頂上付近の「包み線」は基調転換のサイン■基調転換のサイン
WTI原油は、頂上付近で怪しい「包み線(抱き線)」が発生していました。
テクニカルアナリストの教科書には
「前日と当日の陰陽が反転しているところがポイントで、前日小動きだった後、反対方向に大きく動くことから、基調転換の兆しとされる」
「特に高値圏や安値圏に現れた場合には、天井打ちや底入れの可能性があるとして注目される」
とあります。
エリオット波動で考えると、WTI原油は第5波動が終わったところで「高値圏」と言っていいのでは。
そうなると、矢印の包み線はドンピシャリで【基調転換のサイン】と考えられます。
(しかもダブルトップ)
■東商原油は?
以上の理由でWTI原油は「売り」で良いと思うのですが、東商原油に関しては、円の方向性が定まらず、WTI原油ほど明確なサインが出ていませんでした。
ただ、昨晩の備蓄放出のサプライズニュースで(?)大陰線が登場。
「陰線を包んだ陽線をさらに包んだ陰線」
という特殊な形が生まれました。
(厳密には実体がやや包みきっていないが、前日の大陽線を飲み込んだという意味では、かなり強力)
これはさすがに整ったのでは。
ショート。
抜くべき雲は厚いが、仮に抜けたら(三役逆転)さらにショート。
WTI1!のトレードアイデア
IEA,デルタ株拡大懸念で21年世界原油需要見通し下方修正IEAとOPECの8月月報は
原油需要の伸び鈍化を示す内容となった。
■21年世界原油需要予想
IEA:前年比日量530万バレル増
(7月から10万バレル引下げ)
OPEC:前年比日量600万バレル増
(経済成長率上方修正も原油需要は従来見通し維持)
デルタ株の影響で年内の需要の伸びが鈍るとの見通し。
投資家らは中国の購買力低下を懸念している。
WTI原油価格は2018年の高値と面合わせで反落しており
Wトップとなる可能性。
投機家らのポジションもロングが減少しており
リスクポジションの手仕舞いの傾向が伺える。
投資家ポジションの解消がトレンドとなれば
200SMAの55~56ドル台までの調整があるか?
マーケットはデルタ株感染拡大と中国の動向を注視。
WTI原油月足チャート200SMAに阻まれ調整入り
2008年高値147.27ドルから20年4月に▼40.32ドルをつけるまで
12年にも及んだ長期下落トレンド。
上値レジスタンスを21年5月に上抜け、下落トレンドは終了しています。
しかし足元では200ヶ月移動平均線に阻まれ反落。
2018年10月の高値76.90ドルとほぼ面合わせでのWトップ。
調整を強いられる展開となっています。
調整の目処は20年5月安値18.05を起点に今夏7月の高値までの
上昇幅に対してのフィボナッチリトレースメントで
38.2%押しが54.47ドル。半値押しとなるなら47.52ドル。
ここまで下げずにこれまでの上値レジスタンスであった
グレーのラインにタッチしたところで反発できれば押し目完了となりますが
200SMAの抵抗は強烈であるため一度レジスタンス下まで頭を叩かれる
リスクにも留意しておきます。
コモディティ底打ちの兆しコモディティバブルが崩壊してからひたすら下げまくっていた取組高が
ようやく反転上昇の兆しを見せました。
水色が大口、赤色が小口のネットポジション、灰色が取組高です。
メタルとエネルギーは取組高、ネットポジション共に反転上昇の兆しを見せていますが、
ソフトコモディティの代表格のコーン・大豆・小麦は取組高が増えているにもかかわらず
大口のネットポジションは減少傾向にあるので(大豆はその限りではありませんが)、
価格が上昇するにはあとちょっと時間がかかるかもしれません。
金と銅は底打ちしたようにも見えますが、原油の上値追いは少々怖いですね。
チャートの形状が分かりやすいのは金で、綺麗なダブルボトムを形成し、
今週は200日線を超えてくるかどうかが見どころでしょう。
ただ、銅のほうがネットポジションを見るとうま味があるように見えます。
夏枯れ前にこの勢いに乗るのも面白いかもしれません。
【WTI原油 先物】 週足 過去のサポレジ転換の価格まで上昇。強い上昇トレンドが反転するか注目したいところ。WTI原油 先物が上がり続けています。
原油は経済の潤滑油ですので需要が高まる分には良いのですが、
あまりに上がりすぎると今度はコストとして重くのしかかります。
現在値は2011年から2012年にサポートライン(赤丸)と働き、2018年にはレジスタンスライン(青丸)に転換して機能しています。(サポレジ転換、英語ではrole reversal(ロールリバーサル)と言います。)
ローソク足自体は非常に強い値動きを示していますが、マーケットの誰もが意識する76.9ドルで反発できるのかが大きな焦点となります。
WTI原油12年の下落トレンド完了、ターゲットは77~78ドル2008年、147ドルの高値まで駆け上がったWTI原油。
5月GSレポートで200ドル予想が出た2ヶ月後にトップアウト。
リーマンショックは9月でしたが、原油の高値は2ヶ月早い7月でした。
その後の金融政策で原油は戻りを入れるも最高値を更新することなく
2015年にはチャイナ・ショックで再び暴落を強いられます。
こうして上値をおさえられ続けてきた上値レジスタンスを
この4月、12年半振りに上に抜けてきました。
20年4月のコロナショック時の安値を起点に
新たな上昇トレンドがスタートしています。
目下ターゲットは
過去の上値抵抗であり下値支持線であった77~78ドル近辺。
MACDもゴールデンクロスから上昇継続を示唆。
77~78ドル水準を切り上げ100ドルを目指す展開も。
この夏場に78ドル近辺までの上昇があれば一度利益確定をし
調整安を待ってから、再度上昇するチャンスを狙いたいと考えています。
WTI原油レジスタンスタッチ、押し目どこまで?!20年4月、コロナ禍OPECプラスの減産協議がまとまらず
サウジアラビアが逆ギレ増産表明したことで
マイナス40ドルもの歴史的安値を示現したWTI原油価格。
その後、米国の仲裁で慌てて協調減産で合意。
OPECプラスの原油減産が継続していることや
米国のシェール生産の戻りが鈍いことなどから
原油在庫がタイト化しており
WTI原油価格は21年3月67ドル台まで上昇しています。
この水準はリーマンショック前の最高値である147ドルから
引いた高値のレジスタンスラインでもあり、
ここを月足終値でしっかりと抜けてくるかどうか。
このレベルには一目均衡表の雲も位置していますが、
ちょうどねじれに差し掛かったポイントで
雲の上に顔を出しており、
このまま勢いよく上昇する可能性も秘めています。
もし、反落した場合の押し目買いポイントは
フィボナッチリトレースメントで探ります。
さすがに昨年3月のマイナス40ドルはノイズ。
昨年4月の月足の実体安値となる18ドル前後を起点に
67ドルまでの値幅に対しての38.2%押しが49ドル前後。
半値押しまであれば43ドル近辺。
(そこまでの下落はないと考えています)
足元ではレジスタンス超えとなるような材料が
出てくるかどうかに注目ですね。
現状を分析する ~原油市場~(CL2!)WTI原油先物 日足チャート
今回は原油市場の現状分析をしてみようと思います。
幾つかの矢印や色が塗られているので見難いところがあるかもしれませんがご了承ください。
今回は上昇している原油を分析するために、TradingViewの予測・測定ツールで描画しています。
原油市場は昨年の4月に先物市場で歴史上はじめてマイナス価格を付けました。
よって、今回は期限が一番短い「期近」ではなく、「二番限」のチャートで分析します。
まずは、価格を見ていきましょう。
2020年4月に安値を付けてから切り返しその年の8月に高値を付けました。そこから、11月まで調整が入り今年の1月まで上昇しました。
ここから2つの計算値で見ると、「V計算値」だとちょうど現状のところとなります。これは、相場の勢いが弱くなった時やもみ合いの時の計算値です。
前回の波動を継続するのであれば「N計算値」になりますので、まだ未達成です。
次にサイクル(安値から安値の周期)から見てみましょう。
最初の上昇のサイクルを今回に当てはめると、次のボトムが今年の5月となります。
ということは、直近の1月に高値を付けてから下がっていますが、この動きが非常に重要になることが分かります。
どういうことかというと、前回のサイクルが強気型だったので、通常ならば今回も強気型になります。
そうであれば、今の調整が「フラッグ」となりここから更に高値更新していくでしょう。
なぜなら、強気型は上昇している時間の方が長いからです。
一方で、今回のサイクルが弱気であるならば、ここから下降トレンドに移行し昨年の11月の安値を割っていきます。
私はこの原油相場がどうなるかを予想しているのではありません。
現状分析をして、考えられるシナリオを考察し、後は、実際の価格がどう動くかを見てその都度シナリオを微調整しながら未来を計測するのです。
そうすることで、上昇しても下降しても直ぐに対応することができるのです。
皆さんも、トレードする銘柄を計測してみてはいかがでしょうか。
WTI レンジ入りか?WTI原油については
コロナによる需要減、
供給過多から大幅下落したものの
10ドル台から40ドル台への回復をみせている。
ただし、43ドルを頭打ちに36ドルを挟んでのレンジ入りした様に感じられる。
今後の展開としては
需要がいかに増えていくか?
がカギを握っている。
2030年のSDGsを進める上で
CO2削減の動きは強くあるものの
急に燃料を変えることは出来ない為、
依然として、「経済の血液」であることには変わりない。
しかし
コロナ禍の現在では
物流、航空業界での、モノ・ヒトの動きが制限されており
"急激な"需要増は見込めないだろう。
それを考慮すると、"徐々に"回復していくものと考えられる。
それまでは比較的、動意の薄い状態が続くのではないか。
今後のマクロ経済動向を注視していきたい。
CFTC建玉明細 ~ファンドのポジションを確認~ (CL2!)WTI原油 週足
CFTC建玉明細明細を見ていきましょう。
CFTCとは米国の商品先物取引委員会であり、毎週ファンドや商業筋のポジションを公開しています。
毎週金曜日にその週の火曜日の段階でのポジション状況が公開されます。
今回は原油を取り上げました。
はっきり言えることは、この数年でファンドのポジションが相当増加しているということです。
しかも、買い越し枚数の増加が顕著だということです。
2018年からの価格の下降と共に買い越し枚数もやや減少していますが、
今回のコロナショックでまた増加しているのが分かります。
ちなみに、チャートの下の赤い折れ線がファンドの買いポジションの残玉、青い折れ線がファンドの売りポジションの残玉となっています。
残玉とはポジションを持っていて未だ決済していないポジションのことです。
それから、オレンジ色の棒グラフが、買い残ー売り残の差となっています。
ファンドのポジションは時に極端に買い越しが増加したり、売り越しが増加したりします。
そういうマーケットが大きく歪曲したときに、その反動が遅かれ早かれ出てきます。
ゆえに、時にはファンドのポジションがどうなっているかというのを確認してもよいのではないでしょうか。
WTI 6月18日クルー・ド・オイルZeroMarketチャート分析です。(ビットコインガイド)
こんにちは。
ビットコインガイドです。
「フォロー」、「良い」
一つずつ押していただいて、
WTI6月18日クルー・ド・オイルZeroMarketチャート分析を開始します。
30分チャート、ニュートラル戦略です。
今日はおおむね調整と横ばいに重量を置いんです。
今日よく支持してくれるようと、
明日以降に強く上昇することができます。
一番上部と下部にスマイル区間、嫌い区間チェックくれるんです
青移動経路チェック/ピンク抵抗線を突破すると
マーケティング戦略は無効になります。
赤パラレルライン抵抗線と、緑パラレルラインサポートライン収束区間で
ショート - >ロングスイッチング戦略であり
下部に、赤、水色パラレルラインサポートラインを逸脱するとよくありません。
双方向で安全に動作よくするんです
時間と、来週火曜日、海外ギフト分析にまして
ありがとうございます。