EURGBPの期待:英国のインフレとBoEの今週の決定EURGBPの期待:英国のインフレとBoEの今週の決定
月曜日に、ポンドは10ヶ月でユーロに対して最高レベルに達し、85.25ペンスで、投資家は英国のインフレデータと今後のイングランド銀行の決定を待ってい しかし、通貨ペアはすぐに85.42ペンスで、前週のサポートレベルに反発したが、おそらく今、再び追跡されています。
ここ数週間、ポンドはEURとUSDに対して反発しています(特にUSDに対して、2022年12月以来の最大の週間利益を記録しています)。 この急増は、英国のインフレが米国や欧州に比べて持続的であることを示唆する経済データに起因する可能性があります。 その結果、トレーダーらはイングランド銀行からのより多くの金利上昇を考慮し始め、英国国債の利回りの増加とポンドの強化につながっています。 さらに、英国の賃金の予想よりも速い伸びを示す最近のデータによって、投資家の期待が高まっています。
現在、ポンドはドルに対して0.26%下落しており、trading1.278で取引されています。 しかし、それは金曜日に達した14の1.285ヶ月の高値に近いままです。
英国のインフレデータは水曜日にリリースされる予定です。 エコノミストは、見出しの消費者物価指数は、月の8.7%から前年比8.5%にわずかに冷却されると予測しています。 しかし、彼らは、揮発性の食品とエネルギーコストを除いたコアCPIは、6.8%で安定したままになると予想しています。 これらの数字が予想と一致すれば、イングランド銀行による追加金利上昇の予想により、ポンドはさらに強化される可能性があります。 それにもかかわらず、予想外の結果は、市場にボラティリティを導入し、おそらくEURの最近のリバウンドを検証することができます。
木曜日に、イングランド銀行は金利の決定を発表し、投資家やエコノミストは25ベーシスポイントの4.75%への引き上げを期待しています。 この決定を取り巻く不確実性はほとんどないため、トレーダーは銀行のフォワードガイダンスを綿密に検討します。 将来の金利引き上げの兆候は、GBPを強化する可能性があります。
EURGBP
【ドル円予想】円も弱いがドルも弱い【2023年1月23日-27日】先週はまたまたドル円が大きく動きました。
18日(水)日銀会合で政策変更なしとなったため、一時は131円台まで円高となったもの即127円台まで下落、このまま落ちるかと思いきや20日(金)ダボス会議に出席した黒田日銀総裁の発言で再度130円台まで。その後129円56銭で週末を迎えています。
長期的には150円目指して円高なのでしょか? 逆のことを言っている賢人もいて悩みます。
週末の流れだとドル円は一旦上かもしれませんが、ドルも弱いので、やはり来週半ば以降は下目線かと思っています。さて?
■主な予定
1/23(月)BOJ議事要旨公表(12月19日・20日開催分)
1/24(火)PMI※独欧英米、マイクロソフト決算
1/25(水)テスラ決算
1/26(木)第4四半期GDP
1/27(金)PCEデフレーター
※連日米企業決算あり
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現在、ドル円(USDJPY)、ポンド円(GBPJPY)、ユーロ円(EURJPY)、豪ドル円(AUDJPY)、ユーロ米ドル(EURUSD)、ポンド米ドル(GBPUSD)、ユーロポンド(EURGBP)、ドルインデックス(DXY)&米10年債(US10Y)の8つのチャートを同時に表示させています。
【FX予想】日銀金融政策、政策変更なら円高、変更無しなら円安に【2023年1月16日-20日】先週の木曜日の米CPIは、予想通りの結果でインフレ鈍化確認、利上げ観測後退でドル円は一時128円台になりました。さらに翌金曜日には127円台まで円高となり週を終えています。
そして今週18日(水)には、大きな注目を集める日銀金融政策が発表されます。
心理的な節目の125円もすぐ近く。政策変更なら円高、変更無しなら円安に。乱高下必至です。
■主な予定
1/16(月)「キング牧師の日」で米休場
1/18(水)日銀政策金利
1/19(木)TCMB政策金利、ECB理事会議事要旨公表(12月15日開催分)
1/20(金)五十日(20日)
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【FX予想】ドル売り・円買いか?【2023年1月9日-13日】年明け、警戒されていたようなフラッシュクラッシュはありませんでした。
年明け早々130円を割るプチクラッシュ的な動きはありましたが、逆にその後、ドル円は132円台に。さらには5日(木)ADP雇用統計・新規失業保険申請件数で堅調な雇用を確認し、ドル円一時134円台となりました。
ただ翌6日(金)には米雇用統計・ISM非製造業の結果を受け、前日から一転ドル安となり、132円付近で週末を迎えています。
今週のドル円は下値を模索する展開、ドル売り・円買いが予想されているようですが、個人的にはちょっと逆も警戒しています。
■主な予定
1/9(月・成人の日)米・注目度の高い経済指標なし
1/10(火)パウエルFRB議長発言
1/11(水)米・注目度の高い経済指標なし
1/12(木)米・消費者物価指数(CPI)
1/13(金)日米首脳会談、米・決算始まる
※1/16(月)は「キング牧師の日」で米・休場。
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【FX予想】フラッシュクラッシュは…多分ない【2023年1月2日-6日】2022年12月の最終週は、ドル円が134.50円から130円台へ…例年に比べ大きく動いた年末相場となりました。
2022年は歴史に残る為替相場、ボラティリティも相当でした。2022年の通貨強弱、最強は米ドルで最弱は円だったようです。
2023年はどうなるでしょうか?
3月には日銀総裁後任政府案が国会提出され、4月には黒田日銀総裁が任期満了となります。日銀はYCC継続するのでしょうか。
さて、年明けフラッシュクラッシュが懸念されていますが…個人的にはたぶん大丈夫だろうと思っています。
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ユーロの大逆襲続く ユーロポンドは鬼門0.86を突破前回投稿のアップデートです。
ユーロに現れている明確な変化
ユーロポンドは日足で0.86を突破。このレベルは昨年何度も上値を抑えられてきた鬼門と呼べる価格帯であり、ブレイクしたことでより一層上昇に弾みがつくと見ています。
ユーロポンド日足
ユーロ側の材料としては、ECBラガルド総裁が9月の0.5ポイントの利上げの可能性を示唆するなど金融引き締めにアクセルを踏み始めた一方で、ポンド側は英国の景気減速懸念や北アイルランドを巡るEUとの政治的問題再発と、経済・政治面のネガティブ要素が台頭しており、材料面もユーロの上昇機運に寄与しそうな気配。
引き続きユーロロングの方向で、長期的には0.90水準を目標としたい。
FXの相場分析レポート|2022年5月27日(金)本日はユーロポンドで売買方針を示していきます。
・エントリーポイント…0.85293
・利益確定ポイント (T/P) …0.85761
・建値ストップ移動ポイント…0.85522
・損切りポイント(S/L)…0.85212
本日はユーロポンドのCPR(Central Pivot Range)で『Inside Value』が出現していますのでブレイクアウトを狙っていきます。『Inside Value』は当日のCPRが前日のCPRに「はらまれた」状態を指します。これはローソク足のはらみ足と同じ原理なのですが、CPRのはらみ足の方が期待値は高くなります。
ユーロに現れている明確な変化対ドルでは下落の止まらないユーロですが、それ以外の通貨とのクロスペアでは明確な変化が現れ始めています。
今回はユーロの転換の兆しが現れているペアについて共有したいと思います。
ユーロポンド
欧州の2大通貨であるユーロとポンドの通貨ペアです。欧州圏の人にとってのドル円のような存在と言えるでしょう。
週足
2020年年末から1年以上に渡って下降トレンドが続いていたのですが、先週そのガイドとなっていた下降トレンドライン(赤)をブレイク。
また、週足の戻り高値(オレンジ印)もブレイクし上目線転換しています。
0.86付近には大きな抵抗帯(グリーンバンド)が存在するため、まだまだ戻り売りが入ることは想定されるものの、大きなキャンドルで上記二つの要素をブレイクしたことは注目に値するでしょう。
チャート下にはドイツとイギリスの10年債利回りの差を表示しています。
2020年末からの下落局面では、この利回り差が拡大する傾向(イギリス債利回り>ドイツ債利回り)にありましたが、ここ数週間でその利回り差が縮小していることも注目材料の一つです。
ユーロフラン
こちらも欧州通貨であるユーロとスイスフランの通貨ペアです。
週足
2021年序盤から現在まで下降トレンドが続いています。
2月のロシアによるウクライナ侵攻時にはパリティに到達したものの、それ以降はユーロ高の展開が続いています。
ここでも注目は両国の長期金利差です。
2020年3月のコロナショック以降、ドイツ、スイスの10年国債利回り差は0.04水準(青のライン)をキャップとする展開が継続していましたが、4月に入ってその水準をブレイク。
スイスの利回りも上昇してきていますが、それ以上にドイツの利回りが急上昇していることが要因です。
また、金融引き締めに向かっている欧州中央銀行に比べ、スイス中央銀行は緩和スタンスを崩していないことから、両国の金融政策の違いがより明確になりつつあるとも言えます。
その意味では、金利の先高観が乏しいスイスフランよりユーロの方に資金が向かっているとも見ることができます。
今回二つのユーロクロスのペアを見てきましたが、ユーロクロスでのユーロ買いが増加すれば、ユーロドルの動向にも影響します。
その意味でもこの二つのペアの動向は将来のユーロの先行きを見る上でも重要な指標になることでしょう。
ポンド年内利上げシナリオに警笛。今週23日、イギリス中央銀行BOE金融政策委員会のメンバーであるテンレイロ委員より、英ポンド利上げに関するハト派な意見が発表されました。
同氏によると、ポンド政策金利は現行の0.5%から利上げを行わなくともインフレは沈静化できるというもの。
またパンデミック以前にポンド政策金利の水準が0.75%であったことを考えると、ポンドに更なる利上げ余地は少ないのではないか、というものでした。
現在のイギリス金利市場を見ると、2022年末の短期金利は約1.75%あたりの水準で取引されており、今年残り25bp×5回の利上げを織り込んでいます。
このマーケット予測と今回のテンレイロ氏発言は大きく乖離するものになります。
確かにイギリスはパンデミック以前より、所謂日本化、長期低金利政策をとってきました。
こうした背景を考えると、社会的に利上げに抵抗の強い構造になっている可能性も考えられます。
(以下図、ポンド1ヶ月金利推移)
(イギリスはリーマンショック後、長期に渡る低金利政策を継続している。)
テンレイロ氏は昨年12月のBOE政策金利決定会合において利上げの反対、今年2月には0.25%から0.5%の利上げ賛成と、どちらかと言うと利上げハト派スタンスにいるBOEメンバーです。
【私、本多ハックのスタンス】
現段階では、このニュースを受けてもやはりBOEは対インフレのため年内引き続きタカ派に利上げを行なっていくだろうと見ています。
但し長期低金利政策を行なってきた国が、大幅な利上げ局面に転換する際にどういった抵抗があるのかと言うことは未知数であり、その為今回のテンレイロ氏発言は軽視できないと考えています。
現在、私自身ポンドの金利先高感からユーロポンドペア(EUR/GBP)のショートポジションを取っていますが、今後のBOEスタンス変更次第では早期のポジション手仕舞いも検討していくかも知れません。
【EURGBP🇪🇺🇬🇧】相場分析20220107 ユーロポンドはまもなくコロナショック安値に再着陸ユーロポンドの月足です。
2020年後半からずっとポンド高が続いているユーロポンドですが、まもなくコロナショックでつけた安値0.8300ラインに到達します。(ブラック点線)
さてここで質問です。
皆さんがこの場面でショートポジションを持っていたらどうしますか?
ユーロポンドという日本人にはどちらかといえばマイナーな通貨ペアは置いておいて、普段取引している通貨ペアで、自分の保有ポジションの行き着く先に月足という長期のサポートラインがあったらどうするかちょっと考えてみてほしいのです。
しかもそのラインはコロナショックという未曾有の大危機で相場が転換したラインです。
利確しませんかね?
僕の場合は間違いなく最低でも部分利確します。
ということで、同じように利益確定を企てる勢力がいると考えられるのでロングを狙ってみようと思います。
もちろんプライスアクション次第ですが。
【EURGBP/ユーロポンド🇪🇺🇬🇧】相場分析20210808 一転、ポンド買いに備える前回投稿のアップデートです。
ユーロポンドは7/14につけた安値かつ心理的節目0.8500を日足で再び更新。
4/5につけた安値水準までポンド高に触れてきました。
前回投稿では日足レベルの上昇3波の可能性を期待してロングを狙うシナリオを考えていましたが、一転ポンド買いに備える必要性のある場面へと転換。
ファンダメンタルの観点でも、イギリスが8/5のMPC(金融政策委員会)で金融引き締めの観測が出た一方、ユーロは緩和継続の姿勢を維持しており、ポンド高に進みやすい地合いかもしれません。
日足で4月安値をブレイクするようであればショートを狙います。
以下、環境認識です。
週足
4月につけたパープルの安値(C)をヒゲで更新してきました。
未だ明確に安値をブレイクしたとは言えないため、まずはしっかりとブレイクするかどうかを見極める必要があります。もちろん、ここからWボトムをつけて上げていくシナリオも未だ有効です。
安値(C)ブレイクする場合はさらに一段下の安値を試す動きが想定されるわけですが、週足上の次の節目である0.8300水準まで、ラウンドナンバー0.840を除いて目立つ抵抗線がありません。そのため安値(C)をブレイクすれば、0.8400や0.8300を目指す動きが出る可能性に注目しています。
日足
7/20に高値を更新してからの安値更新ということでポンドらしいと言えばポンドらしい値動きですが、前回投稿で言及したように高値更新からの上昇を期待してロングを仕込んでいた勢力の損切りも出始めていると思います。その損切りが下降モメンタムの推進材となり4月の安値をブレイクするかもしれません。
日足で4月安値をブレイクするようであればショートを狙います。
【EURGBP/ユーロポンド🇪🇺🇬🇧】相場分析20210722 日足上昇3波狙い【サマリー】
ユーロポンドは4月につけた安値0.847を切り上げ、上昇トレンド転換が期待できる局面。
3ヶ月ほど続いた上昇フラッグをブレイク。押しを形成してからの上昇3波狙いの考察です。
【環境認識】
週足
パープルで示した安値(C)が4月につけた安値。
ブラック破線斜線で示した月足のトレンドラインを月足のローソク足実体でブレイク。
もう一段下を目指す可能性を見ていましたが、安値(C)のラインが固く、日足で安値を切り上げてきました。
日足
グレーで示した安値(5)から戻り高値をブレイクし、フラッグを形成(オレンジ斜線)しながらの調整が3ヶ月近く継続。
そこから直近高値をブレイクして安値を切り上げたという場面です。
現在フラッグの上限付近まで下げてきていますが、押しを形成してから赤の破線で示した波を期待してロングを狙います。
【EURGBP/ユーロポンド🇪🇺🇬🇧】相場分析20210412 日足で上目線転換/ポンド売りフェーズの序章開幕か?ユーロポンドは先週0.850台から急反発。日足の戻り高値をブレイクし、上目線転換を果たす形となりました。
昨年12月から日足レベルで長い下降トレンドが継続していたわけですが、この流れが一旦断ち切られる形となり、今までのポンド強気相場の終焉の可能性を見ています。
まずは週足の振り返りからです。
週足
0.850からの急反発が大陽線となり、ちょうど月足三角保ち合い下限(ブラック斜線)で終値が止められる形で引けています。
もちろんブレイクされた三角下限に戻ってきてここから再び落ちていくという可能性もあるわけですが、では売りを狙うべきかというと、日足からはそう言えないのです。
週足
日足
1ヶ月近く赤の底値ゾーンでレンジを形成し、そこからブレイクダウンをしたものの直下に控える週足レベルのサポート(0.850)から一気に急反発。
その過程で日足の戻り高値(レッド破線)をブレイクし上目線転換となっています。
日足の戻り高値ブレイクが発生するのはブレグジット後の通商交渉でポンドが右往左往していた昨年12月以来4ヶ月ぶり。
ずーっと下げていたのが急に反発して日足の戻り高値まで一気に抜くというこの形。
どこかで見たような形だなと思っていたら、ドル円と同じ形ですね(過去の投稿は以下のリンク参照)。
ドル円も昨年ずーっと下降トレンドが続いていて、今年に入った途端に日足戻り高値を実に1年ぶりに更新。
その後少し前まで超強気の上昇を続けていたことは多くの方がご存知の通りです。
ということでユーロポンドに関しては売りは控えたいというところ。
僕自身のユーロポンド戦略としては、ここから押しを形成するかどうかを見て日足の3波目発動を狙ったロングを仕込んでいきたいと思います。
【EURGBP🇪🇺🇬🇧】相場分析20210222 まもなく月足上昇トレンドラインへ到達/ポンド上昇は一服か継続か?英国でワクチン接種が進んでいることもあり、年始からのポンド強の地合が続いています。
テクニカル的にも週足200SMAを下抜け、売りが強い状況が継続していますが、まもなく月足の上昇トレンドラインへ到達。
ここで反発しユーロ強へ転換すれば、ここ最近のポンド上昇が一服となる可能性を見ています。
月足
ここ数週間ポンドが強いと言っても、月足の10年20年スパンで見た時には、未だ圧倒的なポンド安の水準。
角度が急な方の黒の上昇トレンドラインで反発すれば、これまで同様に長期レンジにおけるポンド安水準での動きが継続するとともに最近のポンド強の地合も一服する可能性を、一方ブレイクする場合は、月足の押し安値(黒の破線水平線)までの継続下落が視野に入り、ポンド強の地合が続く可能性が高いと見ています。
以下ではこのトレンドライン際での動きに影響するであろうポンドドル、ユーロドルそれぞれの動きを見てみます。
ポンドドル週足
水色の縦線が年明け以降の動きです。
陽線続きの上げでまもなく2018年4月の高値に到達かという勢いです。
ドルストレートなので、もちろんドルの影響も受ける訳ですが、ユーロポンドの月足上昇トレンドラインでの動きによってはポンドドルの上昇も一旦頭打ちとなる可能性は見ておいた方が良さそうです。
ユーロドル週足
一方のユーロドルは同じく年明け以降はどちらかというと下げの動きが続きます。
ただし日足⏬を見ると安値切り上げによる下げ止まりの動きを見せています。
ユーロポンドが月足上昇トレンドラインで反発しユーロ強へと転換し、かつドル安相場が重なれば、年始から下げた分だけユーロドルの上昇余地に期待ができそうです。
ユーロドル日足
【EURGBP/ユーロポンド🇪🇺🇬🇧】週足200SMAブレイクを果たしたユーロポンド。ポンド強気の地合は続きそう。チャートはユーロポンドの週足。
・昨年下半期にずっと固いサポートとして機能していた水平線(2020/11安値ライン)をブレイク後、週足の200SMA(パープル)もブレイク。
・これにより下方向への動きに弾みがつき、ポンド強含みの地合は続きそう。
・(A)(B)(C)波と推移しており、次の節目としては
2020年4月の安値
(A)波のFR1.618と三角保ち合い下限、さらにはパープル(1)-(5)波の横軸FR1.618の重なる領域
あたりを目安として捉えたい。
(ユーロポンドは波動が綺麗に出ておらず、カウントは気休め程度に描画したものです。)
【EURGBP/ユーロポンド🇪🇺🇬🇧】相場分析20210117 ポンド系通貨に影響する重要節目に到達/大局環境分析年明けからポンド強含みの相場が続いていますが、欧州2大通貨の組み合わせであるユーロポンドは重要な節目に到来。
今後のポンド系通貨ペアの行く末にも関連するため、大局での状況を週足・日足で整理します。
週足
直近1年くらいに渡ってピンクの丸の安値ラインが強力なサポートとして機能しています。
それが昨年11月にわずかですがブレイクされ(青の丸)、そこから上昇するも、今度は下降トレンドラインに阻まれ(5)の高値を更新できず(緑の丸)、再度下げて来たと言う局面。
先週のローソク足では11月の安値を割ることまではできませんでした。
直下には2年移動平均線(ブルー)と200SMA(パープル)が控えているため、ここをブレイクできるかが一つの鍵と言えるでしょう。ブレイクできれば、上記の安値更新からの高値切り下げで赤の下降波動のように下げていく波が形成されていく可能性が高まると考えられ、今度は2020年4月水準を目指す確度が高まってくるでしょう。
<週足>
(波動分析は複雑であるため割愛します)
日足
日足での着目ポイントは緑の上昇トレンドを割って来たと言う点。
このラインは昨年末のイギリス・EUの通商協議でポンドが上昇した際も割ることのできなかったサポートとして機能しており、ここがブレイクされたことで下方向への動きを示唆するサインと読み取ることができます。
一方で、先週末は日足レベルの押し安値(赤の破線、11月安値と重なる)に止められる形で引けています。
週明け以降、ここを割ることができるか、または上昇トレンドラインの上側へ回帰することになるか注目です。
<日足>
【EURGBP/ユーロポンド】市場は英・EU通商協議No dealを織り込みへ/ポンドロングは要注意イギリス・EU間で引き続き継続しているイギリスEU離脱後の通商協議。年末までにイギリス・EU両サイドでの議会を通すためには、今週土曜日までの合意が不可欠とされる中、本日もEU側バルニエ交渉官が依然3つの主要分野で協議は難航との発言が報道されるとポンドが下落。
実はユーロポンドのチャートでは先週の11/23から上昇基調に転換しており、市場は合意の期限が迫る中目立った進展のない両者の協議を悲観し、No dealでの結末を織り込んでいるように見えます。
以下はユーロポンドの日足です。赤の下降トレンドに沿って2ヶ月近くずっと下落してきましたが、本日大陽線でこの下降トレンドラインをブレイクしました。
冒頭で紹介したバルニエ交渉官の発言によるポンド下落により、それまで下降トレンドラインを根拠に蓄積されていた売りポジションが損切りになったことが考えられます。
<日足チャート>
この売りの損切りを巻き込んでの急上昇はまだ起きる可能性があり、それは4時間足のチャートをよく見るとわかります。
<4時間足>
以下のチャートが4時間足です。
9月から長らく下降トレンドが継続している間も、途中途中で踊り場となるレンジを形成していました(赤のボックスで囲った部分)。
例えば真ん中のボックスの中では売り買い双方の注目が相当蓄積していることが想定され、仮にこのボックス上限の赤のライン(すでにローソク足が迫っていますが・・・)を上抜けるようなことがあれば、さらに売りの損切りを巻き込んで上昇、つまりポンドが急落する可能性があります。
<4時間チャート>
ポンドドルのチャートは日足レベルで上昇トレンドが続いていますが、これは大幅なドル安の結果上がっている訳であって、ポンドドルだけを見て上昇トレンドだ、ロング!としていては重要な点を見落とす可能性があります。
ユーロポンドのチャートで解説した通り、節目突破によるユーロポンドの急上昇(=ポンド急落)が想定されるため、ポンドのロングは要注意です。
ポンドドル日足