US10Yのトレードアイデア
GMMA チャートでトレード 米国債10年の金利 週足 月足でいったん金利上昇は止まるか?GMMA チャートでトレード 米国債10年の金利 週足 月足を見ていきます。
米国CPIがおととい発表になり、40年ぶりの高インフレが続いています。
それでも10年債の金利は上ヒゲとなったことから、この高インフレの織り込みが進んでいることがロウソク足からわかります。
GMMAチャートでは金利の上昇トレンドはかわらないので逆張りはしませんが、月足のRSIで最高水準。週足の上げのサイクルや値幅を見るとほぼ上昇ひとサイクルが終わってもおかしくないほどです。
これを為替に落とし込んで考えると、ドル安へ転換の可能性があります。予想ではそれでもドル円はレンジを続け、他のドルクロスはドル安となることからクロス円の円安トレンドがさらに進むシナリオを描いています。
なので今 ユーロ円のロングを基本としていますが、それを継続します。
アメリカの10年物国債金利はどこまで上がるんでしょうかね。US10Yの月足です。アメリカの10年国債の金利です。
テクニカルとしてSMAを表示しました。また、そのMAのラインを上抜けた期間は短いんだよ。という事を表現するためにMACDを表示しました。
過去の傾向は長い下降トレンドです。その傾向から言えばもう天井圏まで上がってきんじゃないの?と思える所までは上がって来たと思っています。
ただ、前回安値は金利としては底と言える0%にかなり近いので今後は下落トレンドというよりはレンジという展開になる可能性も高いかと。
その場合は値幅的には上が3%で下が0%付近というのも無理があるとは言えないんじゃないかとチャートを見ているだけの素人としては思ってしまいます。
なにせ今の所は上昇している真っ最中なのでまだ上がると仮定して見ていく時だと思うんですがそろそろ天井を予想していくところかと思います。
【図解】景気後退のシグナル?逆イールドとは何かこの投稿では最近ニュースで話題になっている逆イールドについて、そもそもイールドカープとはなんぞやというところから、その発生要因、経済・相場へのインパクトまで図解したいと思います。
債券の世界はこのイールドカープを始め、スティープ化やフラット化といったカタカナ用語が多く登場し、難しいと感じている人も多いと思いますので、イメージとともに理解するのがオススメです。
以下の流れで解説をしていきます。
目次
・イールドカーブとは何か?
・逆イールドとは何か?
・なぜ逆イールドが発生したのか
・なぜ逆イールドは景気後退(リセッション)のシグナルと言われるのか?
・過去に逆イールドが発生した時の動き
・イールドカーブとは何か?
イールドカーブとは横軸に国債の償還期限、縦軸に金利(利回り)をプロットしてできるラインの事です。(下図の黒の折れ線)
チャート1
イールドカーブ関連の話題が出た時は、上の図をイメージするとニュースなどで報道されている内容がわかりやすくなります。
まず国債には償還期限の短いもの(2年など)から長いもの(20年、30年など)まで様々なものがあります。
これらを横軸に償還期限、縦軸に金利としてプロットしていくと図の黒の折れ線のようなグラフができます。
これをイールドカーブと言います。
通常は償還期限の長い国債の金利が高く、短い期限の金利が低くなっており(*)、結果としてイールドカープは右肩上がりのグラフになります。これを順イールドと呼びます。順イールド=年限の長い国債の金利が年限の短い国債金利より高い状態ということですね。
(*年限が長いものはそれだけ資金が長期間固定化されるリスクがあるので投資家はより高いリターンを求めるため)
ちなみに、長い年限の国債金利と短い年限の金利差が広がっていくことを、イールドカーブのスティープ化(差が広がるので傾斜がきつくなる)、逆に縮小することをフラット化(差が縮まるので平坦になっていく)と言います。
これもよく出てくる用語なので上の図をイメージするようにするとわかりやすくなると思います。
・逆イールドとは何か?
逆イールドとは順イールドの逆、つまり、年限の短い国債金利が、年限の長い国債金利より高くなる状態のことを言います。(上の図で赤のライン)
図ではわかりやすくするために、年限が長くなるにつれて下がる表現としていますが、実際には、2年国債の金利が5年国債金利を上回るなど、一部分で金利の逆転現象が起きた場合も逆イールドと呼ぶようです。
・なぜ逆イールドが発生したのか
今回米国2年債の金利が10年国債の金利を上回る逆イールドが発生したことが、景気後退の前触れサインということでちょっとした騒ぎになっています。
では、そもそもなぜ逆イールドが発生したのでしょうか?
理由としてはFRBの積極的な金融引き締め姿勢が挙げられます。
ご存知の方も多いと思いますが、FRBは米国内で高まる歴史的インフレ圧力を抑えるために積極的な金融引き締め・利上げ姿勢を見せています。3月以降もFRB高官のタカ派発言が続いており、2022年中には全てのFOMC会合での利上げも予想されているほどです。
こうした背景もあって、年限の短い2年国債が大きく売られ、結果として2年国債金利は上昇(国債価格と金利は逆相関)し、10年債の金利を上回ったという因果関係が理由として挙げられます。
2年債が売られる理由は、年限の短い国債は中央銀行の政策金利の影響を受けやすく、FRBが積極的な利上げ姿勢を見せている中、価値が下がると思われているためです。
・なぜ逆イールドは景気後退のシグナルと言われるのか?
逆イールドとは短期国債金利が長期国債金利を上回ることでした。国債金利が変動すると銀行の貸出金利にも影響します。
つまり短期金利が長期金利を上回ることで、企業の短期借り入れコストが長期の借り入れコストを上回ることを意味するため、企業の資金調達コストが高くつき、結果として企業は設備投資を抑制しがちになります。
また、一般消費者の借り入れコストも上昇することから、個人消費も減速。経済は次第に縮小することが懸念されることになります。
・過去に逆イールドが発生した時の動き
最後に、過去に逆イールドが発生した時の相場の動きを見ていきます。
以下のチャートは、下段に米国10年国債金利と2年国債金利の差を、上段に景気のバロメーターとも言える米国株SP500の週足を表示させたものです。
逆イールドとなった場所をオレンジの丸で示しています。(青のラインが金利差ゼロ)
チャート2
2000年のタイミングでは逆イールド発生から半年後くらいに株価は下落に転じています。この時は経済危機ではありませんが、9.11もあった時期です。
2006-07年頃には逆イールド発生から約1年後ぐらいに株価が下落局面入り。2008年のリーマンショックへとつながりました。
直近の逆イールドは2019年8月。その半年後にはコロナショックが発生し、こちらも経済危機ではないものの景気が冷え込んだのは事実です。
このように直近3回の逆イールド発生タイミングとその後の動きを振り返ると、概ね逆イールド発生から1年後には景気減速期が訪れていることがわかります。
4月に入って米国企業の第1四半期決算発表が始まります。インフレが高まる中で企業業績がどのようなパフォーマンスとなっているのかは、今後の行く末を左右する大きな要素となりそうです。
米2年債利回りと米10年債利回りが一時逆転の逆イールド観測2019年以来の、米10年債利回りと米2年債利回りが昨晩一時的に逆転の逆イールドとなりました。
青色のラインが米10年債利回りで、オレンジ色のラインが米2年債利回りです。
オレンジ色の2年債のラインが青色の10年債のラインを上回っている箇所が3か所ほど見受けられます。
今はまた元に戻っていますが、この状態が膠着するのか注視していきたいところです。
なぜこのようなことが起きるのかというと、短期金利は長期金利に比べて政策金利の影響を受けやすい為です。
アメリカのインフレ率が過去に一度しかないくらい上がっており、更に原油の高騰で今後インフレが加速する可能性があります。
FRBはインフレを抑えるため今年は3月の会合以降すべての会合において利上げ、そしてどこかのタイミングで2段階の利上げの必要性も示唆、バランスシートの縮小検討も発表しております。
これらの要因でもちろん10年債利回りも上がってはいるのですが、2年債利回りの上昇が10年債を越えてきそうな勢いになっているというわけです。
ではこの逆イールドによってもたらされる影響は?なぜこんなに注目されているのかというと、これが観測されると1~2年以内にリセッション(景気後退)になることが多いからです。
ただ、逆イールドになったからと言ってすぐにリセッションになるわけではないのですが、
リセッションのシグナルが点灯したということで、今後注意を払ってみていく必要があるということです。
US10YとUS30Yを比較してみた素人の戯言です。個人的な記録です。
信じないで下さい。(注意:金利については全くと言っていい程、知識がありません。)
<「” 単純にチャートを見て思った事を書いています。 ”」>
表示されているチャートは、上段:US10Y(米国債10年物利回り)、下段US30Y(米国債30年物利回り)の月足です。
US30Yに青点斜線は、ラインチャートの高値付近を通るライン(私が独断と偏見で引いた線)になっています。
このラインに触れる時間(縦ライン上)のUS10Yを見ると、凡そ、同じように山を作っています。
つまり、私が書きたい事は、
現在、大体その辺にいる事になります。
但し、US10Yも高値付近を通るラインを引いているように、そこまでは、まだ隙間がありますが。。
なので、US30Yも、もう少しラインを軽く超える所辺りが、収斂していく適正価値の現在値(チャートでは高値?、現物は安値?)になる
” 可 能 性 ”があるのではないかと考えました。
US10Yも2.3~2.6辺りでピークを迎える” 可 能 性 ”があるのではないかという分析です。
明日の米国市場金融セクターが下がりそう明日の米国市場について。まだ24時間もあるので状況は変わるから引き続き注意。
・米国債10年物利回りが-6%近く下落しているので、恐らく銀行株中心に金融セクターが下落しそう。
・金融の比率が割と大きいS&P500も下がりそう
・ダウも厳しいだろう
・テクノロジーセクターは金利が下がって嬉しいかというと引き続き下落
・つまりNASDAQ100は下がりそう
・唯一石油、採掘関連銘柄は上がりそう。
・ウクライナ問題でロシアの天然ガスが滞ると価格が上がって、天然ガス関連が上がりそう(EQT、XOM、SWN、ARあたりが)
・でもウクライナ問題が落ち着きそうだと下がるから注意
・引き続きVIXと10年債利回りには注意する
以上!
浅い分析ですんません。