GBPUSD 環境認識と今できる戦術。短期ロング、中長期ショート。
戦略として、ロングを選択しましたが、ともに解説しています。
ポンドドルは、2月15-16日あたりから横這いが続いています。
4時間足でチャートを見ると、(上辺)1.21300、(下辺)1.19400とするレンジの状態。
価格としては、かなり中途半端なレンジですが、
おそらく1.20300を中心として上下約100pipsで上下動していると思われる。
これまた1.20300が中途半端な場所。
ですが、この1.20300という場所を日足チャートで確認してみると、
GBPUSD【日足】
過去にも度々意識されていて、直近の4時間足で見ても何度も止められています。
オプションなのか、BOE(英国中央銀行)にとって良い場所なのか、1.20000というかなりキリの良い場所付近でもあるので、
厳密に言えば1.20000-300という価格帯かなとは思います。
ただここが意識されていて、1.20300を中心として横這い(レンジ)になっているのかと考えています。
では、環境認識として、この先どうなっていく可能性が高いのかを考えると、
世界的なドル需要もまだ収まってはいないと思いますし、IMFにより英国は経済成長率がマイナスになるだろうという見込みもありますので、
基本的には、ドル高ポンド安(下方向)に向かっていくことが予想されます。
GBPUSD【日足】
日足の環境認識としては、日足でも大きなレンジ(上辺)1.24000、(下辺)1.19000となっていて、
少しややこしいですが、レンジ下辺を目指して下落している中でレンジになっているという状況。
ですので、目安としては、大きなレンジ下辺である1.19000を切り下げていくと、
下方向に向かう流れが強まっていくのではないかなと思います。
そういった環境の中で、今できる戦略としては、やはりレンジ戦術。
中長期的には、下方向ですが、今現在は1.20300を中心として上下動していますので、
まずは1.20000-300を目指してレンジ下辺からの買い。
その後、中心付近に収束(高値切下げ、安値切上げ)となってくると少し手が出しにくい時間帯となり、
1.20000-300付近で停滞した後、下落となると売りで仕掛けやすい。
中長期的な下落が強まっていくポイントとしては、やはり現在のレンジ下辺1.19400を確実に切下げて1.19000に到達したら下落を疑い、
その後、1.190000を切下げていくようであれば、本格的に戻り売りを仕掛けていくというのが現在のアイデア。
来週は、米国ADP雇用統計、雇用統計があり、注目が集まっているので、中長期的な動きが出る可能性が高いかと思います。
短期的なトレードとしては、金曜日ですが、本日18:30英国PMIがあり、予想では前回よりも良い内容。
ポンド高(中心に向かっていく流れ)にとっては追風になり、イベントトリガー的にも仕掛けていけるかもしれません。
その後24:00米ISM非製造業景況指数も控えていて、予想では前回よりも弱い内容。
こちらもドル安方向なので、中心に向かう流れ(ポンド高)にとっては追風。
ただ週末ですし、発表がされるまで確実ではないので、トレードするとしても欲張らず、
指標発表付近では、ポジションは持たないようにしていきたい。
最後まで読んで頂きありがとうございます!!