月高値4327.5 が目安。
利確売りが続いたS&P500先物今週の振り返り
4,500手前で止まって利確売りが前週から始まったが、今週は売りの流れを踏襲してほぼ売り優勢のまま進行した。
右下がりの平行チャネルをほぼ崩すことなく反発も弱く下げました。
週末には水平線(黄)まで到着している。
この水平線を下回ると、下落がより加速しやすい分水嶺となる可能性がある。
EMA75と水平線が現時点ではサポートとなっているが週明けに結果が出るか。
現状はサポートラインとなるはずだが、下抜けるとレジスタンスラインに変わりやすいので注意。
出来高が少ないゾーンなので、下抜けるとスルスル落ちる可能性も?
次週のシナリオ
①反転して上昇する場合
4,460 を超えてくると、 4,500 を再テストする流れへ。
4,500超えで上に続く場合は、 22年3月高値4631.5 が次の意識ライン。
②下落する場合
まずは 22年8月高値4327.5 が意識ライン。
5月4日安値から引いたフィボナッチの61.8%にも当たるポイント。
上記を下回る場合は、 オレンジ色のレンジが値止まりしやすい 次の意識ゾーンになるかも。
売りの強さに左右されるので、ここで値止まりするかは確認したい。
さらに下掘ると、 4200の節目ゾーン(黄) あたりが押し目ポイント。
ここまで落ちるには時間が必要と見えるが、 Q2末のリバランス がどちらに傾くかによる。
4500にトライしたS&P500は金曜日に利確売り今週の振り返り
4,400を上抜けた後、十字線が出て売り買い拮抗の場面もあったが、買い優勢となって、4,500を目指す流れとなった。
FOMC通過後、ドットプロットの上昇は無視して4,500にトライしたが、4,493.75を天井に利確売りが始まる。
金曜日はクアドルプル・ウィッチングのメジャーSQ日で、利確売りが優勢となって引けまで売りが続いた形だ。
トレンドライン(白)の接点&VWAPラインからだいぶ空間をあけているため、一定の売りがあってもおかしくない状況かもしれない。
とはいえ、金曜日が利確売りだったからと言って、まだ上昇トレンドラインを割っていない状況。
売りの流れがどの程度続くかを見定めるタイミング。
次週のシナリオ
①上昇する場合
先週書いたテストラインは、4,400を超えて、4,500の手前で失速。4,500に再テストして上抜けることができると、次は22年3月高値4631.5が次の意識ライン。
②下げて調整する場合
今週上抜けた4,400か上昇トレンドライン(黄)を下抜けると、売りがより強くなりそうか。
さらに下に掘ると22年8月高値4,327.5~4,300のゾーンが次の目安か。
ちょうどVWAPもそのあたりに上がってきそう。
4,300を上抜けブルマーケット入りしたS&P500週足
昨年10月底値から20%超の上昇を見せ、ブルマーケット入りしている。
また、4,300を超えて22年8月高値を上抜けた週となった。
ナスダックに続きS&P500もブルマーケット入りで株式市場の上昇トレンドが強固になってきた。
大きなニュースはなかったが、新規失業保険申請が大幅上振れにより労働市場の冷え込みの兆候が見られたこともあってか、木曜日から金曜日にかけてさらに1段上昇となった。
先週に続きテック以外のセクターも上昇を見せていて、セクターローテーションをしながら上昇する可能性がある。
チャートでは、4,390~4,400付近のトレンドラインを上抜けるか利確売りとなるかは確認したいところ。しかし、利確売があったとして【下がっても押し目】はまだ続きそうだ。
日足
今週の振り返り
先週、金曜日に頭抜けて上昇したが、今週も金曜日に頭抜けた上昇だった。
先週金曜日の上昇からほぼ下げることなく、オレンジ帯でキープできてる堅さがあった。
今週金曜日に一気に4,300を抜け、かつ22年8月高値を上抜けて、キープしている。
平行チャネルの上昇トレンドが続いていると見て良さそうだ。
金曜日はやや上ヒゲが出ており利確売りがあったと想像できる。
次週、上を目指す場合は、まずはトレンドラインの4,400付近がポイント。
次週のシナリオ
①上昇する場合
先週書いた「4,300の節目から22年8月高値がレジスタンスラインがテストされる領域」が見事にクリアされた。
次は
・節目&トレンドライン:4,400
・次の節目:4,500
4,400以降は出来高も少なく、チャート上も22年3月高値まではめぼしい場所もありませんね。
②下げて調整する場合
今週の安値4,263.75を下抜けるかどうかが最初の関門。
下抜けた場合は4,200の節目が支持線になる可能性がある。
注意したいのは実質金利の重力にいつ反応するか。
今は実質金利が上昇しても、指数株価は上昇を続ける力強さ。
S&P500は4300の節目に急接近今週の振り返り
週明けの火曜日から調整で下げたが、4,174で止まってVWAPの上をキープしていた。
水曜日に債務上限法案が下院で可決したことで、より一層デフォルト回避する観測が高まったと見える。
また、Fed高官が利上げストップを支持する発言があったことで、6月FOMCは25bp利上げシナリオから利上げストップが織り込まれた。
上昇機運が醸成され、木曜日に調整した分をほぼ取り戻した。
金曜日には、債務上限法案の上院可決、雇用統計の通過により、1段上の4,300に接近する上昇を示した。
4,200前後でベースを築いてジリ高だった過去から上に抜けた週になりましたね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
ここから先はEPSが上昇しない限りは上値が重くなるゾーンに見えるが、上昇する場合は、4,300の節目から22年8月高値がレジスタンスラインがテストされる領域と見る。
②下げて調整する場合
下げるとしても、まずは4,200の節目が支持線になる可能性がある。
黄色のゾーンを目安に下抜けないかだけ見てればいい。
下がれば押し目買いのチャンスと見て良さそう。
今までと異なるテーマの悪材料が出てくるならば、4,200を下抜けた後、4,150前後まで踏み込むか下げ幅を確認するのが良いか。
4,150前後は4月からベースを作ってたところでポジションも溜まってそうなので、値が止まりやすいゾーンと見える。
4,200の上に迫るトレンドラインでブレイクアウト待ちのS&P500先物今週の振り返り
週の前半はトレンドライン(黒色太線)で跳ね返されて4,200を割って4,100近くまで調整されましたが、それ以上下げることはありませんでした。
木曜には短期的な下のトレンドライン死守して、金曜には、債務上限問題の進展を受け、上のトレンドライン(黒色太線)まで戻しています。4,200の節目は週を通すとキープして底堅さがあります。
次はトレンドライン(黒色太線)をブレイクアウトして上昇するかどうかが確認ポイント。
AIの波によるメガテックや半導体への流入集中で上げてきた側面があるので、他のセクターも上昇機運がでてくるのかは気になるところ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まずは トレンドライン(黒色太線)を上抜けてブレイクアウトするかどうか を確認しましょう。
ブレイクアウトすると先週と変わらず 4,300の節目から22年8月高値がレジスタンスライン で意識されやすいゾーンで、そこまで上げることを視野に見たい。
②下げて調整する場合
悪材料が出て反落する場合は、フィボナッチ61.8%ラインが最近のレンジの下値に近いので、ここで支えられるか下抜けるかを見ると良いだろう。
4,200の壁をブレイクアウトして年初来高値を更新したS&P500今週の振り返り
水曜日に債務上限問題の協議においてバイデン大統領とマッカーシー下院議長の両人が「デフォルトしない」と発言しました。
短期のフィボナッチ78.6%で踏みとどまった形で底堅かったですね。
債務上限問題に安堵した市場は、チャートのトレンドラインを発射台にして上昇しました。
ついに今年の壁となっていた4,200の節目をブレイクアウト。
メガテック流入の傾向は続いたことも、指数には好影響だったと見える。
このまま上昇気流に乗ってほしい。
材料として懸念するのは、債務上限問題。
決着がつかず延期などグダる可能性もあるため、そうなったときは情報の出方によっては一旦反落して調整されるシナリオも考慮しておきたい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次は4,300の節目から22年8月高値がレジスタンスラインで意識されやすいゾーンとなる。
ブレイクアウトした後の強さを見せてくるかどうかが楽しみなポイント。
②下げて調整する場合
悪材料が出るなどで反落する場合は、どこまで調整するかが見極め。
次の順で下げ幅を見ていくのが順当だろうか。
まずはトレンドライン付近の小幅な調整で済むかどうかテスト
次は天井からフィボナッチを引いて78.6%ライン
さらに落ちるなら61.8%
どこが天井になってから落ちるかによっても落ち方は変わるので、それ次第で幅感を見るといいかもね。
S&P500はディスインフレ確認でも反応薄くレンジで膠着今週の振り返り
先週の上値と下値をレンジとして今週はその範囲内で小幅な推移でした。
値動きはフィボナッチの100%と61.8%の間に収まっています。
今週の上値は4206.25から右下に下がるトレンドラインにぴったり抑えられて反落している。
一方で、下値も78.6%を少し下回った地点で反発し、限定的な値動きとなっています。
CPI・PPIのディスインフレ、さらにGoogleなどAIテーマが市場を牽引してるが指数の反応はそれほど大きくありませんでした。
地銀再燃の下落とミックスした値動きが見られます。
また、債務上限問題のプロレスが始まったばかりで決着が先に見えます。
この債務上限問題の結果を見守る展開となりそうです。
VWAP(オレンジ太線)と近い位置で動いていて、明確な方向性が見られません。
現状を見ると、上値がやや重くなってきており、トレンドラインを超えて4,200超えをテストするためには何らかの好材料が必要になりそうです。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まずは黒色のトレンドラインを上抜けていくことが条件。
上抜けると、4度目の4,200超えチャレンジ。
4200超えした後は、前回まで変わらず。
次のテストラインは節目4,300が意識されやすい。
8月高値4327.5も意識されるラインなので、4,300~4,327の上値ゾーンを見ておくといいだろう。
②下げる場合
下げて調整する場合は、次の順で反発テストラインとなる。
どこまで押し目をつくるか見るターン。
まずは今週の下値ゾーン(赤いボックス)から近くのトレンドラインが超短期的な反発ポイント。
赤いボックスを下抜けると、フィボナッチ61.8%ラインが次の目処となる。
さらに下に掘ると、下のトレンドラインがサポートラインとなる。
3度目の4,200超えも阻まれたS&P500今週の振り返り
月曜に4,200超えをテストしたが、4,206が天井で反落に向かった。
月曜から木曜にかけて債券買い・株式売りのリスクオフな動きでした。
米地銀の次の地雷探しで銀行株の売り浴びせ、パウエルの早期利下げ否定などの下落材料で反落に拍車をかけた。
木曜日にはサポートゾーンの紫色ボックスを少し下抜ける場面があったが、3/13安値~5/1高値で引いた短期フィボナッチの61.8%付近で下げ止まり。
調整下げが終わったと見て、ここから急騰するが、タイミングは雇用統計発表。
雇用者数は予想上振れの強い結果に見えたが、雇用者数の増加は減少傾向だった。
また2月~3月に下方修正があったことから、速報値ほど強い結果ではないことが見える。
アップル決算も無難通過によりメガテック全体の堅調さが確認できたので、ポジション調整で控えてた勢が出陣する週となった向きもある。
また、金曜はJPMが米地銀を「買い」アップグレードしたため、売り浴びせのショートカバーが入った。
次はCPI・PPIで再インフレ懸念が解消されるかどうかが問われる週。
次週のシナリオ
①上昇する場合
現状はレンジ内での推移なので、もう1段上の上昇を狙うには、4,200超えがキーポイントとなる。
溜まったショートも明確な4,200超えが確認できれば、ショートカバーで上昇に勢いづける可能性がある。
4200超えした後、次のテストラインは節目4,300が意識されやすい。
8月高値4327.5も意識されるラインなので、4,300~4,327の上値ゾーンを見ておくといいだろう。
②下げる場合
下げて調整する場合は、まずは前回安値止まりした短期フィボナッチ61.8%の4,066が意識されるラインでしょう。
ここが第1テストポイント。
4,066を明確に下回って下げる場合は、節目~短期フィボナッチ50%ラインが次のテストゾーン:4,000~4022.75
3度目の4200超えを狙うS&P500今週の振り返り
債券買い・株式売りで火曜から水曜にかけて下落した。
水曜日には、先週下値テストゾーンの1番目として示してた以下に到達した。
テストゾーンの4,070ぎりぎりまで試したが、そこで反発する展開へ。
前回提示:過去の山ゾーン(紫色のボックス):4,070~4,090
この反発はブル・シグナルと捉える向きがある。
木曜~金曜にかけて急騰し4,200手前まで上昇した。
5月初週に3度目の4,200トライとなるが、買い圧力が続くかどうかに掛かっている。
4,200は過去2度跳ね返された節目のレジスタンスライン。
売り圧力が強くなる意識ラインとなるが、3度目で買い圧力が勝てるかどうかが問われる。
5月初週はISM製造業➡ISMサービス➡FOMC➡AAPL決算➡雇用統計と重要イベントが続く。
特にFOMCとAAPL決算には注目が集まる可能性がある。
FOMCは25bp利上げが織り込まれているが、このまま通過するなら小波か買い圧力に拍車がかかる可能性はある。
ここまでの指数上昇はメガテックが牽引していることから、AAPL決算は重要性が高い。
Mac出荷台数40%減との報道が先日あったが、決算サプライズがどの程度か懸念される。
次週のシナリオ
①4,200超えする場合
買い圧力の勝利でさらなる買いが集まる可能性がある。
この場合はは次の節目4,300が意識されやすい。
また、その少し上、8月高値4327.5も同時に意識される。
このあたりまで上がると売り圧力が再度高まりやすいので、テストゾーンと認識しておくとよさそう。
②4,200前後で売り圧力が勝つ場合
4,200で反落開始して調整する場合には、先週示した以下が引き続きのテストゾーンとなる。
順にテストされるが、1番目を割り込まないうちは底堅い。下がるなら2番目が押し目ライン。
過去の山ゾーン(紫色のボックス):4,070~4,090
短期フィボナッチ50%から節目ライン:4,000~4,020
S&P500は4,200の節目で跳ね返された今週の振り返り
月曜から火曜は、下ヒゲを付けて4,200にトライする値動きとなったが、4,200手前で失速。
そこから週末までは下げて調整する推移となりました。
ブラックアウト前のFed高官がタカ派維持の発言が増えて金利上昇。
指数も反応してやや下げる展開となっていた。
結果として勢い衰え、サポートライン(緑色の直線)まで失速している。
右下に下がる黒色直線も下回ろうと値動きしていた。
このままサポートライン割れすると、下げ加速になる可能性がある。
次週はメガテック決算があり、サプライズ次第によって値動きの方向が決まってくるだろう。
4,200超えと下落調整の狭間にいるので、どちらに動くかが試される。
日柄で見ると、25日~26日あたりに変化がありそうに見える。
次週のシナリオ①
サポートライン割れする場合
サポートライン割れで下落調整するときの意識ラインは以下の3つ。
順にテストされるが、1番目を割り込まないうちは底堅い。
下がるなら2番目が押し目ライン。
過去の山ゾーン(紫色のボックス):4,070~4,090
短期フィボナッチ50%から節目ライン:4,000~4,020
②上昇の勢いを取り戻す場合
メガテック決算のポジティブ・サプライズなどで上げる場合は、4,200超えの再テスト。
4,200をしっかり上抜けるなら4,300が次の意識ライン。
【S&P】「いつ」「いくらまで」下がるのか計算してみたFOMC、お疲れ様でした。
3:30のパウエルさんの会見以後の値動きにはちょっと焦ったけど(笑)、最終的には前回の投稿通りのチャートとなりました。
S&Pのショートと日経プットオプションは大変立派に育っており、いつ収穫しようか考えております。
自身の利確の指標として計算した内容をシェアしておきますね。
■S&P「いつ」「いくらまで」下がる?
もう計算方法や計算式がゴチャゴチャでチャート見てもわからないと思うので結論だけ書きます。
【シナリオA】
10月3日 $3735
【シナリオB】
10月12日 $3461
【シナリオC】
11月2日 $3361
です。
過去にビットコインが$27,400あった時に「$21,715まで下がり、さらに下がる」と投稿したら「なわけない」とコメントありましたが(笑)、今回も【シナリオC】も「なわけない」ことはないと思っています。
S&P どう見てもショート仕事が忙しく、約1ヶ月間ノーポジションで相場を休んでいました。
いやー、ノーポジションだと毎日ストレスなく過ごせますね(笑)
■CPIショック
狙ったわけじゃなく、仕事の山場を超えたのが9月13日の夜22時。
久々に相場を見たら、ちょうど米CPIが21:30に発表されたところでした。
30分遅れだったので既に下がりきったところでしたが、急いで「S&Pのショート」と「日経225のプットオプション」を購入しました。
当然、含み益は出ています。
■どう見ても下げトレンドじゃないか
だってこのS&Pのチャートの形を見てくださいよ。
たぶん1ヶ月ぶりに相場見たから冷静に見られるのだと思いますが、200日移動平均線に叩き落された綺麗な下げトレンドじゃないですか。
S&Pは反発するって、このチャートのどこ見て言えるわけ?
完全に目が曇っていると思います。
久々のポジション、
「S&Pのショート」
「日経225のプットオプション」
買い増しの方向で、今年の利益の総仕上げに入ります。