アメリカ国債の10年と2年の利回り差のチャートの月足です。 ローソク足が国債の利回り差です。またSP500をオレンジで表示して、アメリカの失業率を水色で表示しています。 真ん中らへんに2つある白い四角はドットコムバブルとリーマンショックの時期を表示しています。 また赤い水平線は国債の短期と長期の利回り差の0%のラインです。利回り差が0%ラインを上抜けたら10年国債と2年国債での逆イールドが解消されることになります。 チャートに色々載せたので見にくかったら申し訳ないです。 利回り差(ローソク足)と失業率(水色のライン)は過去の相関性が高かったように見えます。 なので今回もおそらく失業率は上がっていくんだろうと予想しています。 逆イールドの解消はFRBの利下げに起因しています。 FRBが「利下げしようかな。」と言い出す...
ポンドドルの週足です。 チャートとしてはレンジ上限と見れるかと思います。とはいえチャンスと捉えて大きく勝負するような所にも見えませんが。 CFTC先物での投機筋のポジションがポンドロングに大きく傾いています。私がチェックしている2011年からでは断トツの過去一でポンドが買われています。 なにかあったとしたらちょっと前ですけどイギリスの選挙でしょうか?ニュースを調べても他に何かがあったようにも見れませんし。 少なくとも現状で解ることはそのうちに反対売買されるであろうロングポジションがとても大きく積み上がっていそうだという事です。 今後のポンドの下落に期待できるかもしれませんね。
アメリカ長期債のレバレッジETFの週足です。 ごちゃごちゃと色々載せましたがローソク足が長期債のレバレッジドETF。オレンジの線が10年国債利回り。水色が短期の3か月の利回り曲線です。 水色の短期債の曲線はもう利回りは天井圏ですよ。という事を表すために載せています。 オレンジの10年国債利回りは三角持ち合い中ですね。今から下げると判断するのは気が早いかと思いますが、インフレはもう再発しないという前提で考えれば今後は下方向だろうと思いますので、あとは時間の問題かと思います。 以上から債券価格は今後はどこかで上昇するんじゃないかと期待しています。完全に主観なんですがローソク足が青色の移動平均線を上抜きそうに見えてしまいます。 アメリカ国債の金利はまだ三角持ち合いを抜けてないんで動きが出たように見えないんですが、先週の金...
ドル円の週足です。 上昇トレンドが相変わらず強いですね。この上昇トレンドは2021年の頭から数えてもう3年半の期間になります。本当に長いトレンドです。 最近はまた高値を更新していますが、先物のポジション動向を見るとまた円売りポジションが大きくたまってきています。そろそろロングは利確を検討しても良い頃合いなんじゃないでしょうか? 神田財務官は為替介入は必要ならやる。といったようなコメントもされていたと思いますし、そろそろ一旦の天井が来るかもしれませんね。長期的にはトレンド転換はまだしなさそうですが。 神田財務官は7月で退任されるようですので、退任前に介入してもらえませんでしょうかね。 上にも書きましたが上昇トレンドの期間がかなり長くなっています。1995年あたりからのチャートで見ますと最長期間の上昇トレンドです。 私は...
アメリカの失業率の長期でのチャートです。 最近は上昇しだしましたね。5月は0.1%上昇して4%です。 市場は非農業部門雇用者数や平均賃金なんかが意識されたのかドル高していました。 失業率のチャートに9か月間の移動平均線を載せてみました。何が言いたいのかというと移動平均線があまり役に立っている感じがしない位に失業率のチャートは上下のトレンドがきれいだということです。 上昇するときは上昇していくし下がりだしたら下がり続けるという特徴があると思います。月々の細かいブレはありますが株価や為替のようにランダム性が強くないという感じでしょうか。 こんなチャートでトレードできたら楽そうですね。 なのでやはり今後も失業率は上がっていくんだろうと予想できます。ただ、現時点ではどこまで上がるのか?どれくらいのペースで上がるのかは分かり...
ドル円の月足です。 ドル円は金曜日に大きく上昇しましたね。 超長期のチャートで見てもレンジ上限を上抜けたかどうかといった所でしょうか。安値を切り上げていくとても強い上昇トレンドですね。 チャート以外のところで考えると、先物の投機筋のポジション動向は大きく円ショートに傾いていると言って良いと思います。私の見てる範囲内では過去最高水準に円売りされています。 10年国債の利回り差を見てみると確かに金利差は大きいんですが、現在は約3.8%です。 過去に3%位の時もあったのでその時と比較してすごく大きいとは言えない印象を持ってしまいます。少なくともドル円のチャートほどではないかと。 以上から私としては今のファンダメンタルから言えば円安が妥当なのは確かなんだけど勢いが強すぎると感じているのでお祭りになっているのかと思います。 ...
マネーストック(銀行から市場に出ていくお金の量)の月足です。 チャートがラインで時系列が解りづらいので赤い縦線を一年毎にひきました。 コロナの後に大規模な財政支出が開始されてマネーストックも大きく上昇していますね。 その後、インフレ率の上昇とともにFRBが金融引き締めを行ってマネーストックもやや下落してきていました。 ただ去年の中ごろからマネーストックのM2は下落どころかむしろ上昇に転じてきています。 なので現状としてはアメリカは金融環境を引き締め切れていないのかもしれませんね。最近のゴールドや原油の上昇も仕方ないといった所でしょうか。 インフレ率が再上昇なんてことだけは勘弁してほしいと個人的には思っています。
ユーロドルの月足です。 ここ一年くらいはレンジ相場ですね。 もっと長期で見ると少しづつ下落してきて現在は移動平均線に頭を押さえられているといった感じでしょうか。 チャートの形としてはどちらに行くかいまいち自信を持ちづらいようには見えます。 私がショートのチャンスと判断した理由はユーロ圏とアメリカのCPIの推移の差と、ユーロ先物のポジション状況が理由です。 まずCPIの差に関してはユーロのCPIは順調に下落しているのに対してアメリカは下げ止まりつつあります。なのでこの差が今後に国債利回りの差として出てくるんじゃないかな?と思ったからです。 次に先物のポジション状況なのですが投機筋のポジション状況が長いことユーロロングに傾いていたのが最近中立になりつつあるという事です。今後この下落トレンドが続けばはユーロショートに行...
スイスフラン/USDの月足です。 CHF/USDは長い間レンジでした。現状はレンジ上限を上抜けたけど上昇トレンドに入れずで下落中といった所です。 個人的な経験としてはレンジブレイクの失敗はレンジの反対側まで行く確率が高いと思っています。 先日スイス中銀が利下げを発表したというニュースを見ました。 アメリカの利下げはまだ先だというイメージに引っ張られてなんとなく世界中でインフレ率の下落の勢いが弱まっているような気がしていたんですがスイスのインフレ率は前年比で1.2%まで下がっていたんですね。 またイギリスやユーロもまだ高めのインフレ率かとは思いますが順調に下落していると言ってよさそうかと思っています。 日本のCPIは2月に上昇したんで今の段階ではインフレ率が下がり続けているとは言いづらい印象も受けます。でも私としてはゆっ...
アメリカの失業率。月足です。 3.9%になりました。 過去、失業率が底(今回は3.4%です)から0.5%上がったら上昇トレンドに入るというアノマリーがあったと思うんですが先月の雇用統計で失業率が0.5%上がってしまいました。 あくまでただのアノマリーですので再現性はいかがなもんかとは思うのですが、チャート上はトレンドが底打ちしたとは言えそうです。 今までが完全雇用と言える状態でしたし、あくまでも金融引き締め中ということを考えると今後に失業率が多少でも上昇していくかもしれません。 そうすると今の「ソフトランディングになるに決まっているだろ」という雰囲気が変わるかもしれませんね。これはあくまでも私のポジショントークなんですが。
ゴールドの週足です。 今週は高値を勢いよく更新しました。 チャートを見ると安値を徐々に切り上げていっての高値ブレイクなのできれいなチャートになっていますね。 セオリー通りだとエントリーポイントは一旦押してからということになるんでしょうか。 ちなみにゴールドのETF保有高を見てみたら増えているどころか弱い下落トレンドという感じなので個人が買っているというわけでもないのかもしれません。 中国かな? また、シルバーも少し上がってはいますが上昇トレンドとは言えませんね。シルバーのほうがいつか大きく上がりそうだと個人的には思っているのですが。 こういうチャートを見ると積み立てておいて、あとはリバランスでもしていったらそれで良いんだろうな。と本当に思わされますね。
ベトナム株ETFの日足です。 緩い角度ですが上昇中です。少しだけですが安値を切り上げているとみてもよいと思います。 チャート的には良い感じじゃないでしょうか。 私は2023年の頭から投資しています。 1年以上続いている株価停滞期もそろそろ終わってほしいです。 インドほどではないですがベトナムのGDPは順調に成長しています。 ここ最近は大きな不安要素も見られないと思います。少なくともそういった記事などは見かけていません。 そんなベトナムの指数はPER9倍くらいだと2023年末のどこかのレポートには記載してありました。 もう株価の発射待ちの状態と願いたいです。
チャートはSP500とマネーストックM2の週足です。 マネーストックは1月2日のデータまでしか表示できません。ちょっとだけ古いです。 マネーストックが直近で上昇してきていますね。またFRBのBSを確認したところ最近QT(量的引き締め)の勢いが弱ってきていました。 QTも2022年の半ば頃から1年半ほど続いていてバランスシートのサイズもそれなりに小さくなってきていたし、インフレ率も低下傾向が続いているので過度な金融引き締めになる前にQTは終了しようということなのかもしれません。 ちなみに今の段階ではQTの勢いが弱まったというだけで終わってもいないしすぐにQE(量的緩和)になるわけでもないと思います。 今後のインフレ率と他の経済指標次第でしょうが。 なんか本当にソフトランディングやノーランディングになっていきそうな気がし...
天然ガス先物の月足です。 最近天然ガスの値下がりが激しいです。過去比ではそろそろ最安値水準には来ています。 2020年には1.5ドル位まで下がったんで、下までに距離はもう少しあるかもしれませんが。 季節的には暖房需要が無くなっていく今からは上がりづらくなっていくとは思います。 今ロングしたら次の冬までポジションを抱えるような長めに持つ覚悟はしないといけませんね。 また、その時にロングは基本的に限月切り替えのコストを支払うことになるかと思うのでその費用も覚悟しないといけません。 テクニカル的には絶賛下降中なので今は手を出す時ではないとは思います。 レートが底でしばらく待機して皆が忘れたあたりに仕込み時になるのかもしれませんね。
ドル円の週足です。 一緒にアメリカ長期国債の利回りも載せています。 最近はまた上昇しだしてますね。トレンド判断としては前回の安値と言える138円を下回ってないのでまだ上昇トレンド中とも見れますが、トレンドラインとしては一旦上昇トレンドラインを切っているようにも見れます。 チャート的には上昇トレンドは継続しそうとみるのが自然ですかね。 ただアメリカの金利なんかを考えるとインフレ率の下落の勢いが無くなってきているから金利は下げられない。というのが現状だと思います。 ということは今のところは今後も金利は上がっていくぞ。ではなく現在の水準付近でとどまると思えるのでドル円が上昇していくというのはちょっと違うかな。と思うんです。 少し別の話なんですが最近はドル円は大きく上昇しましたがアメリカの金利もゴールドもドル円ほどは動いて...
日本のコアコアCPIの前年比です。 参考までに2%と0%の所に赤い水平線を引きました。 1970年からのデータですね。見ていると1980年代にはもう2%台だったんですね。まだ経済成長していたと思うんですが。 バブル崩壊後に30年近く日本の何かが失われていたんですがその期間もCPIは低いままです。 こうやって長い期間のCPIを見ていると今は4%弱ありますがきっと今後は2%かそれ以下に落ち着いていくだろうと容易に予想できますね。それとも異次元の緩和が2014年から行われていたんで遅れながらもその効果で今後はある程度のインフレ率を維持していくんでしょうか? 今、アメリカのコアCPIは4%位。日本も同じくらいですが金利はアメリカは5%ちょっとで日本は約0%。実質金利差で言うと5%位日本の金利は低いということになります。 だ...
原油の週足です。 ここ2週間ほど足踏みしてますね。 以前からもボトムになって来た価格帯です。今回もボトムになるのでしょうか? 物価は原油価格だけで決まる訳ではないのですが影響はソコソコ有ると思っています。 なので今後原油が多少なりとも上昇するようならアメリカ国債利回りや株価にも影響が出てきそうかと思います。 米国債利回りは下落の1波、株は上昇の1波が調子よく伸びた所でも有るので戻りが有ってもおかしくない様に見えますので少し注意が必要かもしれませんね。 逆の見方をすれば押し戻しのチャンスが来そうとも見れます。
ドル円の週足です。 今は前回高値の150円付近で下落しだしたかな?という感じですね。 黄色の線は上昇のN字波動を描いています。3波の線は1波をコピーして移動させた線です。つまり角度と長さが同じ線です。2波は角度は違いますが長さはほぼ同じです。3個の線ともほぼ同じ長さなのでキリ良く今が高値に成ったりしないでしょうか? オカルト的ですがこういう切りが良くなる感じでのトレンド転換はチョコチョコ見る気はします。 また3波として今から下落した場合はWトップの可能性が出てきます。前回安値の127円は3波のトレンドの50%の位置に居ますのでソコを下抜けた場合はWトップの定義で言えば同じ値幅だけ下った上昇トレンドの全戻しが期待できるかと思います。 上記は全部テクニカルの話です。 ファンダメンタルの話としてはアメリカ、その他の国での...