現在のUSDJPYのチャートは、過去のチャートパターンと幾つかの類似点が見られる。 画像の下部分は2012年から2016年にかけて週足のバーパターンを、現在の日足チャートに投影したものである。勿論週足と日足では時間軸や値幅自体が全く異なる(今回は見易さの為に尺度を変えてある)が、相場においてよく言われるような"フラクタル構造"の概念をもって今回はチャートパターンに絞って見ていきたい。 現在のUSDJPYの相場状況は年初来上昇トレンドの最中にあり、2月には多くの投資家に意識される200日単純移動平均線を上抜け、その後平均線自体も上向きに転じており、長期的にも上昇傾向にある事を示唆している。特にここ直近1ヶ月ほどで5%程の強い上昇を見せている。 ...
ここ1か月ほどのXAUUUSD(ゴールド)を4時間足で見ていこうと思います。 まず安値と高値(緑と赤)を切り上げている事がわかります。 ですが徐々に勢いが弱まってきていて、1/5には前回高値を越せずに1782あたりまで急落。 ある程度出来高の高い1791を超えましたが、200日SMA(黄色線でMTF表示しています)で阻まれ週を終えました。 200日EMA(MTF赤線)を抜け、EMAとSMAの間にある触りにくい微妙な状態とも言えます。しかし200日SMAは平行なのに対して直近の値動きに重きを置くEMAは年末より下を向き始めているのでやや下落が強くなっていることが伺えます。 200日EMAと1800を超えるのか、次に出来高の厚い1806付近で跳ね返されるのかに注目したいと思います。 特に1806辺りは前回高値から丁度半値に当...
高値安値を切り上げ、29日にはATHしたイーサリアムは今後どのように推移していくのだろうか。 日足ベースであれば多少の上げ下げもあるだろうが、まだ上昇していきそうな形をしている。 4時間足に落として詳しく直近の攻防を見ていきたい。 上昇平行チャネル内にほぼ収まる推移をしており、また黒い水平線の3958辺りでレジスタンスになった後にサポートラインとなった事で、ATHまで急騰した。 こうしたレジサポ転換、所謂ロールリバーサルはどのようにして起こるのかシナリオを考えていきたい。 ...
現在のXAUUSDは短期の4時間足レベルでは上昇平行チャネルを形成しているように見えるが、週足レベルで高値を切り下げるような形をしており、ただ安値付近ではキッチリ反発している 買い圧が弱まる ような印象を受ける。 1676の水平線(白)がサポートとして機能し、それと赤のレジスタンスラインにより徐々に値動きが収束していくようなトライアングルが見受けられる。他にも長期的なトレンドラインを見てみると緑色と青色のラインが機能しているように見え、両者のクロスするポイント(1813辺り)で跳ね返している。 ...
先程2,3分で3300ドル急落があったビットコイン。 トレンドラインと水平線を捉えていれば、先の下落とそのリバウンドも余裕を持って取れていた。 【トレンドライン】 1ヶ月ほど前から白の上昇トレンドラインに沿って順調に高値安値を切り上げていたビットコインは20日からやや強い下げを見せ始め22日にははっきりと、上昇トレンドラインを割ってしまった。 そこから明らかに高値安値を切り下げていて、下降平行チャネルははまらないものの、下降トレンドライン(黄色)はしっかりと効いているように見受けられる。 トレンドラインを割って次の大きな波で前回高値を越せなかった場合にありがちなのはヘッドアンドショルダー(三尊)だ。 現在値は右肩を形成していて、これ迄も幾度も支えてきた青色のボックスで示したネックラインでギリギリ保っている状態だ。 【水平...
前回は トレンドラインを使って、月足レベルでEURUSDの分析 をしました。 今回は水平線を使って相場を見ていきます。 まずは月足から、いくつか反発する傾向にある価格帯があるのが見てわかると思います。大抵意識される価格帯は、二箇所ほど水平線が効きやすい所が多いのでその両者を繋げてボックスで色分けをしました。ちょうど今いるのは青色の価格帯(1.14〜1.16)です。 赤色のエリアの価格帯も何度か上下で反発しています。前回のトレンドライン分析で、 "トレンドラインが重なる所は意識され易い" と推察しましたが、今回の水平線で見てみるとこの辺というのはよく反発する価格帯でした。 どちらが原因でかは誰にも分かりませんが、トレンドラインと水平線の二つの要因が重なるというのは、...
月足チャートにいくつか有効なトレンドラインを引いてみます。 こうして見ると "数本のトレンドラインが交差する辺りは強固なレジスタンス又はサポートになるのではないか" と...