ナス100先物は、月曜こそ下落するがそこで止まって、木曜まで上昇を続けた。 しかし、上位足の20週EMAを上抜けることができず、 金曜は反落を始めて、一目均衡表の転換線をやや下回るところで引け。 節目の12,000の上下を囲む紫色のボックス圏が上値の重くなるゾーンと見ていたが、 今週もボックス圏の下値が天井となったようだ。 一目均衡表の高い雲を駆け上がるためのパワーが必要だが、 パワー不足で上値が重い展開になりつつある。 金曜の下げが下落の始まりの場合は、フィボナッチのどのラインまで下げるか観測していきましょう。 10/6高値~フィボナッチ61.8%が軽めの下落で、反発するタイミングになりうるポイント。 そこを下抜けると50%、38.2%があるが、一目...
ナス100は、一進一退で小幅な動きとなった週でした。 10/6高値を上回ってスタートしたが、20週EMAの上にあるフィボナッチ50%ライン付近で天井となって反落。 木曜には10/6高値を割り込んだが戻っても20週EMAを超えられず小休止。 上値が限定的な動きだったが下も掘らずにこう着している。 出来高がやや減少傾向。ショートカバーは一巡しただろうか。 一目均衡表は転換線が好転したまま、転換線・基準線が上向きに推移。 まだ日足も転換線より上に位置。 遅行線は好転してから横ばい推移。 日足は雲の中で売り圧力と買い圧力のせめぎ合い。 次は、 上に向かう場合は、20週EMAの上抜けにもう一度トライする可能性がある。 そのときは、実体で上抜けて雲の上に抜けていく必要がある。...
先週、アンダーパーフォームだったディフェンシブセクターが今週はアウトパフォームしました。 とくに生活必需品とヘルスケアは週初めから終わりまで安定して上位推移しています。 逆に一般消費財は15日を頂点に滑り落ちています。 エネルギーも少し遅れて頂点をつけたあと、急低下。 【1. プラス・SPより上】 XLP(生活必需品)+1.58% XLU(公益)+1.13% XLV(ヘルスケア)+1.11% 【2. マイナス・SPより上】 XLI(資本財)-0.09% ↑ ★SPX(S&P500)-0.72% ↓ 【3. マイナス・SPより下】 XLK(テック)-0.79% XLC(通信)-0.99% XLB(素材)-1.54% XLRE(不動産)-1.76% XLE(エネルギー)-1.80% XLY(一般消費財)-2.84%
CPI予想下振れで、10年金利・実質金利が低下。 金利低下に影響を受けやすいテック・通信がCPI発表後に力強い上昇により上位勢となった。 不動産も金利に反応か。 素材は引き続き続伸の様相。 ディフェンシブは今週もSP500にアンダーパーフォームとなっている。 【1. プラス・SPより上】 XLK(テック)+10.1% XLC(通信)+9.4% XLB(素材)+7.69% XLRE(不動産)+7.05% ↑ ★SPX(S&P500)+6.37% ↓ 【2. プラス・SPより下】 XLY(一般消費財)+5.51% XLI(資本財)+4.67% XLP(生活必需品)+2.30% XLE(エネルギー)+2.03% XLV(ヘルスケア)+1.71% XLU(公益)+1.46% 【3. マイナス】 なし
ナス100は、9日にCPI発表を控える中、下落したが、10日にはCPI発表で予想下振れしたことで インフレ・ピークアウトの示唆から大反発、金曜の引けまで上昇を続けました。 9/12高値から10/13安値までフィボナッチをひくと、ちょうど61/8%ラインまで戻したことになります。 チャートは、大反発の上昇により【一目均衡表の基準線➡転換線➡EMA20➡EMA40】の順で上抜き、 上昇の力強さを示しました。 一目均衡表の遅行線(紫色線)もローソク足を上回って好転。 チャートの形は、ダブルボトムを形成。 10/6高値を実体で上抜いたことでダブルボトムのネックライン超え。 こちらも上昇を示唆しています。 一目均衡表の雲の中に入ってきました。 次週は、まずはすぐ上にある11,928.8で反落するか、上抜くかテストされる可能性があ...
Fedピボット期待がFOMCパウエル会見で剥がれて下落した週。 ■今週の値動き ・フィボナッチ38.2%ラインとEMA40の間が天井となって反落。 先週書いたとおり、いずれかが上値のテストラインだったが失格。 10/6高値は引き続き上値のテストラインで意識されているようだ。 EMA40を実体で上抜けていかないと、短期的な上昇トレンドにはなれない。そんな状況が続いている。 ・遅行線(紫色線)はローソク足を上抜けした翌日には下抜けていった ・EMA20や一目均衡表の転換線(緑色線)は一瞬で下抜けて、基準線も下回ってしまった。 売り圧力が強く、弱い値動きとなった。 FedWatchのFF金利予想で5%到達の確率が上がっていることを織り込むなら、 ナス100は下落が止まったとは言えないかもしれない。 現時点だけ見ると...
エネルギー・素材・資本財が続伸。コモディティ上昇による上昇か。 GOOGLの決算ミス影響が続き続落。その他大型グロース株の決算ミスによりテック・一般消費財も不調でアンダーパーフォーム。 ディフェンシブはSPよりは上だが下落と前週と比べ調子を落としている。 【1. プラス・SPより上】 XLE(エネルギー)+2.41% XLB(素材)+0.91% XLI(資本財)+0.50% 【2. マイナス・SPより上】 XLU(公益)-0.45% XLV(ヘルスケア)-1.51% XLRE(不動産)-1.66% XLP(生活必需品)-1.76% ↑ ★SPX(S&P500)-3.31% ↓ 【3. マイナス】 XLY(一般消費財)-5.13% XLK(テック)-6.63% XLC(通信)-6.67%
今週は10/6高値を一時的に上抜けたが、フィボナッチ38.2%ラインが天井でストップ。 GAFAM決算影響もあって売り圧力が強まり下落したが、 AAPLの強い買いでEMA40(赤色曲線)まで戻して週末を迎えた。 EMA20(黄色曲線)は超えられるが、EMA40付近が分水嶺。 一目均衡表では、 ・転換線(緑色線)と基準線(えんじ色線)が「好転」 ・遅行線(紫色線)がローソク足を上抜け となって2つの上昇サインが点灯した。 ただし雲はまだ距離がある・雲は厚い。 MACD(長め期間設定)はゴールデンクロスで上昇示唆。 次週はFOMCの発表への反応により方向感が決まるだろうか。 次週、38.2%ラインを上抜けることができると、12,000付近・50%ラインを目指していく可能性。 その場合は、このレンジの10/6高値を超えるこ...
先週アンダーパーフォームだったディフェンシブがふたたびアウトパフォームに。 公益・生活必需品・ヘルスケアが上位。 資本財・不動産が上位を占めている点も今週の特徴か。 通信が一人負け状態。 GOOGLの決算ミスの影響が下げ方に出ているようです。 その意味ではテックも一時的に下げていた点はMSFTなどの影響か。 週末のAAPL買い圧力により他銘柄も上昇となったため、テックは週末には上昇で終了できている。 【1. プラス・SPより上】 XLI(資本財)+6.70% XLU(公益)+6.49% XLRE(不動産)+6.14% XLP(生活必需品)+6.14% XLV(ヘルスケア)+4.98% XLK(テック)+4.18% ↑ ★SPX(S&P500)+3.85% ↓ 【2....
エネルギーが調子良く上昇。 金利上昇で不調だったテックが2位上昇。 調子落としてきているディフェンシブセクターがプラスだがアンダーパフォーム。 【1. プラス・SPより上】 XLE(エネルギー)8.23% XLK(テック)+6.42% XLB(素材)+6.02% XLY(一般消費財)+5.24% XLI(資本財)+4.64% XLC(通信)+4.57% ↑ ★SPX(S&P500)+4.34% ↓ 【2. プラス・SPより上】 XLRE(不動産)+2.70% XLV(ヘルスケア)+2.12% XLP(生活必需品)+2.03% XLU(公益)+1.82% 【3. マイナス】 なし
ナスダック100は今週、6/16安値付近からスタート後、 EMA20(黄色)を超え、一目均衡表の基準線で一度頭打ちした。 そのまま反落で下げていくかと思われたが、 金曜はニックの記事で利上げ幅の縮小が示唆され、デイリー連銀総裁も援護射撃。 ブラックアウト期間前の最後のFedの仕掛け? 金曜は大きく上昇して、大陽線となった。 Fedピボット期待が、「買いの大号令」となった可能性がある。 中間選挙が近付いてきたので、タイミングを狙ったFedの動きか?とうがってみてしまう。 金曜の引け時点では、基準線を上抜けたところ。 フィボナッチ23.6%ラインも上抜けている。 また、長め期間設定のMACDがようやくゴールデンクロスで、上昇を示唆している。 ■次週のシナリオパターン 1....
ディフェンシブセクターのうち、生活必需品とヘルスケアがアウトパフォーム。 とくに生活必需品は、ほかが下げてるタイミングでもほぼ下げずに上昇したまま推移。 ヘルスケアはCPI発表後に急上昇、その後も下げずに2位となっている。 ディフェンシブでも公益はここ最近、調子を落としてきている。下げ方の波も他より大きめ。 10年金利が4%に上昇した週だったので、影響受けやすいテックが弱かった。 【1. プラス・SPより上】 XLP(生活必需品)+1.56% XLV(ヘルスケア)+1.05% 【2. マイナス・SPより上】 XLI(資本財)-0.45% XLC(通信)-1.50% ↑ ★SPX(S&P500)-1.55% ↓ 【3....
■10/3週の動き 月・火:英国の減税計画撤回やISM製造業の予想下振れを受けて、米10年金利が低下基調へ。 ナスは安値切り上げ・高値切り上げで強い上昇を2日連続で示した。 JOLTSの大幅減少で、労働市場のひっ迫緩和が示唆された火曜は続伸。 月・火はFedの金融引き締めピボット期待がふわっと起きた日。 水:ISM非製造業とADP雇用統計が予想上振れ。 利確売りが一時出たが、元の水準に戻す動きがあった。 ローソク足はEMA20(黄色曲線)を天井に上抜けできない状況だった。 前日比では高値切り上げ・安値切り下げで迷いが出ている状態。転換点を示唆。 木・金:AMDが利益警告、失業保険申請が予想上振れ。 FRB高官のタカ派発言が続き、10年金利が上昇するとともに木曜から戻り売りが始まった。 EMA20を上に抜けられず上値の...
OPEC+の減産によりエネルギーセクターは大幅続伸。 ディフェンシブセクターのうち、生活必需品と公益がアンダーパーフォーム。 ヘルスケアもプラス推移だがSP500には劣後。 来週後半からQ3決算がはじまるので、セクターの動きも変わってくる可能性がありますね。 【1. プラス・SPより上】 XLE(エネルギー)+13.51% XLI(資本財)+2.71% XLB(素材)+1.98% XLC(通信)+1.63% XLK(テック)+1.54% ↑ ★SPX(S&P500)+1.51% ↓ 【2. プラス・SPより下】 XLV(ヘルスケア)+1.21% 【3. マイナス】 XLP(生活必需品)-0.37% XLY(一般消費財)-1.45% XLU(公益)-2.76% XLRE(不動産)-4.16%
前週、最下位だったエネルギーセクターのみプラスで、残りのセクターはすべてマイナスでした。 ディフェンシブセクターがバラバラの動き。 ヘルスケアはSPより相対的にいい動きだが、 公益が後半から下落加速で他のセクターより大きな動きとなった。 生活必需品もSPより分が悪い。 10月中旬からはQ3決算でセクターの動きも大きく変化していく可能性ありそう。 【1. プラス】 XLE(エネルギー)+2.12% 【2. マイナス・SPより上】 XLB(素材)-0.53% XLV(ヘルスケア)-1.30% XLI(資本財)-2.22% XLC(通信)-2.42% XLY(一般消費財)-2.62% ↑ ★SPX(S&P500)-2.91% ↓ 【3....
ナス100は続落(▲4.64%)となった。 意識していた6/16安値を金曜に実体で下回って、テストに失格。 木曜にテストして一度は戻したのだが、売り圧力は強く下目線となった。 月末リバランスの影響もあるのかもしれない。 水曜から金曜にかけては下値切り下げ・上値切り下げの下げトレンドだ。 10年金利が一時4%を超え、週末も3.8%台で推移。株価には下押し圧力となっている。 水曜はBOEの緊急国債買い入れの発表とともに、米金利低下・指数上昇となったが一日天下で終了。 テクニカルだけ見る限りは、下目線の強さが際立った。 10/3週の値動きパターンを2つ考える。 ①反発上昇を試みるパターン すでにEMA40(赤色曲線)からは乖離率が高い状況が続いている。 また、機関投資家のセンチメント(NAAIM)は近年稀な低水準ゾーン。 ...
2週連続の全セクターマイナス。 生活必需品・公益・ヘルスケアが上位3位に挙がり、 ディフェンシブセクターが相対的には優位な状況が続く。 エネルギーは大きく崩落。 【1. プラス】 なし 【2. マイナス・SPより上】 XLP(生活必需品)-2.64% XLU(公益)+3.60% XLV(ヘルスケア)-3.68% XLK(テック)-3.79% ↑ ★SPX(S&P500)-4.65% ↓ 【3. マイナス・SPより下】 XLI(資本財)-4.93% XLC(通信)-5.79% XLB(素材)-6.13% XLRE(不動産)-7.17% XLY(一般消費財)-7.21% XLE(エネルギー)-9.96%