FXBTC 様々な手法から多角的に分析今日はインジケーターの説明をメインに行います。
(フィボナッチリトレースメント)
まずはフィボナッチリトレースメントを使った分析をしていきます。
フィボナッチリトレースメントは単に「フィボナッチ」「リトレースメント」という言葉で使われたりします。
私は数学的な言葉はより厳密に使用していくべきで、そうでないと誤解を与えかねないと思っています。
フィボナッチだと、
世の中には色んなフィボナッチ数を使ったものがあります。
誤解を避ける為、
以降はリトレースメントを用います。
<リトレースメントの定義と使い方>
TradingViewの解説ではこのように記載しています。
jp.tradingview.com
www.tradingview.com
両方とも一読しただけでは分かりづらいと思うので直感的な表現をします。
ある一点とある一点(多くは安値と高値)を結んだチャート上 では
"ある比率"のところ が
レジスタンスライン(抵抗帯)、サポートライン(支持帯)になることが多い という現象のことです。
ある比率というのが
23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、78.6%
の5つのフィボナッチ比率であり
マーケット心理としては意識 される箇所になります。
使い方としては「61.6%に来たから反発だな」といったふうに使います。
<分析>
画像をみて頂ければ、リトレースメントで反発または支持を受けているのがみて取れると思います。
(一目均衡表)
まずは一目均衡表がどのようなものかを簡潔に説明していきます。
基準線、転換線、先行スパン上限、先行スパン下限、遅行線(遅行スパン)
からなります。
それぞれをどう計算するかですが、
基準線=(26本間最高値+26本間最安値)÷2
転換線=(9本間最高値+9本間最安値)÷2
先行スパン上限=基準線と転換線の中値を26本先にずらしたもの
先行スパン下限=過去52本間の最高値と最安値の中値を26本先にずらしたもの
遅行線=ローソク足終値を26本前にずらしたもの
そして先行スパン上限と先行スパン下限で囲まれた部分を
通常、雲と呼びます。
チャート内では赤線と緑線で囲まれたエリアです。
これはローソク足のみの状態から
ご自身で一度、手書きしてみると理解が進むでしょう。
さて、
それぞれの持つ意味について説明していきましょう。
まず、
基準線は、その名の通り相場の基準となる線で、
転換線は、相場変化(転換)を早めに感じ取る為の線です。
転換線が基準線より上にあれば買い、
転換線が基準線より下にあれば売りの局面と判断することが多いです。
そして、雲が支持帯、抵抗帯の働きをします。
雲の暑さも関係します。
雲が薄ければ抜けやすく、厚ければ抜けずらく跳ね返されやすくなります。
また遅行線が日々線(ローソク足)より上にあれば上昇
下にあれば下降局面を示唆します。
<分析>
ここで相場上昇局面の一目均衡表の状態を挙げてみます。
・日々線(ローソク足)が雲の上にある
・日々線が基準線の上で推移している
・転換線が基準線の上方で推移している。また日々線が転換線の上で推移していることは相場が堅調へ向かいつつあることの証左となる。
・遅行線が日々線の上にある。
↓
日々線が雲の上にあるという1点目については、雲上で推移しており、方向感がまだ見えません。
その他の条件は全て相場上昇局面を示しています。
以上より、現時点ではロング優位で,
上昇相場に転じた可能性が否定できないことを
チャートは物語っています。
ボリンジャーバンドやエリオット波動についても基本的な説明を今後加えていきますね^_^
<あとがき>
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フィボナッチ・リトレースメント
FXBTC 相次ぐレジスタンスラインを突破して急落、その後の展開は?こんばんは。Nekkoです。
まずはこ こ10日ぐらいの動きを整理 しておきましょう。
5/16から逆三尊に近い形を形成し、
反転に向かう可能性もありかと思っていました。
一方で、高値と安値は切り下げ
ということでマーケットにも迷いが生じているのかなとも感じていました。
(5/22時点の分析)
一旦は上方向を目指すも
EMA (300)で反発を2回受ける。
5月15日の2回と合わせて
合計4回チャレンジしての反発なので
上値は重いと見た方が良さそうです。
EMAの並びも
上から下へかけて
長期から短期へと綺麗に並び(かけて)
ことを考えても
一旦は下げトレンド入りしたと考えて良さそうです。
下値目安は
直近では
93.8万、92.7万、91万
最悪は
4/14の83.2万円を見ていました(5/22時点)
<分析>
それを踏まえての5/24本日時点の分析です。
EMAは相変わらず上から下へ長期から短期が並ぶ下降トレンドを示す。
そして節目となる
4/1安値と5/6高値を結んだリトレースメント0.618、
4/18の85.4万円、
4/14の83.2万円
を割り込んできました(直近の赤マル)
現時点では割り込んだ直後ということで
まずは反発出来るかということに注視したいところです。
<あとがき>
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USDJPY 円安方向へブレイクするか否かの攻防こんばんは、Nekkoです。
本日はUSDJPYを取り上げていきたいと思います。
なお、為替は
雇用統計などマクロ経済、地政学的リスクなど
ファンダメンタルズ的要素により大きな影響を受けますが、
それらはチャートに表れているというのが私の考え方です。
よって、ファンダメンタルズは一切考慮せず、テクニカルのみで分析をしていきたいと思います。
<分析>
(前提)
①2012年9月円高局面と2016年6月円安局面のフィボナッチリトレースメントを引いてみました。
(ラインは細めの線にしています。)
②また
2016年8月円高局面と2016年12月円安局面のフィボナッチリトレースメントを引いてみました。
(こちらは①より太めにラインを引いています)
③2015年8月から下落トレンドでサポートとなっているラインをオレンジで引いています。
④同時に下からもオレンジラインで引いています。
(見えてくる状況)
①と②の23.6%は一致
①の38.2%と②の61.8%はほぼ一致
そして②のリトレースメントでは
赤マルと青マルが
機能していることが分かります。
直近のチャートをズームアップしたものも載せておきます。
<まとめ>
直近では2018年5月21日を頂点として下落をしています。
移動平均線の並びからは当面は下落(円高)傾向をみておいた方が良さそうです。
そして
今後は③である上のオレンジラインを再チャレンジしていくのかが注目されるところです。
日経225先物 大きな節目を立て続けに割る展開、今後は?こんばんは!Nekkoです。
いつもはFXBTCJPYですが、
私の主戦場は本来、株式市場ですので、本日は日経225先物 1時間足を見ていきます!
大阪取引所の取り扱いが最近始まったこともあり、早速こちらで見ていきたいと思います。
<分析>
まずは昨日までの株価の流れ を見ていきましょう。
2018/3/26から安定した上昇を続けてきましたが5/23に急落しています。
3/26安値から5/21高値で引いたフィボナッチリトレースメントを考えると、
・赤マルの点でリトレースメントがレジスタンスラインとして機能。
・青マルの点でリトレースメントがサポートラインとして機能。
また、
・4/7付近からはEMA(180), EMA (300)が大きなサポートラインとして働いていたものの、5/23から急落。
EMA (300)も割っていきました。
目安は機能しているリトレースメントの0.236である、22,366円付近で反発出来るかに注目。
さて、
本日5/24 はというと
ちょうど上記で言及したリトレースメント0.236付近で反発しました。
長期的な上昇ということもあり一服ムードかもしれません。
今後は安値を切り上げながら23,050円を越えていけるかが注目です。
XBTUSD BitMEX 日足 過去高値を更新、リトレースメント上も上抜け今回はBTC(BitMEX)について解説していきます。
概ねFXBTC BitFlyer と同じ流れですが、念のための確認と、移動平均線でのトレンド判定についても触れていきます。
1.リトレースメント0.619と4月25日高値がほぼ一致していて、リトレースメントが働いていることを示唆しています。
2.トレースメント0.5では同様に2月20日、3月5日の高値が概ね一致。ここでもリトレースメントが機能していると考えられます。
他ピンクの赤丸はいずれもその証左なので確認して下さい。
3.さて本日(5月5日)にレジスタンスラインとして機能しているリトレースメント0.619および4月25日高値を更新しています。
→大きなレジスタンスラインはクリアしたと考えられ、次の高値である3月5日の11638ドルを目指す展開へ。
4.指数平滑移動平均線(EMA)は
青5日、オレンジ20日、赤40日を利用しています。
上から
短期(5日)
中期(20日)
長期(40日)
という並びで
かつ
全ての傾きが正となったた場合には
上昇トレンド入りの可能性が高くなります。
一方、
上から
長期(40日)
中期(20日)
短期(5日)
という並びで
かつ
傾きが負となった場合は
下落トレンド入りする可能性が高くなります。
2018年1月18日〜2月15日及び
2018年3月7日〜4月12日が
この通りの条件で下落トレンド入りしていることを確認してみて下さい。
ここで現状を鑑みてみましょう。
4月27日に上から
短期(5日)
中期(20日)
長期(40日)
の並びで
かつ
全ての傾きが正であり
上昇トレンドの可能性が高い形を形成しています。
ここからも日足レベルでも上昇へ向かうのではないかと考えています。
よって、BitMEX 日足でもロングとしています。
FXBTCHPY BitFlyer 今後の展望時間足で見ていくと
①波、②波ときて4月24日からの上げは③波のように見えましたが
直後に全戻し、そのあとは大きな三角持ち合いへ転じています。
値幅が小さくなってきていることもあり
ブレイクアウトは近いと予測します。
(ATRも1万を割り込ん直近は7980付近)
その場合下方向では
1.リトレースメント0.236
2.下の青線
が意識されるはずです。
一方上方向へ転じてみると
1.上の青線(リトレースメント0)
2.星マークの136.7万円
が目先の対象となりそうです。
上値圏では出来高も多くない為、一旦抜けると星マークまでは難なくいきそうな感じを受けます。
現在はロングポジションで考えいています。(一旦下へブレイクアウトした場合はロスカット)